長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
世界の大都市の物価を比較したデータが発表された。有料記事なので上位と下位しか分からなかったが、カラカスはダントツで物価が安い。喩えそうでもベネズエラで暮らしてみたいとは思わないが、荒れた都会にも良いところはあるわけだ。花の都パリの物価が高い、観光客は知らずパリに貢いでいるようだ。あれこれいろいろ比べることは選択戦略の判断に欠かせないアプローチなのだが、平均の解釈には要注意だ。例えば数学物理の学力の平均点を比べるとアメリカと日本では日本の方が良いかもしれない。だから安心とか日本の方が科学で優れてゆくとはならない。平均と一緒に分散を考慮しないと解釈を間違えてしまう。世の中を変える力を持っているのは並外れた一握りの人達で、平均で多少劣っていても優れた人物(変人に見えることが多い)を許容育むことのできる社会は地力がある...平均が隠すもの
ゴーンと白鳳へのマスコミの対応に微かな違和感を感じる。日産の救世主で最高責任者であったこと、相撲を盛り立て空前の優勝回数を残した横綱であることが忘れられている。最高責任者と言っても一流企業なら秘密裏に巨大資金を私用に使えるはずがなく、それが出来たとしたら、それを許した組織の担当者には大きな責任があるし、組織に欠陥があることになる。その責任を不問にゴーンだけを悪玉扱いするのは片手落ちだ。白鳳は最初から横綱であったわけではなく、部屋に入門し親方が居るわけだから、相撲だけでなく作法常識を教える機会と責任はあったはずだ。それを棚に上げて、協会幹部がけしからんと言うのは筋違い。きちんと教育指導が出来ず申し訳ありませんというのが筋というものだろう。経緯と業績を捨象して、手の平を返したように極悪人あるいは不作法人とよってたか...何かを忘れているような気がする
年度替わりで市から色々届け出書類が回ってきた。又か、この前書いたばかりじゃないかと感じるのは年を取った証拠だ。月日の経つのが早く、一週間を三日くらいに感じてしまう。学校健診の季節で、中学校に健診に行ってきた。挨拶に来た校長がこんなに若いのにもう校長と言うような、辰巳琢朗のような長身の良い男だった。生徒は体格は良いが要するにまだ子供で、身体と脳味噌のバランスが悪い。少しづつだが年々だんだん大人しくなってきている印象がある。とはいっても、阿保かと言いたくなるタコ坊主が時々居る。殴るのは絶対禁だが、叩きたくなるのはわかる。細かい規則で縛るのには反対だが、他人を傷つけるような絶対駄目なことは叩き込んで欲しい。医師もと言われそうだが、結局は教師の質とレベルが問題で、デモシカでは駄目だと思う。唯、マスコミで報道されるほど教...年度替わり
管官房長官が全く次期首相など念頭にないと言われたと報じられているが、本当にそう思って真実を語られていると思う。首領を支えるのには適任でも、首領には向いていないと自覚しておられる。僭越ながら正確な自己分析と思う。管官房長官は虚仮威しやまやかしを弄する人ではない。この人なくして長期安倍政権は不可能だったと思われるのだが、その功績の一番は献身的で信頼できる人柄で、令色言辞を弄する親分を補い支えたからだと診断している。勿論地位が人を育てることはあるので、絶対ないとは言い切れないが、管首相は適任でないと申し上げたい。君子は豹変する、玉木枝野がどう豹変するか、今しかない。歌唱が得意な枝野氏はプレスリーのNoworNeverを思い出していただきたい。すでに玉木さんには豹変の片鱗が見えている。今しかない
昨日は暖かさを通り越し夏のような暑さだった。快適温度でないと許せない女房は冷房を入れていた。まだ茄子が出回るにはちょっと早いが、茄子は作り易く家庭菜園でも人気だ。当院は街はずれで元農家も多く、残っている一反ばかりの畑で爺さん婆さんが野菜作りをされている患家も多い。食べきれないでしょには、余るので残りを路地や野菜市場で売っていると言われる。美味しんだけど嫁は食べないんだよと婆さん。秋茄子は嫁に食わすなとはよく聞いたが、この頃は夏茄子を嫁は食わないという訳だ。この頃、色々逆転現象があり、嫁姑の諍いも嫁の逆襲で減っているようだが、火種が消えたわけではないらしい。嫁姑の諍いでたくさんの涙が流されてきたようだが、嫁が強くなり核家族化が進みで、涙は減ったようだ。それで良かったとは簡単に言えないところが、人間界の難しさだ。確...夏茄子を嫁は食べない
