2008年、夏、膵臓癌告知。 それまでも、それからも、3人の息子の母ですが…
私の選択や考え方は、正しくないかもしれない。 けれど、病気と向かい合って生きる生き方の一つの例だと思う。 膵臓癌の5年生存率は、思いのほか低い。でも、人間の「死」の確率は、早い遅いの差こそあれ、100%… 私が、欲してやまないものは、そういう状況でも、違っていても、揺るがない「覚悟」のようなものだと思う。
手術をして間もない頃は、生きているのがやっとだった。体力がなく、無理がきかない。すぐ、調子が悪くなる。精神的には、けっこう研ぎ澄まされていたような気はするけれど・・・当時は、自分のこれからのことばかり考えていたように思う。自分の病気のことも可能な限り調べたし、再発の時期や、再発したらどうなるのか、私は、いつまで生きられるのか、どんな治療が待っているのか、そして、短くも長くも、自分はどのように生きていけばよいのか・・・余命宣告をされたとして、たとえば、「6ヶ月」とか。その場合の「180日」をどう過ごすのか。寝てるだけなのか、行動できるのか、何ができるのか。再発してもしなくても、寿命が長かろうが短かかろうが、いつ死のうが、後悔せずに生きる毎日なんてあるんだろうか・・・「すい臓がん」の現実は結構厳しくて、よく泣きもし...病気であってもなくても・・・
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