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  • IZIPIZIの老眼鏡

    曇、17度、91%「ポキン。」と音を立ててメガネのツルが折れました。3つある老眼鏡の一つです。急いでアロンアルファで繋ぎました。我ながらうまく継げました。ところが翌夕方、今度は音も立てずにツルが取れました。アロンアルファでは無理でした。老眼鏡をかけ始めて20年は経つかと思います。主人が香港の「そごう」ではじめの1本を作ってくれました。「メガネって高いんだなぁ。」と知りました。ちょうど帰国した頃、その眼鏡では心許なくなり、次の一本をデパートのメガネ売り場で作りました。この時も「高いなぁ。」と思いました。その後すぐ雑貨屋さんで大きめのフレーム、色や形がいいメガネを見つけました。赤を求めました。デパートに持って行きレンズを老眼用に入れ替えてもらいました。「レンズもいいお値段だ!」以来、携帯用に一番古いメガネ、自...IZIPIZIの老眼鏡

  • ペロションさんのピンクの器

    曇、16度、86%料理の記事をアップしているとその中で私が使っている器についてよくご質問をいただきます。「どこの焼き物ですか?」「どこで買えますか?」ピンクの器の時は「ピンクですよね?」と色を確認される方もいらっしゃいます。一番よく聞かれるのがこのピンクの器です。たった2つしか持ちませんが好きな器です。イタリア、トスカーナで焼き物を作っている女性作家「ペロション」さんの器を集め始めたのは20年以上前のことです。香港にも少しですが入って来ました。そのうち日本でも知る人ぞ知るでお名前が浸透していったように思います。薄い薄い艶がある器、ぽってりとしている艶なしの器、どれをとっても小柄な「ペロション」さんの作るものは手に馴染みます。ピンク以外は香港時代から使っている器たちです。今より求めやすいお値段でした。5個、...ペロションさんのピンクの器

  • 菜切り包丁

    曇、14度、89%「菜切り包丁」は私にとって一番大事な包丁です。燕三条のグローバルの「菜切り包丁」を使い始めて20年は経っていると思います。今ではどこでも売られているグローバルの包丁は海外で評価をもらって日本でも人気が出ました。私は香港で買いました。一体化された持ち手と刃が見た目の美しさと手入れのしやすさにつながっています。20年、自分で研いで使いました。刃の幅は狭くなっていると思います。下手くそな私が研ぐので直線ではなくややカーブを描いた刃になりました。昨年末、刃物屋に研ぎに出そうと決意しました。留守中の包丁をまづ用意しました。木の持ち手の昔からの「菜切り包丁」を2本求めました。刃物屋には予め電話をしてどのくらい時間がかかるか尋ねました。「長くてもひと月です。」お正月料理の準備には間に合う!と急いで持ち...菜切り包丁

  • ユーカリの枝を飾る

    曇、12度、66%この家に古くからある木は3メートル近い高さです。ところが帰国して植えた「ユーカリ」「オリーブ」がその古い木より背が高くなり始めました。外来品種の「ユーカリ」「オリーブ」ですが地質が合えば本来の大きさに成長するのだそうです。共に数10メートルと聞いて驚きました。以来、春から秋にかけて数回枝を落とします。木質が柔らかで鋸を入れるのは楽です。香港から戻って2日目、天気予報に雨マークが並びました。雨が続くと目に見えて枝が伸びるのがわかります。気になっていた「ユーカリ」に刃を入れました。電線に届きそうです。風に吹かれると大きく揺れる「ユーカリ」です。どの枝を払うか慎重に選びます。切り過ぎも禁物です。冬の間に脇枝がたくさん出ています。枝を切るのは1時間ほど、その後、「ゴミ」に出すために枝を短く切り分...ユーカリの枝を飾る

