春一番に飛ぶハナバチで、雄のヒゲはとても長く、目立ちつますし、姿が可愛いです。ニッポンヒゲナガハナバチとシロスジヒゲナガハナバチはとてもよく似ていますが、翅の前翅の肘室が3と2で判別できますが、ここを撮らなければなりません。撮影2024.04.11翅の前翅の肘室が3つあります翅の前翅の肘室ニッポンヒゲナガハナバチ♂
ヒメクロサナエとクロサナエの2種のサナエトンボを見れました。撮影2023.06.01ヒメクロサナエ♀ヒメクロサナエ♀ヒメクロサナエ♀ヒメクロサナエ♀ヒメクロサナエ♀ヒメクロサナエ♀クロサナエ♀クロサナエ♀ニホンカワトンボ透明翅型白縁紋♂トンボたち
高山でみた美蛾を含めてご紹介します。ハガタムラサキエダシャクは蛾なのに、翅をたててとまる珍しい蛾です。モンギンスジヒメハマキはわずか10mmですが、複雑な模様がとても美しかったでした。撮影2023.06.01ムモンハビロキバガヒゲナガキバガ科ハガタムラサキエダシャクシャクガ科ギンボシリンガコブガ科モンギンスジヒメハマキ高山の美蛾
アワフキという昆虫になじみがなかったのですが、この時期に出現するようで、何種かを見れました。カメムシ目アワフキムシ科7mm撮影2023.06.01ホソアワフキ
ギンリョウソウは樹木と共生している菌類に寄生することで栄養を得ており、葉緑素を持たないので光合成はできません。ギンリョウソウの果実をカマドウマやモリチャバネゴキブリなどが食べ、種子が散布されるそうです。ちょっと花の時期が遅かったですが、雰囲気はわかりますね。地上10cmmくらい。ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草撮影2023.06.01ギンリョウソウ
ヒメカバノキハムシの上翅には、3本の強い縦の隆起線があり、特に側方の2本は顕著です。コウチュウ目ハムシ科7mm撮影2023.05.31ヒメカバノキハムシ
写真を撮っているとパカ~ンと翅を広げて飛んでくれ、愛想の良い個体でした。コウチュウ目コガネムシ科11mm撮影2023.05.31キスジコガネ
実物の美しさが再現できていないのが残念なくらい、水色がきれいでした。撮影2023.05.31オゼイトトンボ♂オゼイトトンボ♂オゼイトトンボ♀オゼイトトンボ♀エゾイトトンボ♂オゼイトトンボ♂より水色が鮮やかでしたエゾイトトンボ♂エゾイトトンボ♂ホソミオツネントンボ♂イトトンボたち
ウスベニヒゲナガ、こちらは雌ですが、雄のヒゲは前翅の約3.5倍と大変長いそうです。チョウ目ヒゲナガガ科20mm撮影2023.05.31ウスベニヒゲナガ♀
ウスキツバメエダシャクは清楚ですてきでしたし、モンギンスジヒメハマキはわずか10mmですが、凝った色合いと模様に惚れ惚れしました。クロフシロヒトリは浴衣のように涼し気でした。撮影2023.05.31ウスキツバメエダシャククロフシロヒトリモンギンスジヒメハマキ宿の灯火に集まる蛾たち4
ネグロクサアブは大きなアブで小楯板には1対の棘があります。もちろん初見。ハエ目クサアブ科15mm撮影2023.05.30関東地方に梅雨明け宣言されました。小楯板を拡大、棘がみえますネグロクサアブ
高原独特の甲虫たちにも会えました。コヤツボシツツハムシの前胸背板は変異が多く、3,4枚目も同じ虫です。よく見ると触覚の根元と先の色が違っているという共通点がありました。撮影2023.05.30コヤツボシツツハムシニセクロホシテントウダマシ。まるでテントウムシのようなゴミムシダマシ科の虫で4mmですオオシモフリコメツキ甲虫たち
羽化に失敗したセミが病原菌に侵されたのでしょうか、無残でした。せっかく長い地中生活からでてきたのに。撮影2023.05.30普通のエゾハルゼミエゾハルゼミの変死体
オオハガタナミシャクは大きくて模様がすてきでしたし、クロフシロヒトリは浴衣の風情がありました。撮影2023.05.30ナカキエダシャクキヅマアツバヤガ科オオハガタナミシャククロフシロヒトリシャクガ科シャクガ科宿の灯火に集まる蛾たち3
早朝、宿の灯火に集まった蛾の写真を撮りましたが、いままで見たことがない蛾ばかりで、那須高原には高原特有のたくさんの蛾がいることを知りました。撮影2023.05.29キムジノメイガツトガ科ウラモンアカエダシャクシャクガ科シャクガ科ナカウスエダシャクシャチホコガ科シャチホコガ科シャチホコガ科ウスキオエダシャクシャクガ科宿の灯火に集まる蛾たち2
夕方宿の灯火にはたくさんの蛾が集まるので、これを撮るのがたのしみでした。撮影2023.05.28キヅマアツバヤガ科シャチホコガ科クロフシロヒトリヒトリガ科ハマキガ科シャチホコガ科アオセダカシャチホコ宿の灯火に集まる蛾たち1
ウスベニヒゲナガもなかなか綺麗な蛾でした。チョウ目ヒゲナガ科18mm撮影2023.05.28ウスベニヒゲナガ♀
