ニワトコの赤い実ホザキナナカマド車に来たオオウラギンスジヒョウモン山本令夏/夏の月赤き目をして犬が病む夏の月黙交(もだしま)りに語らるる/パセリ渡辺水巴/夏の月蚕は繭にかくれけり
イチリンソウだと思うこれはぽつぽつと咲くのだが交雑も進んでいるようだこれらはニリンソウだと思う交雑が進んでいるため確かな同定が難しいものもある二輪草は比較的群れて咲き一輪草に比して毒性も少ないというが…多量摂取は要注意雁帰るうまく行かねば滑りだす/青萄清和月シーズン7野に一輪草二輪草
桜にくらべてかなり花期のながい藤やっと満開のご様子…あらぁこの人ボケたのかしら?何度も藤の花ばかり~って思わないでくださいね~(笑)今が野生藤の集中力シーズンなんです☺️藤の渓ねんに一度のスーパーブルーム/青萄清和月シーズン6渓の藤
この白藤はたぶんハリエンジュ(針槐)の栽培種↑強い芳香を放っていますこちらは橋の欄干まで侵出した野の藤↓今日の散歩コースの半月(上弦の月)🌔↓午後6時半頃先日の金星と接近した三日月🌙も綺麗でしたね~太陽凍りきしみねじ曲る肉体/青萄
コウゾ↑昭和35年北海道札幌市近郊の江別市雪解けと共に土は緩み泥となったその表面を春の風が乾かしていく泥と一緒に雪の中で凍りついていたひと冬分の馬糞も粉となって風にのり江別の町中を粉っぽく染めていた馬糞風春の風物詩というには情緒を欠いた名と匂いをもつ風だった「河崎秋子著『土に贖う』所収より」行かずとも知悉戦後の馬糞風/青萄清和月シーズン5馬糞風
雨降る前にと歩いた今日の散歩コース➰藤たわわ午後5時半桜が終りさまざまな場所で藤が咲き誇っているよくも悪くも野生の力を感じるChatGPTの闇花冷の記憶/青萄清和月シーズン4散歩コースの野生の藤
あと少しすればこの溪はすべて紫の世界になるはず🟣有働享/重さ得て藤しづもれり昃(ひかげ)れば清和月シーズン3溪の野生の藤
この時点では開花はまだでしたが…今は満開になっているでしょうね花というのはアッというまに咲くものです🏵️山では躑躅も背丈が結構あります行きでも見た開花のヤマツツジ↓帰り道でも➰今にも谷底に落下しそうな木の根っこ↓最後の力で踏ん張っていますメタバースの道新緑の木の根から/青萄やはり暑かった霧降4ヤマツツジ(山躑躅)
トウゴクミツバツツジ↑滝が近くなると音が聞こえてくる↓霧降川からの水だという展望台を増やしたので見物人で込み合うことはあまり無いそもそもここは人気の秘境などではなく食堂や売店トイレレストランもあり町も温泉もすぐそばで駐車場に車を止めさえすれば少し歩くだけで滝ここからでは他に裏見ノ滝と寂光ノ滝が近い以前は滝の前まで行けたもの(特に裏見ノ滝は滝の裏側を通れた)が安全のためか観瀑台は撤去され今は展望台からしずかに見るしかないようだむかし芭蕉が来たときも滝裏を通っているはず以下の例句は奥日光の華厳ノ滝を詠んだものである↓福田蓼汀/わが胸を二つに断ちて華厳落つ臼田亞浪/天ゆ落つ華厳日輪かざしけりやはり暑かった霧降3霧降ノ滝
ほぼ満開に出逢ったトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)山口誓子/晩春の瀬瀬のしろきをあはれとす死にたれば刺青の蝶とびたちぬ/青萄やはり暑かった霧降2トウゴクミツバツツジ
