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日月譚 https://blog.goo.ne.jp/korochan55/

サクサク読める短文中心でバリエーション多彩です。どうぞご笑覧ください。

ショートショートを中心にエッセイ、掌編小説、コラムに短詩型まで、なんでもござれのおでんのような創作系ブログです。恋愛、サスペンス、ミステリー、R18大人のための童話まで陳列中! ぜひ、お立ち寄りくださいませ。店主敬白

大樹独活
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住所
四日市市
出身
四日市市
ブログ村参加

2010/07/07

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  • ようこそ日月譚へ

    ペンネーム大樹独活(おおきうど)と申します。50代後半のオヤジが日々駄文を綴っております。ショートショートをメインに、エッセイ、掌編小説、中編モドキに実験的短文などなど、様々なジャンルにトライしております。貴重な時間を割いてブログ“日月譚”を読んでくださったみなさまには心から感謝申し上げます。ぜひ、感想なりご意見なりお叱りでも、コメントを投稿していただければ幸いです。今後の創作の参考にさせていただきます。また、お気軽にお立ち寄りください。お待ち申し上げております。◆にほんブログ村のランキング・プログラムに参加しています。よろしければ、上段バナーのクリックをお願いします。ようこそ日月譚へ

  • 備えあれば憂いなし(550文字)

    2018年9月4日に襲来した台風21号。典型的な風台風でした。当市でも広域で停電が発生し、今なお復旧していない地区もあります。自宅で寝たきりの母を介護している関係で、処置にいろいろな機器を使います。すべて電動です。喉に溜まった痰や唾液は24時間頻繁に吸引しなければなりません。停電で吸引器が使えなくなりました。救急車の出動を要請し、ポータブルの吸引器でひとまずは危機を逃れました。その日の朝からひっきりなしに救急車のサイレンが鳴り響いていたので、救急病院はどこも手いっぱいだったのでしょう。搬送はことごとく断わられました。手動式の吸引器を買っておくべきだったと、今さら後悔しても後の祭りです。1時間ほど救急隊が居てくれ吸引してくれている間に、搬送先の病院探しと、ポータブルか手動式の吸引器を貸してくれそうなところを探して...備えあれば憂いなし(550文字)

  • 2018 新年のご挨拶

    日月庵をお訪ねいただき心から感謝申し上げます昨年も思うように書けず、あっという間に1年が過ぎましたひきつづき本年もご笑覧いただければ幸いに存じます2018年がみなさま方にとりまして佳き1年でありますように心からご祈念申し上げます庵主大樹独活2018新年のご挨拶

  • 50年目の『野火』 (1200文字)

    8月15日が近づくと、メディアはこぞって終戦特集を組む。そのいずれかに触発されたのかも知れない。この夏、半世紀ぶりに大岡昇平の『野火』を読み返した。心の奥深くに仕舞い込んであった、50年前初読したときの鮮烈な記憶がつぎつぎと甦った。『野火』を含む『俘虜記』『レイテ戦記』の3部作は戦争文学の最高峰と称され、大岡が作家としての地位を確立した作品である。中でも『野火』は、南方戦線で飢餓の極致にあった敗残兵のカニバリズム(人肉嗜食)の問題に正面から取り組み、純文学作品としての高い評価を得た。中学1年のときだった。クラス担任が授業の折に触れ話してくれた従軍体験談に強い衝撃を受けた。恩師は南方戦線で大岡と同様死線を彷徨い、捕虜となって生き延びた1人だ。わたしたちに語ってくれた従軍体験は、大岡が『野火』で描いた世界そのもの、...50年目の『野火』(1200文字)

  • 救世主 (274文字)

    長年、不眠症に悩んできた私を救ってくれたのは、寝る前の読書だった。昨夜も、書棚から全集を1冊取り出し、ベッドへ入った。朝になると、読んだページの内容がまったくと言っていいほど思い出せない。きっと、読みはじめた直後に眠りに入ってしまい、なにも読んでいなかったのだろう。いつも思うのだが、この本には導眠剤のような効果があるのかもしれない。今夜も、ベッドの中で昨日の続きを読みはじめる。けたたましい目覚まし時計の音で目が覚めた。床の上には、プルーストの『失われた時を求めて』が今朝も落ちていた。※ブログ掲載にあたり一部字句を修正しました。掲載されているWebsiteはこちらです。救世主(274文字)

