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毎日が美びっとカルチャー https://blog.goo.ne.jp/ag-maeda

熟メン茶々丸のアート、シネマ、音楽、スポーツのカルチャー談義

1959年愛知県生。印象派から現代美術までこなすアート通にして、ローリングストーンズとマービンゲイを愛するロック&ソウルマニア。映画と音楽を愛し、ジャンル、国境を問わず鑑賞。B級グルメ通、スポーツ通。地元を愛するドラ&グランパスファン。中途半端なちょい悪オヤジを嫌い、白洲次郎を信望する頑固でお茶目なオヤジです。

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江南市
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江南市
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2009/09/25

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  • 映画 グッドバイ、バッドマガジンズ

    本日の映画レビューは、1週間限定の単館上映から口コミで拡大上映となった「グッドバイ、バッドマガジンズ」です。舞台はある出版社、出版業界の第三極に位置する成人雑誌の編集局に中途採用された女性と編集者やライター、営業マンたち。ネットメディアの台頭による出版不況と東京オリンピック開催で起こった大手コンビニの成人雑誌撤去やコロナ感染拡大など、編集局に押しよせる苦難を描いてます。出版業界の憧れを抱きながらも配属された未知の世界、理想と現実中でもがき続ける編集者や時代の波に取り残されたエロ業界の実態などかなりシビアに描きながらもエロを笑いで包み込んだ展開は飽きさせることなく小気味の良さがあります。振り返れば知らぬ間に消えていたコンビニの成人雑誌コーナー、その存在の有無に関しては関係者にも賛否両論があるようで、ビニ本発...映画グッドバイ、バッドマガジンズ

  • 映画 ケイコ 目を澄ませて

    本日の映画レビューは、三宅監督、岸井ゆきの主演の実在を女子プロボクサーがモデルのヒューマンドラマ「ケイコ目を澄ませて」です。数々の映画祭で絶賛、本年度キネマ旬報で1位に輝き、主演女優賞に輝いた本作、ろう者の女性プロボクサー小笠原恵子さんの「負けないで」を原案に気鋭の映画監督三宅唱と脚本家、酒井雅秋による完成した作品は、ボクシングジムでのトレーニングやろう者としてのハンデキャップをリアルに描いています。主演の岸井ゆきのは、当然のことながらほぼ言葉のない演技と過去の作品とはまったく異なるプロボクサーの日常と試合などを生身の自分をさらけ出すように演じています。脇を固めるジムの会長には三浦友和、会長の妻に仙道敦子が、ジムのトレナーや家族役などに実力者の俳優陣が脇を固めています。また撮影には16ミリカメラが用いられ...映画ケイコ目を澄ませて

  • 映画 フェイブルマンズ

    今回の映画レビューは、スピルバーグ監督の自伝的作品「フェイブルマンズ」です。スピルバーグ作品の魅力はエンターテーメントから歴史ものに社会派ドラマまで多種彩々の作品を生み出すところにあると思ってます。今回の作品は、スピルバーグが生み出す映画への思いを自らの生い立ちに乗せた青春グラフィティ作品と言えます。物語は映画の触れるきっかけとなった少年時代から始まり、ボーイスカウトやハイスクール時代の映画製作にいたる原点や映画の道が開かれるまでの姿が家族や友人たちとの交流を通じて描かれています。そんな中で映画人としてのスピルバーグを育んだ母親の存在が大きくクローズアップされています。そんな母親を演じたミシェル・ウイルアムズと主人公のサミー・フェイブルマンを演じたガブリエル・ラベルは、まさに本物の親子のような演技で特にミ...映画フェイブルマンズ

  • 映画 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

    本日の映画レビューは、アカデミー賞7冠受賞の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」です。正直7冠も取っちゃうのと疑問を抱きつつアカデミー賞受賞後の鑑賞です。物語はみなさんご存知の通り、中華系の夫婦が営むコインランドリーを舞台に突如旦那が別の宇宙の夫なり妻に宇宙を支配する悪を倒すのは君だと世界の命運を託され、メタバース(仮想空間)で戦うカンフーアクションです。主演のエブリンを演じたのは、ジャッキー・チェンの作品でもおなじみのミシェル・ヨー。夫のウェイモンドを演じるのはインディージョーンズのかつての子役キー・ホイ・クァン。二人はアジア人初の主演女優と助演男優でオスカーを獲得しました。内容は家族愛をテーマにしてますが、メタバースの世界を動き回るエブリンのドタバタ劇に振り回されるヒューマンコメディ...映画エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

  • 映画 ソウルメイト/七月と安生

    映画館で観れなかった作品をDVDで観る今回のレビューはデレク・ツァン監督のデビュー作「ソウルメイト/七月と安生」です。今回の作品は、2020年から2021年の話題作や隠された名作が多数配信されているアマゾンプライムで視聴しました。デレク・ツァン監督は過去に紹介した「少年の君」で注目を集める気鋭の新人監督で香港アカデミー賞で12部門にのノミネートされています。主演は少年の君でヒロインを演じたチョウ・ドンユイが主演を務めています。物語は二人のネットで話題の自伝的青春小説「七月と安生」。映画化のためにモデルとなった二人の女性のうち原作者の行方がわからず、もう一人のモデルとなった女性、チョウ・ドンユイ演じる安生のもとに映画会社から連絡が入ります。安生は原作者のことは知らないと嘘を付くが、七月と安生は幼き頃からの親...映画ソウルメイト/七月と安生

  • 映画 エンパイア・オブ・ライト

    本日の映画レビューは、オリビア・コールマン主演、サム・メンデス監督によるヒューマンドラマ「エンパイア・オブ・ライト」です。現在アカデミー賞の話題で持ちきりの映画界ですが、撮影賞のみのノミネートで今回の作品は賞レースには外れた作品かもしれません。しかしながら、オリビア・コールマンをはじめ出演者の好演が光作品です。舞台は1980年代初頭のイギリス。海岸線に佇む寂れた映画館のオリビエ演じるヒラリーはわけありの過去を持つ独身中年女性、ある日劇場のスタッフに黒人青年スティーブンが加わります。スティーブンの明るさと優しさに惹かれるヒラリーですが、やがて不況下の政治状況の中で、二人は思いもしない出来事に巻き込まれていきます。静から動へ、オリビア・コールマンの演技は誰もが心に突き刺さり、自らの境遇の中で苦悩しながらも明る...映画エンパイア・オブ・ライト

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