続いてはシーホーク系。*シーホークはサンクルー大賞やクリテリウムドサンクルーを制した活躍馬で、種牡馬としても英セントレジャーの Bruni やアスコットゴールドCの*エリモホークなど多数のGI馬を送り出しましたが、うまく成功種牡馬としての評価が固まる前に輸入すること
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「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第二十三弾は1999年。いよいよこのシリーズも90年代に突入です。この年は愛・仏ダービーを制した Montjeu が注目の存在ですね。競走馬としても種牡馬としても超一流の成績を残しましたが、同馬をもってしても父系の存続が安泰
宝塚記念はタイトルホルダーがまさに力でねじ伏せたというレースで、菊花賞、天皇賞(春)に続くGI3勝目をあげました。ここにきての成長は本当に著しく、何度走っても逆転は難しいのではないかと思わせるパフォーマンスでしたね。時計は出ていますが、最速でも上がり35.9、後ろ
牝馬二冠を含むGI3勝をあげた名牝私的顕彰馬シリーズ第百七弾はファレノプシス。今でこそキズナやコントレイルらが生産界で注目され、日本競馬の中心的存在となっているノースヒルズですが、ファレノプシスはその前身となるマエコウファーム時代の代表産駒で、オーナーであ
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第二十二弾は2000年。いよいよミレニアムのダービーですね。もっともセンセーショナルだったのは Fusaichi Pegasus のケンタッキーダービー勝利でしょうか。アジア人として初のダービーオーナーとなった関口氏でしたが、その
時代に翻弄されたサンデーサイレンス初の歴史的名馬私的顕彰馬シリーズ第百六弾はスペシャルウィーク。それまで極めて高い質を示しながらなかなか超大物が出なかった*サンデーサイレンスにおいて、初めて歴史的名馬クラスの成績を残したのが同馬で、ダービーや天皇賞春秋制
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第二十一弾は2001年。欧州競馬を席巻することになる Galileo が英愛ダービーを制したのはもう20年以上も前のことですか。引退後は不世出の大種牡馬と言われた父 Sadler's Wells をもしのぐほどの種牡馬成績を残し、完全にノー
グランプリ三連覇を達成したワンダーホース私的顕彰馬シリーズ第百五弾は*グラスワンダー。日本を代表するマル外の1頭で、2歳時に無敗で朝日杯3歳Sを制した後、3歳から4歳にかけて秋・春・秋とグランプリ三連覇を達成した名馬でした。特に4歳時の実績は年によっては年度代
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第二十弾は2002年。英愛ダービーを制した High Chaparral はブリーダーズCターフを連覇するなどGI計6勝をあげた名馬でしたが、最優秀3歳牡馬の座はマイルGI7連勝の*ロックオブジブラルタルに譲ることとなりました。種牡馬とし
今週はロイヤルアスコット開催にシャフリヤール、グレナディアガーズと日本を代表する2頭が挑戦しましたが、プリンスオブウェールズSのシャフリヤールは昨年の覇者ロードノースが目隠しの外し忘れで大出遅れからの最下位だったのに抜かされなかっただけのブービー、プラチナ
前人未到の10歳からの中山グランドジャンプ3連覇私的顕彰馬シリーズ第百四弾はカラジ。セントスティーヴンやブラックステアマウンテンなど、中山グランドジャンプに遠征して優勝をかっさらったカク外は何頭もいますが、やはり飛び抜けて知名度が高いのがこのカラジで、10歳
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十九弾は2003年。20世紀生まれ世代最後のダービーということになりますが、英ダービー馬が Kris Kin 、愛ダービーが*アラムシャー、ケンタッキーダービーはセン馬の Funny Cide と今一つパッとしないメンツの中、世界の主要
早世が悔やまれるミスプロ系のチャンピオンホース私的顕彰馬シリーズ第百三弾は*エルコンドルパサー。今でこそ産駒がダービーを制すなど日本でも次々にチャンピオンホースを出しているミスプロ系ですが、かつてはミスプロといえば早熟、ダート、短距離がメインで、クラシッ
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十八弾は2004年。この年の目玉は何といってもキングカメハメハでしょう。それまで日本でミスプロ系といえば早熟ダート短距離向きというイメージが根強かったですが、*エルコンドルパサーの登場でやや風向きが変わると、この
