話題の韓国ドラマ『財閥家の末息子』(原題:재벌집 막내아들、英題:Reborn Rich,製作:jtbc、2022年)が今月からNetflixでも観られる...
ロドリーゴのギター協奏曲と言えば「アランフェス協奏曲」しか知らなかったのだけれど、まだまだ沢山あることを初めて知った。「ある貴神のための幻想曲」がそのなか...
先週の家族イベントで撮り溜めたビデオと写真を整理。それらをダビングあるいはコピーしてイベントの主役に渡す。ハードディスクに撮りためたタイトルリストを眺めて...
学生時代の友人が、この映画最高でした、とSNSで書いていて、是非とも観に行こうと思って週末の早朝から映画館に出掛けた。『侍タイムスリッパー』(安田淳一監督...
昨晩に足を向けたのは映画『Divertimento(邦題:パリの小さなオーケストラ』(マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール監督、2022年、フランス...
夜に『違国日記』(瀬田なつき監督、2024年)を観に行った。→https://ikoku-movie.com/若き女優、早瀬憩のことがどうしても気になって...
このあいだ読んだ『司馬遼太郎について』(NHK出版、1998年)のなかで、多くの人たちが最も良い短篇として挙げていたのが『故郷忘れじがたく候』だった。それ...
昨日は芳き日。共に歩む場がある。私の好きな曲にしたいと言われて伝えたのはバッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生きざまは」の終局コラール「イエスは変...
『司馬遼太郎について ~裸眼の思索者~』(NHK出版、1998年)を読了。1996年2月に司馬さんが亡くなられたあと、4月1日から3夜連続で放送された「E...
一昨日、紀尾井ホール室内管弦楽団の演奏が始まるまえにプログラムを眺めながら改めて感心して吐息をついた。出演者のほとんどが第一線で活躍する演奏家だからだ。コ...
ビゼーの音楽で知っているのはオペラ『カルメン』と劇付随音楽『アルルの女』組曲。後者は中学生時代の音楽の授業での必須鑑賞曲だった。高校時代にLPレコードを買...
『キネマ旬報』9月号は河合優実特集号だったが、そのなかで河合優実が山中瑶子監督の作品『あみこ』(2017年)を観て感銘し、監督に直接会いに行き「是非いつか...
昨日はいつもの友と梯子酒、深酒。馴染のバーでシンガポール・スリングをまず呑む。暑さを凌ぐのにちょうどいい。二杯目は本日のウイスキーというやつで以てハイボー...
このあいだ読んだ司馬遼太郎の『対談集 九つの問答』のなかでリービ英雄が取り上げていた作家、李良枝のことが気になっていた。その彼女の小説集『由熙 ナビ・タリ...
ヴィオッティ弦楽四重奏団によるフランス近代作曲家の四重奏曲集を聴いている。ドビュッシー、ラヴェルが一枚に収められるのは普通だけれど、それにフォーレが加えら...
銀座の教文館の店頭に並んでいて思わず買い求めた。『銀座で一番小さな書店』『荒野の古本屋』(森岡督行、小学館文庫)。森岡さんには何度かお会いしてお話したこと...
映画『ボストン1947』(カン・ジェギュ監督、2023年、韓国)を観た。→https://1947boston.jp/index.html歴代オリンピック...
ちょっと怖いかなと思いながら、恐る恐る夜に映画館に出掛けて『チャイコフスキーの妻』(原題:Tchaikovsky's Wife、キリル・セレブレンニコフ監...
『対談集 九つの問答』(司馬遼太郎、朝日新聞社、1995年刊)を読了。「週刊朝日」「中央公論」などに掲載された対談(1991〜1995年)を集めたものだっ...
神保町・東京堂書店3階のサイン本コーナーには時々立ち寄る。署名があると何となく嬉しくて知らない著者のものでも買い求めたりする。『蔣介石を救った帝国軍人』(...
サンソン・フランソワの音盤と一緒に買い求めてみたのは、ジャン=イヴ・ティボーデというピアニストによる同じ曲。ちょっと貴公子然とした男がどんなふうに弾くのか...
サンソン・フランソワによるラヴェルのピアノ協奏曲の音盤を買い求めて聴いていた。友人が最も好んでいる演奏というやつだ。世紀の(というか音楽史上稀有の)発明と...
