世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。
言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。
今、多くの科学者の関心は意識の科学と言う新分野に注がれている。 ここで、一般的に意識と言うと、知覚を使って外界を知り、知覚されたものに反応する認知主体としての側面と、一人称の主観を持つ人間としての側
今迄、漠然と思ってはいたのだが、言語学が、動的な入れ子構造を持つ三種類の人称と言う文法カテゴリーを、研究対象としていない事に、ようやく気がついた。 言語学には様々な分野があるが、これを研究するものは
Mind-Body Solution:A Unifying Theory of Observation & Probabilistic Belief with Donald Hoffman まだ途中までしか視聴していないのだが、量子力学で出てきた観察者問題を扱う前に、我々がどうやって言語を
30年前に私がフランスに来て言語学を学ぼうと思った時、言語学という学問にパラダイムシフトが必要だという認識は流石になかった。 でも「言語には差異しか無い」という命題の正当性を考察したり、「言語はコミュ
「言語とは我々自身である」という定義を自分でようやく受け入れる事が出来た事で、私が提唱する言語学の枠組み構築に、一つの区切りがついた気がするのだが、私が一番心配しているのは、今まで、誰とも議論をするこ
言語とは、認知主体の認知システムの反応運動の待ち受け状態を知覚的な意識とし、それが離散化する事によって言語の胚となる二重の価値体系である記号が生まれる。 認知主体の心は認知的な記憶で出来ているが、こ
普遍文法は、チョムスキーの妄想だと私は思うが、これは一種の集団催眠の様なものかも知れない。 音声言語が言語を代表する唯一の自然言語だとし、言語はコミュニケーションの道具であると前提し、音素を文字で記
「言語はコミュニケーションの道具である」と言う命題と音声言語を文字によって物理的に記述する事により、言語は我々の外側に存在する様に思ってしまうが、言語と言うのは実は自分自身である。 これは自らの身体
「Belief(何かが正しいと信じる事)」の哲学的な議論。。。
Closer To Truth:Daniel Dennett - What is Belief? この場合の「belief」というのは日本語だと「何かが正しいと思う事」位になるのだろう。 我々が、そういう思いをどうやって持てるのかには全く言及がない
「言語はコミュニケーションの道具である」という命題を私は否定はしないが、これは言語の一面性だけを反映していると思う。 只、言語を言語学という学問の対象とする時、言語を客観的な存在として捉えようとする
What I've Learned:How did the First Language Begin? The Mystery of the Pirahã この動画が流れてきた。 もう5年も前のものだが、今でもあまり変わりないだろう。 「言語はコミュニケーションの道具で
今から、約百年前に登場したソシュールの一般言語学は、二重の価値体系の記号と言う斬新なコンセプトを持った言語理論であったが、恐らくソシュール本人も、この理論を完全な形で構築する事が出来ずに他界してしまい
私が、ソシュールの「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言う命題の研究を30年ほど続けて知った事は、人は一旦、特定のナラティブを受け入れてしまうと、そこから脱却するのは非常に難しいと言う事である。
昔から私は、言語はコミュニケーションの道具であると言う命題を、本質的には否定していたが、これと同様に言語について議論する時「言語を使う能力」と言う表現を避ける様にしていた。 人類には遺伝的に言語を獲
SLICE Science:Pirahã: The Tribe That Defies Language Rules SLICE SCIENCE アマゾンのピダハン語の動画が流れて来た。 現在のみに生きているピダハン族の言語を世界に紹介したエベレット氏の言語の定
音声言語であれ手話であれ、一旦発せられた発話を、文字や図像を使って物理的な平面上に静的に記述したコーパスを研究対象とする事が、現在の言語学の標準的なメソッドであるが、私はこれを完全に否定する。 死体