2歳時から5歳時まで4年連続で年度表彰を受けた名牝私的顕彰馬シリーズ第百二弾はメジロドーベル。メジロブライトとともにメジロライアンの初年度産駒として大いに競馬を盛り上げた馬で、阪神3歳牝馬Sに始まりオークス、秋華賞、そしてエリザベス女王杯を連覇と4年連続でのG
エプソムCはモーリス産駒のノースブリッジが重賞初勝利をあげました。もともと2歳時の葉牡丹賞で強い勝ち方をして将来を嘱望されていた馬ですが、その後は順調に使えず、クラシックに出走することはできませんでした。それがようやくここにきて素質が開花したといったところ
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十七弾は2005年。ディープインパクトが無敗のクラシック三冠を制した年になります。もちろん最大のライバルであった父*サンデーサイレンスが死亡した後に種牡馬入りしたというアドバンデージは大きかったでしょうが、日本国
史上唯一の地方所属馬による中央GI制覇私的顕彰馬シリーズ第百一弾はメイセイオペラ。アブクマポーロやトーホウエンペラーとともに地方競馬の黄金期を築きあげた馬で、南部杯や帝王賞などを制したほか、5歳時のフェブラリーSでは中央勢相手に完勝し、地方所属馬として史上
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十六弾は2006年。英ダービーでは最後のナスルーラ系勝ち馬となる Sir Percy が、ケンタッキーダービーでは最後のターントゥ系勝ち馬となる Barbaro が、そして日本ダービーでは最後のノーザンダンサー系勝ち馬となるメイシ
日本史上初の短距離馬による年度代表馬受賞私的顕彰馬シリーズ、記念すべき第百弾は*タイキシャトル。日本、あるいは世界を代表するマイラーの1頭で、マイルチャンピオンシップにスプリンターズS、安田記念、さらにはフランスのジャックルマロワ賞とGI5勝をあげ、短距離馬
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十五弾は2007年。この年のダービー馬で最も注目度が高かったのは64年ぶりに日本ダービーを制したウオッカということになるでしょうか。しかもダービーはフロックではなく、その後も安田記念、天皇賞(秋)、ジャパンCと牡馬を
安田記念はキズナ産駒のソングラインがしぶとく脚を伸ばし、GI初勝利をあげました。キズナ産駒のGI勝ちはアカイイトのエリザベス女王杯以来2勝目となりましたが、奇しくも両馬とも母父が*シンボリクリスエスですね。もともとBMSとして最近注目度をあげていただけにたまたまの
競走馬としては善戦タイプも意外性を伝える名種牡馬私的顕彰馬シリーズ第九十九弾はステイゴールド。とにかく詰めの甘さで知られ、幾度となくGIレースで上位に健闘しながら6歳時にようやく目黒記念で重賞を制すまで、長きに渡って主な勝ち鞍は「阿寒湖特別」。最後の最後で
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十四弾は2008年。この年の英ダービー馬は New Approach で、ほかに愛チャンピオンSや英チャンピオンSを制覇。種牡馬としても英ダービー親子制覇となる Masar を出すなど一定の結果を残しています。その父 Galileo も英ダー
誰にも絶対に抜かせない、異次元のスピードスター私的顕彰馬シリーズ第九十八弾はサイレンススズカ。GIわずか1勝ながら日本史上最強馬候補に名を連ねるのは同馬くらいのものでしょうか。そのGI勝ちである宝塚記念の勝ちっぷり自体はさほど印象的なものではありませんでした
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十三弾は2009年。この年の英ダービー馬は Sea the Stars で、ほかにも英2000ギニーやエクリプスS、英国際S、愛チャンピオンS、そして凱旋門賞と3歳時にGI6連勝をあげた歴史的名馬でした。種牡馬としても多数のGI馬を送り出
GI馬2頭を含む6頭の重賞馬の母となった歴史的名繁殖牝馬私的顕彰馬シリーズ第九十七弾はビワハイジ。競走馬としては阪神3歳牝馬Sを制したのが唯一のGI勝ちで、超一流の域に達することはありませんでしたが、繁殖牝馬となってからは名牝ブエナビスタ、2歳女王ジョワドヴィー
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十二弾は2010年。この年の英ダービー馬は今なおダービーレコードを保持する*ワークフォースで、後に凱旋門賞も制し、また日本向きのキングマンボ系ということもあって大いに期待されましたが、ふたを開けてみれば全くの不振