数年振りの霧降(明日は出られないので今日近いおかげで午後からのそのそと)🏠️👣🚗💨山つつじは平場ではすでに咲いているが…標高700mを越えると…まだほとんどが蕾であった☺️しかし?あれはミネザクラではないかな↑たぶんミネザクラ↓気づいてラッキー🎵ミネザクラ(タカネザクラ)は山地から亜高山に見られる落葉亜高木サクラの仲間では最も標高の高いところに生える急な暑さにて汗だくにはなったが…なんとか転ばずに歩けた日本人よりも北欧人の家族連れを多く見かけたかつてのような賑やかな中国人は皆無山道では一番開花の早かったヤマツツジはこれ↑暑かった霧降ミネザクラ
ライラック(リラの花)↑花蘇芳(ハナズオウ)↓レンギョウ(連翹)↑アセビ(馬酔木)↓山口青邨/舞姫はリラの花(か)よりも濃くにほふソンクラーン浄めにかくる春の水/青萄清和月シーズン2ライラック蘇芳の花アセビ連翹
ウワミズザクラ…すでに満開でしたが…帰り道に迷ってしまいました~🥵<オマケ>ムラサキケマン↓💜秋元不死男/草若葉馬が土挽き河埋めに雑木林シリーズ11ウワミズザクラ(上溝桜)咲く
ヤマブキ<オマケ>すみれ↓山口青邨/山吹の雨を眺めて事しげく渋沢渋亭/しばらくは山吹にさす入日かな清明シーズン5山吹の花
昨日の散歩コースの八重桜↑八重咲きの里桜のことで山桜の変種だそうだ桜のなかでは最も開花が遅い八重桜と黄砂でかすむ日光連山↑草木瓜の花も立ち上がってきたが↓せいぜい30センチほど八重桜戦争あれば重苦し/青萄山口青邨/八重桜ちぎつて落す風に逢ふ
木苺のなかで一番先に咲く紅葉苺の花🍓モミジイチゴの花は下向きに咲きます↑今日撮った二番手ニガイチゴの花は上を向いて咲きます↓どちらも顆実は食べられますがモミジの黄色い実の方が美味です🍓飯田龍太/満月のゆたかに近し花いちご清明シーズン4木苺の花2種
清明シーズン3 シロヤシオ アカヤシオ ヤマツツジ ニリンソウ
ニリンソウ(二輪草)出始め↑ヤマツツジ(山躑躅)咲き始め↓シロヤシオ(白八汐)枝にひっかかっている一輪↑アカヤシオ(赤八汐)最後の花↓八汐躑躅は花が終ると待ちかねていたように美しい新緑の葉が展開してくるそれも清々しい中村汀女/真円(まんまど)き夕日霾(つちふる)なかに落つ山崎星童/霾(よな)ぐもり大鉄橋は中空にレーダーから次々消ゆる機や黄沙/青萄清明シーズン3シロヤシオアカヤシオヤマツツジニリンソウ
清明(せいめい)といふといへども大黄砂/青萄殆どがまだ花の来ていないアマドコロ(甘野老)↑二輪ほど花の見えるものも↓ミツバツツジ(三葉躑躅)は満開↑梅の頃に咲いていたこれは杏だろうか?↓不明…清明時節雨紛紛清明の時節雨紛紛(ふんぷん)路上行人欲断魂路上の行人魂(こん)を断たんと欲す借問酒家何処有借問(しゃもん)す酒家何れの処にか有る牧童遥指杏花村牧童遥かに指す杏花(きょうか)の村<杜牧の七言絶句・清明>より星野立子/一村は杏の花に眠るなり福田蓼汀/花杏夜も真白き伊豆へ来ぬ清明シーズン2杜牧の七言絶句・清明
日光といえど節分草はもう終わったろう…と思いつつ遅ればせながら行ってみましたがセツブンソウなどカゲモカタチモありませんでした😅ミズバショウが少しのこっていたのとリュウキンカが咲きだしていました☺️これはウコン桜ののこり↓昨夜のことこの数十年来重宝してきた小型電気ストーブの長命号が静かにお亡くなりに…今まで足元を暖めてきてくれてありがとうこれは片翼のままあまりに長生きで死なないんじゃないかと思っていましたが…そんなことはないですね全てに寿命はあります当地はまだ少しの暖房はほしいので長命号2を買いに行き電器店2軒を歩いてまわってやっと手に入れました🦄もう夏仕様に店内の品物が入れ替わっていて昔のアナログ小型電気ストーブなんて無いのでした🥶しかし現品限りの1台を見つけ➰ラッキーだったと思います袋に入れてもらいぶら...清明シーズン1水芭蕉立金花鬱金桜
