サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
ジャイアンツコーズウェイ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
イントゥミスチーフ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
テイルオブザキャット系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
フォレストリー系/バーンスタイン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
ストームキャット系 No.4 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
ストームキャット系 No.3 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
ストームキャット系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
ストームキャット系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
リダウツチョイス系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
ショワジール系/マスタークラフツマン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
デインヒルダンサー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
ファストネットロック系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
エクシードアンドエクセル系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
コディアック系/ホーリーローマンエンペラー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
フライングスパー系/ロックオブジブラルタル系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はフライングスパー系およびロックオブジブラルタル系をまとめて紹介します。Flying Spur は*デインヒル初期の活躍馬で、ゴールデンスリッパーSなどGI3勝をあげました。さらに種牡馬としても多数のGI馬を送り出して豪リー
デインヒル系 No.4 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はデインヒル系の続き。*デインヒルは2005年にそれまで13年連続でリーディングに輝いていた Sadler's Wells を破って初めて英愛リーディングに輝きましたが、これは同馬の死後のことであり、それでいてこの拡散力ですから
デインヒル系 No.3 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十四弾はデインヒル系の続き。North Light は*デインヒル産駒として唯一の英ダービー勝ち馬でしたが、引退後はアメリカにて種牡馬入り。ご存知の通り芝では変幻自在の活躍を見せる*デインヒルですが、ダートはからっきしで、唯
デインヒル系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十三弾はデインヒル系の続き。様々なカテゴリでチャンピオンホースを送り出してきた*デインヒルですが、実は種牡馬として一番不得意だったと思われるのが自身が一番得意としていた欧州スプリント路線で、3歳時にジュライC、ナン
デインヒル系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十二弾はデインヒル系。本格的なシャトルスタリオンの走りとして欧州、オセアニア両方で大成功を収めたということもあり、多数の枝分かれを分岐させてもなお4回に分けての紹介という超大作となります。*デインヒル自身は超一流
安田記念はジャンタルマンタルが力強く抜け出し、朝日杯FS、NHKマイルCに続くGI3勝目をあげました。父*パレスマリスは昨年まで大旋風を巻き起こしながら今年はかなりおとなしかったのですが、やはりその力は本物でしたね。NHKマイルC勝ち馬としては2014年のミッキーアイル以
アイアムインヴィンシブル系/キングマン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十一弾はアイアムインヴィンシブル系およびキングマン系をまとめて紹介します。I Am Invincible はGIIIを勝ったのが目立つ程度の競走馬でしたが、種牡馬としては多数のGIウイナーを輩出し、豪リーディングにも輝きました。さら
インヴィンシブルスピリット系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十弾はインヴィンシブルスピリット系。Invincible Spirit は決して超一流馬ではなく、ラストランとなったスプリントCで超人気薄ながらようやくGI初勝利をあげたような馬でしたが、種牡馬としては欧州の2歳馬の勝ち上がり記録を
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十九弾はシーザスターズ系。Sea the Stars は英二冠に凱旋門賞など怒涛のGI6連勝を飾って欧州年度代表馬に輝いた歴史的名馬で、半兄に Galileo がいる血統もあって種牡馬として期待され、実際に多数のGI馬を送り出して欧州のト