恐らく冷静さを欠いて勢いで決まった十連休、公立病院には厚労省から謎かけ問題集が送られてきて、院長は何だ今頃とぶつぶつ言いながら連休穴埋めを問題を解かされたようだ。病気と天の運行は人間の都合には合わせてくれない。勢いで決めると後始末と付けが回ってくる。と言いながら、Iさんは一か月のまず食わずで、か細い声で「ありがと」と呟きながら頑張ったのだが日曜日の未明天寿を全うされた。三か月付きっ切りで面倒を看られた娘さんの第一声は連休になったらどうしようと思っていましただった。内心不届きながら私も、予想外の心肺の強さに秘かに困ったなあと思っていたのだった。時々姉を手伝って介護していた娘さんは「母は先生のことが好きだった。最後まで診ていただいてよかった」。と有難いことを言ってくだすった。Iさんはなんだか十連休が来るのを知ってい...穴埋め問題を解かされる院長
十連休の前なのにさほど混んでいない、待つ覚悟できたのにと拍子抜けの患者さんも多い。土地柄もあるのだろうか、ちゃっかりよりもうっかりの人が多いようで、切羽詰まらないと腰を上げない人が多いようだ。試験勉強と似ているかもしれない。医学部にはたくさん試験があり、点数が足りないと再試、最悪だと留年してしまう。うっかりで切羽詰まらないと勉強しない私が無事すんなりと卒業できたのは出席番号がすぐ後ろだった通称Mの陰だ。Mは苦い落第経験があるせいか、試験が迫ってくるとそれ準備しなくちゃと大騒ぎをする。騒いであれこれ資料を揃える割には勉強しているようには見えないのだが、周りはああそうかとそれなりに準備をしたものだ。私はぼんやりしているように見えるらしく、おい大丈夫かとよく心配して貰ったものだ。そのせっかちMは五年前心筋梗塞で命拾い...心配する人に助けられる
萩生田幹事長代行が消費税増税延期の可能性を披歴した。何じゃこれはと奇妙に感じた。荻生田氏は安倍首相を支える鼎の一人で仁王さながら睨みを効かす強面の役回りのはず、こうした謀は鼎のもう一人、目端の利いた西村康利福官房長官の役回りと見ていたのだが、どうしたことか?。まさか面従腹背と言うことはないはず、鼎の要だが小回りの利かない菅官房長官を飛び越え勇み足で、観測気球を上げたのだろうか。独断とは思えない、機密度最高の跡を残さない忖度通信があったのだろう。荻生田氏は強面の重量級だが実は知恵がよく回っていて、単なる力業の用心棒以上の才能があると診ている。どのような思惑があるのか解読が難しいが、波紋は確実に広がり、冷静を保ち挑発乗らないように努めている福山幹事長や孤軍奮闘血気盛んな玉木代表は揺れているようだ。いづれにしても加速...用心棒が越権の観測気球?
十年ほど前、奈良の有名ホテルでパンケーキを食べたら重曹?が掛かってきた。一口食べておかしな味がする。「なんだこれは」とウエイターに言うと知らないのかねという顔で「粉砂糖ですよ」と言う。ならおまえ食べて見ろと突っ返したら暫くして「申し訳ありませんでした。間違えました」と作りなおしたのを持ってきた。料理長が謝りに来るかと思いきや、フロア主任が平謝りなだけだった。数年前、医師勉強会の納涼会で茶そばが出た、一口食べたら酸っぱい。なんだこれはと仲居を呼んで怒ったら、蕎麦つゆとポン酢を間違えたそうですとしれっとしている。板前を呼べと言いかけたが、何だか酸っぱいねと全部食べてしまったK先生を見ていたら怒る気が失せた。帰り際に見習い?板前が暖簾から首を出して「すいませんでした」と謝っていた。人間は間違える。間違いには意外に大小...間違い、その後
私の医院は診察開始一時間前から受付を開けている。早く診て欲しい患者さんは本人や家族が順番を取りに来る。このコンピュータネットの時代にと言われるかもしれないが、患者さんには高齢者が多くネットで予約何それと言われてしまう。そのため来た順番に受け付けている。そのせいか日によって患者数が随分違う。天候の影響もあるが、同じような雨や快晴でも、50%くらい違うことはざらだ。患者さんは勝手だから混んでいれば待ち時間が長いと怒るし、空いていれば今日は休みかと思ったと感じの悪いことを平気で言われる。予約制を導入しようにも高齢者が多いので、予約を忘れた俺の私の予約はいつだっけと問い合わせが殺到しそうだし、予約を間違えて受診し後回しになったのを怒る人も居そうだしで、諦めている。余程混んでいても待たせる時間は一時間くらいで、総合病院の...始めと終わりには神経を使う
