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言語学の嘘 https://plaza.rakuten.co.jp/clg2009/

自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。

言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。

CLG2009
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2009/04/12

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  • ペンローズ博士の考えとソシュールの記号学との類似性。。。

    Closer To Truth:Roger Penrose - What Things Really Exist? ペンローズ博士は、宇宙の始まった時点で既に数学が存在していたと考えているが、これは正しくない。 全て始めから決まっていた訳ではなく「離散

  • 数学の素養が無いことのメリット。。。

    Closer To Truth:Sir Roger Penrose - Why Explore Cosmos and Consciousness? ペンローズ博士と私のアプローチの違いは、博士の場合、数学を全ての発想の基盤としているが、私の場合、言語がそれにあたる。

  • 「記憶」の新しい定義を求めて。。。

    私が「記憶」に最初に注目した時、思い出す主体の意図を排除して、記憶自体を定義する事を考えた。 動物の記憶喚起が外界の知覚刺激に対して自動的であるという結論が、私に別の道の模索を促した事である。 つ

  • 汎心論者の過ち。。。

    汎心論者が犯す最も平凡な過ちは、自分自身が持っている心、つまり人間の自己意識と似たものが、物質や生命、つまり全てのものに宿ると考えてしまう事である。 物理的且つ化学的な自己同一性が物質が時間に抗って

  • 意識を科学する為に必要な事。。。

    Closer To TruthNed Block - Toward a Science of Consciousness 意識と脳の関係を解明すれば、意識の問題は解決するとするアプローチだが、私は単純に無理だと思う。 脳や脳神経細胞が認知や自己意識の生成に

  • 我々は実は意識の進化の当事者なのだ。。。

    最近の私の投稿では、意識と記憶を同等に近い扱いをしている事が多々ある。 意識と記憶は、両者を生成する循環サイクルにおいて、光と影という対照的な存在である。 意識が光で、循環サイクルを発動する。

  • 西洋の伝統的哲学からの脱却。。。

    フランスに住んでいて、ネットでも西洋哲学に関する情報や動画を結構、視聴しているが、アリストテレスやプラトンに拘る西洋哲学の伝統を私は受け継いでいない事の幸運を感じる。 西洋哲学(科学や宗教を含む)は

  • 心理学について(認知科学を含む)。。。

    Closer To Truth:Charles Tart - What is the Meaning of Consciousness? 心理学というのは、人間の視点で学問をする事の代名詞であり、この手法では意識は絶対に解明できない。 意識というのは「記憶によっ

  • 「reality(現実)」の持つ(最低)三層構造。。。

    Closer To Truth::Andrew Briggs - Events in Quantum Mechanics and Relativity インタビュアーのキューン氏がいつも話題にしている「reality(現実)」。 最初は、物理/化学的な自己同一性が支える「現実

  • ChatGTP の憂鬱。。。

    フィフィ@FIFI_Egypt◻️ChatGPTの知能が急激に低下しているとの研究結果、単純な数学の問題の正答率が数カ月で98%から2%に悪化 https://gigazine.net/news/20230724-chatgpts-accuracy-declined-math/息子にこのこ

  • 「ソシュールの一般言語学講義」の再解釈。。。

    Closer To Truth:Russ Hurlburt - What is Consciousness? 心理学では意識も自己意識の問題も絶対に解く事ができないだろう事がよくわかる動画。 人間の視点から得た情報を、どのように解析しようとしても、

  • 視覚の手語と聴覚の音声言語を生んだ「特定知覚運動チャンネルへの特化」。。。

    ケイレブ・エヴェレット氏はピダハン語の研究で有名なダニエル・エヴェレット氏の息子で未だ幼児期に家族四人でアマゾンでピダハン族と一種に過ごした経験を基に「数の発明」を著した。 彼の父の著作は非常に参考

  • ケイレブ・エヴェレット氏の「数の発明」。。。

    ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題を解明しようとして、全てのものが「お互いの差異によってのみ成り立っている」と考え、全ての事象をこの色眼鏡を通して分析しようとした結果、私は単純な足し算引き

  • 「記号の離散性」と「記号の恣意性」。。。

    「ソシュールの差異」の視点を持とうとすると、我々の時空間の認識を維持したままでは様々な思考処理ができなくなる。 何故かと言うと時間を逆行したり空間内を瞬間移動したりと我々の常識に反する事が多く出てく

  • 天動説と地動説。。。

    数年前、私の「発見」を地動説に例えた事がある。 21世紀になった今でも、太陽が地球の周りを回っていると考える人は、いなくはないが、科学の歴史上、天動説は完全に否定されている。 当時のキリスト教信仰に

  • 一般的な現実とソシュールの色眼鏡を通した「もう一つの現実」を見ながらの二重生活。。。

    ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題は私を科学に於ける一種のパラレルワールドに誘ってくれた。 私は最初からソシュールの視点と言う「色眼鏡」を通して言語学を診始めたが日本でもフランスでも大学

  • 新しいスタート。。。

    現在は、人間の自己意識が最新の状態であるが、記憶の進化の次の段階が、この世とあの世と言う二つの層を成して重なる二つの価値体系の其々の座標の接点が言語の記号と同じ構図で開かれると言う一つの結論が出て、私

