私が子供のころ、まだ4~6歳くらいだったと思う。時々親戚のおばあさんが家に遊びに来た。子どもだったので、どういう関係かよくわからなかったけれど、そのおばあさんがとても好きだった。今で言うと、70歳前後だろうと思う。親戚というのはわかっていたが、おばあさんは私の家より、少し離れたもう一軒の家に泊まりに行った。その家には私より少し年上の女の子が2人いた。私はおばあさんを家に泊めたかったけれど、おばあさんは私の家にはいこごちが悪いようだった。あまり私が「おばあさん、おばあさん」と引き留めるので、仕方なくいるような感じだった。当時母親には「おばあさんはKの家のおばあさんで、咲のおばあさんではない」と言われた。当時5~6歳だった私は、ものすごく悲しくなった。だいぶ後で分かったことだけれど、私のすきだったおばあさんは...子どものころの思い出~とても好きだったおばあさん