畑の梅の木にウメエダシャク(Cystidia couaggaria)が産卵のため訪れていた。本種は、トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似るが、翅がより丸みを帯び外縁沿いに黒紋が並ぶこと、さらに少し体長が小さいことで区別できるそうです。この季節昼間に活発に活動してい
昨日河原を覗くと草地を一羽のイソシギ(Actitis hypoleucos)が歩いていた。※写真は2020年に撮影した個体です。本種の生体を調べると冬季は単独で生活するようだ。観察時は地面を歩きながら尾羽を頻繁に上下に動かしていた。
大変遅くなりました。新年明けましておめでとうございます。ブログのネタ切れにより更新がおろそかになっております。今年の干支はウサギ(Leporinae)!よって広島県竹原市大久野島のウサギ達を掲載します。周囲約4kmの大久野島は、かつて毒ガス工場があったことから「地図
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畑の梅の木にウメエダシャク(Cystidia couaggaria)が産卵のため訪れていた。本種は、トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似るが、翅がより丸みを帯び外縁沿いに黒紋が並ぶこと、さらに少し体長が小さいことで区別できるそうです。この季節昼間に活発に活動してい
畑に植えたフェンネル(ウイキョウ)にアカスジカメムシ (Graphosoma rubrolineatum)が、やっと訪れました。例年ならば5月末には数頭確認できるが、今年は1週間前に1頭のみの飛来を確認しました。交尾済みの雌ならこの後期待できますが・・・雄なら雌が飛来して来るまで産卵
岡山県北部でアカスジキンカメムシ (Poecilocoris Lewisii) の終齢幼虫を持ち帰り羽化まで飼育してみました。終齢幼虫から脱皮すると黄色い成虫が現れ1日かけその美しい姿に変わっていきます。その変化の神秘さに驚かされた。
岡山県北部でセアカツノカメムシ(Acanthosoma denticaudum)を捕獲した。この季節の成虫は、昨年羽化し、越冬した個体と思われる。容姿は大変魅力的だが、危険を察して発する分泌液はカメムシらしい臭いです。
今年も我家の薪棚にはミドリカミキリ(Chloridolum viride)が多数訪れている。既に産卵ピークは過ぎているが他のカミキリに紛れ姿を見掛ける。もちろんその薪棚で生まれた個体も多数いると思われる。ローズマリーの茎で休んでいたので撮影してみました。
我家の灯火に飛来してたのは、ビロードカミキリ(Acalolepta fraudatrix fraudatrix)と思われます。ビロウドカミキリ属(Acalolepta)は17種も国内に生息するそうです。よって同定も難しいそうです。
畑の草地にひっそり隠れていたのは、ウラゴマダラシジミ(Artopoetes pryeri)です。翅をせめて半開きにして欲しかったが気持ちは届かなった。しかたないので、逆光で翅の透けた写真を撮影してみました。
我家の畑に2本のクヌギを植栽しています。その1本の樹液にヒラタクワガタ(Dorcus titanus)が訪れていた。越冬個体なのか、かなり泥で汚れた姿だった。いよいよ樹液に集まる甲虫たちの季節が訪れたようです。
自宅灯火に飛来したのは、ハイイロヤハズカミキリ(Niphona furcata)です。自宅裏山の管理者高齢化により竹林が繁殖している。従って本種の生息に適する環境が整い繁殖しているようだ。
ムネアカハラビロカマキリ(Hierodula chinensis)の孵化を観察しました。在来の種に比べ体色が黄色く思えるが如何でしょうか?また生まれたばかりでも鎌に黒い模様が確認できました。
ニレの木の樹液に2頭のオオスズメバチ(Vespa mandarinia)の女王が飛来していた。この季節、本種の餌としては樹液が適しているのでしょうか・・・? 写真の2頭は、近づいても威嚇も逃げることも無かった。
庭のエゴノキの花が咲き、今年も多くの昆虫達がその花に集まって来ています。今年もキムネクマバチが多く飛来しているなと観察していると真っ黒い個体を発見!飛来していたのはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum) でした。遅かれ早かれ身近で遭遇すると思ってい