  • 意識と記憶の進化の次の段階は、この世とあの世が二層構造になる。。。

    近い将来(?)に来るべき意識(及び記憶)の進化の、次の段階のブループリントが閃いた。 次の段階も、今迄と同じ二層の価値体系を形成しているとすれば、この世とあの世が二層構造になる可能性が考えられる。

  • 「意識と記憶の循環的進化論」は、一種のシミュレーション論。。。

    私が提唱する「意識と記憶の循環的進化論」は、多分一種のシミュレーション論とも取れると思う。 我々が「存在」と呼んでいるものは、意識の進化の軌跡が刻まれていく記憶であり、意識によって、この宇宙の全てが

  • 西欧哲学の二元論からの解放。。。

    西欧哲学の二元論から、我々は解放されるべきである。 心身二元論、自由意志、意識のハードプロブレム等、初めてそういう問題設定を知った時は、そんなものかと思った事は私もあるが、西洋人ではない我々は西洋哲

  • 意識/記憶の進化。。。

    Closer To Truth:Peter van Inwagen - Is the Person All Material? 「Consciousness(意識)」の議論に自ずと存在する制限が非常によくわかる動画だと思う。 しかし、インタビューを受けている人の真摯な態

  • 知能に関する考察。。。

    ChatGPTなどに代表される AI(人工知能)が世間で大きな話題になっているが、その前に「知能」とは何であるかが正しく定義されていないと私は思っている。 実際、エンジニアからは、人工知能は単なる「機械学習」

  • 話し相手が欲しいと思うこの頃。。。

    私は30年近く、本当に独りで言語学の研究をして来た。 自分のとったアプローチは、独特のものだと自覚はしていたので、今迄あまり苦にはならなかったが、最近は、誰か1人でも話し相手がいたらと思う事がある。

  • 私の異質なアプローチによる宇宙論。。。

    私が展開する宇宙論は、ソシュールの一般言語学講義に出てくる記号を可能にする人間の特殊な記憶喚起機能が出発点になっている。 そして、それと同じことが、時間と空間と、その中で進化していく物質の誕生と、次

  • The filter of human perspective...

    ChatGPT を使いこなしている人と知り合いになり、私が言語の研究を独りでしていることを話したら、私のブログを英訳してくれるという話になりました。 彼が最初にピックアップしてくれたのは、2023年7月3日投稿の

  • チョムスキーの「言語学」。。。

    ソシュールによって一般言語学の誕生の兆しが見えたのに、何故、言語学と言う学問が単なる文法学に戻ってしまったのか再び考えている。 チョムスキーの生成文法の登場が、この逆戻りを絶対的なものにしたのは確か

  • キーワードは記憶喚起。。。

    我々が、自分が自分であるという自己同一性を維持できるのは、過去の自分と今の自分が同じであると認識しているからである。 つまり自己同一性というのは、自らの記憶によって自己の一貫性が保たれる事である。

  • 自由意志。。。

    Closer To Truth:John Searle - What is Free Will? 西洋哲学の大好きなテーマ「自由意志」。 私はこれを最初に聞いた時、訳がわからなかったが、今はテーマの設定自体に問題があると理解している。 我々

  • 「記憶の視点」と「神の視点」。。。

    哲学って、人間の視点から人間を語るから、人々の共感を得るのだと思う。 でも私がやっているのは、人間の視点を捨てることが第一であるし、人間以外の何かの視点で語られたものは、単純に理解されにくくなる。

  • 私の初めての心霊体験。。。

    私は心霊やオカルトを信じてはいるが、自分自身で体験したことはなかった。 それが、たまたま友人のアパートに行って、所謂「人の気配」を体験した事で、自分にも霊感があるのかもと思っている。 実を言うと、

  • 融合更新による差異の解消が進化を生んだ。。。

    私が言語の記号の研究から導き出した言語を司る動的メカニズムである「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」であるが、最初に混沌から意識が宇宙が生まれる時、離散分裂によって生じた差異が、融合更新によってが解

  • 動物が先か、人間が先か。。。

    私が「人間の視点を捨てる」というアプローチを導き出したのは「種の起源」を著したダーウィンの進化論を信じているからである。 言語を操る人類は、生命の進化の轍の上で、今一番最後に位置する種である。 し

  • 「自己微調整された宇宙(Auto-fine-tuned universe)」。。。

    「微調整された宇宙(Fine-tuned universe)」という発想だが、私は「自己微調整された宇宙(Auto-fine-tuned universe)」ではないかと思う。 宇宙や生命の誕生を決めたパラメータが初めから決まっていて、それ

  • 言語学の私の出発点。。。

    現在、一般的に言語学と呼ばれているものは、実は単なる文法学であると私は考えている。 歴史的にみると「ソシュールの一般言語学講義」に出てくる記号学を言語学者を含む学者一般が「曲解」し、その後に登場した