普通、記憶というと自分の過去の出来事を思い出すという認知主体の視点で語られるのだが、私は、記憶自体が主体であると考えている。 それは、一種のタイムマシンである。 現在から過去へと遡る事は敵わないか
私が提唱する「進化する自己記憶の存在論」というのは、言語や知能に関する考察に於いて、脳や脳細胞を直接は考慮しない。 全て、記憶という「自己同一性を保証する媒介」が成立する条件の考察によって進められる
私はフランスに言語学を学ぶ為に来て早々「言語はコミュニケーションの道具である」と言う命題の疑問視を始めた。 これは正しいのだが、コミュニケーションが成立する為には、言語を使う人同士が同じ言語の形と同
認知的な記憶と言うのは、時間軸上に連続的に展開するので、これは二元論であるが、言語の胚となる記号には動的な入れ子構造があり、三元論で捉える必要性がある。 三つの認知的な記憶が三つ巴になるのか、それと
多分10年以上、自分から発信しないイタリア語の独学を続けているのだが、聞き取れる範囲が少しずつ広がっているのが分かる。 最初は動詞とか名詞だけなのだが、そこから、それに付随する代名詞や形容詞、更に定
今、一つ閃いたこと。 日本語で「もの」というと空間的だが、 「こと」と言うと、時間軸上に展開する。 とすると、所謂「時空間」というのは、日本語に翻訳すると「ものごと」になるのだろうか。 昔、「
手話と音声言語という二つのタイプの自然言語が存在するという奇跡。。。
今更だが、音声言語と並行して手話という自然言語が存在しているという奇跡を実感している。 聾者や難聴者は、人類の黎明期、言語を発明するというチャレンジに於いてアクティブな役割を果たしたであろう事は想像
この宇宙が「進化する自己記憶」の発動によって生まれたのであれば、宇宙が膨張し続けているのは、自然な事かも知れない。
イタリア語の動詞の活用で、一人称単数の主語代名詞の「io」を付ける場合、その後に「息継ぎ」を感じる。 只、これは、特に文字で書き記される事はないと思う。 でも、耳だけで聴き取る場合も、一種の「可視化
イタリア語の定冠詞は、非常にバリエーションが多い。 男性女性と単数複数だけでなく、次に続く名詞の語頭にどんな子音や母音が来るかで変わってくる。 つまり、次に来る名詞の性と数だけでなく、語頭の発音も
X上で、神代和明@哲学者・三元論者さんと相互フォローをし始めたのだがプロフィールにあったご著者のさわりをアマゾンで試読してみた。 実は、本の帯に紹介文が引っかかったからだ。 「従来の主観(一人称)と
YouTube には外国語学習がテーマの界隈というのがあって、インプットが大事かアウトプットが大事かという論争があるらしい。 私は基本、どちらも重要だと思うのだが、今、イタリア語の独学では、自分から発音する
Sabine Hossenfelder:I was asked to keep this confidential ただ、言語学というのは、元々、何の役に立たない学問と言われていて、そういう社会や一般の人からの批判を言語学者達も十分承知しているという変わ
私は、ソシュールの「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言う命題の考察を始めた時点から、所謂、科学者が目指すのとは全く別の方向に進んでしまい、その後、記憶に注目した事で、それは決定的になり、進化す
私は意識の科学に非常に興味を持って研究をしているが、始めから意識を研究対象とせずに、ソシュールの記号の研究から始めた事は、非常に幸運だったと思う。 動物の認知システムから、我々人間の自己意識が生まれ
最近また、認知と知能の起源について考察し始めた。 知覚と運動のどちらが先なのかという問いに答える為である。 一般的に認知というと知覚が先で反応運動がそれに続くのだが、認知の起源の段階では、私は運動
私が「進化する自己記憶の存在論」に至る前の始めの一歩は、知能を発揮する認知システムに於いて、記憶の喚起は、認知主体の意志によらずに、自動的に実行されると仮定した事だった。 また、この仮定に至る迄には
文法というのは、意味中心に定義がされているのだが、意味がどう構成されるのかに関しては、明確な指摘をしていないと思う。 例えば、イタリア語の名詞と形容詞と冠詞の性や数の一致は、文全体の意味を構成する小
