令和7年6月1日 小堀遠州流 遠州忌法要茶会が護国寺茶寮で催されました。 前日までの雨が上がり晴れ時々曇りの爽やかな日です。 今年から新しく家元が変わられてからの初めての遠州忌です。 古美術ささきも不昧軒で濃茶席を担当さ
令和7年6月1日 小堀遠州流 遠州忌法要茶会が護国寺茶寮で催されました。 前日までの雨が上がり晴れ時々曇りの爽やかな日です。 今年から新しく家元が変わられてからの初めての遠州忌です。 古美術ささきも不昧軒で濃茶席を担当さ
梅雨前なのに鬱陶しい日が続いております。2023年東美アートフェアの図録の解説に続いて本日の1点目です。 古銅の獅子と香炉です。獅子は珍しい正面を向いた向獅子です。時代は中国の明末頃です。もう1点は蓋に獅子が乗った香炉で底に「瀧本
新緑も終わり葉も生き生きと輝いております。2023年東美アートフェアの図録の解説に続いて 本日の1点目です。 ガレの茶入れです。酸化腐食彫りで製作しております。桜草でしょうか?可愛い花のデザインの小壷を茶入れに見立てた品
5月11日 お弟子の皆様が古稀の祝いの茶事を催してくれました。場所は世田谷区岡本の松本記念音楽迎賓館です。満年齢で68ですが早い方が良いという事で祝っていただきました。大勢での懐石ですので裏方が大変です。10時30分集合で蹲を使用して1階の
本日は雨ですがここの所初夏のような気候です。 本日の1点目です。14代柿右衛門の錦、花文茶碗5客です。残念ながら本人作ではなく窯作ですが箱もあり未使用と思われますので良いですね。本人作は「濁手」と箱書きにあり高台には銘を入れません
4月24日より26日まで東京アートアンティークが始まります。日本橋、京橋、銀座1丁目の86店が参加してのイベントです。当店も参加しておりますのでどうぞお出かけ下さい。 https://www.tokyoartantiques.co
百花の頃となりました。2023年東美アートフェアの図録の解説に続いて本日の1点目です、「梅竹蒔絵 金封筥 平安漆匠 哲斎作」と箱書きにある筥です。真塗の上に光琳蒔絵風に梅は鉛で笹は金蒔絵で蒔絵されております。作者は藤哲斎で京都の塗師です。&
今日も暖かな日が続いております。桜も咲き始めました。 本日の1点目です。沖縄琉球焼の金城次郎さんの皿です。 釘彫りで魚と海老が大胆に描かれております。サインは「次」で珍しく立派な桐箱が備わっております。&nb
急に暖かくなり今日はなんと夏日となりました。黄砂と花粉が最高に飛んでます。 今月の1点目です。 桔梗の画の蓋茶碗です。お料理で煮物や炊き合わせを入れる器です。底に「永楽」の印があり永楽妙全が製作したことがわか
実家から水ガ二が届きました。解禁期間は2月20日〜3月20日なのでこの時期だけ食べれます。水ガニとは、脱皮して間もない甲羅の柔らかいカニのことです。別名、若がにとも呼ばれます。「水がに」の名のごとく、水分を多く含んで、みずみずしいのが特徴で
いよいよ花粉の頃となりました。 本日の1点目です。 染付の小皿です。 藍九谷(前期伊万里)の皿です。 製作年代は1670年頃でしょうか。 &nb
ようやく極寒もゆるみ春めいてきましたが辛い花粉症の季節です。 本日の1点目です。交趾の大亀香合です。 作は二代 横浜真葛焼、宮川香山作です。箱書きの「倣古」は古い作品を模したという意味です。形物香合番付では筆頭の大関です
別伝の五段柄杓を午前中に2名と中伝の袋天目を午後に伝授しました。五段柄杓は小堀遠州が寛永7年7月7日に朝茶で披露した時の点前です。その名の通り柄杓を五種類の置き方で点前をします。別伝は師範を頂いた方が申請することが出来る最後で流儀で一番重い
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。 さて、このたび銀座店にて2月25日(火)〜28日(金) 「花のうちわ展」開催の運びとなりましたので、ここにご案内申し上げます。 花器展は初めての展示会になります。様々
NHKカルチャー青山教室「骨董の目利き〜あなたも達人に〜 本日も晴れて暖かな日です。まずは2023年の東美アートフェアの図録の解説を40分致しまして私がお持ちした作品解説を20分、後30分を鑑定品の解説に致しました。図録の解説は幅
本日は冷え込みも少なく晴れの良い天気です。 本日の1点目です。木彫の不動明王です。 作者は2代山田昭雲で円空風の大胆な彫跡です。材は楠で製作されいまだに香ります。 2点目です。矢立です。
令和7年1月19日小堀遠州流初釜が例年通り第3日曜日に帝国ホテル4階東光庵で催されました。今年から小堀遠州流の十七代家元が長女、小堀宗峯氏に交代いたしました。今年の初釜が初陣の茶会です。 私は次男の小堀宗晋
