いつか、小説家となり、印税で生活しようと企む悪いやつのブログです。
過去に書いた小説を載せていきます。 よかったら読んでくださいまし!
マンションのエントランスにある郵便受けを開けると、長い間確認していなかったせいでチラシや郵便物が山のように溜まっていた。チラシと郵便物を手際よく選別して側に…
東京に戻っても何もする気がおきない。 村上棋聖が突然、残りの棋聖戦を辞退したのだ。 将棋連盟から受けた連絡によると、娘さんの死が原因で将棋の集中できないた…
なんかもう小説のせるのめんどくせえ今回のやつでもう打ち止めだなじゃなっ
翌日、喪服に着替て再び向かった仙台のとある葬儀場。 見覚えのある面々が、会場の外でヒソヒソと小声で話している。「まだ、12才だって」「可哀想に」 普段対局し…
病室の前でおそるおそる中を覗いた。 もし、村上棋聖が病室にいたら、どう話しかけたら良いもの。 やはりいくらなんでも来るのが早すぎただろうか、そんな事を考えな…
直後、村上棋聖に急激な親近感が沸いてきた。 すぐにでも喜びを分かち合いたい気分。手に取りあって踊りだしたい気分だった僕は、対局中なのにもかかわらず、村上棋聖…
小説の合間ですが、ブログネタ。春になると、犬飼いの行事と呼べる、ワクチンや健康診断があります。さて、あろたんが大嫌いな診察も終わり、お医者様からの一言が。「太…
開き直った気分でいた僕が、劣勢な将棋盤を眺めているとき。 頭の中に突如芽生えた疑問が膨れ上がってきたのは、村上棋聖が次の手を指した時だった。 何なのだろう?…
看護師は一歩僕に迫ってきた。それにあわせて僕が一歩下がる。 あきらかにおかしな態度に、看護師が何かを言いかけたが、背後から聞こえた声がそれを掻き消した。「あ…
ここまで来ておいてただ帰るのも悔しい。美雪の本当の体には、ぜひご挨拶したいものだ。 僕は覚悟を決め、通路に人の姿が見えなくなった隙を見つけて病室へと忍び込ん…
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