正義のハシクレ③

「昨日も残業でさぁー、やっぱ正義の味方って辛いよなぁ」「そうそう、私なんかここんところ毎日3時間しか寝てないもん」「俺なんて今日、3件続けて戦闘だぜ？きつかっ…

【小説】正義のハシクレ②

『株式会社 ジャスティス・コーポレーション』  主な事業は正義の味方の派遣事業。文字通り、正義の味方を派遣する仕事だ。顧客はもちろん悪の組織。悪の組織の発注が…

【小説】正義のハシクレ①

「星野くん、頼んでた資料出来た？」「あ、はい。これなんですけど……」「――ちょっと、これ計算式本当に正しいの？誤字も結構あるし……見直しした？」「すいません……

ショートストーリー「視姦」

「視姦ってすばらしいと思わない？」彼女がふとそんなことを呟いた。僕達以外誰もいないサークルの部室。唐突な彼女の言葉に、僕は無言しか返せない。かちかちとマウスを…

お久しぶりです

諸事情でながらく放置していましたが、ブログ再開することにしました細々とかいてくつもりなので、気長にお付き合いくださいまぁ、読んでる人なんてほとんどいないと思い…

ガトリングガン・アリス⑨

○愛莉の部屋 目覚ましのアラーム。ベッドで愛莉が身じろぎしている。ノックの音。莉玖「愛莉姉ちゃーんっ、いい加減おきなよぉ。学校遅れるちゃうよー？」愛莉目覚める…

ガトリングガン・アリス⑧

○森の中。三人が寄り添っている愛莉「ねぇ、お姉ちゃん。私…またお姉ちゃん達に会えてよかった」アリス「私もよ。もう一度、愛莉に逢えるなんて夢見たい。」愛莉「夢じ…

ガトリングガン・アリス⑦

○木々が折れた森。無限に湧いてくる狼ゾンビをアリスとフランが処理している。疲労は拭えず、段々と劣勢になっていく。フラン「こんだけ多いと嫌になるね」アリス「匂い…

ガトリングガン・アリス⑥

○ 暗闇、幼い愛莉が泣きながら走ってる。愛莉「お姉ちゃぁん、お兄ちゃぁん……どこいっちゃったのぉ…きゃっ！」転び、その場にへたりこむ。愛莉「ぐすっ…おねえ…

ガトリングガン・アリス⑤

○ 数十分後、森の中フランが鍋でトカゲを煮ている。愛莉は座って、コーヒーを飲んでいる。アリスは煙草をふかしている。フラン「落ち着いたかい？」愛莉「はい、あ…