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  • 自分の身を守る「ネガティブな感情」

    2024年6月22日付けの日経新聞に掲載された大野裕先生(元慶應大学医学部教授)のコラムは、示唆の多い内容です。うつや不安、怒りなどのネガティブな感情には、果たしている役割があることを認識することが大切と述べています。このネガティブな感情は、人間が進化の過程で身につけた自分を守るアラーム(警告)の役割を果たしている。「うつ」という感情は、何か大切なものをなくすかもしれなと伝えるアラームです。例えば、病気にかかって落ち込むのは、健康な自分を失う可能性が出たからです。「不安」という感情は、危機が迫っていうことを知らせるアラームです。例えば、試験の前に不安になるのは、失敗すると良くない人生が待っているかもしれないと考えるからです。「怒り」という感情、ひどいことをされたと考えた時に出てきます。その結果、場合にって...自分の身を守る「ネガティブな感情」

  • 「おまけ」の余生を楽しむ85歳の達観

    85歳の人生の先輩と会って、達観した人生観を聞きました。別の臓器の悪性腫瘍の手術を2回し、心臓疾患の手術をして、3回も死の淵から生還したと、明るい口調で話します。いずれの疾患でも、死を意識して、覚悟していたことは、間違いないと思います。『毎日が「おまけ」の余生なんだ。年齢も85歳。明日があるかどうかも、分からないと思って生きているんだ。だから、毎日を好きなことををして、楽しくを生きているんだ』と、説明してくれます。人生の先輩から話を聞いた直後、読売新聞の「人生100年の歩き方」のコーナーで、漫画家の里中満智子(76歳)さんが言っていました。「人生は設計図通りには行かないもの。不安だから、設計図を描いちゃうけれど、その通りに行動すると、ガチガチになるし。(人生は)なるようにしかならないですよ。それを受け止め...「おまけ」の余生を楽しむ85歳の達観

  • 気がつけば、広島カープが首位?!ビックリ!

    今シーズの始め、私は悲観していました。有力選手のオリックスへの移籍、若手ホームランバッターの怪我、新入り外人選手2人の打撃不振。今年の広島カープはてっきり、最下位は間違いないと、諦めていました。シーズンが始まってみると、貧打で、得点が少ないの予想通りです。しかし、投手の頑張りで、僅差で勝っています。広島カープが勝つのは、何故でしょう?詳しい勝因は不明ですが、何かベンチの雰囲気が良いです。選手がミスしても、新井監督は怒りません。怒らず、温かく見守ってします。「選手のミスがあっても、プレーの積極性を評価して、次回にも果敢にチャレンジするように」と監督はコメントします。またある時は、「バッターはそんなに急には上手くなりませんから」と、ミスをしたバッターをかばいます。コメントでは、選手を糾弾することはありません。...気がつけば、広島カープが首位?!ビックリ!

  • そうか マザーテレサの言葉だったのか?!

    2024年6月号の雑誌致知を読んでいると、おにぎりで有名な店「ぼんご」店主右近由美子さんが大事にしている言葉を紹介していました。「思考に気をつけなさい、いつか言葉になるから。言葉は行動に。行動は習慣に。習慣は性格に。性格はいつか運命になる。」マザーテレサの言葉として、紹介しています。これを、修正して使っていました。思考が変われば、言葉が変わる。言葉が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変わればm、性格が変わる。性格が変われば、運命が変わる。松井秀喜氏の本で知った、内容でした。どんな思考にすれば良いか、それが問題ということですね。良き本、良き友、良き教えに刺激を受けて、思考のレベルを上げて広げるということですね。そうかマザーテレサの言葉だったのか?!

  • 躍進している企業のトップの心構え

    有名な企業「東京エレクトロン」の社長川合利樹氏の経営理念・心構えを知り、触発されます。同社は、半導体製造装置大手で、高収益で株価が上がっている企業です。2024年3月31日の日経新聞掲載の記事です。・ビジネスモデルがどうかということより、成功するまで諦めずにやり遂げる継続性と、情熱を持つことが重要だと思う。・時代の変化に適応して企業が成長するには、そのために強みを磨いて世界をリードする技術力を身につけ、継続的に成長投資を図り、実現に必要な人材を獲得する。この3点を念頭に置くことが重要となる。・将来、顧客が求めるはずの技術を磨き、装置の量産に向けて準備する。備えを徹底するからこそ、研究開発で蒔いた種をヒット商品として刈り取れる。・我が社は世の中にない最先端の技術を開発している。失敗は挑戦した結果だ。そして、...躍進している企業のトップの心構え

  • 「運が良くなる」とは、どういう心理状態か?

