旧菊田家農家住宅(明治19年築)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫佐衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。この建物は、その一員で…
札幌の一級建築士事務所「AI建築」の社長&スタッフによるブログです。
古民家に対する想いや日々の仕事の様子を綴っています。 AI建築ホームページhttp://www.aikentiku.com
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
部分再生 部分再生は移築再生の一つですが、敷地の関係などから新築と組み合わせたりして部屋単位で移築再生することをいう。 古民家部分が多い場合もあれば、新築…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
古材の中でも価値のあるものは 大黒柱や長物(ながもの)と呼ばれる、長さが5m以上のものもプラス査定になります。大黒柱は7寸以上かケヤキ・桜などの銘木を使ったも…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第5号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築され…
古民家鑑定士講習と試験を令和6年6月15日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は内…
昨日、5月13日(土)、北海道開拓の村の古民家及び古建築を守る会で北海道開拓の村に寄付をお届けしてきました。皆様のご協力ありがとうございました。また一年間募金…
第13回古民家フォト甲子園の応募の受付中です。9月11日までです。 http://www.kominkaphoto.com/高校生の皆さん、応募…
屋根瓦瓦の三大産地は愛知の「三州瓦」島根の「石州瓦」兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。 日本で一番古い瓦は奈良の元興寺の1400年前の瓦です。長持ちしますね! …
旧手宮駅長官舎(明治13年築141年)明治13年北海道で初めての鉄道として、幌内鉄道が敷設された。その職員官舎として建てられたのがこの建物である。骨組みや上げ…
古民家鑑定士更新講習を5月18日(土)18:00より、札幌エルプラザ2F環境研修室1で開催致しました。 古民家鑑定士の皆さん、更新をお忘れずに! 未来の…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の5月度例会を5月18日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時にオン…
懸魚(げぎょ)とは、玄関の破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のことである。日本の家屋は木造で火に弱いので火事にならない様に水に強い魚の飾りを…
旧島歌郵便局(明治35年築121年)北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは1872年(明治5)のことで、島歌には1886年(明治19)に郵便局が設置されました…
衣桁(いこう) 古民家で使用された民具の中で、簡易的な間仕切り使われたもです。着物を掛けるもので、多いのは蝶番が付いていて L字型に立てられるものや、I型のま…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の5月度例会を5月18日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
さざれ石の学術的には「石灰質角礫岩」で、石灰石が雨水に溶解して地下で小石を集結して大きくなった石です。 北海道神宮のさざれ石です。 さざれ石は、国歌「君が…
旧武岡商店(明治31年築)武岡家は、旧徳島藩家老稲田邦植に従い1871年(明治4)に淡路島から静内郡に移住し、1882年(明治15)から米穀、雑貨、荒物などを…
北海道神宮にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 2024年第5号をお届けしました。 由緒明治2年、当時「蝦夷地」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土とし…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
第13回古民家フォト甲子園の応募の受付中です。9月11日までです。 http://www.kominkaphoto.com/高校生の皆さん、応募…
移築再生 解体した民家を別の場所に運搬して組み立て直すことをいいます。一度すべてを解体して構造体のほとんどの部分を使用して、なおかつ建物の場所を別の土地に移動…
札幌ユニオンキリスト教会の献堂式に参加して来ました。 未来の子供達の為に!「古民家」を世界の共通語「KOMINKA」へ古民家を「安心・安全」…
旧近藤染舗(大正2年築111年) 近藤染舗は、明治31年に創業された旭川で最も古い染物店です。この建物は、店の繁盛に伴いに地元の建築業者によって大正2年に新築…
今日は5月5日こどもの日です。 端午(たんご)は五節句の一。端午の節句、菖蒲の節句とも呼ばれる。日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を…
石狩市の高岡・五の沢地区の古民家の宿Soliiです。Soliiの廻りのエゾヤマザクラが満開です。 古民家の宿Soliiは明治43年築111年の旧山谷…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の5月度例会を5月18日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオンラ…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約110年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…
石狩市の高岡・五の沢地区の古民家の宿Soliiです。Soliiの庭にもやっと花が咲き始めました。 古民家の宿Soliiは明治43年築111年の旧山谷家農家住…
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旧菊田家農家住宅(明治19年築)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫佐衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。この建物は、その一員で…
法隆寺西院伽藍の五重塔は築約1400年の世界最古の木造建築です。免震的な木造伝統工法の考え方が生み出されたとこですね。 法隆寺が1400年持っているのは、代々…