オアシスドリーム系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十八弾はオアシスドリーム系。Oasis Dream はミドルパークSなどスプリントGIを3勝した快速馬で、種牡馬としてヨークシャーオークスやヴェルメイユ賞といったクラシックディスタンスのGIを勝った Midday のような馬も出しました
グリーンデザート系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十七弾はグリーンデザート系。ダンジグ系二大系統のひとつに入っていきましょう。Green Desert はGIジュライCの勝ち馬で、種牡馬としても数々の快速馬を送り出して成功しました。種牡馬の父としても成功し、Invincible Spirit
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十六弾はウォーフロント系。War Front はGII時代のアルフレッド・G.ヴァンダービルトBCHの勝ち馬で、種牡馬入り当初は1万ドルそこそこでの供用でしたが、種牡馬として数々のGIウイナーを送り出すことに成功し、最高で25万ドルの
92回を数える東京優駿はキタサンブラック産駒のクロワデュノールが人気に応え、現役時代に大敗を喫した父の雪辱を果たすとともに、世代の頂点に立ちました。直系内国産3代目競走馬によるダービー制覇は日本競馬史上初となりますが、まさかこれがディープインパクトやキングカ
アナバー系/ハードスパン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十五弾はアナバー系およびハードスパン系。Anabaa はジュライCやモーリスドゲスト賞を制した一流スプリンターで、種牡馬としても多数のGI馬を送り出すことに成功しました。代表産駒は何といっても欧州のGI最多勝利となる14勝を
チーフズクラウン系/オーペン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十四弾はチーフズクラウン系およびオーペン系。Chief's Crown は Danzig の初年度産駒にして最高傑作の1頭で、BCジュヴェナイルやトラヴァーズSなどGI8勝をあげました。種牡馬としてもセントジェームズパレスSの Grand Lodge 、
ダンジグ系 No.3 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十三弾はダンジグ系の続き。父 Northern Dancer 自身がそうだったように、Nijinsky や Lypard など、早期に出した有力後継が次第に勢いをなくし、後発の種牡馬が父系を継承するというパターンが多くみられるのですが、Danzig に
ダンジグ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十二弾はダンジグ系の続き。*ペルジノは重賞勝ちのない競走馬でしたが、Sadler's Wells や Fairy King の半弟ということで種牡馬入りし、複数のGI馬を送り出すことに成功しました。ただ、父が大種牡馬 Northern Dancer から競走
ダンジグ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十一弾はダンジグ系。さすがに量が多いので3回に分けての掲載となります。Danzig は故障のため重賞には出走しませんでしたが、圧勝続きで3戦負けなしの成績を残した馬で、ひとまず種牡馬入りするも当初はあまり知名度がなかった
ダークエンジェル系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十弾はダークエンジェル系。Dark Angel はミドルパークSなど2歳重賞を2勝した早熟馬で、デューハーストS大敗を最後に早々に引退・種牡馬入りすると、次々にGI馬を輩出することに成功し、2024年にはついに英愛リーディングにまで
オークスはブラックタイド産駒のカムニャックが豪快に差し切り、GI初勝利をあげました。父はブラックタイドで、これがキタサンブラック以来となるGI勝ちですが、20歳を超えての種付けでGI馬を出した例というのがなかなか思いつきませんね。しかもキタサンブラックと同じ母父
ロイヤルアプローズ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十九弾はロイヤルアプローズ系。Royal Applause はミドルパークSやスプリントCを制した一流スプリンターでしたが、種牡馬としては大物産駒はほとんど出せず、仕上がりの早さが売りの一流半スプリンターを多数送り出しました。Ac
トライマイベスト系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十八弾はトライマイベスト系。*トライマイベストはデューハーストSを制した活躍馬でしたが、種牡馬としてはそれほど多くの活躍馬を残したわけではなく、高齢になって日本に輸入されてわずかな産駒を残してすぐに死亡したことも
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十七弾はピヴォタル系。Pivotal はナンソープSなど重賞2勝をあげた活躍馬で、6ハロンでも長いというような生粋のスプリンターでしたが、種牡馬としては英愛オークスを制した Sariska 、ドバイワールドCの African Story など、
ヌレイエフ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十六弾はヌレイエフ系の続き。凱旋門賞を5馬身差で制すなどGI3勝をあげた*パントレセレブル、BCマイルなどマイルGI5勝をあげた*スピニングワールド、仏2000ギニーなど短距離GI5勝をあげた*ソヴィエトスターなど超大物産駒を送り
ヌレイエフ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十五弾はヌレイエフ系。さすがにこの辺りに来ると量も多くなってくるので、2度に分けての紹介です。Nureyev は結果的にGI未勝利でしたが、いきなり重賞デビューからの勝利、英2000ギニーで1位入線も失格と相当なポテンシャルを
オーサムアゲイン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十四弾はオーサムアゲイン系。Awesome Again はBCクラシックなどGI2勝をあげたほか、カナダ版ダービーことクイーンズプレートを制した活躍馬で、種牡馬としてBCクラシックなどGI4勝をあげ年度代表馬にも選ばれた Ghostzapper な
ヴィクトリアマイルは1番人気アスコリピチェーノがゴール前の大混戦を制し、阪神JF以来となるGI2勝目をあげました。昨年京成杯オータムHを制した後はゴールデンイーグル大敗、1351ターフスプリント快勝と海外遠征を挟み、国内では8か月ぶりの出走となりましたが、マイルでの
デピュティミニスター系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十三弾はデピュティミニスター系。Deputy Minister はローレルフューチュリティなど米2歳GIを2勝した活躍馬で、種牡馬としてもBCクラシックなどGI2勝をあげた Awesome Again 、ケンタッキーオークスなどGI8勝をあげた*オープン
エンコスタドラゴ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十二弾はエンコスタドラゴ系。Encosta de Lago はオーストラリア生まれの Fairy King 産駒で、豪GIヴィックヘルスSなど重賞3勝をあげました。Fairy King 産駒は種牡馬としてはさほど目立った成績は残せませんでしたが、同馬に関
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十一弾はニニスキ系。Niniski は愛セントレジャーやロワイヤルオーク賞を制した生粋のステイヤーで、競走馬として特に父のスタミナを受け継いだ馬でしたが、種牡馬としてはバーデン大賞などGI3勝の Lomitas を出すなど、どちら
グリーンダンサー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十弾はグリーンダンサー系。Green Dancer は仏2000ギニーなどGI3勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても大成功を収めて仏リーディングに輝きました。競走馬としても種牡馬としてもマイル前後を得意とするスピードと仕上がりの早さ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十九弾はニジンスキー系。Nijinsky は Northern Dancer の初期の産駒にして最高傑作で、英クラシック三冠など13戦11勝の成績を残しました。さらに種牡馬としても大成功を収め、Northern Dancer の名を不滅のものにした立役者だ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十八弾はリナミクス系。祖父は*ベリファ、父は*メンデスと2代続けて日本に輸出されながらもしぶとくフランスで父系を伸ばした Linamix は仏2000ギニーの勝ち馬で、種牡馬としても複数のマイルGIの勝ち馬のほか、凱旋門賞を制し
NHKマイルCは伏兵パンジャタワーが混戦を制し、GI初勝利をあげました。父はこの世代が初年度産駒となるタワーオブロンドンで、桜花賞馬エンブロイダリーを出したアドマイヤマーズに続くGI勝利となりました。サートゥルナーリアやルヴァンスレーヴ、*ナダル、*モズアスコット
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十七弾はリファール系。Lyphard はジャックルマロワ賞など仏GIを2勝した活躍馬で、種牡馬としても初期の Northern Dancer 種牡馬として大成功を収め、アメリカやフランスでリーディングに輝きました。日本でもお馴染みの系統で
ナイトシフト系/フェアリーキング系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十六弾はナイトシフト系およびフェアリーキング系。Night Shift は7戦して未勝利戦の1勝のみと Northern Dancer 産駒の中では極めて平凡な競走馬でしたが、種牡馬としてはキングジョージなどGI4勝の Azamour など多数のGIウイナ
ストームバード系/ディキシーランドバンド系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十五弾はストームバード系とディキシーランドバンド系をまとめて紹介します。Storm Bird はデューハーストSの勝ち馬で、種牡馬としても多数の活躍馬を輩出し、一時は「ストームバード系」として大きく父系を発展させることに成
ノーザンダンサー系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十四弾はノーザンダンサー系の続き。種牡馬入りして10年ほどたった1970年後半から1980年初頭にかけては Northern Dancer の最盛期ともいえる時期で、Danzig 、Nureyev 、Storm Bird 、そして Sadler's Wells と立て続けに歴史的
ノーザンダンサー系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十三弾はノーザンダンサー系。それではいよいよ世界最大のメジャー父系に入っていきたいと思います。細かな分岐も合わせれば90系統ほどの大所帯で、ノーザンダンサー系コンプリートだけで3か月以上かかる計算となりますが、気長
ディープインパクト系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十二弾はディープインパクト系の続き。これにてターントゥ系コンプリートとなります。偉大な父*サンデーサイレンスはその後継種牡馬も数えきれないほどいましたが、当初種牡馬の父としては今一つだと言われていたのは、自身があ
天皇賞(春)は菊花賞2着、ダイヤモンドS優勝というスタミナ自慢のヘデントールが人気に応えてGI初勝利をあげました。ノーザンファーム生産馬ということで種牡馬入りにかなり近づいたと言えるでしょうが、父ルーラーシップ、母父ステイゴールドというステイヤーを煮詰めたよう
ディープインパクト系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十一弾はディープインパクト系。日本史上最強馬の1頭として知られるディープインパクトですが、種牡馬としての実績はそれ以上で、世界唯一となる親子での無敗のクラシック三冠を達成したコントレイル、英ダービーやBCターフなど
アグネスゴールド系/ハットトリック系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十弾は海外に輸出されて大成功を収めたアグネスゴールド系とハットトリック系をまとめて紹介します。アグネスゴールドはデビュー4連勝を達成し、同じく無敗のアグネスタキオンとどちらが上かという議論も起こったほどの馬でした
ゴールドアリュール系/ハーツクライ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十九弾はゴールドアリュール系とハーツクライ系をまとめて紹介します。ゴールドアリュールは*サンデーサイレンス産駒ながらダートで真価を発揮し、さらに種牡馬としても超一流ダート馬を次々に輩出するなど大成功を収めました。
フジキセキ系/ステイゴールド系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十八弾はフジキセキ系とステイゴールド系をまとめて紹介します。フジキセキは*サンデーサイレンスの初年度産駒にしていきなり三冠候補として期待された逸材でしたが、故障のためクラシックは不出走でした。種牡馬としては父と完
サンデーサイレンス系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十七弾はサンデーサイレンス系の続き。父系として頭角を現したのがつい最近ということもあり、まだ独立した系統として扱うほどの勢力とはなっていませんが、今のサンデーサイレンス系で最も勢いがあるのがブラックタイドからキ
香港のチャンピオンズデーGI3競走に日本馬が出走しましたが、メインであるクイーンエリザベスIICを我らがダービー馬タスティエーラが制し、そのダービー以来となるGI2勝目をあげました。父サトノクラウンの種牡馬成績を考えたとき、今の実績では種牡馬として高い評価を受ける
サンデーサイレンス系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十六弾はサンデーサイレンス系。いよいよ日本が誇るこの系統に入っていきたいと思います。日本においてはこの先二度と同馬を凌ぐような種牡馬は現れないであろうというほどの歴史的な大成功を収めていますが、ディープインパク
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十五弾はモアザンレディ系。アルゼンチンで大成功を収めた*サザンヘイローがシャトルスタリオンとして北米に里帰りした時に生まれた産駒で、GIキングズビショップSを勝ち、さらに種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すこと
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十四弾はサザンヘイロー系。*サザンヘイローはGI2着こそあったものの重賞勝ちはなく、北米ではなくアルゼンチンで種牡馬入りしましたが、これが大成功で、南米で多くのGIウイナーを送り出すことに成功し、何度も亜リーディング
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十三弾はヘイロー系。我らが*サンデーサイレンスを出した系統ということで、ターントゥ系の中でも特に日本になじみ深い系統ということになりますが、Halo 自身も北米リーディングに輝いた名種牡馬とはいえ、その気性の悪さなど