今朝のテレビニュースで一番衝撃を受けたのは、某缶コーヒーの新しいCM。「なんてったってアイドル」を歌う河合優実だ。→https://youtu.be/NX...
蓮實重彦さんの映画評論を読んでいくたびに、自分が全く以って及ばない膨大な域に驚くとともに、その片鱗しか到達できないことにちょっと落胆する。それでも読み続け...
ノーマン・デル・マー(Norman Del Mar)を知らなかったのだけれど、その彼がロンドンフィルを指揮した音盤を聞いている。チャイコフスキーの交響曲第...
友人からこの本気になるねと連絡がきてそれを見た途端に注文してしまっていた。『ピアノを尋ねて(中題: 尋琴者、英題: The Piano Tuner)』(ク...
『横浜 鉄道と都市の150年』(岡田直、有隣堂)を読了。この都市の鉄道史について、適度な深さでしっかりとまとめられたコンサイスな一冊だった。他の本で知って...
河合優実主演のドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK)が放映されているのを気付かずにいた。幸運にも家で録画がされていて、漸く...
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話題の韓国ドラマ『財閥家の末息子』(原題:재벌집 막내아들、英題:Reborn Rich,製作:jtbc、2022年)が今月からNetflixでも観られる...
友人が読んでいた本『文学を探せ』(坪内祐三、講談社文芸文庫)を貸してもらって読んでいたら、友人が言っていたように、「怒りながら書く人」だった。→https...
このあいだ聴講した講座‘「カンダ・オチャノミズ」を探る’(日本大学理工学部図書館公開講座)の結びのなかで、実は今日話した内容は司馬遼太郎の『街道をゆく 3...
新聞に連載されている美術コラム「塔のものがたり 十選」(山尾悠子)は、その初回がヤン・ファン・エイク(Jan van Eyck)の「聖バルバラ」が題材だっ...
『李朝残影』(梶山季之、光文社文庫)を読了。サブタイトルは「反戦小説集」だ。著者は1930年京城(現ソウル)生まれ。敗戦で広島に引き上げ学生時代から小説を...
"「カンダ・オチャノミズ」を探る"という講義で、お茶の水が舞台という映画を観た。『自由学校』(渋谷実監督、獅子文六原作、1951年、松竹)。南村五百助(い...
昨夕は都市の変遷史の講座を聴講。題して‘「カンダ・オチャノミズ」を探る’。日本大学理工学部の図書館公開講座だ(講師:建築学科 宇於崎勝也教授、後援:千代田...
『ミュージック・ヒストリオグラフィ』(松本直美、ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス)を何とか読了。僕は音楽は好きなものを聴いていればよいじ...
『日吉アカデミア一九七六』(原武史、講談社)を読了。「群像」の2024.1月号から2025.1月号に連載されたものだそうだ。中学受験で慶應義塾普通部に入学...
友人から手渡された『対馬の海に沈む』(窪田新之助、集英社)を読了。2024年の開高健ノンフィクション賞を得た作品だった。読み終えてとても酷く昏い気持ちにな...
『荷風の昭和 《後篇》』(川本三郎、新潮選書)を読了。副題は「偏奇館焼亡から最後の日まで」。前後篇あわせて壮大な作品だった。東京大空襲では火消しをやらない...
昨年に引き続き、昨日は甲斐路・南アルプス市へ。カタカナが入っている唯一の市だという。予約できたのは昨年とは別の果樹園。車を駐めることが出来るのは公民館の駐...
家人たちに連れられて歌手MISIAのコンサートに出掛けた。「STARTS presents THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEV...
荷風の本を読み進めていると荒川放水路のことがやはりどうしても気になって、その源をこの目で確かめたくなった。岩淵に行ってみると、赤門と呼ばれる旧水門と青門と...
今週(第1週)の朝の連続テレビ小説『あんぱん』のテーマは「生きろ」。これは大きな転換への始まりとして心に刻んだ。のぶ(今田美桜)が夫の次郎(中島歩)と話を...
和製ミュージカル映画の代表作という触れ込みに惹かれて、神保町の夜の上映で『君も出世できる』を観た。ストーリーは月並みな陳腐なもので余り関心しなかったが、そ...
川本三郎の『荷風の昭和』(新潮選書)、その《前篇》を読了。沢山の触発があったけれど、荷風がドビュッシーをかなり早期に日本に紹介していたことを知った。“一方...