旧樋口家農家住宅(明治30年築) 樋口家は富山県から移住した水田農家で、明治26年(1893)に入植し5年目にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 つづら江戸時代から明治時代まで全国で使われていました。通気性があるので湿気がこもらず、状態が良ければ現在…
旧岩間家農家住宅(明治15年築) 岩間家は旧仙台藩亘理領(宮城県亘理町)の士族移民団の一員として、明治4年(1871)2月に入植しました。この建物は明治15年…
衣類の収納に使われたものに長持ち・つづらがあります。 まずは長持ち(ながもち)とは、江戸時代から大正時代に使われていたものが現在も数多く残っています。衣類を入…
旧松橋家住宅(明治末期築) 明治・大正・昭和にわたる都市生活者の住宅で、大正7年(1918)以来松橋家が居住していた。松橋家は、明治初期に秋田県から札幌に移住…
土壁は塗り壁、左官壁、日本壁など様々な呼び方があり、古民家の壁には土壁が多く使わてれいます。土壁で一番高価物は聚楽土と言わていますね。 下地には竹小舞、木摺…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
漆喰とは消石灰とCO2との反応で固結することに基づく左官壁材です。これを気硬性材料と言います。消石灰を主原料にのり(海藻)とすさ(麻)を添加して作ります。 漆…
旧手宮駅長官舎(明治13年築141年)明治13年北海道で初めての鉄道として、幌内鉄道が敷設された。その職員官舎として建てられたのがこの建物である。骨組みや上げ…
徒然草吉田兼好の徒然草(1330年頃)に、住まいについて書いてあります。「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪…
旧島歌郵便局(明治35年築121年)北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは1872年(明治5)のことで、島歌には1886年(明治19)に郵便局が設置されました…
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」(いんえいらいさん)に『いかに日本人が陰翳の秘密を理解し、光と蔭との使い分けに巧妙であるかに感嘆する…』日本の伝統建築の奥の深さを言い表…
北海道開拓の村にじゃぱとら(古民家と創る地域の未来) 令和6年第11号をお届けしました。 開拓の村とは北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月16日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時に…
蝦夷地(北海道)の開拓は、日本全国から新天地を求めた人々が入植しました。入植者が1番多いのは青森県、2番が新潟県、秋田、石川、富山と続きます。 1番少ないの…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月16日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
古民家で(木造の建築は今でも)使われる寸法は尺貫法が多いです。ただし、体積はメートル方ですね。 また、1間は1820mmで図面を書くことが多いです。 尺貫…
先日、第46回札幌市医師会書道クラブ展に行ってきました。 知り合いの先生方の「書」を拝見して来ました。 ありがとうございました。 未来の子供達の為…
旧福士家住宅(明治中期築)幕末から明治期にかけて、造船・通訳・気象観測・測量など広い分野で活躍し、北海道開拓に貢献した福士成豊(天保9年~大正11年)が、明治…
「三和土」はたたきと読む。古民家の土間は土の床と思われているが、実は赤土、消石灰、苦塩(にがり)を混ぜて練り、塗って叩き固めた「敲き土」を三和土という。三種類…
古民家鑑定士講習と試験を令和5年12月16日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の12月特別度例会を12月9日(土)18:30より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。全国古…
旧手宮駅長官舎(明治13年築141年)明治13年北海道で初めての鉄道として、幌内鉄道が敷設された。その職員官舎として建てられたのがこの建物である。骨組みや上げ…
衣桁(いこう) 古民家で使用された民具の中で、簡易的な間仕切り使われたもです。着物を掛けるもので、多いのは蝶番が付いていて L字型に立てられるものや、I型のま…
昨日に引き続き、11月25日の北海道新聞全道版にも古民家の宿Soliiにある旧山谷家の昭和13年築札幌軟石の石蔵(樋口季一郎記念館)と明治44年築木倉(米倉)…
11月25日の北海道新聞に古民家の宿Soliiにある旧山谷家の昭和13年築札幌軟石の石蔵(樋口季一郎記念館)と明治44年築木倉(米倉)が国の登録有形文化財に指…
旧島歌郵便局(明治35年築121年)北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは1872年(明治5)のことで、島歌には1886年(明治19)に郵便局が設置されました…
昔は、竈(かまど)で加熱調理していました。今は、ガスレンジ・IHヒーターが主流になっています。竈で炊いたごはんは、おこげもあり美味しそうですね! 竈(かまど)…
旧三ます河本そば屋(明治42年築112年) この建物は、1885年(明治18)頃に石川県から小樽へ移住した河本徳松(当時18歳)が、そば屋の修行を積み、三ます…
古民家鑑定士講習と試験を令和5年12月18日(土)13:00より石狩市八幡町高岡103-3 古民家の宿Solii内交流室で開催いたします。 古民家鑑定士は…
鬼瓦とは瓦葺きの屋根の端などに設置される装飾性のある瓦の総称。略して「鬼」とも呼ばれる。魔除けと装飾を目的とした役瓦の一つ。 鬼瓦に製造者の名前、製造年月日…
旧武岡商店(明治31年築)武岡家は、旧徳島藩家老稲田邦植に従い1871年(明治4)に淡路島から静内郡に移住し、1882年(明治15)から米穀、雑貨、荒物などを…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月18日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致しました。同時に…
さざれ石の学術的には「石灰質角礫岩」で、石灰石が雨水に溶解して地下で小石を集結して大きくなった石です。 北海道神宮のさざれ石です。 さざれ石は、国歌「君が代」…
全国古民家再生協会北海道第一支部並びに北海道古民家再生協会の11月度例会を11月18日(土)19:15より、札幌エルプラザ環境研修室1で開催致します。同時にオ…
旧近藤染舗(大正2年築109年) 近藤染舗は、明治31年に創業された旭川で最も古い染物店です。この建物は、店の繁盛に伴いに地元の建築業者によって大正2年に新築…
12日日曜日、雪の中をジャーナリスト井上和彦先生とモラロジー全国青年部の方々80名が樋口季一郎記念館を見学に来て頂きました。ありがとうございました。感謝致しま…
旧小川家酪農畜舎(大正後期築約110年)この畜舎は、大正末期に札幌農学校出身の小川三策がアメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカ…