これは懐かしい写真。2020年にストックホルム青少年水大賞を受賞し8月に開催された国際大会でグランプリを受賞したTreasureHuntersです。撮影されたのはまだ2月。当時、彼らは抜け出せない負のループにもがいていました。彼らの研究は三和土で水を受け止める研究ですが、いくら試作しても水につけると一瞬で崩壊してしまうのです。一生懸命準備して作って、数日後に固化するので浸漬。その場で崩れていくので、また配合を変えて製作。これをほぼ毎日繰り返していました。やっている彼らも見守るこちらも辛い毎日でした。さてこの作業は適正な水の量を確かめる実験。生コンクリートの流動性を測るスランプ試験をしているところです。しかし土の性質によって適正な水の量は違うため、数値化できません。試行錯誤の結果、握って確かめるという方法を...スランプ試験