高村高太郎が聞いたら腰を抜かすだろう。21世紀のクワジモトは無事だろうか?。ノートルダム大聖堂が燃え尖塔が崩れ落ちた。出火原因はまだ不明と報じられているが、人類の貴重な遺産が失われた。何と言うことだ。ロンドン、パリ、ニューヨークは特別な街。なかんずくパリは文化の香り高く、多くの日本人が魅せられてきた街だ。その象徴的な大聖堂が崩れ落ちた。短絡的な比較は慎むべきだろうが、反射的に9.11が想起された。不安を煽ろうなどという気持ちは毛頭ないが、何かが崩れてゆくのを予告しているように感ずる。それが資本主義か民主主義か人間性か・・はよく分からないが、これからは今までとは違う展開を予感する。この国には縁起でもないと中身を吟味せずに、厳しい見方を嫌い避ける傾向があるが、それでは後手を引くことになる。現実を直視して対策を講じな...パリが燃えているぞ
タイガーウッズがマスターズで優勝した。カムバックの気配を見せ、その通りに追い上げ、追い越して優勝した。凄い素晴らしい。元はと言えば自ら掘った墓穴なのだがそれを埋め、再び王者に返り咲いたのには、ウッズファンならずとも拍手を送るだろう。元妻さえ拍手しているかもしれない。43才はゴルフでは高齢で、その年でマスターを制するのは並大抵のことではなかったはずだ。腐らず諦めず、戻ってきたのは本当に賞賛に値する。昨日は久し振りに正規の床屋へ行った。G氏が教えてくれた店Tで通い始めて十年くらいになると思う。今の代になって建て替えたらしく天井が高く綺麗で清潔な店で気に入っている。老舗なので固定客が多いようで予約制になっている。これが唯一の欠点と言えば欠点で、ぶらりと訪れることができない。そうした訳で毎回は行けずQBも利用している。...タイガーウッズ復活
今朝は昨日と打って変わった春らしい陽気で、道路沿いの家々に咲く花を愛でながら駅まで歩いた。医学部では何一つ経営のことは習わなかったし、内科の教室では開業すると聞いて先輩たちが患者が来るのと心配?してくれたのだが、何とか足掛け三十年つつがなく院長をやってきた。診療はさておき、院長には経営手腕も必要である。正直自信はなく大した才能はないようだが、物品を購入する時は複数社を競合させることが重要と学んだ。最低二社できれば三社の三つ巴で良い結果が得られる。勿論、価格だけでなく価格以外のサービス、担当者の人柄、院長や職員との相性などを勘案して購入先を決めるのと良い結果が得られる。確かにそうではあるが、細かい物品をいちいち比べるのは面倒になりがちで、いつの間にか感じの良いT君の会社に殆どの物品を注文するようなことになりがちだ...競合で切磋琢磨が欠かせない
今朝は一体春は何処へ行ったと言いたくなる天気で、曇天に寒風が吹いていた。職場に着く頃には冷たい雨がパラついていた。一体どうなっているのだろう。七十年足らずの記憶しかないが、こんな天候は極めて稀と思う。天気につられて世の中がおかしくなるのか、おかしい世の中が天候異変を呼ぶのか。目標に邁進するのが得意な日本人にオリンピックは格好の目標で、どうもそれを目眩ましに消費税増税や憲法改正を目論んだ節のある安倍政権に早や不穏な空気が流れ始めている。ガルブレイスの不確実性の時代が出た頃は意外に不安は少なかったように記憶する。令和の出だしには令色の得意な安倍さんでも覆いきれない不安が待っている気がしてきた。ベンチがアホやから野球がでけへんに習い野党がアホやから政治がなっとらんと言いたくなる。今更ではあるが桜田元五輪相のような人が...有難くも淋しい
桜田義孝五輪相が辞表を出したそうだが、首ではないのか?。石巻をイシマキと読むこの人は***巻ではないのだろうかと言う声が聞こえる。尤も。上司が読み間違えるものだからつい私もと言い訳をされているのだろう。安倍総理が在任中に憲法改正をと尾が千切れるほど尾を振っていたのにお気の毒なことになった。その発言の時、成程先生の貴重なご意見を伺いました、所でどこをどう変えるのですかと、聞いて欲しかった。爆弾発言が出たと思う。珍妙発言はこれで四回目くらいだと思うが、なぜ今までかばってきたのに今回は二時間で辞表を出させたか、その基準を聞きたい。内容は二の次、選挙への影響しか頭にないように見える。令和に解説を加え五年先の新札をなぜ今発表するのかと内田樹先生も疑問を呈しておられる。桜田問題外の変
