新型コロナウイルスのワクチン接種の関連業務で、東大阪市から8億9000万円余りの業務委託費をだまし取ったとして、詐欺罪(刑法246条)に問われた近畿日本ツーリ…
著作権をメインに知的財産権業務を専門とする仙台市の行政書士・著作権相談員のブログです。
著作権侵害事件や不正競争防止法違反事件の判例、知的財産権侵害を未然に防ぐための対策を予防法務・戦略法務の視点で紹介しています。さらに、著作権ビジネスないし知的財産ビジネス、知的資産経営に関することも紹介しています。
2014年に発覚したベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件を巡り、被害に遭った顧客が同社と関連会社に慰謝料などを求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。…
債権差押命令に対する執行抗告棄却決定への抗告が最高裁判所であった。(最判令和5.3.29) この決定で注目すべきことは、転付命令の送達後になされた弁済がその効…
「黄色いステッチ」のブーツが定番のイギリスの「ドクターマーチン」が、模倣品を販売していた会社に不正競争防止法違反などを理由に販売差止めを求めた訴訟の判決が東京…
ツイッターに投稿した画像などを氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の控訴審判…
警察官に現行犯逮捕された際の状況が撮影された動画(逮捕動画)をユーチューブに投稿することが肖像権侵害などにあたるとして、慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が知…
ツイッターの氏名不詳のアカウントに写真を転載することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた…
原稿を改変して書籍を出版することが著作者人格権侵害などにあたるとして、新聞社の記者がフリーライターに慰謝料を求めた訴訟の判決が大阪地方裁判所であった。(大阪地…
医療機器の形態を模倣した商品を販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、メーカーが損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高…
シーリングライト(天井に直接固定して設置する照明)のデザインを模倣した製品を販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、インテリアメーカーが損害賠償などを…
公正取引委員会は、「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関する独占禁止法上の考え方」を策定した。 (令和5年3月31日)「グリーン社会の実現に向けた事業…
NHKのテレビ番組「将棋フォーカス」のナレーション及び字幕にウェブサイトの文章を盗用することが著作権侵害などにあたるとして、サイト管理者がNHKに損害賠償(慰…
インターネット上の口コミ掲示板に虚偽の事実を投稿することが不正競争防止法違反にあたるとして、ウェブサイト制作会社が同業他社と社長に損害賠償を求めた訴訟の判決が…
アニメ制作会社が音響効果業務を担当していた元従業員が、退職後も音源データを使用して作品の効果音を制作することが著作権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟(…
ツイッターの氏名不詳のアカウントにイラスト及び動画を転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の控訴審判…
マイナンバー制度は憲法が保障するプライバシー権を侵害し違憲であるとして、国に個人番号の使用差止めなどを求めた訴訟の上告審判決が最高裁判所であった。(最判令和5…
高級ハンドバックの偽ブランド品を販売することが商標権侵害にあたるとして、フランスのアパレルメーカーが損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京…
インターネットショッピングモール「楽天市場」に掲載されたフライパン画像を電子商取引(EC)サイトに転載することが著作権侵害にあたるとして、出店者が損害賠償を求…
農林水産省が地理的表示(GI)保護制度により登録した愛知県の豆みそ「八丁味噌」を巡り、老舗の「まるやま八丁味噌」が国に登録の取消しを求めた訴訟の控訴審判決が知…
石材店に使用された商号が会社法違反などにあたるとして、商号の使用差止めを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和5.3.6) 判決は…
ファイル共有ソフト「BitTorrent」(ビットトレント)を使用してCDの音源をインターネット上にアップロードすることが著作隣接権侵害にあたるとして、プロバ…
建築工事の早見表などを不正に持ち出すことが不正競争防止法違反にあたるとして、建設会社が前社長らに損害賠償を求めた訴訟の判決が大阪地方裁判所であった。(大阪地裁…
人工知能(AI)に関するデータを不正に持ち出すことが不正競争防止法違反などにあたるとして、IT企業が元社長らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁…
Google検索で表示されるリスティング広告(グーグル広告)において登録商標と類似する標章を使用することが商標権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づ…
メッセージアプリ「LINE」(ライン)での投稿により名誉を毀損されたとして、ウェブ制作会社が弁護士に慰謝料を求めた訴訟(反訴)の判決が東京地方裁判所であった。…
インスタグラムに投稿した動画のスクリンショット画像を氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示…
映画の脚本を週刊誌で引用することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、映画監督が損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。…