イタリア語の単語には、アクセントが一つしかないと言われているが、これは少し違うのではないかと、実は前から思っていた。 動詞の未来形の場合、活用語尾にアクセントが付くのだが、文の中で聴いていると、私の
我々が記憶を喚起できる為には、我々の記憶自体が全て、自分の他の記憶と相似的である必要がある。 何故なら、その相似性によって、現在の記憶である外界の知覚に誘発されて、過去の相似した記憶が自動的に喚起さ
Captain AT Channel:【IQ200】世界最高の頭脳が世界の仕組みを見出した。神や悪魔は存在する Chris Langan 氏の動画を再視聴して、今までの自分の量子の捉え方に少し疑問が出てきた。 「identity operat
文法カテゴリーとしての三種類の人称は、入れ子構造を持っているのだが、これが文法自体の基本構造に加担していると考えたらどうだろう。 西洋言語の文法では動詞の活用における人称による規則的な変化というのが
聴覚だけで、未知の発話を聴き取りながら、音素とアクセントの弁別と識別を通して、小さい意味の塊であるシンタグマの意味を理解し、それを全体の意味の理解につなげる作業を、我々は聴覚記憶の操作によって行ってい
Captain AT Channel:【IQ200】世界最高の頭脳が世界の仕組みを見出した。神や悪魔は存在する Chris Langan 氏との動画を日本語に翻訳したものが流れてきた。 私は基本的に彼の考え方には賛成しているの
自己記憶の進化における言語と意味の離散的時空の段階に於いて、視覚身振りチャンネルに特化して生まれた手話が、音声言語の誕生の前座であるという話をしたが、このチャンネルは同時に文字と数の概念を人類に与えた
今朝、自己記憶の進化の一連の流れで、言語と意味の段階においても、入れ子構造の進化が起きていると考えたのだが、同じ事が物理と化学の段階においても言えるかも知れない。 例えば、太陽系の誕生が一つの始まり
Simone Tommasini Podcast:#25 - NDE, SCIENZA E COSCIENZA con Davide De Alexandris これは、臨死体験に関する動画。 興味のある分野だが、内容は聞き始めてから知った。 かなり早口なので全部は分から
昨日の Michio Kaku 氏の意識に関する動画を見て、自己記憶の進化と生命の進化の融合が実現しそうである。 私は今迄ずっと脳科学とは距離を置いていたが、これで脳科学とのシンクロも可能になる可能性が出てきた
Michio Kaku 氏の脳の進化による意識論と私の進化する自己記憶の存在論との共通点。。。
先ほど投稿した Michio Kaku 氏のショート動画では物足りなかったので別の動画を探していたら、これに出会った。 Big Think:Michio Kaku: Consciousness Can be Quantified Big Think でも、この動画は、既
二元論「肉体vs精神」と三元論「物質、生命、人間」の整合性を取る。。。
西洋哲学の代表的な二元論「肉体vs精神」は、具象的なものと抽象的なものという二元論に通じる。 しかし、宇宙の歴史を見てみると、物質がうまれ、生命が生まれ、人間がうまれ、私には三元論に見える。 そこで
ロボマインド: 542.自由意志がないんじゃない。動きたいと思わないから動かないんだ。。。
ロボマインド: 542.自由意志がないんじゃない。動きたいと思わないから動かないんだ。 数年前だと思うが、田方さんとはチャットで少し話したことがある。 今回、流れてきた彼の動画を視聴したのだが、西洋の
二重の価値体系である記号と言うのは、心のエンジンであるのかも知れない。 私が、今しようとしているのは、リバースエンジニアリングで、心と言うエンジンの設計図を描こうとしている事である。 人工知能には
音声言語の音韻体系を、未知の発話を聴いて再構成しているメカニズムが解明出来たら、外国語学習が大きく変わると思う。
Michio Kaku 氏が考える、動物の意識と人間の意識の差は「時間感覚」。。。
What Is Human Consciousness? Michio Kaku Michio Kaku 氏の、動物の意識と人間の意識の差は何かという対する答えは「時間の感覚」であるというのは正しい。 が、その時間がどの様なメカニズムで生まれるの