  • ロンガンのハチミツ

    曇、10度、76%「ロンガン」という果物をご存知でしょうか?「ライチ』と同じ種族の木になる果物です。薄茶色の皮に包まれ、その皮をプリンと剥くと白い身が果汁と共に出て来ます。「ライチ」ほど甘くはありません。初めて食べた時、どこかに「大根おろし」の匂いが口に残りました。「ライチ」よりひと月ほど遅れて市場に出て来ます。香港では「ライチ」はお隣深圳やタイから輸入されるのですが、この「ロンガン」は香港でも収穫できるのだと聞きました。昨日、ひょんなことから「世界三大ハチミツ」は何だろう?と調べ始めました。唱える人によって3つの選択は様々ですが、どの方も「ロンガンのハチミツ」を3大の中に入れています。我が家には主人が香港から持ち帰った「ロンガンのハチミツ」がこの春のラッキョを漬けるために蓄えてあります。「ロンガンのハチ...ロンガンのハチミツ

  • 春のコート

    大雨、12度、97%、雷三月の半ばを過ぎると道行く人が軽装になります。風も吹けば気温も上がらない日でも重い上着を着ている人を見かけません。お若い方ばかりではなく、私年配の方も颯爽と春物の上着をお召しです。この私まだ厚手のコートを着ていたいと思います。たった2日でしたが香港に帰っていたのでしみじみ寒いと感じます。でも、周りがみなさん薄手の物を着ているので私もやっと春のコートを出して来ました。20年以上前の「エルメス」のシルクのコートです。なんでもないデザインはいつまで経っても着ることが出来ます。軽い上にシルクなのでシワができません。幾度もトランクに詰めて旅行に持って行きました。ヨーロッパでの早朝の飛行機の乗り換えの時など重宝したコートです。もう一つは「マルニ」のトレンチコート。これも10年以上前のものです。...春のコート

  • ガチョウのローストを食べる

    雨、13度、94%ガチョウのローストを食べました。香港はアヒルのロースト、チキンのロースト、ガチョウのロースト、豚のロースト、鳩のロースト、スズメのローストどれをとっても美味しいものばかりです。繁華街のロースト屋さんの店にはガラスのウィンドウにぶら下げられたローストが並んでいます。ガチョウのローストの有名な店へ行きました。この店は中心部から離れています。足の便が悪い「深井」と言う街です。昔はガチョウのローストの店だけが煌々と明かりをつけていましたが、今では高層マンションが立ち並ぶ街になりました。香港空港からだと近い距離です。たくさん店がありますが、ミシェランの推薦店「裕記」に行きました。星はありません。長く香港に住んだ人ならこの店構えは当たり前ですが、ミシェラン推薦店と言っても昔ながらの簡素な店構えです。...ガチョウのローストを食べる

  • 「蓬莱山」大きな薯蕷饅頭

    大雨、16度、97%大きな薯蕷饅頭「蓬莱山」をお誕生日にいただきました。重さ約一キログラム、直径14センチ、高さ8センチ強。「蓬莱山」を見たのは数十年ぶりです。昔、母がよくこのお菓子をお遣い物に注文していました。そして決まって自分の分も一つ。私が小さい頃はあんこが苦手でたべられませんでした。ただ母がこの「蓬莱山」を切り分ける時はワクワクと見守りました。切ると、中に小饅頭が入っています。子宝の意味がある小饅頭です。祝い事の時は小饅頭の餡は華やかに色付けされていますが、不祝儀の時は普通の餡が使われます。今回いただいたものは金箔が貼ってありました。外側の飾りも季節や使い道で選べます。切り分けたときの可愛さ見たさに「蓬莱山」が好きでした。いただいた翌日、香港へ行きました。「蓬莱山」は箱ごとラップに包んで野菜室に入...「蓬莱山」大きな薯蕷饅頭

  • 香港 雑感

    小雨、16度、75%たった二日間の香港でした。6年ぶりの国際線でした。用事が用事でしたから緊張していました。気持ちの上では主人がまだ住んでる街ですから遠くには感じません。些細な変化に香港らしさを感じます。何年ぶりでしょう?機内食をいただきました。驚きは、スプーンやフォークが昔の金属製に戻っています。プラスチックの使い捨てを防ぐ取り組みです。やっぱり金属のものがいいと思います。キャセイらしい「ハーゲンダッツ」のミニ、市販されていないこのサイズは食後のお楽しみです。今回の行動範囲はセントラルと空港だけです。デザイン的、機能的に優れたものをいくつか見つけました。空港のトイレの手洗いです。普通は洗面ボールですが、すっきりとしたデザインに目を見張ります。スマホの充電ブース、ケーブルの差し込み口が2つ、最近の小型の差...香港雑感

