興味本位で読んでみたがまるでチンプンカンプンだ。それでも皆さんに推薦するのはいささか気が引けるが、理論物理学や量子力学に興味を持たれておられる方も少しはおられるかも知れないので敢えて紹介することにした。第一、量子力学の世界はあのアインシュタインも今いち理解していなかったようなので僕のような理系音痴に理解できるはずはないのだ。筆者のカルロちゃんは1956年イタリアのベローナ生まれ。僕のイタリアでの唯一の友人CarloNerrochiと同郷だ。歳も近い。本の中にはたびたびダンテの神曲の一節が出てくる。まるで詩人が科学者になったようだ。推薦図書ブラックホールは白くなるカルロ・ロヴェッリ著