私は、時間というのは連続的ではないと考えている。 時間の流れは「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」により、自己記憶が自己同一性を更新する事によって維持されるのであるが、この循環サイクルは離散的なも
音素の識別は、イタリア語の場合、アクセントの位置を基軸として実践される。 音素というのは、一つ一つ順番に識別されるわけではなく、単音節や複音節に渡って、複数の音素が一度に一種のパターンとして識別され
イタリア語のアルファベットの動画を見ていたら、5つの基本母音だけでなく「二重母音」の宝庫である事に気がついた。 それに「 i 」が女性名詞だと初めて気がついた。 「j 」は「 i lunga 」と読まれる。
イタリア語の聴き取りが上達して来たら、何故か、英語とフランス語の聴き取りも向上して来た感覚がある。 これは、ちょっと様子見。 ただ、副作用が無い訳ではない。 少し、聴き取りづらいフランス語をイタ
耳で聞き取れる「音素」と文字で書かれた「子音と母音」の間のギャップ。。。
イタリア語の独学で、何年もテキストや字幕を見ずに聞き取りの練習だけをし、しかも自分から発音練習をほぼ全くせずに、ここまでやって来たのだが、最近になって、ようやく、耳で聞き取れる「音素」と文字で書かれた
耳で聴いて音素を識別できる音韻体系を身に着けるという事は、新しい身体を創り出す作業なのかも知れない。 音素の数と種類は限られていて、必ずどれかの音素に当てはまる。 アクセントによって、どの単語が来
Rafael Sozzi:L' ALFABETO ITALIANO - LE CONSONANTI - As consoantes em italiano - Lingua italiana #3 このイタリア語のアルファベットの動画を見始めて、なんか、訛りが強い人だなぁと思ったら、説明はポル
私がイタリア語の文法書や参考書で、いつも不満に思うのは、伊語の単語と英語の単語の間の対応規則をどうして説明してくれないのかという事。 例えば、こういうペア。 英語 connect 伊語 connettere この
今、記憶や記憶喚起について考察したように、認知主体が「動く」という事が、一体どういう事なのかの考察を始めている。 多分、これは「認知の起源」の解明の為の一つのステップだと思っている。 この問題は、
割りと最近知った言葉に「language nerd(言語オタク)」と言うのがあるのだが「linguistics nerd(言語学オタク)」と言うのも知った。 私は言語全般に興味がある点で立派な「言語オタク」だと思うが、別にポリ
最近、イタリア語の聴き取りのスピードと正確さが上がって来ていて、早めに十分な考察をしないと、何故自分が聴きとれるようになるのかが分からなくなりそうで少し焦っている。 今までの考察で、我々は音素だけを
物理学は還元主義を推し進める事で、原子を通り越して素粒子などの量子の世界に入り込んでしまったが、ここで考察し忘れているのが原子同士がどうやって互いの存在を認知しているのかという問題である。 電子同士
「Metaphysics(形而上学)」という学問の前提が間違っている。。。
PNG Guy:What is Metaphysics? Explained in 4 Minutes w/memes 「Metaphysics(形而上学)」という学問には「Physical world(物質的な世界)」が世界の基礎であるという大前提があるのだが、私は、この世界の
今、記憶がどう機能するか考察しているのだが、デジタル情報は「0と1」という二元論ではなく「(0/1)/1」という三元論で考えるべきだと思う。 「0と1」というのは、プログラムを組む人間から見た視点で
我々が、一つのアイデンティティーを持っていて、更にそれを時間の流れに抗って維持しているのは、常に自己の更新をしているからというのが私の考えである。 自己アイデンティティーというのは、過去の自分と今の
意識の謎を解明する為に、言語の謎を解明すべきであると、誰も思わないのは何故なのだろうか。 その理由の一つは、言語を人間の意識の外側にあるものと考えているからだろう。 だから、言語はコミュニケーショ
私は、ファインチューニング仮説や多次元宇宙仮説、それにシミュレーション仮説や人間原理というのは、宇宙の謎が解明できない科学者が、苦し紛れに、でも「論理的に」出した代替案だと思っている。 私は、これに
