壁の中の断熱材の黒かびは何が原因か
続いい家は無垢の木と漆喰で建てる(著者/神崎隆洋)を読んで 無垢の木は呼吸する、湿気を保有している。構造部材は強度を考えて、乾燥度15%を目安に、考える。そして、間柱、胴縁、桟木などの乾燥度は少し多めだろう。呼吸する木造の骨組みの壁の中は、空気の流れ、通気が必要。これについて、神崎氏の本の中から以下の項目を抜粋した。 ■壁の中の断熱材の黒かびは何が原因か “壁の中に結露が発生する要因は、断熱材が原因でなく、壁が密閉され通気が妨げられているからだ。‥通気がなければ乾かずカビが生えてくる。 ‥通気のない壁を造る建物に問題があり、‥室内の気密性を高くした高気密住宅でも壁の中の空気の流れは必要で、壁の中が密閉されるような合板などを使った壁式工法やツーバイフォー住宅などは結露が発生しやすい家といえる。家の寿命に大きく影響するのが壁の中の結露である。”
2010/01/29 10:03