読書三昧 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 『戦争は女の顔をしていない』
表記の作品は、2015年度のノーベル文学賞を受賞した、ベラルーシ出身のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが、1984年に出版した第一作目の作品です。彼女はベラルーシ人ですが、母親の故郷ウクライナで生まれ、父親の故郷ベラルーシで育ちました。この作品の日本語訳は2008年7月に群像社より刊行されました。この本は、ソビエト連邦時代の500人を超える女性兵士の聞き書きを集めたノンフィクションです。先の大戦で、女性が一般兵...
妄想ロック喫茶「Hard Rock Cafe」 Vol.29 [2022/06/30]
なんと、当ロック喫茶が約6年の休業期間を経て、無事復活しました! お待たせしました!って、誰も待ってないような気がしますが・・・ 最近、当ロック喫茶店の親父が、散歩をしながら、ワイヤレスヘッドフォンでよく聴いているのがこのグループです。 大学生だった1980年当時、輸入盤専門のレコード屋でバイトしている時、1枚だけアメリカから入ってきて、試しに聴いたらぶっ飛んじゃったってアルバムです。 店頭でこればっ...
このところは6月なのに猛暑日が続いて、定年後の日課にしていた散歩にも行けず、ちょっと、暇を持て余し気味の筆者です。 以前ちらりと書きましたが、7月からは勤務していた社会福祉法人内の別の施設で、週1日勤務することになりました。8月からは週3日の予定です。体調との相談ですが増やせても週3日が限度かもしれません。 まあ、「もう年金を貰えるんだからいいでしょう?」っていう人もいますが、なにせ、平均報酬月額が低...
時計というものを、時の測定機器と考えるならば、視認性が大事であることに異論のないことだと思います。 文字板や指針が見やすいというのが本質的であり、やはり、絶対的な正義だと思います。 一般的な人達は体感的に会得している、そんな当たり前の常識を、往々にして筆者のような時計廃人などは、やれこの方がカッコいいとか、なんだかんだと時計の持つ視覚情報やギミックに偏りがちになり、本質的なものからどんどんかけ...
今年の2月に、『ブラックボックス』で第166回(2021年下半期)芥川賞を受賞した砂川文次氏は、元陸上自衛隊でヘリコプターのパイロット経験があり、現在は地方公務員という異色の経歴の作家です。なんせ、芥川賞受賞の際のあいさつで登壇すると、「もうしゃべって大丈夫ですか? めちゃくちゃ緊張してるんですけど……っしゃあオラあ!!」と突然飛び跳ねながら絶叫。「海の向こうで戦争が起こっていて! くそみたいな政治家がたく...
「ブログリーダー」を活用して、ピコの旦那さんをフォローしませんか?