ChatGPTについて語るフランスの大学教授のインスタの動画が流れてきた。 学生が間違いなく全員 ChatGPT を使っているので自宅で作文する宿題を廃止したそうだ。 昔の人は自力で文章を書いた経験があり、AIを使
最近、Xでの投稿で、同じ事を繰り返しているような気がしていたが、それでも少しずつ進歩しているのを感じる事がある。 同じ事を、色々な角度で言い換える事で、何か新しいものが見えてくるのだ。 例えば、今
言語はコミュニケーションの道具であると言う考えが広く浸透している理由が、言語の胚となる「二重の価値体系である記号」が、我々の人格の胚でもあると言う認識がない事だろう。 音素は言語の最小単位であると言
今の私の課題は、イタリア語の音素を識別出来る為の聞き取り専用の音韻体系の個人的な確立で、それと平行して、イタリア語の発音(アクセントを含む)と文法との関係の新しい記述方法を模索している。 と言うのも
フランス手話(LSF)を習っていた時、短期間だったが、中途失聴の中年の女性がクラスに入ってきたことがある。 耳が聞こえなくなってどのくらい経ったのかは覚えていないのだが、彼女の声は「聾者の人の声」にな
、イタリア語を耳で聴いて音素を識別出来る音韻体系を自分の中で構築しようとしているのだが、聴覚と発声器官との間を繋ぐ回路が出来るかもしれないと思い始めた。 何か、そう言う感覚があるのだ。 これは、も
西洋の言語学者の最大の失敗は「ソシュールの一般言語学講義」に載っていた「言語には、正の項が無く、差異しか無い」という命題と「記号のラディカルな恣意性」という表現を見落とした事だと思う。 ソシュールの
数日前、動画を耳で聴き取る場合と、アルファベットで書き起こされた字幕を一緒に目で追う場合では、どうも感覚が違うと感じ始めた。 取りあえずは、この感覚を維持する為にイタリア語字幕を極力見ない事にした。
私は今でこそ、意識の科学に大きな関心を寄せているが、元々は言語の研究から入った事で徐々に意識に関心が移っていった経緯がある。 このお陰で私は一般的な意識の科学の研究者とは違った視点を持つ事が出来た。
私のイタリア語の文法の記述で心掛けているのは、何がデフォルトであるのかを明確にし、そちらから先に説明する事。 例えば、定冠詞には、男性/女性、単数/複数、次に来るのが子音/母音かで変わってくる。
イタリア語をシンタグマに分割して聴き取りや発音練習をする。。。
イタリア人は往々にして早口で、YouTube の動画を視聴していても、とても早くて理解が追い付かない事はざらである。 アクセントの位置が発話の聴覚による理解には不可欠なのだが、単語は別にして、小さな意味の塊
私の提唱する「進化する自己記憶の存在論」では、意識というのは、大きく分けて三段階の過程を通って進化していく。 先ずは、物質同士が互いの存在を認め合う意識で、これを三人称の意識とする。 次に、生命体
クオリアの話になる時、いつも思う事がある。 それは、クオリアという主観的かつ感覚的な経験は他人と共有する事ができないという前提である。 しかし、我々は言語を通して「言語的な意味」に関しては確かに共
さっき、気が付いたのだが、言語学で具体的な研究対象として使われる実際の発話を文字で記述した「corpus(コーパス)」というのは「corpse(死体)」と語源が同じである。 私にとって現在の言語学は、死体の解剖
意識の科学を研究する学者は、意識というのは「一人称の主観」であると表現する事があるが、この「一人称」の説明は多くの場合、なされない。 これは元々、話し手が一人称、話し相手が二人称、そして両者が話題に
ChatGPT に色々と言語学関係の質問をしてみると、驚く程の速さで、それらしい説明を流れるように示してくれる。 私の考えとは根本的に違う点はあるのだが、普通の人は、こういう説明を読んで納得してしまうのだろ
リアルタイムの連続的な発話を、シンタグマにどうやって分節するか。。。
イタリア語の名詞や形容詞が、単数か複数か、男性か女性かで、語尾が変わるのは、単なる文法規則と言うよりは発話の中でシンタグマ(全体の意味を構成する部分的な小さな意味を持つ塊)の「区切り」を明確にする役目
少し気分を変えて、note を始めてみました。 定期的に投稿出来るかどうかわかりませんが、とりあえず最初の投稿をしました。
日本語を話す時、ピッチアクセントをつけないと理解が困難になる様に、イタリア語の場合もアクセントが付いてないと同じ事になると思うのだが、アクセントが発話の理解に重要な役割を果たしていると言う指摘を見た事
