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  • 「自分でやること」の意味

    47.「能力」より「知識」に目が行く 生徒が入塾後の「方法指導」を受ける、そこで例えば「算数」の「理解プリント」を使用しての学習法の指導を受けるとします。これは、「視て理解し覚える」、一連の能力を身に付けることになるわけですが、その日、生徒が帰宅すると、

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    46.「学習」の経過と「はたらき」のつながり 学習の際の、目に見える「聴く」「話す」「読む」「書く」という動作の奥での「はたらき」について、それ等を横断した共通のはたらきと、それに気づいていないことから、生徒が「なぜ、できるようになるか」が理解できないこ

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    45.学習法を支えるもの入塾時の「方法指導」では、「立腰」に続いて、それぞれの「学習法」の指導に入ります。例えば、「国語」であれば、漢字・語句・速聴速記・感想文というふうに。ただ、その学習法は、基本となる学習のやり方の組み合わせです。 解りやすくいえ

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    44.「立腰」-父母の理解 指導には、生徒の周囲の理解を得ることが必要です。 その機会となるのが、様々な「説明会」と「個別面談」です。 「立腰」について言えば、教育関係者の中にも、特定の宗教とのからみで誤解する向きもあるようですから、父母の理解も様々

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    43.「立腰」-「指導」から「見守る」 この例について、指導する側について考えてみます。 この生徒は、入塾時の際の母親との面談から、多動や学習障害があるレベルの問題があることは、見当がついていたのですが、いずれにしろ、入会時の方法指導では、まず「立腰」

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    42.「立腰」-「指導される」から「自分でやる」 この例について、本人の「学習」の経過を探るとします。 まず、彼は姿勢を繰り返し直されました。それは、自分で、その姿勢が保てないからでした。それで、その学ぶべき姿勢を伝えられました。 そして、やがて

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    41.自分で「腰を立てる」 何をとどう「自分でやるか」、その指導の例です。 まず、「腰を立てる」ことです。 この指導例として、以前、多動の生徒の「立腰」を紹介しました。この子についての母親とのやり取りです。 母親:「うちの子も落ち着きがないと言われ

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    40.「自分でやる」目標と「一時的に肩代わりしてもらうこと」 「自分でやらなければ、自分でやれるようにならないだろう。」と言っても、人は同時にやれないことがあります。ですから、その人によって、今、「自分でやること」が違います。 いくら「解らないこと」と

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    39.その授業は、本人にとっての「自主学習」か? 「わが塾の指導方針は、『自主学習能力の育成』です。お子さんが自主的に学習を行えるよう、こういうふうに指導します。」 入会にあたっては、こんなふうに説明します。しかし、その「自主学習能力の育成」というのは

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    38.その行為は「自主的」か? 無論、この例の対応には、それなりの前提があります。 生徒が質問に来ることは、別に悪いことではありません。質問もできないような生徒であれば、逆に、「よく来た」と歓迎するかもしれません。また、本人がそこで必要な知識の獲得段階

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    37.対応の違いの簡単な例について 「教える塾」との違いについて、以前、「自主ということ」で、取り上げた簡単で具体的な例で、説明します。SSAのO先生の「対応分析の意義」の中に、こういうことが書かれています。 ある時S先生の塾に授業中に電話した。する

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    36.塾長の「受けとめ方」が? 次は、逆のケースです。 例えば、「塾長」が経営者であり、経営する業種が、たまたま塾であり、経営的観点から、「自主学習塾」を選んだ、そういう場合です。その人の「自主学習」の受け止め方は、あくまで経営者の管理のもと、教師が生

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    35.「自主学習」を目指すのは? さて、「自主学習」を目指すとする「塾」で、塾長と塾教師のどちらかが、「サービス業」的な意識を持っていて、他方が、塾の役割は、そのために必要な能力を身に付けるよう指導するものだと考えているとします。 まず、塾長自身は「自

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    34.サービス業の意識 「自主学習」は、「自分がやる」学習のはずです。ただ、それがなかなかできない、それができるように手伝う、それが「自主学習能力育成塾」の目指すものです。そういうことから考えれば、何を「真似」して、本人が繰り返すうちに、「これだな」と

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    33.後輩の指導する生徒について、「なに、あれ」 「人知らずして慍(うら)みず」と言えば、次のようなことがありました。「教える」ことが普通だった「塾」が、「自主学習能力の育成」を掲げる「指導」に転換しました。それまで、点数にこだわる、教えまくる、そういう

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    32.「人知らずして」の解釈 ついでに、「人知らずして慍(いきど)おらず」について、です。これは「慍(うら)みず」とする場合もあります。辞書によると、「慍」の意味は、いかる/いきどおる/うらむ/不満を抱く」とあります。ですから、瞬間的に怒るのではなく、不快

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    31.師弟から朋へ 「論語」の書き出しは、「子曰く、学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや。」で、これについては度々取り上げました。 最初の「学びて時

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    30.指導と依存 F先生は、神道系の宗教団体の信者だったということですが、その宗教は「世界が平和でありますように」という言葉を掲げています。 この宗教がどうかは解りませんが、多くの宗教は、その教祖がその信者を指導します。そこで、よくおこるのが、その指導者

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    29.指導者が気づく時 F先生に起きたのは、次のようなことです。 講師のF先生は、「世界が平和でありますように」という標語で知られた神道系の宗教の信者でした。当時、塾業界の集まりの事務局長だったK氏の紹介で、優れた指導で知られた和歌山の塾と塾同士の交流を

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    28.「指導」の意味の理解 「指導の四段階」は、「態度育成」「方法指導」「目標指示」「計画助言」でした。最後の「計画助言」は、本人が分の目的にしたがって、「目標」を組み立て実行するための一連の「計画を自分でやれるよう「助言」をするわけですから、その「助言

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    27.授業を「自主学習」の対象に 我々は、学校でも、職場でも、市民活動の場でも、様々な「知識」を必要とし、それを使用する、それを獲得し使用することは、それ自体「学習」でもあるわけです。しかし、それが「自主学習」となっているか、それが主に「依存」によって支

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    26.「教えられるより、自ら学ぶ」 「授業を受ける」と言います。そうすると、それは、「教えられる」のだから「自主学習」と言えないのではないか、という疑問が起きるでしょう。 しかし、「自主学習」と言っても、当然、何らかの「知識」を外に求めることはあるわけ

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自主学習能力を育てる指導
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