    雑誌「致知」で知ったのは、作家の浅見帆帆子氏の次の言葉です。『運が良くなるとは、別の言葉で言えば、「どんな状況でも幸せを感じられる」ということ』興味深い言葉です・このことから思い出すのが。松下幸之助氏の言葉です。船から松下幸之助氏が水の中に落ちた時の逸話です。『私にはツキがある。今が夏だったから、助かった。もし冬だったら、助かっていない。』私がもし水の中に落ちたら、「運がついていない」と落ち込みます。しかし、もっと広い視野で考えたり、最悪の状態と比較できるに発想ができたりすれば、水の中に落ちたことさえ「運がついている」と思えます。そうすれば、いつも明るい気分で過ごせます。上手な発想の転換方法です。「運が良くなる」とは、どういう心理状態か?

  • 定年退職したら、「キョウヨウ」と「キョウイク」と「友」を持とう!

    2024年1月17日付けの読売新聞に掲載されている、「男らしさって」という連続コラムで見つけた言葉です。大妻女子大の田中俊之准教授のコメントです。職場中心の人間関係しかない方は、定年退職後に地域の友人や同じ趣味の友がいません。真面目に仕事をしていた人ほど、定年退職後に、友達がなく、趣味がないことが特徴になります。『定年退職者は「今日、用事がない(キョウヨウ)」、「今日、行くところがない(キョウイク)」が常套文句です。約40年間、過程を顧みず働き続けた結果、何も社外に人間関係が残らない。孤立しているとる』と指摘しています。地域に友人を増やすために、気軽に挨拶して「よっ」と軽く挨拶をして、友人の輪を広げようと、提案しています。会社人生とは別の生活、生きがいを見つけようとも言っています。楽しくなければ、人生では...定年退職したら、「キョウヨウ」と「キョウイク」と「友」を持とう!

  • 2024年を希望と夢に満ちた年にするために

    能登地震、羽田空港事故で始まった2024年。暗くなる気持ちを覆して、未来を明るくヒントを探しました。第100回箱根駅伝のダイジェスト版を見ていて、雨の中にも係わらず箱根の坂道を必死に走る選手の姿に感動を覚えます。苦しくても、歯を食いしばって走る姿に感動します。忍耐力を持って前に力強く走り続けています。途中で、給水担当が寄り添い、選手と並んで走りながら、紙コップを手渡しし、明るく選手を勇気づけています。走り終わったら、ゴールで倒れ込む選手。全てが、美しいチームワークです。敬愛する大野裕先生(元慶應大学医学部教授)のコラム「こころの健康学」(2024.1.6)に夢を見る効用を強調しています。「楽しくなければ、頑張れない。夢があるから、頑張れる。だから、人生で大切にしたいことや将来に向けて抱いている夢を意識でき...2024年を希望と夢に満ちた年にするために

  • 危機感を持たなければ、行動は変わらない

    今日は、2023年大晦日です。この1年間を振り返って、自分のことを反省し、来年を迎える心の準備をしております。「危機感を持たなければ、行動は変わらない」と識者の考えに共感します。この一年、自分の行動パターンの何を変えることができ、どう改善したのでしょうか?「昨日より今日、今日より明日」と前向きに生きたつもりです。しかし、この1年達成できたことを思い起こすのに、大過なく過ごしたとしか言えない寂しさを痛感します。健康のための生活習慣の改善、家族のための貢献、診療のための新工夫、地域への貢献。どうだったでしょうか?視野を広くして、長期的な課題を明確にして、強い危機感を持って、来年こそは充実した年としたいと思っております。「どうでもいいことは、流行に従う。重大なことは、道徳に従う。芸術は自分に従う」著明な映画監督...危機感を持たなければ、行動は変わらない