  • 言葉と品格 (1000)文字

    初めて、その人の講演を聴いた。著作は何冊か読んでいる。メディアへも露出している人だから、話し方も容姿もわかっている。だが、90分間淀みなく紡がれていく言葉が、まるでボクサーが繰り出すジャブのように、じわじわと私の心を打ちのめしていった。その人の語る言葉は、まさに『品格』以外のなにものでもなかった。けっして広くはない会議室に3人掛けの長机。50人も入ればいっぱいの部屋だ。至近距離から語りかけてくる声は、聴いている一人一人の心に深くくさびを打ち込んでいく。最近、テレビや雑誌で観るのと実際の人物が、かい離していることがままある。しかし、その人にはまったくギャップがなかった。メディアへの露出でも、その人は飾っていないのだ。今風の言い方をすれば、「盛っていない」のが見てとれる。その人は37年間アナウンサーとして第一線で活...言葉と品格(1000)文字

  • 2017 新年のご挨拶

    日月庵をお訪ねいただき心から感謝申し上げます昨年は諸般の事情で書くことができず1本だけの投稿に終わりました本年はエッセイやコラムを中心に小説まで辿り着ければと思っておりますひきつづきご笑覧いただければ幸いに存じます2017年がみなさま方にとりまして佳き1年でありますように心からご祈念申し上げます本年も日月庵をよろしくお願い申し上げます庵主大樹独活2017新年のご挨拶

  • 高齢ドライバー問題を考える (1220文字)

    高齢ドライバーによる、ブレーキとアクセルの踏み間違いなどが原因と思われる死亡事故が相次いでいる。駐車場から出る際、精算機に手が届かず駐車券がうまく挿入できずに体を乗り出した瞬間、ブレーキペダルから足が離れ、車が動き出した経験をもつ人は少なくないと思う。筆者は遮断バーに当たってしまった経験がある。交通手段の少ない地方都市では「自家用車が唯一の足」という場合が多い。高齢になっても運転せざるを得ない社会を前提に考えなければならない。昨日のニュース番組で、『ワンペダル』という装置が紹介されていた。数年前に、NHKの「クローズアップ現代」でも紹介されていたことを思い出した。単純な仕組みではあるが、発想の転換というのか私には革命的発明に思えてならない。ブレーキペダルを大きくし、その脇(両脇または右側)に棒状のアクセルバーが...高齢ドライバー問題を考える(1220文字)

  • 2016 新年のご挨拶

    あけましておめでとうございます日頃、日月庵にご愛顧賜り心から感謝申し上げます今年はより多くの作品を投稿する所存です引きつづきご笑覧いただければ幸いです2016年がみなさま方にとりまして佳き1年でありますように心からご祈念申し上げます本年も日月庵をよろしくお願い申し上げます庵主大樹独活2016新年のご挨拶

  • 麦と自然薯 (1370文字)

    友人から自然薯が届いた。見るからに天然モノだ。たわしで擦っても、そう簡単には泥が落ちない。なんとか泥を取り除くと、まるで便秘患者の直腸をエックス線撮影したような薯(いも)が現れた。早速、流し台の下にしまってあるすり鉢を出してきて、本格的にすり始める。すっているそばから茶色く変色していく。粘りも相当なものだ。お袋なら事前に出汁を作っておき、少しずつ混ぜながらすっていくはずだが、手抜き名人のボクは市販されているうどんのストレートつゆで代用する。けだし妙案!500ccのボトルすべてを投入したが、お玉と一緒にとろろがごそっと全部持ち上がってくる。こんな強烈な粘りは、さすが天然モノだと今更ながら感心する。子どもの頃の話だが、東京駅八重洲北口を出たところに、国際観光ホテルというのがあった。多分、今はなくなっているだろう。そ...麦と自然薯(1370文字)

  • お知らせ

    現在、母親を在宅介護しているため、長らく新規投稿を休止しています。時期は未定ですが、生活が落ち着きましたら、再び駄文を掲載する予定です。今しばらくお待ちください。お知らせ

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