  • モモとの思い出の街、街の人が覚えていてくれたこと

    晴、5度、54%香港島セントラルから長く伸びるエスカレーターがあります。私はこのエスカレーターで市場の買い物も、映画に行く時も街に出て家に帰りました。このエスカレーターの一番上の道沿いに主人とモモと住んでいました。日本に帰国して八十五日でモモを亡くしました。その翌年、香港に来た時は昔の住まいの辺りに行くことが出来ませんでした。モモを飛行機に乗せた空港ですら通るのが辛かった。モモとの思い出を避けていました。今回の香港、銀行での用事がやっと終わりました。この銀行から見上げれば住んでいた街です。私のことをよく知る主人が、エスカレーターで上へ上へと連れて行ってくれました。私が歩いている先が住んでいたアパートです。この歩道橋を毎日モモと歩きました。抱いてエスカレーターに乗っていましたが、8歳のある日、急にモモは自分...モモとの思い出の街、街の人が覚えていてくれたこと

  • 銀行口座の凍結

    曇、6度、62%銀行口座を香港に置いたままにしてありました。毎月一度、精算書がメールで送られて来ます。開けて見るには本人の数段階にわたるチェックが必要です。2年ほど前からいくらパスワードを入れても開きません。丁度パンデミックの時期でした。今回は銀行に置いたままのお金をどうするかで香港に戻りました。「口座凍結」、口座に動きがないと銀行が取る処置です。私は通帳を持ちません。このカードeアカウントのみです。通帳があれば香港にいる主人に頼んで記帳ができますが、日本より早くからeアカウントが主流の香港です。主人にも一緒に行ってもらい銀行側との長い話し合いとなりました。大きな銀行ですから信用はしていましたが、やはり自分の口座の中身が見えないと心配です。今後を見据えて方針が決まって手続きは終わりました。凍結しているつも...銀行口座の凍結

  • 6年ぶりの香港

    晴、23度、39%一昨日、6年ぶりに香港に戻りました。暗くなってからの到着でした。昨日は今回の一番の目的の銀行の用事に半日取られました。この用事のために帰ってきました。主人に家のWi-Fiに接続できず、ブログのアップばかりか、メールのお返事もこの2日出来ずにいました。福岡に戻るために空港に来てスマホを開けると、私の健康をご心配してのメッセージが入っています。ありがとうございます。銀行の用事は主人の助けもあって無事終わりました。あと一つ、香港を離れて以来、出来ずにいたこと、思い出が多すぎていけなかった場所に行くことが出来ました。私にとって一歩前進です。パンデミックの影響は銀行口座ばかりでなくさまざまありました。香港の政情を鑑みて、街の変化も心配でした。ところが、香港、以前以上に元気です。なんでだろう?香港人...6年ぶりの香港

  • 和バラのブーケ

    晴、12度、69%「和バラ」のブーケをいただきました。「和バラ」?初めて耳にする言葉です。でも「日本のバラね。」と思って箱を開けました。色合いが庭のバラとも切花のバラとも違います。淡いシックな色合いです。「WABARA」と言う守山市のブランドです。親子で「和バラ」の開発に取り組んでいるのだとか。開発というより品種改良です。花は一つ一つが小さく、八重咲き。丈も切花のように大きな花瓶に合うものではありません。一番の特徴は色です。幾品種を束ねたグラーションあるブーケです。香りはありません。早速、花瓶に生けました。我が家は日本家屋です。漆喰壁に木の柱、このブーケはしっくりと馴染みます。古来からある品種ではなく開発品種です。花や野菜の遺伝子段階での品種改良は目覚ましいと聞きます。「お米」「いちご」は年々新しいブラン...和バラのブーケ

