ブログは放置中です~。ご了承をば
仕事始めるとブログの更新がままなりませんね^^;やっと妖斥人終わりました。読んでいただけた方感想等いただけると嬉しいです^^この作品は某漫画雑誌の小説賞に応募…
「変なやつ」 笑うようにくらはは言った。 歩きながらくらはは母と交わした会話を思い出していた。『くらは。くらはの中に流れる血を恨まないでね。特別なんかじゃない…
くらはは村長の表情の中に安堵の色を見て取った。たまもの選択は正しかったのだ。そこまで読み切っていたのかもしれないと思う。くらははますます妖が分からなくなった…
「おぬしの中におるとき風の技を使(つこ)うたであろう。あれはわらわの力じゃないぞ。おぬしの中にあるもの。おぬしには分からぬかもしれぬが、あれは妖力じゃなく神通…
くらはは小さく息を吐いた。「ご勝手に。アタシには関係ないね」「ついていくと言っておろうに」「連れて行く義理はないね」「便利じゃぞ。いざというときはわらわを宿…
たまもの口調はかすかに寂しげな音を伴う。「いずみを襲うとしたとき、ころくが突然動きを止めたじゃろ。あれはわらわの夫によるものじゃ。おぬしにもわらわから伝わっ…
あずみといずみがくらはの後を追う。「あずみ、いずみどこに行くんだい?」 村長が呼び止める。くらはもその声に足を止めた。「あずみといずみは私が育てることにしま…
「待ってください」 くらはの後ろから声が追いかけてきた。村長が家から駆け出てくる。「行かれるのですか?」「ああ。世話になりました」「そうですか。お手を煩わせて…
くらはは目を開け、起き上がった。部屋の中央に敷かれた布団に寝かされていた。 少し離れたところに正座していたあずみといずみがくらはのそばに寄った。「大丈夫?」…
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