インスタグラムのプロフィール画像を氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害などにあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の…
公正取引委員会は、スマートフォンアプリを使う送金・決済サービスに関する調査報告書「フィンティックを活用したサービスに関するフォローアップ調査報告書」を公表した…
ユーチューブ動画のイラスト部分の静止画像をツイッターに投稿することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の判決が…
インタネット上のオンラインストア「Yahoo!ショッピング」において登録商標と類似する標章を使用することが商標権侵害にあたるとして、損害賠償などを求めた訴訟の…
公正取引委員会は、スマートフォンを極端に安く売る廉価販売に関する調査結果「携帯電話端末の廉価販売に関する調査結果」を公表した。 (令和5年2月24日)携帯電話…
2020年の総務省令改正で、プロバイダ責任制限法による発信者情報の開示対象に電話番号が新たに追加されたことを巡り、省令改正前のインターネット投稿の対象となるか…
人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターを思わせる柄の入った雑貨を輸入・販売したとして、不正競争防止法違反(2条1項1号)の罪に問われた会社社長と法人への判決公判が…
所属事務所との専属契約終了後も商用目的のウェブサイトにバンドメンバーの肖像写真を掲載することがパブリシティ権侵害などにあたるとして、アーティストが損害賠償を求…
ニコニ・コモンズ(ニコニコ動画関連サービス)で公開した楽曲をユーチューブに投稿することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、プロバイダ責任制限…
安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者が勾留中の大阪拘置所に「山上を殺しに行く」と殺害予告の電話をして、威力業務妨害罪(刑法234条)に問われた者へ…
インターネット上の電子掲示板「2ちゃんねる」と類似する標章を使用することが不正競争防止法違反にあたるとして、掲示板の管理人が損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判…
公正取引委員会は、スマートフォンの基本ソフト(OS)とアプリ流通に関する報告書「モバイルOS等に関する実態調査報告書」を公表した。 (令和5年2月9日)モバイ…
スピーカー・アンプ内蔵マイクの形状を模造した商品を販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、損害賠償などを求めた訴訟の判決が大阪地方裁判所であった。(大…
漫画の表紙となったイラストを同人誌の表紙などに使用することが出版権侵害にあたるとして、出版社が損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京地裁令…
暴力団対策法が規定する再発防止命令が法の下の平等を保障する憲法14条に反し違憲であるか争われた訴訟(刑事裁判)の上告審判決が最高裁判所であった。(最判令和5.…
ツイッターへの悪質な書き込みやイラスト投稿が名誉毀損にあたるとして、女性ジャーナリストが漫画家らに慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決が東京高等裁判所であった。(東…
歌手の愛内里菜さんが所属事務所の許諾なく芸名を使用し活動することが契約違反であるとして、芸名の使用差止めを求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京地裁…
東北電力や関西電力など大手電力会社で送配電会社が保有する新電力を含む顧客情報を不正に閲覧したり、閲覧して入手した情報を営業活動に使用していたことが明らかになっ…
ツイッターに投稿されたアイコンも含むツイートのスクリンショット画像を添付して使用することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開…
女性用ハイヒールの形状を模倣した商品を製造販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、デザイナーがアパレルメーカーに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的…
所属事務所との契約終了後に一定期間の実演活動を制限することが違法であるとして、アーティストが損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知…
オウム真理教による1995年の地下鉄サリン事件を巡り、殺人容疑で不起訴になった元信者が記事で名誉を毀損されたとして、産経新聞社に損害賠償などを求めた訴訟の控訴…
国内旅行に関する情報提供を目的としたサイトに写真を掲載することが著作権侵害などにあたるとして、写真家がサイト管理者に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産…
電子商取引(EC)サイトにフライパンを撮影した写真画像を転載することが著作権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。…
ユーチューブ動画に挿入されたキャプション(説明文)をツイッターに転載することが著作権侵害にあたるとして、ユーチューバーがプロバイダ責任制限法に基づき発信者情報…
桜を題材としたイラストのデザインを変更しグリーティングカードに複製し販売することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、イラストレーターがメーカ…
高級腕時計「OMEGA」(オメガ)のパロディ時計「OMECO」の商標登録を異議申立ての決定により取り消した特許庁の処分取消しを求めた行政訴訟(取消訴訟)が知的…