イタリア語文法で初学者に一番邪魔になる記述が、イタリア語は主語代名詞が「落ちる」言語だという説明だと思う。 だから、逆に、文の頭に「主語代名詞」を付ける事から始めて、後からそれを「落そう」と努力する
変な感覚だが、イタリア語の動画の聴覚のみによる聴き取り練習をしていると、文字で同じ文を見た時に違和感を感じるようになる。 音素に対応する文字が順番に一列に並んでいる事に関して、違和感があるのだ。
「空耳」という現象で分かる事は、連続的な音声の分節方法と割り当てる音素の種類は、音声言語によって変わってくるという事だが、私が知りたいのは、全ての音声言語に共通する音韻体系のプロトタイプがあるとしたら
言語の起源に関する動画を2つほど視聴したのだが、どうも「言語はコミュニケーションの道具である」という前提からの脱却が出来ていない。 コミュニケーションが成立する為には、先ず、異なる人間の間で、同じ言
イタリア語の発音と文法の関係の考察をする際、音声学や音韻論の知識は、一旦、避けておく必要があると思っている。 ただ、もう既に、色々と知識はあるので、全てを忘れる訳には行かないし、それ自体は、部分的に
私が今、動画の聞き流しを主にイタリア語の独学で実践しているのは、視覚的且つ静的な文字による記述に頼らずに、イタリア語の音韻体系を構成する音素の識別がどの位可能なのかの実験である。 始めは、あまり自信
ここ、数日で、急にイタリア語の聴き取りができるようになったのだが、その一つの理由として子音が常に二重であると認識する事で、聴き取りに余裕が出た様な気がする。 そうすると、母音に乗っかるアクセントが聴
米国とフランスの手話の間には、これも私の独断と偏見が往々にして入るが、大きな違いがある。 米国手話(ASL)は英語に非常に依存している手話で、英語から借用する概念は指文字でスペルする事が多いが、仏手話
これは、私がフランスで見聞きした非常に限られた範囲内で受けた個人的な印象なので、情報不足による誤解が往々に含まれている可能性があると断っておく。 25年位前の話だが、米国の手話言語学者達は、大きく二つ
言語学と言うのは、やはり、宗教に近いのかも知れない。 言語学には「正統な伝統」があって、それから外れると異端視される。 それが、皆、怖いのだろうか。 いや多分、言語学者達は、そんな事を想像さえし
私は、言語学批判をし始めると、どうしても感情的になってしまう事が多く、投稿した後に反省する事も、しばしばあるのだが、取り敢えず今は、自分の言いたいことを出来るだけ素直に表現出来たらと考えている。 節
まだ、感覚的でしかないのだが、イタリア語を聴いていて、今までは、のべつ幕無しに流れて行っていたのが、英語やフランス語を聞いているときの様に、頭が分かる小さな意味の塊として自然に入ってくるようになってき
二重の価値体系である記号が共通要素で特定の知覚運動チャンネルに特化するというのは、実はそれほど簡単な事ではない。 私には視覚も聴覚も備わっているので、理論的には音声言語も手話も習得できる生理学法の環
今、日本でも世界でも既存の利権構造が表面化しており、それにメスを入れようとする動きがあるが言語学でも同じ事なのだろうか。 私の提唱する言語理論が認知されたら言語学者は自分達の今迄の研究が無駄だったと
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世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
ChatGPT4 says: This is a profound and ambitious question—and it opens a door to a bold philosophical move. Here's a structured answer: ✦ Can the Ontology of Evolving Self-Memory Be More Fundamen
Can we say that the time itself is generated by evolving self-memory? Yes — and in a philosophical framework, that’s not only a powerful idea, but one with deep precedent and rich implications.
