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大海の小説図書館 http://blog.livedoor.jp/taikaisyosetu/

悲しくて切ない恋愛小説を書いています。現在、新しい賞に向けて執筆中です!

http://ncode.syosetu.com/n2999n/の方でも連載していますのでよろしければ是非読んでみて下さい。ご意見やご感想など何でも受付けています!

大海
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横須賀市
出身
熊本市
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2010/09/08

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  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 8

    「メッセージ?」恵一は驚く。「はい。和人さんのからのメッセージです……」「和人からのメッセージ?」恵一の目の色が変わった。「はい。どういうわけか……。私は、夢の中で和人さんと話す事が可能です。そこで、今日ここに来る事を話したら、メッセージを伝えてく

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 7

    3人で泣いた日から2週間がたち、遥はだんだん体を自由に動かせるようになってきた。そんなある日、看護師の渡辺から相談を受けた。「宮下さん。大森和人さんのご両親があなたに会いたいって、言っているんだけど、会う気はある?」「えっ!!」突然の相談だったので

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 6

    翌日の朝の面会の時に、美和子と一緒に、義春も面会に訪れた。「お、お父さん!?」遥は驚く。「や、やあ。お、おはよう。遥……」「お父さん……ど、どうして?」「たまには顔を見せないとな……」義春は照れ笑いをする。「そんな……。大丈夫なの? 仕事が忙しい

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 5

    病室で目を覚ましてから、今日で1週間が経過していた。「私は何を目標に生きていけばいいんだろう……」遥は和人と夢の中で話をしてからは、死にたいとは思わなくなっていたが、生きたいと思うようになったわけではなかった。「リハビリでも始めてみたら?」美和子は軽

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 4

    遥はどれくらい泣いていただろうか、もう本当に死にたいとしか思えなくなったときに、遥は自分に異変が起こっていた事に気がついた。今までと辺りの様子が違う。何が起こったんだろうか? 遥が混乱していると、誰かが遥に話しかけてきた。「遥ちゃん。ごめんね……」遥

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 3

    気がつくと朝の日差しが病室に入ってきた。昨夜は、目をつぶるたびに、虐めの恐ろしい記憶が遥を襲い、そのたびに冷や汗がでてきて、震えがとまらなくなる。こんな状態では、とても安心して眠ることなんて出来なかった。それどころか、寝ているときに奴らがやってきて、

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 2

    「おはようございます!」担当看護師の渡辺の声で、遥は目を覚ました。目が覚めて周りを見渡す。そこが病室だったので、やはり夢ではない事に遥は深いため息をつく。「鏡を……。見せてもらえますか?」遥はまだ十分に体を動かす事ができなかったので、渡辺にお願いをし

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第2章 見えない明日 1

    「何言ってるの?意味がわかんないよ」遥は自分の今の状況を説明してくれた神崎に向かって、そう吐き捨てた。神崎の説明によると、遥はビルから飛び降りたために、大怪我をし、この病院に運び込まれた。大怪我をしている為に、そのままでは遥が死んでしまう事が予想された

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第1章 全ての始まり 6

    今日は遥が待ちに待った週末。和人とデートの日なのだ。遥は朝からうきうき。正確には、デートが決まってから、ずっとうきうきだったのだが、掃除をみんながまじめにやるようになったために、和人と話す時間は驚くほど短くなってしまっていた。その為に、デートまでの楽

  • 【夢の中だけでも会いたい】 第1章 全ての始まり 5

    教室へ戻ると1間目のチャイムが聞こえてきた。教科の先生はまだ来ていないようだったので、遥は急いで自分の机に座った。教科書を探し、机に置くと、周りからの視線が気になり、周りを見渡した。そうか。長谷川さんのカバンがなくなったのは、私のせいだと思われている

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