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憂愁のロシア、人々の織りなす哀切な愛と苦悩。対訳で人生の深淵を…。
ロシア語も文学も専門ではなく、誤りがあるかも知れません。ご意見をお待ちします。
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2009/12/28
2021年10月
森の中の雑木の下にでも
放心して忘れっぽくなっていた
ネヴァ河のどこかへ
振り返ってじろじろ見る
あらゆる方向から見られ
運河に全部捨てるんだ
体力と判断力があるうちに
わざと部屋を開け放しにして
彼はよく見もしなかった
盗品を引っ張り出して
今すぐ捜索が始まるぞ
退室した途端に
立っているのもやっとなのに
昨日は外出しましたか
ペンを持っているのがやっとでした
病気ですかな
ノアの箱舟のようなもの
喜劇みたいなんですよ
掛金が下りていたのに
そんな目的で来たとしたら
釘づけされたように立ちつくした
衝動はあまりに強く
眩暈がして…
ペンが手から落ちそうです
最も苦しい感覚
血を分けた兄弟姉妹であっても
たとえ火刑を宣告されたとしても
それらが一体何だというのだ
果てしない孤独と疎外の重苦しい感覚
誰が何と思おうと全くどうでもいい
私が口授します
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