「其の鋭を挫き、其の紛を解き、其の光を和らげ、其の塵に同じうす」
「其の鋭を挫き、其の紛を解き、其の光を和らげ、其の塵に同じうす」 (そのえいをくじき、そのふんをとき、そのひかりをやわらげ、そのちりにおなじうす) 原文【 挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵 】 (「老子」より) この世を生きていくには、鋭い部分をなるべく ...
き こ いきお 「騎虎の勢い」 (「隋書」より) いったん虎にまたがれば、 途中で降りるわけにはいかない。 降りれば虎の餌食になってしまうので、 走り続けなければならない。 何かを始めたら、 ...
む よう よう 「無用の用」 (「荘子」より) 無用、つまり、 何の役にも立たないと思っていたものが、 実は大切な役割を果たしていることもある。 地面は広くて大きいけれど、 人が歩くのに必要な面積は、 ...
めい きょう し すい 「明鏡止水」 (「荘子」より) 曇った鏡や流れる水は、 人の姿をきれいに映し出すことはできない。 明鏡は曇りのないよく磨かれた鏡。 止水は静止した澄んだ水面をいう。 どちらもあるがま...
さん こ れい 「三顧の礼」 (「三国志」より) 「三国志」英雄の一人である劉備は、 国造りのために優秀な人物を求めていたところ、 諸葛孔明を探し出した。 そこで、劉備は孔明の質素な家を わざわざ訪ねたが、 ...
さんぽう 「三宝」 (「老子」より) 人生において必要な三つの宝。 人をいつくしむこと。 物事を控えめにすること。 人の先に立たないこと。 人をいつくしむからこそ誰からも 馬鹿にされないし、 控え...
かっ こ ふ ばつ 「確乎不抜」 (「易経」より) どんなことにも動揺せず信念を 守り通すことをいう。 簡単に達成できる目標なんてどこにもない。 時間がかかってもいい。 一度目標を決めたら、 ...
しょうじん あやま かざ 「小人の過つや必ず文る」 (「論語」より) 文るとは表面を取り繕うこと。 器量が小さくてつまらない人は、 何か失敗をすると、 必ず言い訳をしたり取り繕ったりして、 ごまか...
にんげん ばんじ さいおう うま 「人間万事塞翁が馬」 (「淮南子」より) 中国の北の国境の塞に住む翁(老人)は 飼っていた馬に逃げられたが その馬は、もっと立派な馬を つれて戻ってきた。 しかし、その馬に乗...
だんき いまし 「断機の戒め」 (「列女伝」より) 孟子が学問を途中でやめて 家に戻ってきたときに、 母は織っていた機の織物を すっぱりと断ち切ってしまった。 母親は、「あなたが学問を 途中でやめてしまうということは、 ...
「温故知新」 (「論語」より) 故は、昔の事柄や歴史のこと。 温は、肉をとろ火でたきつめて スープを作ることといわれている。 前に学んだことや過去の事柄を よく心にとめて研究し、 そこから、新しい知識や道理を 発見していくこと。 ...
じょうぜん みず 「上善は水のごとし」 (「老子」より) 上善は理想の生き方のこと。 水はどんなものにも逆らうことなく、 柔軟に形を変えて、 高いところから低いところへ、 そしてすみずみにまで流れていく。 ...
くん し ひょうへん 「君子豹変す」 (「易経」より) 豹変とは豹の毛が秋になって抜け変わり、 一変して色鮮やかな模様を見せること。 間違っていたとわかったら すぐに改めることをいう。 間違いは誰にでもある...
のぞ もく けい に 「これを望めば木鶏に似たり」 (「荘子」より) 昔、中国に闘鶏を訓練をする名人がいた。 王の依頼で、 ある鶏を訓練することになった。 そして40日後、 まだかと...
とう り い した おの みち な 「桃李もの言わず下自ずから蹊を成す」 (「史記」より) 桃や李は何も言わなくても 美しい花を咲かせたり、 おいしい果実を実らせたりするので、 ...
か ぎゅう かくじょう あらそ 「蝸牛角上の争い」 (「三国志」より) 蝸牛はカタツムリのこと。 昔、魏の国の恵王が斉の国を 攻めようとしていたときに、 戴晋人という人物が恵王に言ったたとえ話。 ...
みち ちか あ しか とお もと 「道は爾きに在り、而るにこれを遠きに求む」 (「孟子」より) 人が行うべき道は、 ごく身近なところにあるのに、 わざわざ遠いところに求め...
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