日頃の空想を綴るブログ。小説とイラスト、詩や写真を中心に、みなさまを甘口な小旅行にご招待☆
ふわふわ、キラキラ、スイートな空想でいっぱいのブログです。 切ない、ハッピー、いろんな感情をショートショートとイラストを中心に描いていきます。 毎日の生活のちょっと一服、一口キャンディみたいな感じで空想旅行に出かけてみませんか?
アスファルトを踊るしずくたち長靴で踏むステップのみたい傘をさすわたしの歩幅 大きなしずくはすこしいじわるわたしのお気に入りを濡らしながら冷たさを一枚一枚着せていく 日差しも虹も会えない日だけどわたしはこの道を進んでいく&
1 今日、あたしはとても不思議な夢を見た。 今日だけじゃない、昨日、一昨日、その前の日……覚えているいるかぎりずっと同じ夢を見ている気がする。 雪の降る公園をはしゃぎまわる夢。そんな夢を毎
1 学校から帰って玄関のドアを開けるとそこには普段見慣れない靴が一足。不思議がりながらちょっとうれしい予感がして靴を脱いだあとで居間に行くとそこに親戚のお姉さんがいた。お姉さんといってもわたしのお姉さんではなくて、親戚のお姉さん。
馬車の御者 そんな名前のコーヒーを一杯お店のソファじゃ体育座りはできないから膝の上で頬杖をついて生クリームに足止めされた湯気を思っている 君は時計とときどきにらめっこしながらときどき生クリームをスプーンですくって 時計の
これはハンドルと呼べばいいんだろうか? コーヒーミルの取っ手を回しながら少しずつ音と香りを探っていく。 正直言うとお店で挽いてもらってきたほうがおいしいけれど、春先の雨ですることともなく時間を持て余したわたしたちにはちょうどいいお茶
次にここに貴女と来るのは何時になることでしょう。明日、あの方との暮らしが始まる不安で世間知らずの頃が懐かしい。契りを交わし誰よりも近かった私達。これからも同じでしょうか。貴女の心を知りながら祈るだけです。 https://twi
夜風に慰められ窓を閉じ机に向かって綴る言葉はすらすらと出ながらも自分が書いた気がしない。だけども封蝋はどこか怖くもう一通、認めることに。ただ、これは送れない。けれど全て綴ろう。滲むインクと一晩の間。 https://twitte
ヒマだな土曜の午後って……。 なかよしの友達はみんな都合悪いみたいだし。 あたしはふわふわしたお部屋の空気の中でなにげなくそんなことを考えながらため息をついた。 こんな時
高台の上から見る景色は何も変わらない昨日も同じ 一昨日も変わらず ここに来る坂道で気が付いてはいたけれど今日がちがっていたのは 肌が気づいた 半袖はもうすぐ眠るころかもしれない時々そよぐ風がそれを教えてくれている&nbs
ドアが開いたらまずはまっすぐ見つめて顔をあげて胸を張るぐらいがいいのかも 息をぐっとすいこんだら緊張しすぎないように 今日は大事な脇役だからだけど 今日まではとても楽しみだったからみんなが見ているからそれは 大事なお仕事
風が強い日で少し風見鶏が心配になった。あちこち吹かれて風も見れずに飛ばされないか。だけど、道が灯らずカンテラだよりの私は顔の雨粒を涙に変えて迷ってしまった。ふと、片手があたたかい。あなたが来たのね。 https://twitter
小さな同居人がわたしをじっと見ている。 日が傾き始めたころに部屋に戻ってきたわたしは窓の近くから視線を感じてあちらの首を傾ける仕草を真似をしてみる。 こうしてほんの少しの間だけど、こうして「にらめっこ」ならぬ「ほほえみっこ」する
雪解けの道 ちいさな足でひとつひとつまだ慣れないこの道をわたしは息を弾ませ歩いて行く慣れない寒さ 慣れない靴で初めてだらけの日々の中一歩一歩 歩いて行く道端のふきのとうは幼く 小さく 愛らしい大きな手で撫でられながらしわがれた声
今日は待ちに待っていた日。待っていたのはこの時期にだけやってくるお友達。風の便りは暖かく。そんな言葉のやりとりだけじゃなんだか寂しくて今日会う約束をしていたの。夕日が眠りに向かう頃に、この池でこうして待っている。あたりが暗い空を無視するよう
響く足音 はしゃぐ声自分の声がこだまするきみの声もこだまする重たいドアが閉じたあとはグラグラ揺れる乗りかごの歩みが聞こえている?黙ってしまったわたしたちのかわりに何かを語っているわわたしはというと……悟られないよ
普段ならば眠る前のわずかな時間は本を読んですごしている。 だけども今日はそんな気分になることができない。だから、父の西洋趣味の影響で選ばれたところどころに彫り物のされた寝台に腰掛けながら窓の外を見ていた。 モ