森の木の苔がはえているような薄暗い所にひっそりとしていました。イシノミ目イシノミ科12mm撮影2023.05.28ヒトツモンイシノミ
3匹のハエがミイラになって木の葉についていました。虫の体について脱水するという菌の影響でしょうか?撮影2023.05.28クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミの初鳴き観測。ハエのミイラ
とても綺麗な僅か3mmのゾウムシなのですが、名前がわかりません。コウチュウ目ゾウムシ科3mm撮影2023.05.28小さなゾウムシ
カクムネベニボタルは撮影に協力的で、パカ~ンと翅を広げて飛んでくれました。複雑な触覚は雄の証です。コウチュウ目ベニボタル科12mm撮影2023.05.28カクムネベニボタル♂
上翅に白の亀甲紋が見えることから名付けられました。触覚がとても長いです。コウチュウ目カミキリムシ科5mm撮影2023.05.28キッコウモンケシカミキリ
5月28日から那須高原に探虫旅行に出かけました。これから暫くは那須高原で出会った虫を連載します。初日は栃木県県民の森でゆっくり過ごしました。赤味がきれいなカブラハバチです。撮影2023.05.28カブラハバチ
葉上でじっとしているアリがいたので、カメラでみるとヨツボシオオアリ女王でした。今結婚飛行を終えて翅を落としたばかりのようです。胸には翅の脱翅痕があり、血がにじんでいました。女王はこれから巣を作り卵を産み、一頭で家族を作り、増えていくのでしょう。尚ナワヨツボシオオアリかヨツボシオオアリかの判別ができていませんので、ヨツボシオオアリとして記載しました。撮影2023.05.24ヨツボシオオアリ女王
ミドリシジミ♂が翅を全開してくれました。息を吞む美しさに惚れ惚れでした。撮影2023.05.24ヒグラシの初鳴き観測。ミドリシジミ♂全開
ツツジグンバイがツツジの葉裏に大量発生していましたが、数日でみんな消えてしまいました。雨や風に弱いですから。カメムシ目グンバイムシ科3mm撮影2023.05.21ツツジグンバイ
ミスジミバエはハエ目ですが、綺麗なのでいるとつい撮ってしまいます。撮影2023.05.18ミスジミバエ
オオチャタテが多数集まって、じっとしていました。成虫になったばかりだったのでしょうか?撮影2023.05.18オオチャタテ
今年も無事にアカシジミを見つけることができましたが、数は大幅に減少しているようです。撮影2023.05.18アカシジミ
羽化したばかりのクモの子が密集していましたが、振動を与えると散っていきました。撮影2023.05.18クモの子
アリたちは、空腹のものが給餌を要求すると、口移しで餌を与えます。基本的には平和な生活を好むようです。ハチ目アリ科6mm撮影2023.05.12クロヤマアリの給餌
コミミズクの成虫をずっと見たいと思っていたら、意外や意外、地上10cmくらいの草の茎に止まっていました。カメムシ目ヨコバイ科18mm撮影2023.05.09コミミズク
自分の体より大きな何かを一生懸命運んでいたアリがいました。アリを見るのがすきなのですが、それはとても働き者だからかもしれません。ハチ目アリ科撮影2023.05.09働くクロヤマアリ
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春一番に飛ぶハナバチで、雄のヒゲはとても長く、目立ちつますし、姿が可愛いです。ニッポンヒゲナガハナバチとシロスジヒゲナガハナバチはとてもよく似ていますが、翅の前翅の肘室が3と2で判別できますが、ここを撮らなければなりません。撮影2024.04.11翅の前翅の肘室が3つあります翅の前翅の肘室ニッポンヒゲナガハナバチ♂
オビモンハナゾウムシのようでしたが、ゾウムシ科は小さくて同定は困難です。背中の模様で判断しました。コウチュウ目ゾウムシ科撮影2024.03.28オビモンハナゾウムシ
ホソツヤヒラタアブは判別が難しいのですが、たまたま雄雌いっしょだったので分かりやすかったでした。ハエ目ハナアブ科撮影2024.03.27♂お腹が大きい♀ホソツヤヒラタアブ♂♀
雌は全体に赤褐色ですが、雄は前胸背は変異があり、黒色~赤褐色で青みを帯びた黒色に、肩部周辺が赤色になります。コウチュウ目カミキリムシ科撮影2024.03.27 ヒメスギカミキリ♀
ヤマシギの羽根はなかなか綺麗なので、いつも見れない羽根を、こうやって見せてくれるとうれしいです。撮影2024.03.22ツバメを初見しました。ヤマシギの羽繕い5
ヤマシギの羽繕いには、大きな嘴が欠かせない道具なのですね。大きく開いて羽根を挟んでは、綺麗にしていました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い4
そのあと、尾脂腺の油を羽根につけて、整えていました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い3