あしびはツツジ科の常緑灌木植物学的な呼び名では「あせび」というこれほど生い茂るアセビは日光でも滅多に見ないが…だいたい古い墓地(土葬)に植えられる植物でありその有毒性は強いおまけのスミレ↓阿波野青畝/馬酔木野やかしこ法相ここ華厳山口青邨/月よりもくらきともしび花馬酔木崩れ墓に贖うごとく大馬酔木/青萄雑木林シリーズ10馬酔木(あしび)の花
キブシ(木五倍子)神社の入り口付近のアカヤシオ↓急に霰が降ってきたためこの1枚のみで撤収~🏃飯田龍太/山つゝじ照る只中に田を墾くわれに無きつばさ翼果にあるつばさ/青萄雑木林シリーズ9キブシ(木五倍子)の花
藪椿ニワトコの花北光星/鳥帰る渡り大工のわがうえを安住敦/鳥帰るいづこの空もさびしからむに鳥帰るダイソーGU(ジーユー)ワークマン/青萄雑木林シリーズ8ニワトコ(接骨木)の花
日光のヤマザクラはほとんどがうすいピンク色の花です西の方では白い花が主流のようなんですね🌸池西言水/行き行きて虹の根低し山桜原田種茅/鳥影の空はつめたし山桜石橋辰之助/山桜青き夜空をちりゐたる雑木林シリーズ7春の季語なる山桜
よく笑ふ恋人未満花月夜/青萄花月夜(はなづきよ)
フキノトウ↑別の場所でも↓中原道夫/隠れたる蕗の姑となるまでは林縁にかおふり捨つる蕗の薹/青萄雑木林シリーズ6蕗の薹(蕗の姑)
しどみの花こちらにはシドミ原というバス停の名がありたぶん昔はそこら中草木瓜が生えていたのでしょうね9月頃に雌花に実がなり熟すのが見たいものです地梨といわれるけっこう大きな黄色い実で果実酒に漬けているのはかつて見ました本当に久しぶりにヤママユ(山繭)を見つけました↓広瀬町子/草木瓜の真只中に夕日あり橋本多佳子/花しどみ老いしにあらず曇るなり春の季語樝(しどみ)の花草木瓜地梨
モミジイチゴの花愛らしいコガモたち10羽↓そろそろ帰る頃だが…静かに藻などを食している🦆薄氷にしろがねの蝶エアロゾル/青萄雑木林シリーズ4モミジイチゴの花
雑木林シリーズ続きます~思いがけなくミヤマウグイスカグラがたくさんありましたいよいよ四月になっちゃいましたね…実感うすいけどそれで今日は四月馬鹿・エイプリルフールなんですよ(笑)昨日の散歩の桜と月↓実はねと一呼吸おく万愚節/青萄石田波郷/万愚節半日あまし三鬼逝く
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ニワトコの赤い実ホザキナナカマド車に来たオオウラギンスジヒョウモン山本令夏/夏の月赤き目をして犬が病む夏の月黙交(もだしま)りに語らるる/パセリ渡辺水巴/夏の月蚕は繭にかくれけり
登山口地蔵落ち梅山の材木場シモツケノリウツギイワガラミ角川源義/白南風やきりきり鷗落ちゆけり白南風の美人消へゆくスタバかな/パセリ芥川龍之介/白南風の夕浪高うなりにけり
クジャクチョウキリンソウシモツケソウ曾祇もと子/摩の一字書きてつまづく夏経(げぎやう)かな志田素琴/雑炊の淡さ馴れ来し夏書(げがき)かな
ハナチダケサシヤマユリウバユリヘビトンボ昨夜は地震が来たよね部屋にムカデ🐛も出て来て外にホオッたよね雨は今日は降ったり止んだり☔️富安風生/畜生に戒名はなし夏花供げ宇佐美魚目/夏花摘(げばなつみ)あるけばうごく山の音
霧降の夏2トリアシショウマクガイソウツツジフジバカマ朴の花三谷露外/たまゆらに朴の花散る夏断かな河東碧梧桐/夏断(げだち)して仏の痩を思ひけり