久しぶりに千桜小学校の学区に足を運んだ。千代田区岩本町は、神田岩本町の一部のほか、神田大和町、神田松枝町、神田元岩井町の全部、神田豊島町、神田東松下町の各...
『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』を観てしまった。最初に観たのが2012年だったけれど、そのときのメモを振り返る。同じように同じようなところで感銘した...
朧気には知っていたけれど、川本三郎の『荷風の昭和《前篇》』にその説明があって大いに頷いてしまった。小説「かし間の女」の主人公・菊子と女友達・登米子の会話だ...
夜につらつらとBS放送のチャンネルを繰っていたら、WOWOWで韓国のテレビ番組が放映されていた。今年4月に行われたMBNの「トロット・ガールス・ジャパン」...
高橋源一郎の『「不適切」ってなんだっけ』(毎日新聞出版)を読了。「サンデー毎日」の連載をもとにした『これは、アレだな』シリーズの第3弾だ。→https:/...
イングリッシュ・コンサートという古楽器オーケストラをトレヴァー・ピノックが遥か昔に創設したことは知っていた。→https://englishconcert...
昨夕は子供たちが集まっての夕食。北海道から大量に取り寄せたというアスパラガスに挽き肉を巻いて焼いたり、ベーコンと炒めたりしたものが出てくる。新鮮で美味くて...
『花街の引力』(三浦展、清談社)を読了。副題は「東京の三業地、赤線跡を歩く」。薄々は知ってはいたけれども、東京のそれぞれの場所の三業地や赤線、青線、そして...
NETFLIXでちょっと前の映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(堀江貴大監督、2021年)を観た。→https://filmarks.com/...
内田樹の『だからあれほど言ったのに』(マガジンハウス新書)を読了。まさに書名通りの口調で云われてしまった思いがした。薄々は気づいていたのだけれど、そこまで...
映画『碁盤斬り』をもう一度観に行った。あまりにも素晴らしかったから、こんどは客観的に個々の役者の演技や撮影構図の仔細などをよく観ようと思ったのだ。その計画...
佐藤忠男というと少し癖のある映画評論家としか思っていなかった。個々の映画評は良く読んでいたし、『小津安二郎の芸術』(朝日選書)も読んでいた。そんななか四方...
昨晩のこと。帰り道に社の傍を通ったら、鳥居のあいだに光るものが見える。三日月だった。その社には神が居るわけではない。戦で亡くなった人たちが祀られているとい...
『ニューヨークより不思議』(四方田犬彦、河出文庫)を読了。1987年4月から1988年3月まで1年間ニューヨーク・マンハッタンに滞在した手記に2015年の...
夜に寝入っていたところで夢を見た。というか夢がどんどんと僕に迫って来た。読み終えた小説の劇伴音楽がどうのこうのというのだ。夢のなかの相手が言うには、大佛次...
このあいだ観た映画『帰郷』には肩透かしを食った。→https://hankichi.exblog.jp/33377417/原作が大佛次郎とあったので、いっ...
昨日の午後は、秋に慶事を控えた家族間の懇親。手作り料理を大いに楽しみ、良酒もその空間を更に和らげていった。ひよこ豆を茹でてマッシュしたフムス、チリコンカン...
このあいだのコンサートのアンコールで聴いたR. Strauss の“Morgen!”「あしたに」が忘れられない。家の棚を調べてみると、エリザベート・シュワ...
昨夕は大学時代のクラブ仲間のT氏から教わって「紀尾井・明日への扉」という若手奏者による演奏会に出掛けた。日本製鉄文化財団が主催、三菱地所がスポンサーだ。→...
神保町シアターの今月は「1960年代――吉永小百合と私たちの青春」。→https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-thea...
蓮實重彦の『帝国の陰謀』(ちくま学芸文庫)を何とか読了。蓮實さんとしては学術論文ではなく、だからといってエッセイというほどのものでもなく、できれば文化的か...
青山二郎について読んていたら、自分が陶磁器(とはいっても市販の食器)に惹かれていたころのことを思い出した。社会人になって間もない夏、用もないのに百貨店に出...
随分と前に『いまなぜ白洲正子なのか』(川村二郎、新潮文庫)を読んでいた。そしていま『いまなぜ青山二郎なのか』(白洲正子、新潮社)を読んだ。川村二郎があの題...