鬼人館・22「式神と人間の融合」タイトル的にも、かなりヤバイ思想の持ち主が書いたものだということは分かるが・・・。私は恐る恐るその本を開き、読んでみる透明「・・・・・。」これは・・・物語日記そこに書かれた話とは・・・・。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~鴫琢己(しぎたくみ)という術者がいた・・・。明治〇年夏鴫「ここをこうすれば・・・どうだ」鴫は自宅の研究室で式神の持つ可能性を模索していた。鴫「う~ん・・・だめかぁ~」加耶「あなた~そろそろお昼を召し上がってください」加耶は、琢己の年の離れた妻鴫が30にして加耶は19まだあどけなさの残る加耶を鴫は愛し、大切にしていた・・・。加耶「午後はいかがなされますか」鴫「午後からは授業があるからね学校に行かなくては」鴫は術者という顔の他に学校の教授としての顔をもち、...鬼人館・22