飲食店で客に提供する料理に但馬牛を使用していないにも関わらず、そのメニュー、広告等に地理的表示(GI)である「但馬牛」及びこれに類似する「但馬和牛」などと偽装…
賃貸住宅の賃料を3か月以上の滞納で家賃保証会社が無催告で賃貸借契約を解除できる旨の条項などが消費者契約法違反にあたるとして、消費者団体が使用差止めを求めた訴訟…
あけましておめでとうございます。今日から2023年(令和5年)です。 今年も新型コロナウイルスの影響で実家への規制は見送りました。これで年末年始の規制は3年…
日経新聞の記事を画像データ化し社内LANで共有することが著作権侵害にあたるとして、日本経済新聞社がつくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道に損害賠…
ユーチューブに投稿された動画をキャプチャした静止画をブログに転載することが著作権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京…
磁気治療器の預託商法で詐欺罪(刑法246条)に問われたジャパンライフの元会長への控訴審判決が東京高等裁判所であった。(東京高裁令和4.11.18) 判決は、懲…
町田市立国際版画美術館の増改築工事が著作者人格権侵害にあたるとして、工事の差止めを求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京地裁令和4.11.25)判決…
ツイッターに投稿した写真を氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報の開示を求めた訴訟の控訴審判決が…
インターネットショッピングモール「楽天市場」に掲載されたフライパン画像を電子商取引(EC)サイトに転載することが著作権侵害にあたるとして、出店者が損害賠償を求…
のり(海苔)に登録商標と類似する標章を使用して販売することが商標権侵害にあたるとして、損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財…
公正取引委員会は、ガソリン等の販売業における公正な競争を確保する目的で策定した、「ガソリン等の流通における不当廉売、差別的対価等への対応について」(ガソリンガ…
不正に入手したNHK契約者の個人情報をインターネット上に投稿したなどとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害罪)、威力業務妨害罪(刑法234条)、脅迫罪(刑法…
指定暴力団山口組系の幹部に「みかじめ料」を支払わされたとして、愛知県内の事業者が山口組のトップらに返還を求めた訴訟の判決が名古屋地方裁判所であった。(名古屋地…
映画を無断で10分ほどに編集して公開する「ファスト映画」をユーチューブに投稿することが著作権侵害にあたるとして、東宝など13社が損害賠償を求めた訴訟の判決が東…
文部科学省のGIGAスクール構想により、宮城県栗原市教育委員会がタブレット端末などを発注した業者に関する虚偽の事実を含むメールを取引先に送信したことが不正競争…
宗教団体で広報誌の編集を担当していた者が無断で記事を複製し友人に配布することが著作権侵害にあたるとして、宗教法人傘下の団体が損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地…
公正取引委員会などは、サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ対策の強化にあたっての指針「サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ向上のための取引先とのパ…
ツイッターに投稿されたプロフィール画像などを氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害などにあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求…
論文に掲載された「オーサグラフ世界地図」について共同著作権などの確認を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和4.11.1) 判決は…
東証2部上場(現東証スタンダード)の住宅設備メーカー「アサヒ衛陶」株をめぐるインサイダー取引事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた同社社長への判決公判が大阪…
電子商取引サイト(ECサイト)にフライパンを撮影した写真画像を転載することが著作権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東…
警察官に現行犯逮捕された際の状況が撮影された動画(逮捕動画)をインターネット上の動画共有サイト「YouTube」に投稿することが名誉毀損や肖像権侵害などにあた…
虚偽の特許権侵害である旨の通知を取引先に送付することが不正競争防止法違反にあたるとして、スポーツ用品メーカーが損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であっ…
不動産の管理業務を目的とした業務委託契約解除後もウェブ上などで登録商標を使用することが商標権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であ…
ツイッター上でイラストのトレース疑惑を指摘することが名誉毀損などにあたるとして、イラストレーターがプロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の控…
国内旅行に関する情報提供を目的としたサイトに写真を掲載することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、写真家がサイト管理者に損害賠償(慰謝料も含…
写真共有サイトに投稿された写真をブログに転載することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、ブログサービス運営者に損害賠償(慰謝料も含む)を求め…
虚偽の著作権侵害通知によりユーチューブに投稿された動画を削除することが不法行為(民法709条)にあたるとして、損害賠償(慰謝料も含む)を求めた訴訟の控訴審判決…
