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毎日が美びっとカルチャー https://blog.goo.ne.jp/ag-maeda

熟メン茶々丸のアート、シネマ、音楽、スポーツのカルチャー談義

1959年愛知県生。印象派から現代美術までこなすアート通にして、ローリングストーンズとマービンゲイを愛するロック&ソウルマニア。映画と音楽を愛し、ジャンル、国境を問わず鑑賞。B級グルメ通、スポーツ通。地元を愛するドラ&グランパスファン。中途半端なちょい悪オヤジを嫌い、白洲次郎を信望する頑固でお茶目なオヤジです。

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江南市
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江南市
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2009/09/25

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  • 映画 ある男

    今回の映画レビューは平野啓一郎原作、石川慶監督による「ある男」です。芥川賞作家で地元愛知出身でもある平野啓一郎の原作を愚行録や蜂蜜と遠雷などを手掛けた石川慶監督が手掛け、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝などの豪華なキャスティングで話題となった本作、遅まきながら鑑賞しましたが、かなり地味な作風ながら随所にハッとさせる演出が光る作品でした。物語はとある田舎町で出会い、窪田演じるある男、谷口大祐と安藤演じる谷口里枝との再婚生活から3年後、事故により死んだ窪田が戸籍を偽った正体不明のXであることは判明、かつて離婚弁護を受けおった妻夫木演じる弁護士の木戸に愛した男の正体を依頼することで起こる顛末を描いたヒューマンミステリーとなっています。また、登場人物のキャスティングも見事で、調査の鍵を握る受刑者の柄本明や安藤サクラ...映画ある男

  • 映画 ザリガニの鳴くところ

    今回の映画レビューは、個人的には今年のベスト1有力のミステリー作品「ザリガニの鳴くところ」です。今回の映画は全世界で1,500万部を突破したミステリー小説が原作になっています。1969年ノースカロライナ州にある湿地帯で青年の変死体が発見されます。死体は町の有力者の息子で容疑者は湿地帯にひとり住む少女カイア。町の老弁護士が弁護に立つ中でカイアはひとりで生活するまでに至る経過と当日の状況を話し始めます。タイトルの「ザリガニの鳴くところ」からザリガニが泣く?との疑問が浮かぶと思いますが、カイアが6歳の時に両親に捨てられひとりで暮らすための大切なキーワードとなっています。人里離れた湿地帯の家で生きるための知恵を生み出していくカイアと彼女を慕いながらも別れることとなった青年との純粋無垢な恋と孤独を癒すために近づいた...映画ザリガニの鳴くところ

  • 映画 ビー・ジーズ 栄光の軌跡

    今回の映画レビューは、稀代のメロディーメイカー、ビー・ジーズのすべてがわかるドキュメンタリー「ビー・ジーズ栄光の軌跡」です。僕にとって、初めて観た洋画が「小さな恋のメロディー」で今でもメロディーフェアと共に名場面が浮かんできます。しばらくして、第二次ディスコブームでディスコで踊りまくってた時代映画「サタデー・ナイト・フィーバー」により再びビー・ジーズに夢中になりました。今回の作品は、ミュージックシーンに燦然と輝く彼らのデビューから現在を追った珠玉の音楽ドキュメンタリーです。1963年にオーストラリアで結成されたバリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟、1970年代にアメリカを中心に活躍し、「マサチューセッツ」やディスコブーム期の「ステイン・アライヴ」など数々の名曲を生み出した兄弟デュオの長編ドキュメンタリーで...映画ビー・ジーズ栄光の軌跡

  • 映画 スラムダンク (THE FIRST SLAM DUNK)

    今回は、ワールドカップで盛り上がる中で公開中の劇場版「スラムダンク」のTHEFIRSTSLAMDUNKのレビューです。僕が鑑賞したのが、ワールドカップのクロアチア戦前、スラダンでテンション上がったところで、ベスト8進出といきたかったのですが残念な結果に。サッカー好きの僕にとっは少しショックで、間をおいてのレビューとなりました。井上雄彦氏が自ら脚本監督をを手掛けた劇場版スラムダンク。原作を読まれてる方はご存知の通り、インターハイでの絶対王者、山王工業戦を独特な作画アニメーションで再現、アニメでは山王工業戦はもとより、新たに劇場用に脚本されたストーリーとしてポイントガード宮城リョータをメインに描かれてます。内容は触れませんが、音楽がとても今の時代にピッタリで主題歌を歌うTheBirthdayのチバユウスケのボ...映画スラムダンク(THEFIRSTSLAMDUNK)

  • 映画 秘密の森の、その向こう

    今回は、前作の「燃ゆる女の肖像」に引き続きセリーヌ・シアマ監督の新作「秘密の森の、その向こう」のレビューです。前回でも述べましたが、過去作において同性愛の要素が強い作品が多いシアマ監督ですが、今回は親子三代にわたる女性が主役となっています。物語は老人ホームのシーンからはじまります。8歳に主人公ネリーは居住者の老人たちに別れを告げていきます。そして、最後に別れを告げた部屋には誰もいません。ママと共にホームを去ったネリーは、祖母の実家に向かいます。両親と共に祖母との思い出の場所でパパと一緒に後片付けをして過ごすネリー。突然ママが姿を消してしまいます。ある日、近くの森に遊びに行くと同年代の少女と出会います。少女はママと同じ名前のマリオン、マリオンの家を訪れるとそこは、祖母が住む実家でした。物語は、ネリーとマリオ...映画秘密の森の、その向こう

  • 映画 燃ゆる女の肖像

    今回の映画レビューは、2回にわたってフランス人女性監督のセリーヌ・シアマの作品の「燃ゆる女の肖像」と新作「秘密の森の、その向こう」をお届けします。先ずはシアマ監督の出世作でカンヌでの受賞作2019年の「燃ゆる女の肖像」です。今回の作品は、18世紀のフランスを舞台に孤島の城に住む女系家族の家の娘の結婚のための肖像画を依頼された女性画家との叶わぬ恋の結末を描いたものですが、父娘で肖像画家であり当時ではめずらしい女性肖像画家のマリアンヌの意志の強い女性と母から娘へと継がれた貴族としての運命を受け入れながらも、対象として自分に静かな抵抗を示すエロイーズとの徐々に燃え上っていく炎のような恋を島の自然と習慣を織り交ぜながら美しく広がる恋模様が肖像画と風景画や風俗画と様々な絵画のように描かれています。特に作品の主題とな...映画燃ゆる女の肖像

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