Yさんは御年85歳、零細木工業?を一人でされてきた。診察のたびに未だお仕事されていますかと聞いてきたのだが、遂に仕事を辞めたとのこと。今まであなたしかやってくれる人が居ないと頼まれ、箱を組み立ててきたが、遂に引退することにしたそうだ。がっくりきているかと思うとそうではなく、次は市に頼まれて街路樹を見て回る仕事を手伝うそうで張り切っている。皺だらけの笑顔を見せてくれた。一体何処が違うのだろう。未だ八十前なのに、やる気がしない膝が痛い飯が不味いと毎回ひとしきり愚痴を言って行かれる患者さんにYさんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたくなる。身体的には愚痴の多い人とYさんにさほど差がある訳ではなく、むしろ愚痴や心配事の多い患者さんの方が年齢相当に筋力などは保たれている。何が違うというと表情と言うことが違うのだ。病は気からとい...よく働いたと思うと
逃げる二月や去る三月にも勿論それぞれの良さはあるのだが、今朝は桜が満開で珍しく空気が澄み、雪を頂く遠い山並みまで見通せ気持ち良く、四月はいいなあと感じた。四月は日本では新入生の季節でもあり、電車には新入社員社員と思しい若い女性を見かける。新年度には新年とはまた違う、出で立ちの息吹を感じる。一時九月に新学期を移そうという計画があったようだが、首都移転元号廃止と同じように、五十年百年計画でないと難しそうだ。それに中々計画してすることできることではないとも思う。我が社と言っても零細企業職員八名の医院なのだが、少しづついつの間にか色々変わってきた。いつの間にかと思う細かい変化も実はその都度判断して変えてきたことが多い。大きな変化は電子カルテの導入と薬を院外処方にしたことだ。この二つは時代を読んで多くの医院に先駆けて断行...四月は新年度
昨日NHKの日曜討論を見ていて不思議なことに気が付いた、これはたまたまそういう人が出ていたということかもしれないが、官僚OBよりも大学教授の方が遠くが見えるのではないかと思った。素人判断だから当てにはならないが藤原帰一先生の方が世界の今の危機を切実に捉えているように感じた。昔は象牙の塔などと言って大学教授は視野が狭く世間知らずのように言われたがそうでもないようだ。中で驚いたのが日本が一番安定しているという官僚OB氏の認識だ。確かに対立国の当事者ではなく、一見安定に見えるが、日本が内部に抱える問題は実は米中EUに劣らず大きいはずだ。異端異論を嫌い従順な国民性と移民問題がまだ小さいために歪軋みが表に出にくいだけで、内実には問題山積なのではないか。恐らく、そうした認識が通るのも、多くの国民もそう感じているからだろう。...象牙の塔から遠くが見える
七十を過ぎるとその日暮らしになる。幸いさほど惚けてはいないので世の中のことはあれこれ考えるけれども、自分の明日は今日の続きでしかなく、これから結婚するとか新たな研究をするとか新規事業を始めるとかはなく、精々何時辞めるかくらいで、遠大な個人計画というものはもうないのだ。医師は一生研鑽だからまだ少しは勉強するのだけれども、一時間以上医学雑誌や教科書を読む根気はなくなった。毎月送られてくる医学雑誌や学会誌を拾い読みしているだけだ。診察の基本は変わらないけれども、医学の進歩は凄いもので、そんなことが出来るようになったかと愕くことが数多い。唯、人間は科学の進歩に追いつけないので、そうした人間そのものを診る診察法にはさほどの変化はなく、今までの経験を生かすことが出来るので大変ではない。一日三時間の診療二十人までであれば、む...その日暮らし
今日は暖かく青空が見え桜が満開で、一二を争う春爛漫の日になりそうだ。明日は統一地方選挙の投票日だ。これという人も居なくて棄権したくなるが、投票権を持ってからやむを得ぬ状況で棄権したのは三回ほどで、あとは実直に投票してきた。今回も魅力的な候補は居ないが投票する。世の中には世論というものがあるらしいが、一体どこにあるのだろうかと考える。ネットが出来て世論形成にも多少影響がありそうだが、ネットの意見は断片的で反射的なものが多いし、うっぷん晴らしで自家中毒的に量産している人も多いようで、とてもランダムな抽出が出来ているとは思われない。それと極めて日本的なのだが、直ぐ一辺倒で斉唱になりやすい。医療界を見てもそこそこインテリが多いはず?の医者も薬の使い方を見ていると驚くほどの偏りがある。どうもMRの宣伝に乗せられている。こ...静心ない?人達