シロバナニガナハナニガナ霧降の夏ツマグロヒョウモンエルタテハアサギマダラ川上一郎/黒揚羽絶えず飛びゐる安居かな藤後左右/まつさをな雨が降るなり雨安居富安風生/杉深くいかづちに居る夏行かなたましひの寄りくる解夏やおほき蝶/パセリ夏の季語/安居(あんご)・夏安居(げあんご)・雨安居(うあんご)・夏(げ)・一夏(いちげ)・夏行・夏籠・夏の始・一夏九旬・夏百日・百日の行・後安居(ごあんご)・解夏(げげ)・夏の終
カサブランカコオニユリハスシオカラトンボノウゼンカズラ飯田蛇笏/砂走(すばし)りの夕日となりぬ富士詣勝又一透/雨ながら麦藁蛇に灯ともりぬ夏の季語/富士詣(ふじまうで)・富士道者・富士行者・山上詣・富士講・浅間(せんげん)講・篠小屋
ヒメヒオウギズイセンクサアジサイクサカゲロウの卵↑タマアジサイ↓田村木国/烈風にかゞりを焚いて祭かな冨田木歩/街折れて闇にきらめく神輿かな平畑静塔/葉つぱの子てんとう虫も祭の子
山百合ナナフシの仲間鈴木花簑/四囲の山あをあをとある競馬かな亀井糸游/一文字に烏帽子の葵賀茂競馬志田素琴/競馬果てゝ人散る左京右京かな
蓮いろいろ服部畊(こう)石/蓮の葉に雨と見る間に豪雨かな中野たか緒/やすやすと白鳥孵り蓮巻葉黒く迅く沈む飛燕や蓮青葉/森パセリ浅井啼魚/蓮の葉や雷雨の中に飜り
シモツケコウホネ(下野河骨)三島晩蟬/水馬休めばすぐに流さるる滝春一/水路にも横丁あつて水馬村上鬼城/水馬水に跳ねて水鉄の如し
ルコウソウドロバチの仲間キカラスウリコムラサキシキブ西本一都/しろがねの水くろがねの水すまし輪を描くまひまひ乱世の螢とも/森パセリ村上鬼城/まひまひやかはたれどきの水明り
シチダンカ白花七段花💬風船虫とはコミズムシのこと岩井野風男/ふうせんむし腓返してしづみけりまぼろしの昼間さまよふ七段花/森パセリ田村了咲/風船虫学習の子に紙あぐる
ネムの花盛り寝冷子❔小谷猫氏(=^ェ^=)秋元不死男/寝冷えして昼啼く鶏を悲しめり捨駒も犬死もなし炎帝戦/森パセリ阿部みどり女/髪こはして枕に沈む寝冷かな
ヒサカキの花モミジイチゴの実↑茶漬け↓山根村笛/国譲りの嚴真榊の花白しながさく清江/朝市や涼しき雨の榊売阿部みどり女/裏庭のさかきの花も卑しからず
松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
トキワナズナ・ヒナソウ昼蕎麦トキワナズナ上川井梨葉/敷紙や黒き板戸もあけ放ち室生犀星/渋ゆとんくちなしの花うつりけり本田あふひ/故郷は油団(ゆとん)に暗し客主
マタタビの花蕾涼風の座敷に寛ぐ老猫高田蝶衣/魚屑を鷗に投げつ沖膾百合山羽公/ただれ眼の漁夫の庖丁沖膾河東碧梧桐/沖膾流るると舟中の人知らず
オオムラサキツユクサニッコウキスゲ↑ハコネウツギ↓ハナショウブ菖蒲と勿忘草ワスレナグサ石橋秀野/短夜の看とり給ふも縁かなひとの短夜カミも仏も鬼もなし/パセリ与謝蕪村/短夜や蘆間流るる蟹の泡
高野素十/一汁の一菜の夏館かな宇野端/夏館主客の微笑木の間より
農道散歩オオマツヨイグサ↑グラジオラス↓尋常でない暑さが続いています草の王茂りの中では別種の花や葉も入り乱れるためよく調べることが肝要石塚友二/水走りながらに暑し街の川芥川龍之介/蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな
崩れかけるオイランソウ↑アカメガシワの林↓西田浩洋/御来迎山伏ら身に塩し待つ中島月笠/御来迎天上に音無かりけり御来迎(ごらいがう)・御来光・円虹(まるにじ)
シュウメイギク↑アジサイに寄りかかるヤマユリ↓名前がしかとわからない花も↑↓夏鶯とニイニイゼミも鳴き出しました本宮銑太郎/梅雨明けのもの音の湧立てるかな
