子供のころも、そして今も、私の近くにはいつも白鳥がいました。片翼の白鳥が今の私の友達です。
冬に飛来してくるオオハクチョウ。でも、怪我や何らかの事情で北に帰ることのできない白鳥もいます。近くにも、片方の翼を失って、それでも元気に生きているオオハクチョウがいます。その白鳥を「駒ちゃん」と呼び、私は毎日、遊びに行っています。
日没のころ。 なんとも穏やかな春の夕暮れ。 升潟に行ってみたが、こういう時間の駒ちゃん(オオハクチョウ・片方の翼の下半分を失う)は、お休みモード。ゆったりと落ち着いていることが多い。 多分、今日は、来ないだろうなと思いながら、いつもの岸辺へ。 「駒ちゃーん、おーい」と何...
昨日開幕したF1GP。 大好きなF1の速報を、ネットで辿る春。 雀がさえずるのを聴きながら、レースカーテンの向こうに青空を見る。 光が差し込めている。 雀がさえずる。 あまりにも晴れていて寒々としている静かな街。 息吹にあふれている分、人としては、どこかもの悲しい気分にも襲われ...
雨交じりの午後だったが、駒ちゃんに会いたくて升潟へ。 駒ちゃんは、すぐ近くまできていて、誰かがおやつをくれるのを待っている様子だった。 穏やかな顔つきながら、食欲は旺盛。 くちばしを近づけて、早く早くとねだられる。 ミズバショウは、先日よりも咲いていた。 曇り空の夕焼けは、...
金曜日。 連休の始まりということで、いつもの升潟には大勢の人が集っていた。 片翼の白鳥・駒ちゃんも、池の入り口近く、人々が大勢集まるあたりまで来ていて、 愛きょうを振りまいていた。 私の顔をみると、あの長い首をさらに伸ばして、こちらを見上げているような気がする。 持ってきた食...
独断と偏見に満ちた駒ちゃんリポート。 何度かお断りしてあるが、「駒ちゃん」というのも、勝手に、そう呼んでいるだけなので悪しからず。 駒ちゃんは、片方の翼の下半分をばっさり損傷していて、筋肉や骨の一部が露出してしまっているオオハクチョウ。 数年前から、北に帰るのをやめて、定住...
青森にいるときは、3月はようやく雪どけが始まるという認識だった。 でも、今年の暖冬は、さすがの下北半島も暖かいらしい。 新潟もそうだ。去年、生まれて初めて日本海側の冬を体験したが、 あのしんしんと、いつまでも湿気がおさまらないような、 経験したことのない冷たさにはまいった。 ...
天気が怪しかったけれども、久々に午後から暗くなるまでサイクリング&散歩。 白鳥の駒ちゃんに遊んでもらって、池に面した里山に登ってみる。 去年は、見逃してしまった雪割草。今年こそは、見てみたいと思っていた。 接写機能でと思っても、あいにくの曇天。今にも雨が落ちそうだというこ...
片方の翼を負傷している白鳥の駒ちゃん。 昨日はお腹がいっぱいだったのか、芦の茂みから出てこなかった。 今日は、よっぽど空腹だったのか、猛スピードで私と夫のいる岸まで近寄ってきた。 「早く、早く」とでもいいたげに、長い首を伸ばして、私たちを見る。 食パンを少しずつあげるのだが、...
そろそろ、白鳥さんたちも帰り支度をしているもよう。 日没が近づいても、白鳥の声がしなくなってきた。 そろそろ、この哀愁を帯びた鳴き声を聴くことができなくなる。 白鳥さんが帰れば、春がくる。 ちょっと寂しい。 片翼の駒ちゃんにとっては、また孤独の日々だ。 ひんぱんに、人間の...
下北半島出身の私とすれば、「いか寿司」というのは、ごはんのお寿司ではない。 こぶりのイカに、キャベツや山椒、イカの足などが入った、酢で締めた塩漬けのようなものだ。 絶対に美味しい。 イカがキライではないというなら、ぜひとも食べていただきたい。 私の周りに、下北土産というと、こ...
昨日の夕方、いつもどおり白鳥がいる升潟へ。 入り口近くには、五羽ほど白鳥がいた。雛が二羽ほど。 片方の翼を負傷している白鳥・駒ちゃんの姿はなかった。 駒ちゃんは、池の奥のほうの芦が影で毛繕いをしていた。 このあたりが、駒ちゃんのおうちといっ...
休憩時間に今日も負傷した白鳥の駒ちゃんに会いにいく。 駒ちゃんとは、数年前に翼を負傷し、欠損した身体で新発田に住み着いている白鳥だ。 岸から見ているだけでは、なかなか駒ちゃんの身体状況はわからないが、 偶然、羽を広げているところを見たら、片方の翼が、下半分ほど、ばっさりと欠損し...
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