chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
中国語気まぐれブログ https://blog.goo.ne.jp/inghosono/

中国語を通じ、中国の文化、歴史、生活などをお伝えしたいと思います。内容は筆者の気まぐれ、興味を持った内容を取り上げていきます。

日頃中国語に接する中で、気になったこと、表現力アップに役立ちそうな内容を紹介していきます。

いながさとし
フォロー
住所
精華町
出身
天王寺区
ブログ村参加

2010/06/24

arrow_drop_down
  • 『徐霞客遊記』を読む(4)遊黄山日記

    黄山は今の安徽省黄山市の南(歙県(きゅうけんshèxiàn)と太平県の間)に位置し、面積は約154平方キロメートル、有名な景勝地です。元の名を黟山(いざんyíshān)と言い、唐代の天宝年間以後、今の名前に改名されました。伝説によると、黄帝と仙人の容成子、浮丘公が一緒にここで丹薬を練ったことから、「黄山」と名付けられたと言われています。徐霞客は万暦四十四年(1616年)、白岳山登山の後、二月三日に湯口に入り、南から北に登山し、十一日に湯口より黄山を後にしました。二月二日、白岳山より下山し、十里(5キロ。1里は0.5キロ、以下同じ)進み、山麓に沿って西に向かい、南渓橋に着いた。大渓を渡り、別の渓流に沿って山麓を北に向かった。十里行くと、ふたつの山が二枚の門のように、険しく切り立ち、接近しているのが見えた。渓流はそ...『徐霞客遊記』を読む(4)遊黄山日記

  • 『徐霞客遊記』を読む(3)遊白岳山日記

    白岳山(斉雲山)白岳山は安徽省休寧県城の西にあり、今は斉雲山と呼ばれます。道教の四大名山のひとつで、山上には碑文や摩崖石刻が数多く残されています。万暦四十四年(すなわち丙辰の年、1616年)1月、徐霞客は安徽省に入り、先ず白岳山、次いで黄山を旅行しました。白岳遊覧は1月26日から2月1日の間ですが、大雪と悪天候で、宿に止まる時間が長く、天気が回復したわずかな時間に、あわただしく景勝地を巡っています。丙辰の年(1616年)、私は潯陽xúnyáng(江西省九江)の大叔父(父親の叔父)といっしょに、一月二十六日、徽州府休寧県に到着した。県城の西門から出発した。休寧県より白岳山(斉雲山)を目指すそこを流れる渓流は、祁門県qíménxiànから流れて来て、白岳山を通って、県城に沿って南に向け流れ、梅口に至って郡渓水と合流...『徐霞客遊記』を読む(3)遊白岳山日記

  • 『徐霞客遊記』を読む(2)遊雁宕山日記

    雁宕山yàndàngshānは雁蕩山(発音は同じ)のことで、浙江省温州市楽清市東北に位置しています。約1億年前に火山活動によって誕生した山塊が、長い年月をかけて侵食され、奇妙な岩峰となって残ったものです。山頂に湖(また「蕩」と言う。「蕩」は浅い湖のこと)があり、昔は湖が年中涸れることがなく、春に雁が北に帰る時、多くこの地に宿ったので、「雁蕩山」と呼ばれるようになりました。徐霞客は明の万暦41年(1613年)、天台山に続き、4月9日から15日までの間、雁宕山を巡りました。同行奢は天台山と同じく、江陰迎福寺の蓮舟和尚でした。文章では、苦労して登攀する過程と、途中で見た特異な風景を記述し、歩くにつれ景観が変化する、雁宕山諸峰と龍湫瀑布の姿が生き生きと描かれています。最後に、作者は、山の頂上に登り、雁湖を探したいと願い...『徐霞客遊記』を読む(2)遊雁宕山日記

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、いながさとしさんをフォローしませんか?

ハンドル名
いながさとしさん
ブログタイトル
中国語気まぐれブログ
フォロー
中国語気まぐれブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用