マーケティングで使用される電子データ情報(営業秘密)を不正に取得することが不正競争防止法違反にあたるとして、大手化学メーカーが元従業員らに損害賠償を求めた訴訟…
いわゆる従軍慰安婦問題の映画を製作し上映することが著作権侵害などにあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和4…
会社の商号と類似するロゴを使用することが著作権侵害などにあたるとして、商号の使用差止めを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和4.…
日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収するのは不当とし、音楽教室を運営する事業者がJASRACに徴収権限がないことの確認を求めた訴…
前に勤めていた会社から建築工事の見積書を持ち出すことが不正競争防止法違反にあたるとして、建設会社が元従業員らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が大阪高等裁判所…
財産開示手続実施決定の執行抗告でなされた取消し決定に対する抗告への上告審が最高裁判所であった。(最判令和4.10.6)決定により、財産開示手続の取消しを破棄し…
回転ずし大手「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトの社長らが、同業他社{はま寿司」の仕入れ原価などの営業秘密を不正に取得したとして、不正競争防止法違反(営…
東京新聞の記事を画像データ化し社内LANで共有することが著作権侵害にあたるとして、中日新聞社がつくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道に損害賠償を…
NHKのテレビ番組「将棋フォーカス」のナレーション及び字幕にウェブサイトの文章を盗用することが名誉毀損など人格権侵害にあたるとして、サイト管理者がNHKに慰謝…
インターネット回線を使うIP電話の回線を特殊詐欺グループに提供したとして、詐欺(刑法246条)ほう助罪に問われた会社役員への控訴審判決が広島高等裁判所であった…
葬儀費用などの見積りなどを通じて全国の葬儀社を検索することができるサイト上で登録商標を表示することが商標権侵害にあたるとして、葬儀社がサイト運営者に損害賠償な…
福岡県糸島市消防本部で2017年、同僚へのパワハラを理由に懲戒処分された元職員が処分の取り消しを求めた訴訟の判決が福岡地方裁判所であった。(福岡地裁令和4.7…
不正競争防止法違反2条1項20号違反の品質等偽装表示をしてはならないという不作為義務に違反するとしてなされた、間接強制(民事執行法172条)の決定に対する請求…
日本画の巨匠の偽版画を制作したとして、著作権法違反(著作権侵害罪)に問われた版画工房代表への判決公判が東京地方裁判所であった。(東京地裁令和4.8.5) 判決…
沖縄県で県産ブランドのシイタケを生産・販売していた事業者が、宮崎県で収穫されたシイタケを沖縄県産と偽装して出荷していたことが明らかになった。 シイタケ産地偽装…
訴訟上の和解条項に違反する態様で作品を公表することが著作権侵害などにあたるとして、美術商が美術家の相続人に違約金の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等…
架空の高利率の預金を持ちかけ、顧客から4億円余りをだまし取ったとして、詐欺罪(刑法246条)に問われた長崎住吉郵便局の元局長への判決公判が長崎地方裁判所であっ…
以前、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律(組織犯罪処罰法)による刑事罰の加重についてのブログを書いた。 『組織犯罪処罰法による刑事罰の加重』以…
愛知県知事のリコール・解職請求の署名の偽造に関与したとして、地方自治法違反の罪に問われた広告関連会社の元代表への控訴審判決が名古屋高等裁判所であった。(名古屋…
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新型コロナウイルスのワクチン接種の関連業務で、東大阪市から8億9000万円余りの業務委託費をだまし取ったとして、詐欺罪(刑法246条)に問われた近畿日本ツーリ…
直接雇用を前提とする「紹介予定派遣」として任天堂で働いていていた保健師(派遣労働者)が上司である産業医からパワーハラスメントを受けたとして、同社に慰謝料を求め…
契約終了後に登録商標を使用することが商標権侵害などにあたるとして、損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和6.4.10) …
DVDに収録したてんかん発作の症例について解説したアニメーション動画をユーチューブに投稿することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、制作者が…
海賊版サイト「漫画村」に作品を公開することが出版権侵害などにあたるとして、出版大手3社が運営者に損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京地裁…
悪徳商法の被害に遭ったとする消費者に代わって、国の認定を受けた消費者団体が被害回復を求めた訴訟の上告審判決が最高裁判所であった。(最判令和6.3.12) この…
外国人技能実習生の指導員だった女性にの職場外業務について、「みなし労働時間制」を適用できるか争われた訴訟の上告審判決が最高裁判所であった。(最判令和6.4.1…
回転ずしチェーン「かっぱ寿司」の運営会社がライバルチェーン「はま寿司」の仕入れ情報など営業秘密を不正に取得し使用したとして不正競争防止法違反(営業秘密侵害罪)…
インターネットショッピングモール「アマゾン」で販売していた商品「簡易トイレ」が商標権侵害物品である旨の虚偽の申告を運営者にすることが不正競争防止法違反にあたる…
医療法人の社員が理事長に臨時社員総会の招集を請求したにも関わらず招集手続が行われなかったことから、裁判所に臨時総会を招集することの許可を求めた抗告の上告審が最…
関ヶ原検定に関連して制作された物品を無断で使用することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等…