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十二弾はクリスエス系。Kris S. は重賞勝ちのない平凡な競走馬で、種牡馬入り当初はわずか3500ドルという安値で供用されていた馬でしたが、着実に結果を残して評価を高め、最終的には種付け料15万ドルを誇る大種牡馬として北米
ダイナフォーマー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十一弾はダイナフォーマー系。Dynaformer はGII勝ちが2つあるものの、GIでは5着が最高という平凡とは言わないまでも一流には程遠い競走馬でしたが、種牡馬としてはケンタッキーダービー馬 Barbaro 、ソードダンサー招待Sなど芝G
牡馬クラシック第一弾の皐月賞はリオンディーズ産駒のミュージアムマイルが目の覚めるような豪脚を披露し、GI初勝利をあげました。父リオンディーズはテーオーロイヤルの天皇賞(春)以来となるJRA重賞勝ちがこの皐月賞でしたが、キングカメハメハ産駒らしくダートも及第点以上
シルヴァーホーク系/レッドランサム系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十弾はシルヴァーホーク系とレッドランサム系をまとめて紹介します。Silver Hawk はGIIIまでの勝ち星しかありませんでしたが、種牡馬として多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。代表産駒の1頭が我らが*グラスワンダ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十九弾はロベルト系。ターントゥ系の主流系統のひとつで、同じ Hail to Reason 産駒の Halo とともにこの系統を世界的なメジャー父系に押し上げた存在でした。Roberto 自身は英ダービーなどGI3勝をあげた活躍馬でしたが、どちら
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十八弾はオクタゴナル系。Octagonal は父 Zabeel の最高傑作で、コックスプレートなどGI10勝をあげる大競走馬となりました。種牡馬として出した活躍馬はそれほど多くなかったのですが、そのうちの1頭 Lonhro が父を上回るGI11勝
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十七弾はザビール系。Zabeel は豪GIオーストラリアンギニーの勝ち馬で、Octagonal や Might and Power など、オセアニア史上に残る大競走馬を何頭も送り出し、豪州及びニュージーランドでリーディングサイアーに輝きました。デ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十六弾はハビタット系。Habitat はムーランドロンシャン賞などマイルで結果を残した活躍馬で、種牡馬としてもそのスピードを大いに伝え、快速血統として名を馳せました。日本でも名マイラーのニホンピロウイナーが出るなど、短
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十五弾はターントゥ系。ここから第二のメジャー父系に入っていきたいと思います。メジャー四大父系としてはノーザンダンサー系とネイティヴダンサー系が他を圧倒していて、そこに米国で結果を残すナスルーラ系が追随するという
いよいよ始まった2025年のクラシックですが、桜花賞はアドマイヤマーズ産駒のエンブロイダリーが力強く抜け出しGI初勝利をあげました。マイルで無類の強さを見せたアドマイヤマーズは受胎率が悪く、種付け数はそれほど伸びていませんでしたが、いきなりクラシックホースの登
タピット系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十四弾はタピット系の続き。ようやく今回でメジャー父系の一つ目、ナスルーラ系コンプリートとなります。北米リーディングに輝いたとはいえ、どちらかというと一発大物というよりはコンスタントにGI馬を輩出するというタイプだ
タピット系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十三弾はタピット系。さすがにここまでくると量が多いので、2回に分けて紹介します。Tapit はGIウッドメモリアルSの勝ち馬ですが、クラシックでは全く歯が立たず、当初は種付け料1万ドルそこそこの中堅種牡馬というような立ち位
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十二弾はプルピット系。Pulpit はGIIまでの勝ち星しかなく、A.P. Indy 産駒の中では特に目立つような産駒ではありませんでしたが、種牡馬として北米リーディングに輝いた Tapit を送り出したことにより、エーピーインディ系の主
マインシャフト/バーナーディニ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十一弾はマインシャフト系とバーナーディニ系をまとめて紹介します。Mineshaft は4歳時にGI4勝をあげて米年度代表馬にも選ばれた活躍馬で、種牡馬としてもフロリダダービーの Dialed In など多数のGI馬を送り出すことに成功しま
マリブムーン系/フラッター系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十弾はマリブムーン系とフラッター系をまとめて紹介します。Malibu Moon は故障のため2戦1勝と結果を残す前にリタイアせざるを得なかった馬でしたが、父母ともにGI馬という良血から種牡馬入りし、多数のGIウイナーを送り出すこ