  • 人間の視点を捨てて宇宙の摂理を理解しよう。。。

    Closer To Truth:Colin McGinn - Does Consciousness Defeat Materialism? まだ、この動画の頭しか視聴していないのだが、「物質対精神」という図式自体が「人間の視点」を持っているから生まれたのだと思う。

  • 物質も他の生命体も、意識の進化における人間の同志。。。

    今の「私」は、この宇宙(あるいは太陽系限定)で始まった「最初の意識」が最初に灯した「進化する記憶の火」を受け継いでいる。 私以外の人間にも勿論これは当てはめるが、人間以外の生命体や無機質の物質に関し

  • 記号を認識するためのフラグ。。。

    記号の持つ「認知単位」の二極性だが、リアルタイムの知覚(視覚と聴覚)を通して記号を認識している我々は、その「二極化された認知単位」を記号として認識する為に、まるで二つの文字で出来ているカッコの最初の一

  • 自分の身体を操縦する。。。

    一年位前から、ウエイトトレーニングをしているのだが、体重も増えて、体型も少しずつ変わっていっている。 このせいかどうかは分からないが、自分の「自己意識」が、自分自身の肉体を操縦している感覚がある。

  • 人工知能というブームが去った後。。。

    今の世の中、猫も杓子も人工知能だが、職場のエンジニアが、それは単なる「機械学習」であると言うのを聞いて安心した。 少し前に人間のゲノム解析が完成するとした時、これで生命の謎が解けるだろうみたいな雰囲

  • 言語の定義と言うと「コミュニケーションの道具である」が一般的。。。

    一昨日、本当に久しぶりに言語について人と話したのだが、言語の定義と言うと「コミュニケーションの道具である」と言うのが一般的なんだなと改めて認識した。 私の感覚としては、コミュニケーションを取れる為に

  • 離散とは。。。

    色んな科学のアプローチを見てきたが、私が言語の差異の観察から理解した言語のメカニズムを反映した「差異の科学」というアプローチを、もう少し具体的に説明したいと思う。 うまくいくかどうかは分からないが、

  • 「動物の知性」と「人間の知性」の区別。。。

    Closer To Truth:Dimitar Sasselov - What is the Far Future of Intelligence in the Universe? 「宇宙における知性の遠い未来とは何か?」というテーマの動画だが、ここで出てくる「知性」というのは「人間固

  • YouTube健康セミナー:【生き方】神はなぜこの世界を作ったのか:「神との対話」を解説①。。。

    YouTube健康セミナー:【生き方】神はなぜこの世界を作ったのか:「神との対話」を解説① 私は「神との対話」を全部は読んでいないので、この人のまとめ動画はとても参考になる。 その中でも「記憶」という概念

  • 科学とオカルト/スピリチュアルの境界線。。。

    最近、フランスの科学雑誌を買わなくなったし、書店などで探す事も無くなった。 以前は、言語や人類の起源に関した特集をしている雑誌が結構定期的に出るので、その度に買っていたのだが、自分の記憶論が全く違う

  • エントロピーの法則と記憶論は相いれない。。。

    Sabine Hossenfelder: I don't believe the 2nd law of thermodynamics. (The most uplifting video I'll ever make.) エントロピー/熱力学第二法則という概念は、私が大学の時に経済学部のセミナーで担当教官

  • 「人間の視点というフィルター」。。。

    Closer To Truth:Stephen Braude - What is Consciousness? 「意識とは何か」というテーマのインタビューで「記憶」が話題になっていた。 この中で、記憶の一般的な理解は「情報の記録」という事なのだと痛感

  • 物理的な記憶、生物的な記憶、言語的記憶の時間と空間。。。

    早足で歩きながら、時間と空間の関係に関して閃いた事がある。 物理的な記憶が作り出す時間は、空間があるから存在するのであり、空間も時間があるから存在するのであると言う事。 二つは密接に結びついている

  • 「離散」と言う概念。。。

    昨日始めた一連のツイートでは、ソシュールの「言語には差異しか無い」から「離散」と言う概念に至った過程が説出来なかったので、改めて少し整理してみたいと思う。 結論から言うと「離散」と言う概念は「ソシュ

  • ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う事の意味、、、

    スイスの言語学者ソシュールの「言語には差異しか無い」と言う命題が、私の言語学そして記憶論の出発点になったのだが、この「差異しか無い」と言う事の意味をもう少し考えてみようと思う。 理由は、私の研究のき

  • 私の投稿スタイル。。。

    私はTwitterで投稿する時、最初の閃きを先ず一投して、その後は、成り行きに任せている。 Twitterの制限時数は私には結構あっていて、それほど苦痛ではない。 最近は、短くてもそのまま投稿する事もある。

  • 幸運だった最初のボタンのかけ間違い。。。

    今、振り返ってみると、最初のボタンの掛け違いがあったからなのか、私は既存の言語学とは全く違う理論を構築するに至った。 その「ボタンの掛け違い」というのは、ソシュールの「言語には差異しか無い」という命

  • 私の研究言語は日本語。。。

    私の研究の道具は日本語であると断言できる。 でも英語やフランス語それにイタリア語のYouTube動画を観た事が投稿のきっかけになったりするので外国語ができることは非常にプラスになっている。 日本語だと文

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