オリジナル小説。 ミリタリー学園ものです。恋愛フラグも立ってはいますが、どうなんでしょう?ww
初めての小説でつたない部分もあると思いますがあしからず。 少しでも多くの読者さんが生まれるという淡い期待を抱きながら頑張りますw
アインスたちに連れて行かれた場所はなんでもない場所だった。いや、むしろ見慣れた光景であった。 高校の通学路として通っていたボロアパート。入居者がいるのかいない…
「そこまで言うなら、俺は止めない。だが、後悔するだけだぞ」「自分の両親に会うだけだ! なんで後悔なんかするんだ!」「つらい思いをするだけだぞ?」「うるさい、ア…
激しい銃撃により、建物のあらゆるものが四散する。「RPG!!!」 イェーガーの声の後に空気を切り裂くようなロケットの噴射音が頭上を飛び越え、爆発音と共に壁が…
聖ブリストルの生徒はヘルトたちが颯爽と歩いていく様子を何回も見た。常に気高く、気品する感じさせるその様に憧れを抱いた生徒も少ないくない。しかし、これほどまで…
放課後となった教室でヘルトは眉間にしわを寄せながら、手に持っている資料に目を落としている。これから部活動へと参加する生徒や学校帰りにどこかへ遊びに行く相談をし…
イタリア ローマ郊外 不気味にそびえ立つ、少し色の褪せたコンクリート造りの病院の周りを、銃を隠しもせずに黒いスーツ姿の男たちが、殺気立った様子で巡回している…
フレデリックに窓から蹴落とされたマードックとマキは怪我もなく、1階まで降りてきた。マードックの腕に装着した正方形の腕時計のような装置は妙な電子音を出すと、…
「お前、馬鹿か? マジで言ってるのか?」 教室に一際大きな声が響く。そこにいた全員が声の主の方を振り向いた。「マジで言ってます」 やれやれ、と深く溜め息をつき…
季節は4月。 この地方にとって、4月はまだまだ肌寒い季節だ。さすがに雪はもう降りはしないが、まだ山のほうでは残雪が目立っている。朝夕が冷え込むが、確実に春へ…
うだるような蒸し暑さ。 相当に年季が入った日本製の扇風機1台だけが、カタカタと今にも壊れそうな音を立てている。 電球が剥き出しの照明が規則正しく左右に揺れる…
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