我家の山間の畑でハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )を複数観察しました。既に成熟した雄、まだ未成熟な個体も観察できました。家内が畑に水場を作ったのが功を期したのでしょうか?彼らの楽園になって欲しいと願います。
クロホシタマムシ(Ovalisia virgata)を初めて観察しました。体長10mm前後の大変小さなタマムシですが、その美しさに魅了されました。
カラムシの葉上にいたのはシマサシガメ(Sphedanolestes impressicollis)の幼虫と思われる。本種は、幼虫でも各腿節には白色または橙色の3つの環状紋によりヨコヅナサシガメ、モンシロサシガメと区別できるそうです。同定間違っていたならご指摘ください。
カンサイタンポポの花を忙しく移動していたのは、アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)です。蛹越冬から目覚めた成虫が、既に活動しています。本種の可憐な容姿に魅了されいつも多くの写真を撮ってしまう蝶です。
タチツボスミレの花が動くので、目を凝らすとミヤマセセリ(Erynnis montanus)が吸蜜していました。前翅表面の中央部に幅広い白帯が確認されるので、写真個体はメスと思われます。本種の成虫は年一回早春のみ発生します。
溜池に倒れ掛けた松の上で甲羅干ししている亀はスッポン(Pelodiscus sinensis)でした。それなりの大きさの個体が、春の陽気にのんびりしていたが、人間が近づくと水の中に逃げていった。
水辺で越冬から活動期に入ったホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)を見掛けるようになりました。越冬中の地味な色から写真のように鮮やかな青色に体の色が変わっています。水辺は、いつのまにかトンボの季節を迎えたようです。
本日、早朝庭の巣箱にシジュウカラ(Parus minor)が巣材を運び込み始めました。昨年春から設置していた巣箱は誰も使用することなく今まで庭に取り付けられていたが、今朝からは、本種の雌雄が出入りを初めた。今日(4/13)から産卵~巣立ちまで温かく見守っていきます。
この季節、草原の植物に目をやるとバッタ(Caelifera)の幼生達が目に入ってきます。キリギリスやコオロギに比べてバッタは、「触角が短い。」「雌の産卵管が目立たない。」「雌の方が雄より体が大きい。」このような特徴があるそうです。よって写真の2種は、バッタの幼生と
今年もフサヒゲルリカミキリ(Agapanthia japonica)の生息調査に参加させて頂きました。気になったのは触覚が切れた個体を数頭観察したことです。
岡山県北部の草原で観察したのは、ムネアカクロハナカミキリ(Leptura dimorpha)のようです。本種の体長は12~18ミリほどで前胸背板が赤いのは雌のようです。残念ながら雄には出会えなかったが、こちらは全身黒いそうなので是非観察してみたい種です。
家内が庭に植えたフェンネル(ウイキョウ)が花を咲かせ、そこにアカスジカメムシ(Graphosoma rubrolineatum)の雌雄が訪れていた。本種の体長は、10-12mmと小型ですが、写真のように大変鮮やかな赤色をしています。前胸背の5条の赤色縦紋と小楯板には3条の赤色紋があります
自宅近くではハラビロトンボ(Lyriothemis pachygastra )の羽化がピークのようです。本種の雄は未熟から成熟までの変化が大きく時々「このトンボ何だ?」と思ってしまいます。水の流れ込む休耕田で生息しているのをしばしば見かけるので、生息数は増えているように思います
庭のローズマリーを抱え込むように抱いていたのはワモンサビカミキリ(Pterolophia annulata)と思われます。(同定間違っていたらコメントにて連絡下さい。)体長10mm前後の小型のカミキリムシですが、力強く木を抱え込んでいました。ホストが、各種広葉樹の枯れ枝なので、
今年も庭にアカシジミ(Japonica lutea)が飛来してくれました。翅見ると既に尾状突起が確認できないので、色々有ったのだろう!年1回だけ初夏に姿を見せてくれる本種には、個人的に親近感を持っています。来年もその先も毎年会えるのを楽しみにしている蝶です。2022年飛来し