  • 67年前、福岡日赤病院で生まれました。

    雨、13度、67%67年前の今日、福岡日赤病院で生まれました。朝10時だと聞いています。3000グラムで生まれたので当時は大きい方だったそうですが、その後あまり育たず、この年に至るまで小柄です。小学の低学年の頃はご飯もろくに食べないので、青い顔をして毎朝「ブドウ糖注射」をしていました。今では信じられません。この10年以上、風邪もひきません。熱も出ません。たまにくしゃみはします。元気に今朝も生まれ育った家で目覚めました。ここ数年、頓に父母への感謝の気持ちが強くなりました。そして46年間そばにいてくれた主人に改めて感謝します。こんな私とよくもまあ46年間一緒にいてくれたものです。そして義理の父母、私を迎え入れてくれたこのお二人にありがたいと思います。2歳の時の私の家族です。父も母も鼻筋の通った顔立ちですが、こ...67年前、福岡日赤病院で生まれました。

  • ヘーゼルナッツオイル

    晴、9度、69%60歳を過ぎた頃から牛肉の脂身、お魚腹身の脂肪が吸収しにくくなりました。一番好きな部位です。赤身、脂の少ない部位なら普通に食べれます。脂質は私の身体に必要なので、植物性の油を積極的に摂るようになりました。「オリーブオイル」は言うまでもありません。「ごま油」「ピーナッツオイル」「アボガドオイル」「胡桃油」などは常備しています。「オリーブオイル」は万能です。値段によって香りの濃さ、旨味も違います。生で食べる時、加熱するときで「オリーブオイル」は使い分けます。もちろんパンにもつけて食べます。「バージンオイル」の深い緑は見た目にも食欲をそそります。帰国以来、ほぼ毎日フランスパンを一本朝焼きます。バターではなく「胡桃油」をつけて食べるのが好きです。ほのかな甘みがあり、ナッツらしい香ばしさです。数日前...ヘーゼルナッツオイル

  • 瓔珞百合 フリチラリア

    晴、7度、75%「瓔珞百合」が咲きました。いくつか植えている中で一番早く花を咲かせたのは濃いオレンジ色です。帰国前から「瓔珞百合」を庭に植えたいと思っていました。「バイモ」と同じ種類の球根の花です。帰国した年の秋、球根を探すとびっくりする値段でした。一つ植えました。翌春、小さな花がひとつ咲いただけでした。毎年毎年、手に入れ易い値段になりました。夏に掘り上げた球根を翌年咲かせるのは難しい花です。今、芽が出ているのは昨年の新しい球根、古い球根は発芽すら見られません。「百合」と名前がつくだけに球根は「百合根」を4倍ほどにした大きさです。大きな球根を大事に植えました。今年は発芽は順調です。発芽しても花をつけない、花数が少ないこともある、気難しい花です。北側の庭の梅の古木の根元に咲きました。仏事の飾り「瓔珞」に似て...瓔珞百合フリチラリア

  • 自家製ソーセージ

    曇、9度、74%ソーセージが好きです。買って来た袋入りのソーセージ、あればあるだけ食べてしまいます。ここ数年、こうした加工食品を食べると食後に喉が渇くようになりました。加工食品に含まれる、様々な薬品が原因です。塩分が高いのも一因。保存料、発色剤、粘着剤、多種多様です。JASマークで特級と書かれていてもひき肉を使ったソーセージは何が入っているか目では確かめられません。腸詰と言いますが腸はなくてもワックスペーパーやラップで形作ってソーセージを作ります。私は蒸して作るのですが、茹でる方が火の入り具合がいいと聞きます。挽肉につなぎ入れず、好みの香辛料で香りをつけてワックスペーパーに包み蒸すだけの簡単作業です。よく練ることが肝心、蒸すまでは十分冷やしておきます。バジル、セージをたっぷり入れました。ワックスペーパーを...自家製ソーセージ