1月12日毎年第二の日曜日に社中の初釜を銀座店の江楽庵で開催しております。朝、多摩川の河川敷でどんと焼きが催されますので正月飾りを持ち込みます。9時過ぎに家を出ますので点火の10時には残念ながら間に合いません。 銀座で11時より今
令和6年12月NHKカルチャー青山教室「骨董の目利き〜あなたも達人に〜師走でいよいよ押し詰まってきましたね。本日は暖かな日です。2023年の東美アートフェアの図録の解説を40分致しまして私がお持ちした作品解説を20分、後30分を鑑定品の解説
今年も早や師走となりました。寒い日が続いております。 本日の1点目です。沖村 正康(おきむら まさやす、1940年 - 2012年)の猫のブロンズです。 師事した高田博厚をはじめとして、文化勲章受章者の彫刻家
京都大徳寺孤篷庵に於いて第六回 小堀遠州流 松籟会追善茶会が催されました。 5年に一度催されております。 今回は小堀遠州の菩提寺大徳寺孤篷庵で法要と追善茶会2
梅雨前の暑い日が続いております。 本日の1点目です。 シャープなアールデコ時代のクリスタル製の香水瓶です。100年以上経ているとは思えないデザインですね。一部色着せガラスが施されております。 2点目
私(佐々木宗弌)の自作の釣釜用の自在です。 北沢店の茶室、露草庵の自在は茶室を設計した先代宗通家元が70年前に製作したのを現在まで使用しております。当流(小堀遠州流)の家元も代々自作しております。 茶室の天
三日続きの冷たい雨が降っております。 今月の1点目です。ブロンズ製の人魚です。作は戦前で作家は中村武平だそうです。私は初見です。サインはB、Nと入っております。 2点目です。2代 池田瓢阿作の不昧公好み 竹の
桜が満開になりましたが不純な気候が続いております。北沢教室の設えです。
桜の開花はもうすぐですね。 今月の1点目です。 唐銅製の三つ人形と一閑人の蓋置です。両方ともお茶の蓋置で使用します。三つ人形は三閑人ともいわれ唐子の着物が一人羽織を付けております。これが正面になります。&nb
第107回 大師会 令和6年3月25日 今年は桜も開花せず冷たい雨が降っております。一樹庵 東京席 益田鈍翁ゆかりのお道具を多く取りそろえた趣向です。花は八角蓮で黄瀬戸立鼓です。 閑中庵 名古屋席 美
コロナで中断していた柳営茶会が令和六年三月十六日護国寺茶寮で四席で催されました。不昧軒、濃茶席 鎮信流宗家 松浦宏月
菜種梅雨の頃となり不順な天気が続いております。 今月の1点目です。柿右衛門の向付けです。 縁が五弁の花形で花鳥絵が美しい色絵で描かれております。製作年代は17世紀の終わりごろですね。2点目です。古い時代の懐中時計です。&
当社中の宗穂氏が小堀遠州流家元、小堀宗園 家元夫人、家元嗣の三人様と佐々木宗弌の御詰めで元代々木の自邸で家元襲名25年をお祝いしての茶事を催されました。 寒中の趣向ですが本日20日は24度の記録的暖かさです。お祝いの道具組みからは故郷の金
2014年3月に孫の初節句飾りを銀座店の床の間に設えてから毎年雛も増え10年になりました。 (10年前の鹿児島寿蔵 初期の頃の作品です) (神雛
年初より災害が続いておりお見舞い申し上げます。今日は冬型の寒い日です。 今月の1点目です。 一行書の掛軸です。 総持寺の梅田信隆管長です。 書は「杓底一残水」で良いお言葉ですね。 自分のことだけ考えるのでは無く
令和6年1月 小堀遠州流初釜 令和6年1月21日小堀遠州流初釜が例年通り第3日曜日に帝国ホテル4階東光庵で催されました。 四畳半の東光庵は濃茶席です。 今年は東光庵でお菓子をお召し上がり頂き呈茶をさせていただき
前日の雪と打って変わり快晴に恵まれ暖かな日となりました。今年は1日から未曽有の災害があり深くお見舞い申し上げます。 朝は多摩川の河川敷でどんと焼きがございますのでお飾りを持っていきました。 銀座店内茶室「江楽庵」で11時
令和5年12月 NHKカルチャー 今年は年の瀬も暖かな日が続いております。 今月の1点目です。掛軸です。 画は小林立堂で題名は「早春」梅竹と鶯が描かれております。川合玉堂門下で山水画が得意ですね。正
夜長には手燭のお点前が合いますね。 置いてある燭台は桜の透かしが入り蝋燭の長さにより桜の見え方が違ってきます。 お菓子は「一葉」で葉の上に霜が降りているのが見事ですね。 古美術ささき https://www.k
北沢店の露草庵で皆伝の伝授式を行いました。台子の総飾り長盆漢作茶入、相伴茶碗付のお点前になります。このお点前から茶筅置き茶碗を使用します。独特な形の茶碗です。 一礼した