ミドリカミキリ(Chloridolum viride)の成虫は、ガマズミ、ウツギなどの花に集まるそうだが、我家で見るのは薪棚です。本種の体長は12-22mmで体は細長く、体色は緑色から赤銅色まで変異が見られれ金属光沢の美しいカミキリムシです。他のカミキリムシに比べ後脚が長いのも特
今年は自宅近くの雑木林でダイミョウセセリ(Daimio tethys)の姿を良く見かけます。本種は、関ヶ原を境に東西で模様が異なり岡山県では白帯が明瞭な「関西型」が主です。幼虫の食草は、ヤマノイモ科の植物なので、生息に困ることはなさそうだ。
自宅近くの溜池ではショウジョウトンボ(Crocothemis servilia mariannae)が最盛期を迎えています。未成熟個体も少し観察できますが、真っ赤な色したオス達は池の縁に強い縄張りを持って忙しく飛んでいる。本種は比較的身近に観察できるトンボです。
そろそろ発生してるだろうと思いカラムシの群生を探してみると目的のラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)がいました。本種は外来種扱いされるけど前翅の黒い部分と緑白色または青白色の綺麗なカミキリムシと思います。雌雄で顔の形態が異なるのも特徴です。(黒い部分が多
今年も我家の庭にミミズク(Ledra auditura)が飛来しました。本種は頭角(?)に特徴あり耳のような突起があります。(これが撮影泣かせです。)また胸部、腹部は白くセミに近い形態をしています。写真個体は、雌と思われます。
家内と隣町の庭園へ出かけると真っ黒いクマバチが飛んでるので数枚写真を撮っておきました。写真を見返すとそれはタイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum)でした。昨年からその名前は知っていたが、身近な場所に生息していたのは知りませんでした。本種は、かなり攻
ウスバシロチョウ(Parnassius citrinarius)は、5-6月頃岡山県北部で観察できる普通種です。体毛が多いため蛾と間違えらる事もあるが、アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科に属するチョウです。食草はケシ科のムラサキケマン、エゾエンゴサク、ヤマエンゴサクなどで、蛹時にマ
目前のイチョウの葉に止まった大きなサナエトンボは、胸部側面に黒条が2本確認できたので、ヤマサナエ(Asiagomphus melaenops)と同定しました。キイロサナエとは外見が酷似しており、生息環境も同様のため同定には時間を有する種です。また県北部ではクロサナエと思われる
ナミテントウ(Harmonia axyridis)の斑紋多型は200以上も確認されているそうです。図鑑によれば本種は松につくマツオオアブラムシの捕食に特化していると記載されているが、我家ではトウカエデに付くアブラムシを捕食しているのを確認しています。今年200種の斑紋何%を記録
本日5月17日、仕事から夕刻自宅に戻ると我家の庭で迎えてくれたのは、コクワガタ(Dorcus rectus)の雄でした。ご存知のようにクワガタのなかでは、一番見掛ける機会の多い種です。ところで本種を見掛けると初夏だと感じるのは、私だけでしょうか・・・?
この冬に切った自宅裏山の薪を片付けていると小ぶりの黒いアゲハ蝶が飛んで来た。クロアゲハだろうと思い、持っていたカメラで2、3ショット撮影して見返すとナガサキアゲハ(Papilio memnon)の雄であった。近くにあるミカン科の植物は・・・我家の畑のミカン、キンカンそれ
自宅近くの浅い溜池には、ヨツボシトンボ(Libellula quadrimaculata asahinai)が最盛期を迎えています。今年も翅の黒褐色斑のプラエヌビラ型とベッコウトンボを探してみたが、見つかりませんでした。本種の和名由来は、翅の結節に小さな褐色の点が四つあることからその名が
アラカシの樹液に訪れていたのは、クロコノマチョウ(Melanitis phedima)です。越冬個体でしょうか、かなり翅が痛んでいます。また写真個体は、脚が4本しか見えないが、取れてしまったわけではなく、タテハチョウ科共通の特徴です。