  • 「おさんぽステッチ」エルメスの絵本

    雨、8度、75%ここ半月、久しぶりに針を持ってチクチク。親指の力が若い頃のようにしっかりしていないので歩みの遅いチクチクです。針を持つのが好き、雨の日が多いので針を持つと尚更落ち着きます。刺し掛けの大きな刺繍枠をテーブルに出したまま買い物に出かけました。本屋さんの前を通ると積まれたプロモーションの本の「ステッチ」の文字が目に飛び込んできました。絵本です。パラリとめくりました。改めて表紙を見ると「エルメスの絵本」と書かれています。あのエルメスです。立ち読みしました。革職人のおいじさんの元に「犬」が首輪を作って欲しいとやって来ます。その犬と一緒におじさんは散歩に出かけます。そこで出会う動物たちにおじさんはバックや帽子、服を作ってあげる話です。表紙の色は「エルメス」のハウスカラーのオレンジ、作者は「100%OR...「おさんぽステッチ」エルメスの絵本

  • チューリップが咲き始めました。

    雨、10度、95%三寒四温、周期的な雨降りを繰り返しながらも春は進んでいます。寒い日でも木の芽は膨らみ、蕾は丸っこくなります。暖冬のせいか、花の開花が早く感じます。チューリップ1号が咲きました。毎年同じ品種を植えているつもりですが、今年は花茎が短い様に思います。芽が出たのは12月、蕾がついてふた月目です。昨年堀り上げた球根とはよく見ると、葉の形状が違います。違う品種を植えたようです。「クロッカス」が地面に持ち上げる花は独特なかわいさがあります。早春の花です。日向の「オキザリス」陽がささない時間は細い嘴のように閉じています。「オキザリス」が好きで庭のあちこちに植えているのですが、咲いたり咲かなかったり。花が咲いてやっと「ここにも植えていたのね。」と気付きます。表の庭は道路に面して、塀もないので道行く人に見て...チューリップが咲き始めました。

  • ムートンのモカシン 冬の靴

    晴、5度、75%一年で、10度を下回るのはわずか10日ほどの土地に30年間住みました。7年前、日本に帰国したのは2月の初め、寒さが辛かった。防寒具も十分ではなく、急ぎ買いました。朝晩のモモの散歩の時、意外なところの寒さに気付きました。足の裏です。厚手のソックスでその冬は乗り切りました。次の冬、寒くなる前に買い求めたのが「ムートンのモカシン」です。靴底、足首周りがムートンでモコモコしています。くるぶしを越す長さの長靴状のものもありますが、雪の少ない福岡では日常履きには不要です。デパートで売っている商品数も少なく、比較もできないまま買いました。最初の年はムートンがふっくらしていますが、2年目からは日光浴させてもムートンはすり減り、暖かさが減ります。3年目には先端のスレも見え始め、長持ちする靴ではないと知りまし...ムートンのモカシン冬の靴

  • 残り物のパイ生地でおやつ

    晴、4度、60%作り置きの「パイ生地」が中途半端に残っています。少しでも残っていると新しい「パイ生地」を仕込もうとは思いません。使い切ってしまうのが一番です。作るのが簡単な果物パイ、薄く切った果物を半量の「パイ生地」に乗せて、お砂糖パラパラ、ガーダモンやシナモンをパラパラ、残りの「パイ生地」を乗せて焼くだけです。30分もかかりません。端を切り落とさず残り物なしで焼き上げます。折パイの層も残り物ですから綺麗には出ません。そんなんことお構いなく、温かなパイ菓子をおやつにします。いつもあるりんごで焼きました。使ったのは身の柔らかな「王林」です。甘く煮たりんごの「アップルパイ」とは別物です。爽やかな香り、軽い甘さ、大きい「アップルパイ」でもすんなんりお腹に入ります。黒くなり始めた「バナナ」も同じ様にして作ると一石...残り物のパイ生地でおやつ