今日は晴れると思っていた。だから傘を持っていない。 朝起きたら雲はたしかに多かった気はするけれど、空は青くこの季節にしては高くて、太陽も誇らしげに光っていた。 海辺を散歩したあと家へ向かう途中で雨に降られてし
明日は待ちに待ったお茶会の日。お買い物に出かけてお菓子の材料を買ってきたり。ここ何日かお友達に招待状を送ったりしながら過ごしていたの。そして、今日はお茶会でみんなと一緒に食べるお菓子を作っていたの。今日はちょっぴり夜ふかしになってしまったけ
お買い物の帰り道にばったり森の入り口でお友達に会ったの。この森に住んでるくまの女の子、まりもちゃん。まりもちゃんはお散歩してたんだけど、最近この辺においしいクレープ屋さんができたって教えてくれたの。わたし、クレープって大好きだからそのお話を
お買い物をしていてふらりと入ったお店。最近、街にできた紅茶屋さんなんだけど、なんだかおしゃれなリビングって感じでできたときから前から気になっていたの。わたしのおうち——はなぞの小屋の素朴な感じともまた違う、映画に出てくるような感
午後になるとさっそくわたしはお買い物に出かけることにしたの。うさぎくんと鳥の子がおうちに帰ってからお気に入りお帽子をかぶってママから借りたカゴを持ってウキウキ気分。かわいいお花がたくさん咲いてる小道をスキップしたりで足取りもとってもリズミカ
今日のシリアルはプレーンにしたの。本当はキャラメルと迷ったんだけど、これからの予定があるからさっぱり目がいいかなって思って。本当はね、お散歩で会った鳥の子と一緒に食事にしようと思ったんだけど、あの子はシリアルよりも庭先のたんぽぽがよかったみ
リルの絵日記 chapt.04: ブレックファストの思いつき
今日のシリアルはプレーンにしたの。本当はキャラメルと迷ったんだけど、これからの予定があるからさっぱり目がいいかなって思って。本当はね、お散歩で会った鳥の子と一緒に食事にしようと思ったんだけど、あの子はシリアルよりも庭先のたんぽぽがよかったみ
わたしのおうちのある植物園は小さな森の中にあるの。毎朝起きると、わたしはその森のなかを散歩しながら朝食のヨーグルトに入れる木の実をみつけたり、その日描く絵のモチーフを探したりしているの。森の中は静かででも時々、いろんな鳥たちの会
今回、展覧会を企画することになりました。以前からお世話になっている横浜山手町の「AAAギャラリー」で、ドールやドールをモチーフにした作品を集めたハンドメイド作品の展覧会です。・自作のドール・ドールをモチーフにしたイラストや絵画・ドールを被写
さぁさぁ もうすぐ始まる時間だよ少しずつ 静かに 静かに そっと来るそんな時間のはじまり はじまりビルや原っぱはスクリーン魔法色で染められた空の下すべてすべて これから来るショウの舞台たち子供部屋のオーケストラピットからはじまる今日のないし
僕はここで息を潜めている水面のその向こうを目指しながらそれでもこの底で踏み出せずにいるもし 僕が踏み出したら?君のいるところへ行ったとしたら僕は君の何になれるのだろう一つ誰かの決めたルールを破らないといけない思ってた自分と違わなければいけな
あの日 勇気を出してから隠していた言葉を伝えてからあなたはたくさんのはじめてをわたしにくれるの今日はまだ数えられる回数たったそれだけしか経験していない手をつないで並んで歩くこと「花火を見よう」って約束したからそれはやっぱり期待していたのでも
眠れない夜 気まぐれに買ったハーブティーの時間のはじまりこのときだけは ベッドは眠る為の場所ではなくカーテンに包まれた 秘密のテラス長い付き合いになるお客様たちはお気に入りのおもちゃたちだから みんなにだけ話す事の出来る事があるのよあの公園
ほらほら 遅れないで!風が髪をなびかせて誘ってる空がほんのり黄色そして橙そんな色を混ぜ始めたらそれは夕暮れだけど 今日は特別に帰る時間じゃないの北国のこどもたちの特別な日でしょう?だから スキップの準備はいいかしら?暗くなってからじゃおそい
ここに座って 目を閉じてドアを閉めて 耳には静寂わたしの主な感覚 今のところは鼻先に感じる日の光だけできれば静かが一番いいなんにも感じないけれど肌は空気に鋭く漂うようなそんな心地を慎重にどこへ向けて行けばいいのか考えながら 迷いながらイメー
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