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2010/10/21

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  • 教師の性

    教師の性というか、性格的に、生徒に頼られたいという気持ちが少なからずある。生徒が自分を頼って質問に来たりすると、正直うれしいのである。特に、普段なかなか勉強に気持ちが向かない問題児から、「理科2科目どっちにするか迷っていたけど、先生の授業を信じてこっちにする。」などと言われた日には、どうせ長続きしないだろうとか、からかわれているだけかもな、と頭で分かっていても、顔はにやけてしまうのである。教師の性、というか僕の性格である。教師の性

  • 解き方を教える授業

    「解き方を教える授業」に走ってしまうことがよくある。本来は、実物を見せたり触らせたりしながら,この物質はどんな性質を持っているかとか、何に使われているのかとかを、ひとつひとつ紹介しながら、ていねいに教科書の内容を進めなくてはいけないと思うのだが、そうすることができずに,計算のやり方とか、練習問題とかを扱う割合が高くなってしまう。結局生徒はその物質が何なのかもわからずに、計算だけは出来るという状態になってしまう。こうなる原因は、僕の経験不足・準備不足が半分、忙しくてそんなことしている暇が無い、というのがもう半分である。今は進学校だから、生徒がそれでもついてくるが、他の学校に行ったら通用しなくなるのだろうな。原因の50%を埋めるために、日々勉強しなくてはならない。解き方を教える授業

  • 仕事が集中する

    仕事が集中するときがある。成績処理関係で数件の打合せ、確認・点検作業、パソコン操作が苦手な先生のお手伝い、間違って入力されたデータの訂正(他人の尻ぬぐい)、時間割関係の仕事、その他分掌の仕事が数件、生徒の質問対応、悩みを持った生徒の相談対応、関連して他生徒からの聞き取り作業、その他の雑務、日々の授業。今週はずっとこんな感じなので、授業の準備をする時間など無いのである。従って睡眠時間を削ってやるしかない。毎日自転車操業、火の車である。仕事が集中する

  • ある生徒との放課後

    期限ぎりぎりで夏休みの宿題を持ってきた生徒。ずいぶん少ない量。見てみると案の定、考え方も途中の計算も書いていない。「この答、どうやって出したの?」「…なんとなく、勘で。」少しうつろな表情でそう言った。進学校に何とか入ったものの、授業に全くついて行けず、落ちこぼれていく生徒が必ずいる。彼女もその1人。それから2時間くらい、話をした。拒絶されるかとも思ったけれど、意外なことに、日頃考えていること、部活のこと、友達のこと、家族のことなど、いろいろ話してくれた。最後には、勉強に前向きに取り組むと言った。(続くかどうかは怪しいのであるが)まだまだ先の長い高校生活、出来れば楽しく送ってほしい。彼女の悩みに向き合うのも、先が長そうである。ある生徒との放課後

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