  • クリスマスプディングの容器

    晴、7度、58%40年前、香港で売られていた「クリスマスプディング」は陶器の入れ物に入っていました。当時まだ中国返還前でした。「クリスマスプディング」はブランデーで火を灯して食べるイギリスらしいクリスマス菓子です。イギリス領の各国ではこの菓子がなくてはクリスマスは来ないと聞きます。当時、香港ではスーパーでも山積みの「クリスマスプディング」が売られていました。まだ数軒しかなかった高級食料品店の店先にはこうした陶器の容器に入った「クリスマスプディング」が積まれていました。モモが我が家にやって来たのは2004年、モモのご飯入れはこのプディングの容器を使いました。大きさ違いで3つ持っています。モモは日本に来てすぐに逝きました。亡くなってすぐ我が家のやって来たのがココです。ココに初めてご飯を与えた時、この器を使いま...クリスマスプディングの容器

  • 46回目の結婚記念日

    雨、9度、70%昨日、結婚して47年目になりました。46回目の結婚記念日でした。「結婚記念日おめでとう」というのはなぜかしら?などと一日ボンヤリ考えました。「おめでたい」のかな?喜ぶことではありますが、「おめでたい」とは違うかもしれない慶事です。手持ち金8,000円から始まった生活、いろんなことがありました。普通のご夫婦と同じです。いい時もあれば悪い時も、離婚を考えたことも幾百回。続けることはお互いの努力です。その努力を讃えて、「よくやったね。」そして今からも続きます。でももう先は46年もありません。そう考えると気が楽になりました。主人は香港で祝うと言って来ました。頂き物の小さな「チョコレートケーキ」を私は開けました。「種のケーキ」、ヨーロッパの「シードケーキ」を日本風にアレンジしたケーキです。ほとんど甘...46回目の結婚記念日

  • BRAUNの温度湿度計

    曇、9度、70%このブログに台所のカウンタートップで写した写真を載せることがあります。その写真に写り込んでいる黒い真四角なものは何ですか?と幾度も尋ねられました。中には拡大して見られたのでしょう、「BRAUN」と書かれているので時計ですか?そんな時計見たことがありません。と書かれたコメントもいただきます。5センチ四方の「BRAUN」と書かれたものは「温度湿度計」です。香港の頃からずっと台所を居場所にしています。パンを毎朝焼きます。室温は大事です。温度と同じくらい湿度も気を使います。発酵時間を長く取ったり発酵をガスレンジのそばでとったりその日の状態で変えます。温度、湿度が数秒で代わる代わる表示される仕組みです。これは実は「子機」です。「親機」は居間にあります。こちらは時間、天気、気温、湿度が表示されています...BRAUNの温度湿度計

  • ビオラ、フィーリー、小さなスミレ

    曇、10度、88%今、庭にはスミレが咲いています。小さなスミレたちです。園芸種のものですから、本来の花期より随分早く秋口から咲き始めます。種から蒔いたスミレはまだ数センチの苗で花は5月ごろかなと予想しています。スミレでも昔からある「パンジー」は花びらが大きく好きになれません。庭で一番大きなスミレは「ビオラ」です。今年は「ビオラ」の改良種、「フィーリー」が登場しました。「ビオラ」の半分ほどの花ですが、精巧な作りで数多く花をつけています。手前が「ビオラ」奥が「フィーリー」です。「フィーリ」でも大きさに違いがあります。奥の花が一番小さな「フィーリー」です。「屋久島スミレ」も改良品種です。冬の最中も咲き続けました。原種に近いスミレは俯き加減に花を咲かせます。「においスミレ」も原種に近く「ビオラ」の様に群れて咲きま...ビオラ、フィーリー、小さなスミレ

  • シールが好き

    雨、8度、90%昭和30年代、今から60年前私は小学生でした。テレビで「鉄腕アトム」の連載が始まると、提供メーカーの明治製菓はマーブルチョコレートのおまけに「アトムのシール」を入れるようになりました。小筒に入っているシールは、出してくるとカーブしています。アトム、ウランちゃん、お茶の水博士、そんな登場人物がポツンと描かれたシールでした。下敷きにそのシールを貼ってくる子もいました。私はひたすら集めました。いつ頃まで「アトムシール」を集めていたか記憶はありません。集めたシールは時折出して来て、人物別にまとめてまた机の引き出しの隅にしまいます。何かの折に数えたら百数十枚有りました。もう忘れかけていたそのシールを中学だか高校の時出して来たら、黄変していました。昔のシールです。シールの角もめくれていたり、結局捨てま...シールが好き