梅雨の山百合梅雨明けと言われても…あと2日くらいは梅雨なのでは?山口誓子/七月の青嶺まぢかく鎔鉱炉
ナナカマド↑青柿↓ネムノキ↑ヒメコウゾの実↓海馬いま見失ふ刻合歓の花/森青萄
雨がパラパラの時に出てきたが着いたら本降りに…ワタシは雨女なのかな(笑)とりあえず山百合(前回とは別の場所)の最終確認にこちらは自生の茗荷↑リョウブ(令法)の開花↑ヤマアジサイはもう終盤↓擦り切れしパンジャビスーツ巫医の夏/森青萄
農道散歩トウモロコシ↑青田↓余り苗↓↓ミニひまわり❔↓↓↓驟雨の森歩兵となりて跋渉す/森青萄
農道散歩ヤブカンゾウ↑オオハンゴンソウ↓アメリカセンダングサ↓↓生き神の供儀に藪萱草の首/森青萄
農道散歩ヨウシュヤマゴボウ↑オオイヌタデ↓ヒルガオと貰い物のパンナコッタ↓神野三巴女/よく剪るる鋏失せけり黴の宿野見山朱鳥/交響楽運命の黴拭きにけり黴の宿サムソナイトは要りません/森青萄里見信子/モンローの写真を壁に黴の家
夏萩↑今日はクルマの定期点検終わってデリカminiの袋をもらう↓受付にワンコのぬいぐるみ~可愛いので撫でてみました~ViViちゃんからもらったスイーツ↑車が早めに上がったので散歩コースに行き~ずいぶん少なくなりましたがこちらにも山百合大株のものは前から盗られて今は在りません大野林火/夏萩やすいすい夕日通り抜け几帳面なる大男の夏帽/森青萄波多野爽波/夏萩やとくとく愽てる男の血
日光連山↑獣にも似てヤマユリ↓左手前にヤブカンゾウ↓奥はヤマユリとウバユリの混成部隊山口誓子/夏の暮れ駅の水栓飲み勤む武田鶯塘/水色のものなべてよし夏夕べ夏の暮嘔吐の口のガーゴイル/森青萄夏の夕(なつのゆふ)・夏夕(なつゆふべ)・夏の暮
金尾梅の門/槍穂高晴れ極まりし夏暁かな平井照敏/夏暁のこゆきみどりの時間かなインクブルーの空へ山百合一斉開花/森青萄夏の暁(なつのあかつき)・夏の夜明・夏暁(なつあけ)
今日の農道散歩花期の異常に長いクサノオウ↑一日花のヤブカンゾウ↓林を切り開いて分譲地にしているA設計のそば↓ハルジオンの中にアレチハナガサ静寂の耳押しつぶす夏の昼/森青萄北野民夫/炎昼や手掴みで売る油揚
散歩コースの高く巨大化するネムノキ遠く離れないと全容が見えないほどに梅の実落ちやまず↓俳句に全く気が向かず…オヤスミ長し🥵永田耕衣/夏の夜の木をこぼれたる蝶々かな久保田万太郎/夏の夜のふくるすべなくあけにけり
コマツナギ↑キキョウ↓ヤマハギ↓両足が重い…脚気のように…皆吉爽雨/年々にそれとも言はず脚気かな松本たかし/あなどりし四百四病の脚気かな平畑静塔/ふくらはぎマリアに見せて脚気なり
ヤマアジサイ↑消えたかに見えたが…貧相なアサザ↓山口誓子/行楽の日焼は撫でて消ゆるほど堀米秋良/さきがけて獣医の我の日焼せり小川軽舟/七夕や砂に落ちたる耳飾日焼・潮焼・日焼止め
西洋アジサイ↑ユッカ↓桔梗↓清原枴童/もとよりも淋しき命水中り森川暁水/貧乏のもらひぐすりや水中り水中り(みづあたり)
ヤマアジサイ↑ヤマブキの花後↓たぶんオルレアの花後↓森川暁水/一晩にかほのかはりぬ暑気中り林翔/低き蝶を見るに甘んず暑気中り暑気中り(しよきあたり)・暑さあたり・暑気負け・中暑
ヤマユリ蕾↑ハス蕾↓枯れ気味のアジサイ↓西東三鬼/光る森馬には馬の汗ながれ平畑静塔/神父の汗どつと惜し気もなし場末池内たけし/汗ばまず急がず歩くこれぞ虚子汗・玉の汗・汗ばむ・汗みどろ・汗匂ふ・汗水・油汗
紫陽花と合歓の花斎藤空華/短夜のあさきゆめみし寝冷かな海馬すでに失ひし刻合歓の花/森青萄久保田万太郎/あぢさいのいろの褪めしは寝冷かな