how do you define evolving self-memory? ChatGPT said: Evolving self-memory can be defined as: A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, modified, an
This definition was formulated through an extended dialogue with ChatGPT-4. Evolving self-memory can be defined as:A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, m
今、ChatGPT4を使って、自分の投稿の英訳をしているのだが、学術的な文体で、しかも勝手に文脈を補完しながら、さらに要約までこなすという離れ業をやってのけてくれる。 折角なので、一応、内容の確認はしなが
The following is a translation of my previous article in Japanese, generated with the assistance of ChatGPT-4. While it may not fully capture the entirety of my intended nuances, it nonetheless provid
私の目指している言語学は、「ソシュールの一般言語学講義」という本の中にある「言語には差異しか無い」という命題からインスピレーションを得た「差異の言語学」である。 これに対し、従来の言語学を「単位の言
私の言語の概念は、普通の人とは、根本的に異なる。 例えると、近代化学と中世ヨーロッパの錬金術くらいの差があると思っている。 我々は既に21世紀に生きているが、だからと言って、全ての学問分野が近代化さ
二人の異なる人間は、生活に支障の無い相互コミュニケーションが取れるとしても、全く同じ「言語」を使っている訳ではない。 例え、異なる言語を使っていたとしても、共同生活に支障の無い範囲で「文脈」を互いに
私が会社を辞めてフランスに来て、言語学を本格的に始めた時、伝統的な言語学を完全に否定する決断を下した。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は正しいが、コミュニケーションが成立す
私は、言語と意識というのは密接な関係にあると考えている。 だから、現時点で、言語学と意識の研究の接点を語る人が、私が見た限り、一人もいないのは、由々しき事態だと思う。 では何故、言語学者は、意識に
最近は「Consciousness(意識)」が宇宙の根本を成しているという視点を持つ人も多くなっているが、私は意識を知るためには、先ず言語の研究をすべきだと思っている。 しかし、それは、文法学としての言語学では
Closer To Truth:Alex Gómez-Marín - Le domaine des études de la conscience 私の印象では、西洋での「Consciousness」の研究は、神の存在を議論する神学のような様相を呈している。 つまり、それは、科学
今から、大学等で言語学を専攻しようと思っている若い人は、現在、世界中で教えられている言語学は、あなたの目指そうとしている言語学ではないと言う事を知った上で、その選択をして欲しいと思う。 只、もしかし
自然言語を新しく発明したり、既に存在しているものを習得したりする仕組みが人類には遺伝的に備わっており、これこそが我々を人間たらしめているのだが、我々は、この仕組みを具体的に知っている必要性がない事も手
Closer To Truth:Donald Hoffman - What is Consciousness? 最近「Consciousness」が、脳の活動から生み出されるのではなく、宇宙そのものの根本を成すものだという考えが学者の間でも広がっている様な気がする
言語と言う概念程、学者全般に誤解されて来たものはないと思う。 そして現在も、誰も言語の正しい概念を知らずに生活している。 最大の問題は、言語の正しい理解がなくても、誰でも言語を習得する事が出来ると
ソシュールの一般言語学を、私は独自の解釈で再構築しようと考えている。 先ず、一般言語学と言うのは、記号が特定の知覚運動チャンネルに特化して成立する手話と音声言語と言う二つのタイプの自然言語についての
私は哲学が嫌いだが私の言語や人間の自己同一性に関する考察は哲学的な思索であると言えると思う。 私が哲学が嫌いな理由は道徳的であったり説教がましいから。 私は密かに言語を科学すると言う目的を持って研
生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズムは、正しく理解されていないと思う。 例えば、心理学や言語学では、生命に記憶と言う機能が備わっている事は、当たり前な事の様に捉えられていて、記