  • 雛膳

    曇、5度、78%昨日のお昼ご飯、自分のために「ちらし寿司」を作りました。お雛様です。春らしい華やかなちらし寿司を作りました。スーパーには「寿司種セット」を売っています。帰国して驚いたものの一つです。自分の好きな刺身を買い作りました。海鮮ちらし寿司はばら寿司に比べて家で作るよりお寿司屋さんで食べることの方が多いような気がします。先日、主人と一緒にお寿司屋さんで食べたちらし寿司は見事でした。まず手の込んだ寿司飯、このすし飯だけでも満足できます。上に乗せられた生ものも寿司屋らしくひと手間加えられています。家で作ったちらし寿司、食べやすいように刺身は醤油に小一時間漬けました。こうすれば寿司飯と一緒にぱっくりと食べれます。甘さを抑えた寿司飯と漬けの刺身、卵と菜の花の簡単なものです。大きなわっぱいっぱいに作りました。...雛膳

  • 「やっぱり、ケメックス!」とコーヒーを淹れる。

    晴、1度、65%コーヒーを淹れようと数年ぶりに「ケメックス」を出してきました。「バルミューダ」のコーヒーメーカーを買って以来、他のコーヒーを淹れる道具は棚の上に仕舞っていました。真鍮のドリップ、モカマシーン、ケメックス。どれも豆を轢いて使います。「バルミューダ」のマシーンは確かにおいしく入ります。濃さの調節も可能です。特にアイスコーヒーは美味しいと感じます。入るまで時間がかかるのと3人分しか作れないのが玉に瑕。朝走っている最中に急に「ケメックス!」でコーヒーをと思いました。何がきっかけか自分でもわかりません。最近はいろんな形の「ケメックス」が売れられています。基本は漏斗がガラスで一体化されたものです。豆を轢いて、お湯を沸かして、器具を温めて、濾紙を入れ、豆を入れ、お湯をそろそろと注ぎます。豆が膨らみ、気泡...「やっぱり、ケメックス!」とコーヒーを淹れる。

  • ステーキの包パイ

    曇、5度、62%ステーキの肉をパイに包んで焼いてみたいと急に思いました。「折りたたみパイ生地」は作り置きが冷凍庫にいつもあります。パイに入れる肉は挽肉にしたものばかり、一枚の肉を入れたらどうなるかな?一緒にパイに詰める野菜も考えます。肉の火の入れ加減、一旦両面に焼きをつけて包むつもりです。それでも肉汁が出るので、パイの底の生地に火の通りが悪くなり最悪は半焼けになります。想像するより、まず作りましょう。一緒に詰める野菜は「マッシュルーム」の炒めたもの、「ほうれん草」を一度さっと湯がいたものにしました。「ほうれん草」はこの時期ならではのチヂミの「ほうれん草」を使いました。厚目の葉は香りよく旨いと感じます。両面焼き色をつけたステーキ肉を「ほうれん草」で包み、「マッシュルーム」を炒めたものを乗せて、パイ地を被せま...ステーキの包パイ

  • 桜咲く三月

    雨、8度、75%三月が始まりました。三寒四温の言葉通りに寒さのぶり返しを繰り返しながら、間違いなく春に向かっていると感じます。散歩道の桜の蕾が急に丸くなりました。月末には咲き始めると言っています。私の古いお雛様、今年は床の間の掛け軸を先月のままに飾りました。母が表装を誂えたこの軸が唯一我が家では華やかなお軸です。色紙の赤が雛にふさわしく、例年飾る私の刺繍のお雛様の額は納戸の中です。庭の満開の「花梅」をひと枝飾りました。今時のお雛様の数倍の大きさの立ち雛です。この雛人形を手にすると私自身の今までが詰まっているような気になります。座敷のテーブルに置く「コーヒーテーブルブック」はこの2冊。30年近く前のこの2冊、繰り返し繰り返し手に取ります。日本では馴染みの少ないアメリカの料理家「ジュリア.チャイルド」の言葉の...桜咲く三月

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