  • 不祥事に対して許しを得るための謝罪の王道

    2023年12月11日日系ビジネス誌に、炎上防止の謝罪の方法が特集してあります。その中で、共感できる方法が次ぎのような内容でした。不祥事に対して許しを得るための謝罪の王道の5段階です。1.謝罪を言語化する2.相手をいたわる3.責任を受容する4.補償を約束する5.原因を説明し、今後の対応を表敬する先ず「申し訳ない」と謝り、「迷惑を掛け、大変な思いをさせた」と相手の立場に立つ。次に「私が悪かった」と認める。そして、「弁償について説明」した上で、最後に「再発防止策をつくる」と表明する。「捜査中ですので、説明を控える」と発言するだけでなく、この謝罪の王道に沿って行動するのが、賢明な対応であると思います。不祥事に対して許しを得るための謝罪の王道

  • 田舎者の東京旅行記

    十数年ぶりに東京へ行く機会がありました。東京の変貌・時代の変化を痛切に感じた旅行になりました。山手線に乗ってソファーに座ると、前のソファーに座っているのは全員が外国人です。首からカメラを提げていますので、外国からの旅行者のようです。ある場所で百人近くが一斉に携帯電話で写真を撮っています。何事ですか?と私が日本語で隣りの東洋人に聴きましたが、その女性は困った様子で目ををパチクリ瞬きするだけです。そうか、日本語が通じないのかと思い、注目している先の様子を見ると、時計の表示板が普通の白地からミッキーマウスに変化していました。渋谷の公園通りを歩いてみました。都市銀行が全てなくなり、飲食店や雑貨店などになっていました。百貨店内は閑散で人影はまばらです。通りは汚れて、清潔感がなくなっています。ある喫茶店に入ると、「現...田舎者の東京旅行記

  • 平均寿命よりも、健康寿命よりも、「貢献寿命」に価値を見いだそう

    2023年9月21日付け読売新聞に「老年学」を紹介しています。ニッセイ基礎研究所の前田展弘氏が説明しています。平均寿命は延びました。介護を受けない期間を延ばす健康寿命を延ばすことが重要とされました。これからは、「貢献寿命」を重視すべきであるという内容です。「貢献寿命」とは、何歳になっても社会とのつながり、役割を持って、誰かの役に立っていると感じられる期間と定義されます。その内容は。1.就労による貢献2.互恵的な貢献;ボランティア、家族や知人への手助け3.経済的貢献:消費、納税、寄付4.継承的貢献:スキルや経験を伝える5.精神的貢献:いるだけで家族の支えになる高齢になると、体力が落ち、認知にも障害が出て、致命的な病気にもなりやすく、他人との交流も少なくなり易いです。自分の存在価値を疑問に感じ、将来に希望を持...平均寿命よりも、健康寿命よりも、「貢献寿命」に価値を見いだそう

  • アラスカから岩国まで通院するって、本当ですか?

    私の患者さんにKさんがいます。職業は米国空軍のパイロットです。岩国に戻って来ることは定期的でしたが、ほとんど岩国にいません。連絡はいつも国際電話を利用していました。マルチブラケット装置を装着していて、あと少しで終了しそうな方です。今度転勤になりそうというので、残念ですが、米国の矯正医に転医して治してもらって、と伝えました。本人も良い歯科医を見つけるよと、明るく答えていました。決まった転勤先はアラスカというのです。田舎だろうと聴くと、グーグルマップで見せてくれた場所はアリューシャン列島の某基地です。アリューシャン列島が米国に所属していると、初めて知りました。ロシアを監視する最前基地なのでしょう。飛行場を囲むように基地がある他、町らしい風景はありません。小さい島です。歯科医師はいるのかと問うと、恐らく居ないだ...アラスカから岩国まで通院するって、本当ですか?

  • 咬合と顎関節症との関係:日本顎関節学会学術大会の報告

    第36回日本顎関節学会学術大会が東京で開催され、現地に参加してきました。その中で、「診療ガイドラインで発表」は、大いに参考になりました。我々歯科医師が治療するのは歯牙であり、咬合です。咬合と顎関節症との関係は、どうなのかは、治療する上でいつも念頭にいれておく必要がありませ。文献検索の結果、咬合が起因する顎関節の割合は約5%から25%で、他の因子が起因するのは約75%から95%です。我々が歯科治療する上で、他の因子(異常な筋活動、、歯ぎしり、習癖など)を探る視点を持つ必要があります。ある起因因子により顎関節が発症し、また結果として咬合に悪影響を与えることになります。従って、治療する上で直ぐに歯牙や咬合に変化に着手することは、避ける必要があります。顎関節に起因する痛みと最大開口域を改善するための治療としての確...咬合と顎関節症との関係:日本顎関節学会学術大会の報告

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岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記
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