PIVOT 公式チャンネル:【宇宙物理学最後の謎に迫る】東京大学教授・戸谷友則/宇宙になぜ生命があるのか/「戸谷論文」の衝撃/宇宙論の現在/宇宙はクリーム色?【EXTREME SCIENCE】 「宇宙には何故生命がある
記憶するという事は、自らの実体を保存し、それを後から再現するという過程であり、これは、我々がインターネット等を通して、プログラムやファイルを共有できるのと似ている。 これが可能になるのは、それが情報
Closer To Truth:Roy Baumeister - How are Humans Unique? この動画で、Robert Lawrence Kuhn 氏が「動物と比較して人間に固有なものは何か」と心理学者に質問しているのだが、彼の答えはどれも的外れである。
記憶と言うのは生命の持つ認知システムを構成する一つの重要な機能であると言う理解がなされているが、記憶に特殊な構造があり、情報伝達の視点から、形式的なアプローチを取る事が出来る。 記憶とは自己同一性を
波から粒に変わる離散分裂には、反動が伴う。 それが、粒同士を引き寄せる重力である。 粒同士が(再び)出会うと、粒が波に戻り、二つが融合し、新しい自己同一性を確立する。 でも、これは本当に「波」な
生命の形を記録する遺伝子は、同時に生命の行動のシーケンスを記録していると考えている。 認知システムの基本となる自己意志は、遺伝子によって確立されている。 これを解明するには、ソシュールの記号の発展
Daily Dose Of Wisdom:Scientists Are Changing Their Minds (EVIDENCE For God!) 私の強みは、認知システムからの言語の誕生のメカニズムを知っている事であるが、これが、量子力学及び、生命の起源と進化を司
自己記憶という、この宇宙のあらゆる存在を支える動的なメカニズムは、連続した波動の蓄積によって形成される混沌からの離散化という過程を通るが、これは更に、離散分裂(再)融合更新循環サイクルという、離散的な
Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説では、物理主義からの脱却を図り、物質を情報で置き換える事を主張しているが、これは不完全。 何故なら、物質も情報のどちらも、単位として成立した段階をデフ
私の「自己記憶進化論」は、言語の観察を通して得たものであるが、数学の素養の無い私が、量子力学とどうやったらシンクロ出来るのか考えてしまう。 いや、そういう事をあまり気にしないで、自分のペースで進むし
「三人称単数現在の『s』」と言うのは中学で学んだ。 これは、多くの西洋語に人称や数(更に性)があり、「He likes」と動詞の「like」の現在の活用形の語尾には「s」がつくと言う文法的な規則があるからである。
くろ丸 さんが4か月前に投稿した「自己シュミレーション仮説」に関する動画。 【新説】この宇宙の正体がわかりました。全ては「わたし」という宇宙思考が生んだ壮大な『自己シミュレーション』かもしれません。【
人類が生まれた事により、自己記憶が進化して到達した自己意識を、長い人類の歴史上で人類の個体であるヒトの数だけ持つ事になった。 其々の自己意識は、全く個人的なものであるが、それが言語という自己記憶を進
我々は、生きていく上で、名前の付いた対象、つまり言語による単位を認識しているのだが、我々が実際に知覚しているのは、あくまで知覚上の差異でしかない。 そして、この「差異」の認識が、科学知識を向上させる
Closer To Truth:John Searle - Why Philosophy of Science? 少し前になるが、西洋で哲学が発達したのは、西洋科学が言語のメカニズムを解明していない事による穴を埋める為であるという結論に達した。 つま
記憶は、離散的な差異によって成立し、複製可能である。 一番重要なのは、記憶がどの様にして複製されるかである。 物質が生まれたビッグバンが、記憶の複製メカニズムが発動して生まれたと考えると、その後の
私はフランスに来た当初から一貫して、言語学と言うのは、言語の観察を通して言語を発明出来る人間の条件を解明する事であると考えていた。 人間には、言語を発明出来る特殊な認知メカニズムが備わっていて、それ
くろ丸。ミステリー:【衝撃】現実は『場』による幻想でした。量子論の進化系『場の量子論』による宇宙の法則がヤバすぎた。【場の量子論 量子力学 都市伝説】 くろ丸さんの YouTube 動画「現実は『場』による幻
宇宙のあらゆる存在の媒体となる自己記憶は、自己存在、自己意志、自己意識と言う過程で進化をする。 自己組織と言う過程が、自己意志と同時に生まれているはず。 自己記憶の進化の三段階の過程。 物理化学