かなりダイナミックに翼をバタバタしました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い2
小さな水たまりで水浴びをした後、天気がいいと楽し気に羽繕いをします。この日は狙い道理にやってくれました。ヤマシギの羽繕い1~5までは連続動作です。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い1
タシギはなんの前触れもなく、時々やってきます。どういう情報をもとにやってくるのでしょうね?撮影2024.03.22タシギ
トラツグミの羽根はなかなか美しいですね。こんなに派手に見える衣装でも、環境に入り込むと、見つけにくいなんて、自然はなかなか巧です。撮影2024.03.22続トラツグミ
今年はトラツグミが何回も登場してくれて、楽しませてくれました。野鳥の極端な減少は、鳥インフルエンザも大きく影響しているようです。南極のペンギンの500頭の死体を発見したというニュースを聞きました。皇帝ペンギンに悪影響するのではないかと心配されているようです。撮影2024.03.22トラツグミ
コゲラがカマキリの卵を食べていました。こんなものでも食べるなんて、驚きました。撮影2024.03.22コゲラがカマキリの卵を
ヒレンジャクがヤドリギの実を頬ばっていました。でも同じくらいの大きさの糞をするので、栄養になっているのか、いつも疑問に思っています。撮影2024.03.15続ヒレンジャク
ヒレンジャクがヤドリギの中で実を啄んでいるのですが、なかなか姿が見えません。イライラしてもしょうがないので、辛抱強くチャンスを待ちましたが・・・。撮影2024.03.15ヒレンジャク
ハクセキレイがちょっと高い所から、全体を眺めていました。こんなに近くでみるのは久しぶりでした。撮影2024.03.14ハクセキレイ
2羽のヒクイナが追いかけっこをしていました。撮影2024.03.14ヒクイナ
最近は人馴れしてきたようで、この広場にも出てきました。撮影2024.03.14コジュケイ
トラツグミの羽根の模様は周囲の環境に溶け込むようで、目を離すと、どこ?と、探すことがしばしばありました。でもなかなか綺麗なので、また会いたいです。撮影2024.03.14続トラツグミ
トラツグミの動作は、比較的のんびりなので、連射していると同じポーズが何枚もありました。久しぶりだったので、ついつい手に力が入ってしまったのかもしれません。ミミズを探していました。撮影2024.03.14トラツグミ
日本には約300種のアリが居ると言われていますが、普段目にするアリは黒いものが多いですよね。このアリは黄色で目がとても小さいです。ハチ目アリ科2.5mm撮影2023.04.05幼虫を運ぶ働きアリ幼虫を運ぶ働きアリ幼虫を運ぶ働きアリアメイロアリ
ヒメジョウカイはヤトセスジジョウカイに似ていますが、脚の付け根が赤茶色です。コウチュウ目ジョウカイボン科10mm撮影2023.04.02ヒメジョウカイ
ギシギシの葉上にたくさんの幼虫や成虫があふれかえっていました。暖かさに誘われて一斉に孵化したようでした。撮影2023.04.02もう交尾をするものもこちらはまだ幼虫ですが、何かの虫にとりつかれていますねコガタルリハムシ
この春二度目の嬉しい出会いがありました。こういう小さな虫を見つけると嬉しいです。カメムシ目ツノゼミ科6mm撮影2023.03.30トビイロツノゼミ
ムネアカオオクロテントウはとても大きく赤と黒のシンプルなデザインでとても可愛いです。移入種で2015年初確認だそうで、マルカメムシを捕食します。コウチュウ目テントウムシ科8mm撮影2023.03.30ムネアカオオクロテントウ
アオオビハエトリ♀、頭部の下の青い線がチャーミングポイントですが、雌は腹部に菱型の黒いマークを付けています。クモ目ハエトリグモ科6mmハエトリグモですが、アリを捕獲するのも得意なようです。撮影2023.03.31アオオビハエトリ♀
今年はよく見かけますが、いままでこの虫をみたことがありませんでした。アミメカゲロウ目センブリ科25mm撮影2023.04.03黒い翅ですが、透けてみえましたクロセンブリ
春になってハバチが多数飛び回っていますが、同定が難しいです。フタホシハバチ似ですが、脇も赤いので該当しませんでした。ハチ目ハバチ科撮影2023.03.31ハバチ科のハチ
ちょっと変わったミバエがダンスを踊っていました。翅には黒い不規則な模様がありました。ハエ目ミバエ科10mm撮影2023.03.31ミバエ科のハエ
クロクサアリが木の茎に多数集まって、そこに付いているアブラムシ状のもの(黄色)から甘露を得ているようでした。クロクサアリは全身が艶のある黒で綺麗です。ハチ目アリ科4.5mm撮影2023.03.31クロクサアリとアブラムシ?
