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  • カッサ治療の意義と適応の考察 ver.1.1

    1.乾吸における皮下出血乾吸(瀉血なしの吸玉)もある一定時間(10分程度)すると、皮下出血することが多い。これは毛細血管が破れて皮下出血した結果であり、毛細血管の破壊が大きいほど、陰圧をかける時間が長いほど、皮下出血は大きくなる。一度血管外に出た静脈血は再び静脈管内にもどることはなく、自然に組織から吸収される。しかし程度を越えた皮下出血斑は完全に吸収されることなく半永続的に残存することもある。半月経って次回鍼灸来院時にもも皮下出血斑が残るようであれば刺激量過剰とする判定をするのが普通であろう。皮下出血斑が残っている状態だと、同部位に再び吸玉治療しづらい。乾吸で皮下出血斑を出すことは、乾吸療法で必ずしも必須のものではなく、最も重要なことは皮膚に陰圧を加えることで生ずる交感神経緊張および乾吸終了直後のリバウン...カッサ治療の意義と適応の考察ver.1.1

  • イボ・ウオノメ・タコに焦灼灸、水イボにはせんねん灸 ver.1.3

    1.尋常性疣贅(いぼ)1)イボの概要手指や足底にできる。円形~楕円形で皮膚から小さく隆起。小さく硬い良性腫瘍。痒みや痛みはない。ヒト乳頭腫ウィルス(ヒトパピローマウイルスHPV)が皮膚の傷口から侵入し、表皮の最深部にある基底細胞に感染し増殖したもの。接触感染だが感染力は弱い。2)イボへの焼灼灸いぼの頂点に施灸するが、基底層に灸熱が到達しやすくするため、なるべく角質層を削っておく下準備を行う。半米粒大にして壮数を増やすような焦灼灸を行う。連日おこなった方がよいが、2回目以降の治療では、痂皮をカットしてから施灸するとよい。(参考:岡田明三「皮膚疾患の灸療法いぼ・魚の目・たこについて」医道の日本、平成16年11月号)イボに対する焦灼灸の治療的意義は、灸熱刺激で、患部の温度を90℃くらいに高め、急速にタンパク変性...イボ・ウオノメ・タコに焦灼灸、水イボにはせんねん灸ver.1.3

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