無垢の木、地元の材料、再利用が出来る自然の材料を使った、ストック型の喜ばれる家づくりをめざします
建物の場所がもつ環境を生かす、自然素材の利用、再利用できる材料などを考えながら、健康な住まいをめざしています。それが喜ばれる家づくりと思います。そのためにはお客様との打合せを繰り返しながら、何が大切かを真剣に考えた設計をします。
高気密・高断熱住宅の研究者の室蘭工業大学の鎌田紀彦教授が、内断熱・外断熱の見解について、「日本住宅新聞、01/10/25」に掲載された(新、外断熱住宅はもう古い/著者:松本祐から抜粋) 一時的なブームだったのだろうか、外断熱工法が最高の高気密・高断熱工法言われたが、今一つ普及しない。「温暖な関東地方では高気密・高断熱なんて必要がない」と考える人たちが多いためだろうか?それを証明するような鎌田教授の見解の記事がある。 “木造住宅の場合、木造自体の熱損失量が小さいため、外張り断熱、充填断熱いずれも性能的には、なんら違いはない。つまりは、鉄骨やRC造のビル・マンションは確かに構造体が熱を伝えやすいので、それを完全に覆ってしまう外断熱が良いけれど、木造住宅には外断熱・内断熱による優劣は無く、あるのはいかに 気密・断熱性の高いレベルで精度良く施工するかということなのです。” 私なりに外..
今と昔の建物、漆喰 私の田舎の建物は明治30年頃、100年以上の前の建物。屋根は瓦、外壁は漆喰壁、内部の天井は無垢の木、内壁は全て漆喰、床は畳か無垢の木。 漆喰の壁は、壁を触った感じがひんやりした。いたずら書き、ボール投げで汚しても消しゴムなどできれいになった。河が氾濫し、家が水浸しになって壁が汚れたり、漆喰壁が落下したが、簡単に補修できた。漆喰を家に使うことが自然だった。当然、時代に合わせてリフォームはしているが、基本の構造、壁は変わっていない。 無垢の木と漆喰の壁(2007年村野担当/設計監理)
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