ハナグモがハバチを捕らえましたが、そのハナグモの脚をアリがくわえていました。勝敗は圧倒的にハナグモが有利でした。撮影2023.03.29アリは諦めましたハナグモとハバチとアリ
いままであまり見たことがなかったのですが、この春はどこに行ってもたくさんいました。ヒメジジョウカイに似ていますが、前胸背が赤色であることで同定できます。コウチュウ目ジョウカイボン科10mm撮影2023.03.24ヤトセスジジョウカイ
小さな小さな虫ですが、木の幹に穴を開けて産卵し、材をだめにする害虫だそうです。わずか数日間飛び回り相手を探していたようです。コウチュウ目ゾウムシ科キクイムシ亜科2mm目がどこにあるのか探しましたが、見つかりません。いくつかの種類がいるそうですが、外見では判別できません。撮影2023.03.22わずかに目が見えましたキクイムシ亜科
トゲズネハリアリの卵は周囲にとげのようなものがついています。この先に粘着物質が付いていて天井の材に付着して保存されます。こんな卵を見たのははじめてです。トゲズネハリアリの働きアリは卵をとても大切にしている様子で、つねに働きアリが周囲にいました。撮影2023.04.02卵をかかえて移動させますトゲズネハリアリの卵
中脚のすねにトゲ状の剛毛を多く持つためこの名前になりました。ハチ目アリ科ハリアリ亜科4mm撮影2023.04.02中脚のすねにトゲ状の剛毛が白く見えます腹柄節下部突起は三角で大きい中央下に卵が見えますが、周囲のトゲ状の先端にしずく状のものが付いています、これは壁に貼り付けるための接着剤ですトゲズネハリアリ
クロクサアリなどのクサアリ類に属するアリの巣には好蟻性生物がいることが知られています。バッタ目アリヅカコオロギ科10mmもしやと思ったらコオロギの形をしていました。アリヅカコオロギはアリの巣で一生過ごし、アリから口移しで甘露をもらいますが、アリにはなんの利益もありません。アリが移動するときは一緒に移動します。アリは目が悪いので仲間を匂いで判別しますので、アリヅカコオロギはクロクサアリの体表から巣仲間認識物質の炭化水素を奪い、自分の体に吸着させて、アリになりすまします。好蟻性生物には、アブ、ゴキブリ、ハナムグリ、ハネカクシ、ツツハムシなど多岐にわたりますが、まだ判明していないことが多いようです。撮影2023.03.29クロクサアリの巣からでてきたアリヅカコオロギ形はコオロギですが、クロクサアリの働きアリから...アリヅカコオロギの一種
体色は強い光沢のある黒色で腹柄節に山があり、よくアブラムシに集まり、アブラムシが出す甘露を定常的な餌とします。ハチ目アリ科ヤマアリ亜科5mm撮影2023.03.29腹の前の腹柄節に小さな山が見えます強い光沢のある黒色で水を飲んでいますクロクサアリ
卵室は木の棚を利用したところに集まって保存されていました。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科5mm撮影2023.03.29白い卵の中が黒く見えます、発生しているのでしょう。働きアリは巣が壊されるとすぐに卵を一つづつ安全な場所に移動させますアズマオオズアリの卵室
働きアリは小さく透明な腹をしています。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科2.5mm撮影2023.03.29働きアリが卵を顎でくわえて移動させています目がとても小さいです腹が黄色にみえますアズマオオズアリの働きアリ
体長の半分が頭のような頭でっかちのアリで、大顎で大きな虫の解体や巣に侵入した敵を攻撃します。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科3.5mm撮影2023.03.29大きな大顎左が働きアリです。大きさの違いがわかりますアズマオオズアリの兵アリ