久しぶりにBSプライムニュースを見た。反町氏が戻ってきた、フジには人材が居ないらしい。公平とは思えないが体躯に似合わず鋭く悪に通じているので、深読みの質問があって面白い。常識にとらわれずユニークな木村太郎と日本の常識を身に付けたデイブスペクターの組み合わせも効果的で、斬新なアメリカ大統領選挙事情を知ることができた。私はトランプが政権途中で挫折するだろうと予想していたので、未だ未だ政治というか人間を見る目が甘かったと反省している。フェイクが事実に負けない力を持つ時代になっているのだ。私と同じようにトランプを評価しないデイブスペクターもトランプの奇天烈な面白さにはお手上げのようで、生真面目で青臭く詰まらない民主党候補では太刀打ちできないと認めていた。しかし、木村太郎はトランプに対抗できそうな民主党の掘り出し物候補と...太郎vsデイブで日本政治を
公務員ランナー・川内優輝がプロランナーに転向した。同じ陸上長距離ランナーの水口侑子さんとの結婚と重なり幸せ一杯の記者会見だったようだ。詰まらんことをあれこれ言われて不愉快なことも多かっただろうが、良き伴侶を得て精一杯走って欲しい。私も応援している。夢を追う人を腐す人は自分の脳味噌が腐ると忠告しておこう。今朝は八十九歳のお婆さんがけいれん発作を起こし病院へ搬送したためブログを書けなかった。何が起きてもおかしくない年齢状態でも、家族はびっくりされる。川内頑張れ
臨床医学で最初に学ぶのが診断学で、この重要性は今も変わっていない。多分今でも重宝されていると思うが、診断学にトリアスというのがある。三つの情報からある特定の疾患を思い浮かべる経験則だ。例えば腹痛黄疸発熱なら、胆石胆嚢炎を思い浮かべるといった具合だ。なぜ三つかはおそらく便利で実効性があるからだろうと思う。一つ二つでは病気が絞り切れず四つ五つでは憶えにくい揃わないといったところだろう。この三つのポイントを押さえるのは別に医学でなくとも有効な鑑別診断の方法だと考えている。これだけフェイクニュースが氾濫する世の中では情報の真贋や信頼性の鑑別に三つの篩が有効だろう。まず情報源、そして意図を読み解く、最後に比較するの三つだ。当たり前と言われそうだが、これでフェイクはかなり見破ることができると思う。意図というのは難しく読む人...鑑別診断のコツ
昨日は十一時二十分に受診した患者さんが、「やっぱり空いていたわ、駅前も人が居ないのよ」と言うくらい新元号発表を待っている人が多かったようだ。当院でも十一時二十八分くらいから、休憩室にみんな集まり中継を見守っていたのだが発表が遅れた。三十八分になりピンポンと新元号など知ったことか?という高血圧の小父さんがやってきて、リアルタイムの発表を見逃してしまった。令和(レイワ)と聞いてレイア姫を想起したのは私だけか。どうも最初のレにアクセントを置くようだが昭和と区別するためだろうか。令の意味を知る人は少ない、レイの音からは冷たいのレイ麗人のレイ霊魂のレイを連想する人が多そうだ。レイには幽玄洋風の響きに女性的な感じも受ける。馴染むのには少し時間が掛かる。最初から素晴らしい元号だという人が多いように報道されているがそれは予定唱...新元号余聞
今朝は空気が清々しく気持ちの良い朝だ。いつもの四月一日とは違う。あと数時間で新元号が発表になる。どのような文字が使われているか分からないが、与えられたものではなく自らが意味を吹き込んでゆく国民一人一人の元号と受け取ろうと思っている。一介の町場の臨床医が何をと言われるかもしれないが政策にプロはあっても政治は人生と同じ全ての人のものだ。一人一人が考えて動かしてゆくものと考えている。イギリス式に歩きながら考えるのは素晴らしいことではあるが付け焼刃では身に付かない。区切りで考えるのが日本流で平成を振り返って新しい元号の下を歩き出したい。新時代に必須と思われることそれはマスコミ情報を鵜呑みにしないことだ。新聞テレビラジオネット、何だかわからない発言人の自己主張、そうしたものに惑わされず幅広い情報を咀嚼して自ら考えたい。書...自分で切り開く時代
「ブログリーダー」を活用して、arz2beeさんをフォローしませんか?
