前回#4809で予告した、三色ボールペン方式で英文を読むやりかたを概説します。 高校3年生用の教科書であるVIVIDⅢには、段落ごとの意味把握をチェックする問題や段落間の関係を問う問題が頻出しています。2年生の教科書の音読授業では出てきませんでした。 斉藤孝先生は『三色ボールペンで読む日本語』という本があります。わたしは10年間ほど中学生全員にこの方式で日本語の音読指導もしてきました。原則はたった三つです。①粗筋を追えるように、該当部分には青ラインを引く②大事なところは赤ラインを引く③面白いと思ったところは緑のラインを引く 最初はたくさん引いていい、慣れてくるとちょうどいいところに収まるようになってきますから、これは単なるトレーニングで、誰にでもできます。ああ、本を読まない人には「猫に小判」です。 高校(中学もですが…)英語教科書が今年からがらりと変わっています。retelling技術が..