エーピーインディ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十九弾はエーピーインディ系の続き。*シニスターミニスターや*パイロの成功を受けて輸入された*マジェスティックウォリアーは A.P. Indy 直仔として初めて供用された輸入種牡馬で、期待通りに多数の重賞馬を送り出しており、エ
昨年はUAEダービーの1勝に終わったドバイワールドカップデーですが、今年は肝心のフォーエバーヤングこそ3着に終わったものの、ドバイシーマクラシックでダノンデサイルが、ドバイターフでソウルラッシュが、UAEダービーでアドマイヤデイトナが制し、早くも今年度の海外GI勝
エーピーインディ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十八弾はエーピーインディ系。ここまでくるとさすがに量が多いので、2回に分けて紹介することにします。A.P. Indy は父 Seattle Slew 、母父 Secretariat とボールドルーラー系の主張の強い血統でしたが、BCクラシックやベルモ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十七弾はシアトルスルー系。Seattle Slew はアメリカ競馬史上はじめてクラシック三冠を無敗で制した名馬で、種牡馬としても北米リーディングに輝くなど大成功を収めており、米国の競走馬の中でも特に知名度の高い1頭となってい
ボールドネシアン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十六弾はボールドネシアン系。Boldnesian はサンタアニタダービーの勝ち馬で、種牡馬として歴史的名馬にして大種牡馬となった Seattle Slew の父 Bold Reasoning を出したことで歴史に名を残すことに成功しました。ただこれだけ
ボールドルーラー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十五弾はボールドルーラー系。いよいよナスルーラ系最後の分岐に入っていきたいと思います。特に北米では Seattle Slew 、A.P. Indy 、そして Tapit と立て続けにリーディングサイアーを輩出しているこの系統がかなりのシェアを
高松宮記念はロードカナロア産駒のサトノレーヴが豪快に差し切り、親子制覇を達成しました。ロードカナロア×サクラバクシンオー牝馬という配合では一昨年のファストフォースに続く同レース勝利ですね。とにかくいかにもな短距離血統ですが、次走はチェアマンズスプリントと
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十四弾はアンクルモー系。Uncle Mo はBCジュヴェナイルなど2歳GIを2勝した早熟快速馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、最高で17万5000ドルの種付け料を誇る大種牡馬へと上り詰めました。ただGI馬の数
新種牡馬辞典、第三十五弾はハラモシュテソーロ。「テソーロ」の冠名からわかる通り了徳寺オーナーの持ち馬ですが、3歳6月の未勝利戦を10番人気で勝利した後は門別で1勝をあげただけという実績なので、競走馬としての知名度はかなり低いと思われます。了徳寺オーナーといえば
コジーン系/サイベリアンエクスプレス系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十三弾はカロ系を継承するコジーン系とサイベリアンエクスプレス系をまとめて紹介します。Cozzene はBCマイルの勝ち馬で、種牡馬としても多数の活躍馬を送り出すことに成功し、北米リーディングにも輝きました。日本との相性も
新種牡馬辞典、第三十四弾はダイシンバルカン。最後までオープンクラスで勝ち星をあげることはできませんでしたが、JRAで最後まで登録されていたサクラバクシンオー産駒として実に10歳まで現役で57戦を走り抜いた大ベテランでした。オーナーである大八木信行氏はこれまでもダ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十二弾はカロ系。Caro は後に日本で供用されることになる*フォルティノがフランスで残してきた産駒で、仏2000ギニーなどを制し、さらに種牡馬としても成功して仏リーディングにも輝きました。種牡馬の父としても成功し、米リー
阪神大賞典は4番人気のレイデオロ産駒、サンライズアースが6馬身突き抜け重賞初勝利をあげました。一時はリーディング候補の一角にも数えられたレイデオロがここでようやく重賞初勝利。さすがにこの1勝だけでこれまでの評価が覆ることはないでしょうが、このまま天皇賞も持っ
新種牡馬辞典、第三十三弾はリコーソッピース。大井のB級クラスを走っていた馬ということで、競走馬としての知名度はほとんどないと思われるこのリコーソッピースですが、条件クラスとはいえ18戦12勝、特に最後は単勝1倍台前半で4連勝と非常に高い素質の片鱗を見せていました
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二弾はフォルティノ系。*フォルティノはアベイドロンシャン賞などの勝ち馬で、11歳時より日本で種牡馬入り。輸入後に祖国で名種牡馬 Caro が出て父系を繋ぐお決まりのパターンですが、日本でも毎日王冠など重賞3勝をあげた
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