長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
不思議なことに日本に来て日本が住みやすいと褒める外国人(欧米人から中国韓国人まで)は多いのに、日本の知識人?には日本は駄目だと貶す人が多い。マスコミが偏って取り上げているのだろうか。どうも叩く方が視聴者が増えるらしい?。自然に適切に良い所は認める褒めるという心持ちと雰囲気をもっと醸し出したい。褒めるとなると大谷や藤井のように、完全無欠に崇めてしまう、それでは不自然だしそれでは食傷する。陰翳礼讃は何処へ行ってしまったのだろう。何だか変だ
活字中毒を自覚していたが、中毒症状が徐々に軽くなってきた。買う本の数が月にニ三冊と減って、重症だった頃の十分の一になった。本屋に行く回数も同様に減り月に一度くらいになった。本屋の数も減り、今では本屋と呼べる本屋は市内に僅か二軒しかない。その代わりユーチューブを見ている時間が増えた。果たしてユーチューブ視聴が読書の代償と言えるかどうか怪しいものだが、ユーチューブ鑑賞時間が読書時間に取って代わったのは確かだ。時代の影響か老化の影響かよく分からないが、老化の影響は確実にありそうだ。それが証拠にブログを書くのが億劫に感じる時が増えた。書くのは読むのと連動していると思う。話す聞くよりも読む書くの方が強い相関がありそうだ。おしゃべりは必ずしも良い聞き手ではないが、書く人は大抵良く読んでいるものだ。読書量が減ったのが何...中毒が和らいだ
ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。許されない銃弾
連休で沢山ユーチューブを見た。運動不足になり、見過ぎかもしれない。玉塵混淆のユーチューブには玉も多い。教養番組のようなチャンネルがいくつもあり、中には珠玉のような授業を聞いている気になるものもある。例えば、LiberaryやTokyoCollegeを視聴していると新しい知見が数多くあり、ああそうかとかそれは知らなかったとか目から鱗が取れる。長く生きても知らないこと分からないことは山ほどあり、世界は広く深いと感じさせられる。中には何にでもわかったようなコメントをするユーチューバーも居てちょっと鼻白むこともあるが、そうしたスッパマンのユーチューバーの中でホリエモンは確か文学部出身のはずだが、文学はともかく医学から物理経済まで幅広い知識があり正確に理解しているので感心する。獄中読書の成果か、あるいは有罪服役とい...ユーチューブ三昧の連休
ウインブルドン男子決勝はアルカラスVSジョコビッチでアルカラスが勝ち優勝した。新旧交代、新しい王者の誕生と感じだ。昨夜NHK地上波だったか、現在の日本政治の問題を取り上げていた。データをチェックしながらでちゃんと見たわけではないが、政治には金が掛かりますからと釈明する自民党幹部と政治資金を誤魔化して税金を払わず懐に入れて問題になったことをお騒がせと支持者に詫びる自民党議員の言葉を聞いて、どうしようもないと感じた。政治に金が掛かる、つまり金で票を集める手法を是認する姿勢と政治資金パーティで浮かせた裏金を税金を払わず懐へ入れ追及されたことをお騒がせとお茶を濁そうとする感覚は同根で、日本が世界で後塵を浴び始めた原因だろう。国民の半数以上が気付き変えたいと思っている。マスコミが自立して事実をきちんと大きく報道すれ...変わる世界
もの心がついた頃からあれこれ夢見てきた。勿論、幼い頃はそれが夢とは知らず、ああいう風になりたい、あれが食べてみたい・・と考えていたと記憶する。長じて、やや具体的な夢というか希望を抱くようになった。思えば叶うと言われる通り、半分近く曲がりなりにも夢は叶った気がする。砕かれたて悲哀を残したものもいくつかある。四十前の人は夢や希望は若者の特権のように思われるだろう。確かに六十五を過ぎた前期高齢者の頃はもう院長や教授になるわけでもなく、新天地で医院を開業するわけもなく、新たに家庭を持つわけでもなく、先のことは考えず専ら昔を懐かしみその日を生きていた。ところが後期高齢者になると再び妙な夢を抱くようになった。それは西安や昆明に行ってみたいそうしてユーチューブで見た屋台の料理を食べてみたい、・・といった他愛もないが、で...夢見る頃を過ぎても
今朝はシトシトと梅雨らしい雨が降っている。蛮人などという表現が今も許されるかどうか知らないが、熱帯の蛮人の中には数を数えることができず、一二三の次は四でなくたくさんという種族が居たそうだ。四五六などという数は分からず三止まりというのはとても示唆に富んでいる。これは孤、対、三角関係、その他に対応している。人間社会ではこれだけ分かればよい、あるいはこれが最重要とゆうことだろう。四五六どころか何百、何千、何万、何億の数まで扱う現代人も詰まるところ、孤、対、三角関係、その他で暮らしている。それが証拠に自民党長老否共産党幹部も、これで政治を考えている様子だ。政治を持ち出さなくても、会社でも家庭でも一二三たくさんを軸に動いている。まあ、人間社会はこれで足りても商売をしたり家を建てたり暦を作ったりとなると三までではこと...一二三たくさん