4月から施行された改正不正競争防止法により、適用除外となるケースにコンセント制度による登録を受けた登録商標の使用が追加された。新たに創設された規定(19条1項…
4月から改正不正競争防止法が施行され営業秘密の保護が強化された。改正法では新たに以下のような規定が創設された。 第5条の2(技術上の秘密を取得した者の当該技術…
2020年に亡くなったタレントの志村けんさんに新型コロナウイルスを感染させたとインターネット掲示板の投稿により名誉を毀損されたとして、大阪・北新地の高級クラブ…
日本洋酒酒造組合は、国産ウイスキーの表示ルール「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」を制定し、今年4月から発効した。 自主基準|日本洋…
東京女子医科大学の同窓会組織から勤務実態のない職員に給与が支払われていたとして、警視庁は特別背任(一般社団法人法違反)の容疑で大学本部などを強制捜査した。 東…
東洋ゴム工業による免震ゴム性能の偽装事件に絡み、株主が同社の社長ら当時の役員4人に損害賠償を求めた訴訟(株主代表訴訟)の判決が大阪地方裁判所であった。(大阪地…
ファイル共有ソフト「ビットトレント」を使用してインターネット上に動画を公開することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求…
公正取引委員会は、インターネットに接続するコネクテッドTVに関する報告書「コネクテッドTV及び動画配信サービス等に関する実態調査報告書を公表した。 (令和6年…
虚偽の著作権侵害申告によりユーチューブ動画を削除することが不正競争防止法違反にあたるとして、ユーチューバーが損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった…
2014年に発覚したベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件を巡り、被害に遭った顧客が同社と関連会社に慰謝料などを求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。…
債権差押命令に対する執行抗告棄却決定への抗告が最高裁判所であった。(最判令和5.3.29) この決定で注目すべきことは、転付命令の送達後になされた弁済がその効…
「黄色いステッチ」のブーツが定番のイギリスの「ドクターマーチン」が、模倣品を販売していた会社に不正競争防止法違反などを理由に販売差止めを求めた訴訟の判決が東京…
ツイッターに投稿した画像などを氏名不詳のアカウントに転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の控訴審判…
警察官に現行犯逮捕された際の状況が撮影された動画(逮捕動画)をユーチューブに投稿することが肖像権侵害などにあたるとして、慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が知…
ツイッターの氏名不詳のアカウントに写真を転載することが著作権侵害(著作者人格権侵害も含む)にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた…
原稿を改変して書籍を出版することが著作者人格権侵害などにあたるとして、新聞社の記者がフリーライターに慰謝料を求めた訴訟の判決が大阪地方裁判所であった。(大阪地…
医療機器の形態を模倣した商品を販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、メーカーが損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高…
シーリングライト(天井に直接固定して設置する照明)のデザインを模倣した製品を販売することが不正競争防止法違反にあたるとして、インテリアメーカーが損害賠償などを…
公正取引委員会は、「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関する独占禁止法上の考え方」を策定した。 (令和5年3月31日)「グリーン社会の実現に向けた事業…
NHKのテレビ番組「将棋フォーカス」のナレーション及び字幕にウェブサイトの文章を盗用することが著作権侵害などにあたるとして、サイト管理者がNHKに損害賠償(慰…
インターネット上の口コミ掲示板に虚偽の事実を投稿することが不正競争防止法違反にあたるとして、ウェブサイト制作会社が同業他社と社長に損害賠償を求めた訴訟の判決が…
アニメ制作会社が音響効果業務を担当していた元従業員が、退職後も音源データを使用して作品の効果音を制作することが著作権侵害にあたるとして、損害賠償を求めた訴訟(…
ツイッターの氏名不詳のアカウントにイラスト及び動画を転載することが著作権侵害にあたるとして、プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めた訴訟の控訴審判…
マイナンバー制度は憲法が保障するプライバシー権を侵害し違憲であるとして、国に個人番号の使用差止めなどを求めた訴訟の上告審判決が最高裁判所であった。(最判令和5…
高級ハンドバックの偽ブランド品を販売することが商標権侵害にあたるとして、フランスのアパレルメーカーが損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地方裁判所であった。(東京…
インターネットショッピングモール「楽天市場」に掲載されたフライパン画像を電子商取引(EC)サイトに転載することが著作権侵害にあたるとして、出店者が損害賠償を求…
農林水産省が地理的表示(GI)保護制度により登録した愛知県の豆みそ「八丁味噌」を巡り、老舗の「まるやま八丁味噌」が国に登録の取消しを求めた訴訟の控訴審判決が知…
石材店に使用された商号が会社法違反などにあたるとして、商号の使用差止めを求めた訴訟の控訴審判決が知的財産高等裁判所であった。(知財高裁令和5.3.6) 判決は…
ファイル共有ソフト「BitTorrent」(ビットトレント)を使用してCDの音源をインターネット上にアップロードすることが著作隣接権侵害にあたるとして、プロバ…