待望の鹿島田真希さんの新刊。手にとってみてまず思ったこと。本間違えたかしら。表紙がラノベ風イラストなのだ。従来の鹿島田作品ならまずありえない。 半信半疑のまま図書館で借りて家に帰って読む。有川浩ばりのベタアマ展開これは……。と思ったのもつかの間、おなじみの鹿島田調がゆるやかに奏でられてきたので一安心。 頭も容姿も運動神経も良い喜多義孝と幼馴染の宮村奈緒の物語。ツンデレかと思ったらベタアマで二人の関係はつかず離れずといったかんじ。10年前に自殺した女子高生の日記をキーにして義孝に変化が訪れる。このあたりはデビュー作『二匹』(河出文庫)と雰囲気が似てるかもしれません。 義孝に奈緒、担任兼野球部顧問…
厚さ3.5cm。ページ数にして640ページあまり。この手の本では珍しくない分量とはいえど、存在感は十分すぎるほどにある。本書は湊くんと朝香さんという二人の新入社員が、ベテランエンジニア菅原さんからレクチャーを受けながらRPGゲームを題材にプログラミングの概念や方法論を学んでいくJavaの入門書である。独学だと途中でつまずいてわからなくなったり、そもそも最初から書かれている内容がチンプンカンプンだったり、モチベーションを保つのに苦労したりする。献本をいただいたときにも「読み切れるかな」と不安になりましたが、結果的に心配は杞憂に終わりました。ページ数が多いだけあって基礎の基礎から懇切丁寧に解説して…
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