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自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ https://blog.goo.ne.jp/studioyunfat

ブロガーによる00年代の映画ベストテン発表! 37名の映画好きたちのベストをご覧あれ

自分の映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品徹底批評 バカ映画は笑い飛ばし、真面目映画は、何故?どうすれば?…と熱く語り抜く

スタジオゆんふぁ
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2009/03/15

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  • アノーラ 映画評

    アカデミー賞作品賞受賞作にして、カンヌパルムドール受賞作。オスカーとカンヌは意外と相性悪くて、作品賞とパルムドールの両方を取った映画はつい最近『パラサイト』があったけどそれより前となると1955年の『マーティ』まで遡らねばならない。パルムドールとアカデミー作品賞または監督賞まで条件をゆるめても『戦場のピアニスト』が入るくらい。アカデミー狙いの作品とカンヌ狙いの作品は傾向が違うというかカテゴリすら違う気がするので仕方ないのだが、全く相性の悪かった70年の歴史を考えれば、ここわずか5年で2作も2冠作品が出たことは、アカデミー賞の傾向が変わってきたことを示している。カンヌに関係なく、一昔前ならノミネートすらされなかったような作品が作品賞とるようになったし。で、本題の『アノーラ』だが、なかなか扱いの難しい映画だ。...アノーラ映画評

  • 機動戦士ガンダムGQuuuuuuX劇場版評 後編

    ガンダムジークアクス劇場版の評の続きであるガンダムは書いていて楽しいなあ!!うちには、積みプラがいくつかMGハイザック、HGククルスドアンザク、HGガンダムエアリアル作る時間がなく、もう墨入れとかいいから素組みしちゃおうかとも思っているがそのうち、作る前に箱飲み、ランナー飲みしようかとなんでこんなこと書いたかと言うと、赤いガンダムとか、軍警ザクとか、軽キャノンとか、プラモ欲しいなぁって思ってそれにしても、ファーストのモビルスーツとも、Ζのモビルスーツとも全く異質のデザインのモビルスーツたち思い切ったなぁと思いつつ・・・もしかして何かの仕掛けだろうかと勘繰ってもいる劇場版の前半部、一年戦争編は、安彦デザインに近いキャラが活躍する。多少見た目は変わっているが、基本的にあの時テレビで見ていたシャアであり、ドレン...機動戦士ガンダムGQuuuuuuX劇場版評後編

  • 機動戦士ガンダムGQuuuuuuX劇場版評 前編

    観た映画の映評は必ず書こうと思っているけど、書くのが面倒くさくてついつい放置がち。機動戦士ガンダムGQuuuuuuX(大文字のGとQ、小文字のuが6つ、大文字のX)も書こう書こうと思っていたが…気がつくとテレビシリーズの放送が始まり、もう第6話。折り返してるじゃないか。さすがにそろそろ書かなくては書く機会を失ってしまうと思い、焦って色々思い出しながら書いてみる。しかしこれだけ寝かしたことの利点もある。もはやネタバレなど気にしなくていいということだ。なにしろみんな、テレビシリーズの考察や感想に忙しいから。テレビは火曜深夜の「上田と女がDEEPに吠える夜」との抱き合わせ放送枠になっていてうざいから、土曜日のBS12の放送でみようと思っていたが、中4日もあると、観た人みんながTwitterやyoutubeに上げ...機動戦士ガンダムGQuuuuuuX劇場版評前編

  • ザ•ルーム•ネクスト•ドア (ペドロ・アルモドバル)

    鑑賞してだいぶ経ったけど…ペドロ•アルモドバルの初めての英語長編作品。アルモドバル初めての英語作品だし、あまり台詞に依存しない映画にするのかと思いきや普通に会話劇。ティルダ•スウィントンとジュリアン•ムーアというキャスティングがそそる。アルモドバルと言えば、①VOGUEの写真みたいな現実離れした綺麗すぎる画と、②どこかイカれた(ように見える)キャラたちの倫理観のぶち壊れた世界のギャップと、そこに加えて、③え?!そう来るか!?なストーリーテリングの妙で魅せる映画作家と思っていた。自分が若い頃は②の印象が強烈すぎて、テンション上がるゴキゲンなぶっ飛びドラマを作る人みたいな目で見ていたが、だんだん自分が年をとってくると③の凄さに深く感銘を受けるようになった。そしてその物語に一貫しているのは生命への賛歌であり、女...ザ•ルーム•ネクスト•ドア(ペドロ・アルモドバル)

  • 女の園 (1954)(木下恵介)

    前から観たかった木下恵介『女の園』を、GW最終日に家でまったりのお供にチョイスして鑑賞。まったりしてる場合じゃないような壮絶な映画で、一人で観ながら色々なところで声をあげながら鑑賞してしまった。-----伝説的名作がまとめて公開される「映画奇跡の年」というものがある。1977年は『スターウォーズ』と『未知との遭遇』が公開され『アニーホール』が公開されたり『アーノルドシュワルツェネッガー鋼鉄の男』が公開されたりもして奇跡の年と言われる1968年も『猿の惑星』『ナイトオブザリビングデッド』『2001年宇宙の旅』が公開された奇跡の年だ。そして我が国の場合1954年(昭和29年)が奇跡の年と言われる。『七人の侍』『二十四の瞳』『ゴジラ』が公開された年だ。1954年のキネマ旬報ベストテンを見てみると、3位に『七人の...女の園(1954)(木下恵介)

  • いま映画『Flow』を観るべき6つの理由

    いま映画『Flow』を観るべき6つの理由ラトビアのアニメ映画『Flow』は必ず見るべき映画である。その理由は6つある。一つずつ説明していこう。----『Flow』を観るべき6つの理由その1ネコ映画史上No.1!そう、この映画はネコがかわいいのである。ネコが主役のネコ映画の歴史における史上No.1作品であることは間違いない!!!と書いたものの、ネコ映画??他に何あったっけ?トムとジェリー長靴をはいた猫銀河鉄道の夜猫の恩返しキャットウーマンドラえもん薬屋のひとりごとうーん???ほかに何があっただろうか猫が印象的な映画まで広げればエイリアン魔女の宅急便まあだだよ…だんだん苦しくなってきたまあ、とにかく伝統ある猫映画の歴史の最高傑作とよぶにふさわしい作品であることは観て頂けたらご納得いただけることだろう----『...いま映画『Flow』を観るべき6つの理由

  • 【映画ベスト100】 第5回 94位『渡り川』

    映画ベスト100地味に続けていきたい今回は第94位を紹介。まだ94位か…先は長い----------映画ベスト10094位『渡り川』(1994)(監督:森康行、金徳哲)(日本)----------ドキュメンタリー映画である。キネマ旬報の文化映画ベストワンを取った作品である。大学院の2年生の時に、つまりもうすぐ学生生活が終わるという時に映画館で観た。(文化映画ベストワン作品をわざわざ映画館に見に行くとは、当時の映画鑑賞に対する貪欲さはすごかったんだな)漠然と抱えていた不安、しっかり生きてこなかった気がしていて青春時代への後悔、いろんなものがもやもやしていた当時の自分に、何か明るい希望というか、やる気を出せてくれた映画だった。大学時代に見た映画の中でも心を動かされたって意味では相当大きな作品なのだが、実を言え...【映画ベスト100】第5回94位『渡り川』

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