分かっていてもちゃんと対策が取れないのか取らないのか、少子高齢化社会が進行している。進行して現実になっても、だんだんそれに慣れて口先対策に終始してしまうのがこの国の対応である。どうもそれが人間の習性、正確には多くの人の習性なのだ。こうなることは四半世紀から前からわかり半世紀前から懸念されていた。多くの人は半径十数キロ明日明後日のこと、精々百キロ半年先のことしか念頭にないようだ。診察していて困るのが高齢者の独り暮らし次いで老々介護家庭だ。ケアマネージャー訪問看護師制度は良い制度だが軋み始めている。一見まとも真面目そうで敵愾心を煽らないのが長所??の岸田首相の答えにならない答えがまかり通っている。はぐらかしまやかす小池都知事により外苑の木々が伐採されてようとしている。確かに旧態依然の戦前ではないようだが、新し...新しくても旧い
ウインブルドンの季節になった。残念ながらもうWOWOWと契約していないのでライブで見る機会は減った。ジョコビッチはまだ頑張っているようだが、錦織も大阪なおみも姿を消しほとんどが知らない選手ばかりで観戦意欲がもう一つ湧かない。見続けていれば応援したくなる選手が出てきて、見たいという気持ちが出てくるとは思うのだが、NHKではカバーする試合が少なく時間も遅くほとんど見れていない。試合の観戦というのはどうも贔屓筋が居ないと面白味が薄れてしまう。勿論、サッカーなどティームゲームは日本を応援するので力が入るのだが、それでも気に入った選手が居た方がいい。人気と贔屓は不思議な感情で、時にそれが国の行方を左右するような決定に関わったりするので微妙でありながら重大な働きをする。贔屓が居ないと
明日から雨模様が十日間続く予報が出ている。コンピュータの性能が上がったせいか天気予報がよく当たるようになっているので、そうか雨が続くのかと思っている。しかし十日間は長い。先に行くほど精度は下がるので、来週末頃には晴れる日もあるかもしれない。二十一日に山小屋に出かける予定なので、そう願っている。山小屋もやがて三十年、大分ガタがきておりそろそろ山小屋での食事おしゃべり会もお開きかなと話し合っている。G氏が亡くなりN氏が寝たきり、H氏が引退し、七人のメンバーが四人になってしまった。F氏も自分で車を運転されなくなり送り迎えが必要になった。世の常も自分の身の回りとなると実感があり感慨が湧く、バイデン否同い年のトランプも重責には耐えられまい。まして日本の八十過ぎ政治家など。失敗は他者のせいと責任感が鈍麻しているからで...天気予報を聞いて
このところ暑い日が続いている。暑いのは先祖が東南アジア由来か割と平気なのだ。ところがうちのかみさんは暑いのも寒いのも嫌うエアコンなしには耐えられない人で、一日中クーラーをガンガン効かせる。やむなく私は書斎に引っ込んで本を読んだりパソコンでユーチューブを見たりしている。女王様と暮らすのは大変な時もある。暑さ寒さに
天邪鬼という妖怪が居た。今も居るような気がする。天邪鬼は人の気を読む能力があり、先回りして悪戯や意地悪をしたという。爺さんが囲炉裏端で竹細工をしていると天邪鬼がやってきて、そんなものを作っても時代遅れで売れないぞと茶々を入れてきた。黙って作り続けていたのだが、上手の手が滑り竹がはねて灰が天邪鬼の方に飛んで目に入った。天邪鬼は目に沁みると喚きながら逃げて行った。もし爺さんが不愉快な天邪鬼に灰を飛ばしてやろうとしたのなら、天邪鬼はそれを察して避けることができたのだが、意図していなかったので目に入ったのだ。天邪鬼ではないが、人間はどうしてそんなことをするのかと立ち止まって誰かの意図を読んだ方が良いことも多い。減税?、一万円配る?・・、代わりに何を削るなぜ今。動機も考える
英国で14年ぶりの政権交代、労働党政権が誕生した。フランスをはじめヨーロッパの大陸側で極右が勢力を伸ばしているのと対照的で、改めてイギリスは泳いでも渡れる狭いドーバー海峡で隔てられているだけなのに、大陸側とは一味違う文化を持っていると感じた。大体インド系のスナク氏をしれっと?首相に就かせたところから違った。もとより偏った知識経験しかないが、改めて英国の凄さというか強さというか、なかんづく深い伝統を感じている。イギリスという国
今朝は朝から暑い。亜熱帯ジャパン到来だ。家庭での介護の際、患者さんが重いと家族が大変。大変とはどういうことかとゆうと、へなへなと倒れこんだ母を抱き起こすことができないのだ。母一人子一人の介護、華奢なお嬢さん(と言っても六十代)は認知で太めの母親を床から起こすことが出来ない。やむを得ず訪問看護師を呼んだところ、冷たく身体介助は訪問看護師の仕事ではありませんと言われてしまった。どうすればいいんでしょうかとお嬢さんが相談にやってきた。忙しい訪問看護業務にしてもちょっとそれはないのではと思ったが、突然呼ばれて来たら患者さんが持ち上げられないので手伝ってと言われ、そんなことでと思わず口を衝いて出たのだろう。医療費抑制のために総合病院では社会的入院と言われる長期入院が認められなくなった。自宅での看病介護を支援するため...現実となると難題
お中元の季節になり、いくつかお中元を頂いた。親がやり取りしていたから頂くから自分も続けている。適宜なものであれば、悪い習慣とは思わない。世の中の慣習を多くの人が深く考え込むことなく踏襲している様子だ。お中元もその一つ、自分の代で変えるというのは抵抗がある。それでも長い年月のうちには少しづつ変化しており、以前に比べると落ち着いた品が増えた気がする。一つには自分が院長でなくなったことも関係しているかもしれない。今年もKさんから定番のメロンを頂いた。もうそんな時季なんだと、箱を眺めている。季節の贈答品
今朝は薄曇りで涼しい。季節が分からない。今何月と聞かれてうっと詰まってしまう。あと二時間もすれば蒸し暑くなり日本の夏と気付かされるだろう。熟練医でも、黙って座ればピタッと分かることは少ない。いつからどこがどんな風にと、根掘り葉掘り聞かねばならない。困ったことに時々そうした質問をうるさそうにされる患者さんがおられる。病気の診断は医者でなくとも多少の知識と経験があれば、五割は当てることが出来るだろう。藪医者でも七、八割当てることが出来る。よくある病気を知っているからだ。しかし、我々専門医の仕事はありふれていない病気を見逃さないこと、ありふれている病気も患者の個性による変容に合わせて診療することにある。質問に答えないのは間違いのもとなのだが、不都合な質問をはぐらかす名人、詐欺から政治家まで、が世の中には数多い。...季節の分からない街
東京都知事選挙に五十六人が立候補している。選挙をおちょくっていると思う。立候補者に学科試験は馴染まないとしても、三時間教室に缶詰にして所信と公約を自筆で書かせるとよい。公約には具体的な実現方法と数値を書かせることだ。夢と嘘は紙一重、自筆の所信と公約を読んで鑑別しよう。なりたい人よりなってもらいたい人を立候補させたい。五十六人も居れば失礼な表現だが、中にはまだましな人が居られるはずで、都民の眼力が問われている。どうしてこんなに
囲碁将棋魚釣り機械いじり工作好きには女性は少ない。しかし映画好きな女性は男性に負けない、否男性以上かもしれない。働き盛りの頃は年に二三本、六十過ぎてから徐々に増えて年に七、八本見てきた。この数年は映画館に行かないでネット衛星でも見るようになり、月に二本くらい見ている。同年代の男よりは多いと思う。何を見るかは批評を参考にしている。それもユーチューブが多い。ユーチューブには視聴者の好みに合わせて、同系統の動画をホーム画面にアップしてくる機能があるようで、既に十種類くらいのおすすめ映画チャンネルを登録してある。好みには個人差があるしお勧めする人は力が入るから誉めすぎ?時々それほどでもないのがあるがそれはご愛嬌だ。本格的な映画好きは監督を気にするようだが、私はどちらかというと俳優の方が気になる、ダニエルデイルイス...女性も多い映画好き
バイデンとトランプの討論会はバイデンが自ら躓いたようだ。自分の眼では見ていないが、ユーチューブ新聞の情報ではバイデンが老化を感じさせ精彩を欠いたようだ。実際に見ないで判断するのはと言われそうだが、最近のバイデンの歩き方話し方からそうなるのではと予想していたのでやはりというのが感想だ。バイデンはまだ戦う意思を示しているようだが、退くべきだ。民主党員の諫言を受け入れないとしたらそれも老化の兆候と言える。奥さんの一言を期待したい。内助の功どころではなく、国を救う一言と言っても過言ではない。ギリギリだがまだ候補交代は可能なはずだ。そうしたことができるのがアメリカの力の源泉で、このまま戦うとしたらどちらが大統領になってもアメリカ衰退の始まりだ。それは全世界に波及する。引き際
机の上は面相ほどではないが、その人を語る?。三桁までは行かないが数十人の教授の机の上を見てきた。多少、雑然としていた先生は居たけれども、書類と本が積み重なり今にも崩れ落ちそうな先生は居られなかった。まあ、教授室だったせいもあるかもしれないが、大体が整然としていた。ところが医局の机の上となると七、八人に一人、雑然と書類郵便物が積み上げられ中には机が全く見えないような御仁も居た。不思議なことに、それでも主人公はどこに何があるかを把握しているようで、お掃除おばさんが勝手に整頓することはご法度だった。奇妙なことに、雑然とした机の持ち主が皆だらしない格好をしているわけではなく、びしっと紳士然としている医師も居た。分からないものだ。机の上は何を語る