ダービーは武豊J騎乗のドウデュースが制し、キズナ以来9年ぶり、自身6度目の勝利をあげました。もう53歳と聞いて時の流れの速さを感じますが、やはり日本競馬界のレジェンドが大レースを制すと盛り上がりますね。キーファーズとしても念願のダービー制覇。当然このオーナーで
日本史上唯一の障害重賞父仔制覇を達成した名障害馬私的顕彰馬シリーズ第九十六弾はゴーカイ。これまでに紹介した障害馬と比べると、JGI級レースは中山グランドジャンプの2勝のみとやや実績に劣る印象がありますが、同馬の場合は何といっても種牡馬として阪神スプリングジ
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十一弾は2011年。英ダービーは Montjeu 産駒の Pour Moi が、愛ダービーは Galileo 産駒の Treasure Beach が制しましたが、Pour Moi は後に英ダービー親子制覇となる Wings of Eagles を出したものの現在は障害用種牡馬と
トウメイ以来26年ぶりに牝馬として年度代表馬に選ばれた女帝私的顕彰馬シリーズ第九十五弾はエアグルーヴ。今でこそ牝馬が王道路線で牡馬を蹴散らすシーンは珍しくなくなりましたが、当時牝馬ながらに天皇賞を制したインパクトは相当なもので、この年はGI1勝ながらサニーブ
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第十弾は2012年。この年は Camelot が英愛ダービーを制したほか、英2000ギニーも制して英クラシック三冠に挑みましたが、残念ながら英セントレジャーは2着で Nijinsky 以来となる三冠達成はなりませんでした。そもそも英国の
一気に年度代表馬まで上り詰めた夏の上がり馬私的顕彰馬シリーズ第九十四弾はマヤノトップガン。デビュー当初は脚元がしっかりしていなかったこともあってダートの短距離をメインに走っており、ダートで2勝目をあげたのがようやくダービー当日のこと。この馬がわずか半年後
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第九弾は2013年。この年の英ダービー馬は Ruler of the World でしたが、その後GIを勝つことはできず。何とかクールモアで種牡馬入りするも後にフランスに移動、今年からはイタリアで供用されるということで、完全に都落ちと
発走直前にサウンドビバーチェが放馬、競走除外となり、何やら波乱ムードが漂う中でのスタートとなりましたが、終わってみれば同じドゥラメンテ産駒のスターズオンアースが桜花賞に続いて牝馬二冠を達成しました。桜花賞が人気薄での勝利だったので、ここはまだ様子見という
三冠確実と言われながら故障に泣いたサンデーサイレンスの初年度産駒私的顕彰馬シリーズ第九十三弾はフジキセキ。いよいよこのシリーズにも*サンデーサイレンス産駒が登場です。シリーズ開始から半年以上がたちましたが、ようやくここにきて現代競馬の幕開けというような気
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第八弾は2014年。この年は Australia が英愛ダービーを制しました。同馬は後に英国際Sを制すもタイトルを逃す(3歳牡馬&年度代表馬は Kingman)というレベルの高い世代でしたが、後に種牡馬としてBCマイルの Order of Australia
世代別賞金王にも輝いた地方の雄私的顕彰馬シリーズ第九十二弾はアブクマポーロ。地方馬ながら全盛期の強さは中央勢すらまったく手を付けられず、積み重ねた交流重賞勝ちはGI4勝を含む9勝、獲得賞金は8億円に上り、これは1992年生まれの競走馬としては中央勢も含め最高額と
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第七弾は2015年。この年は何といっても三冠馬 American Pharoah でしょう。三冠競走だけでなくブリーダーズCクラシックにハスケル招待S、さらに2歳GIも2勝しており、近年の米国馬の中でも最もスケールの大きかった馬の1頭です
中央・地方交流元年における初代ダート王者私的顕彰馬シリーズ第九十一弾はライブリマウント。それまでダートの名馬といえば年に数回ある重賞に出走する以外は、不利を承知で芝のレースに出るか、酷量を背負ってダートのオープン特別に出るくらいしかなかったのですが、同
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第六弾は2016年。この年は Harzand が英愛ダービー制覇を達成しましたが、その後の2戦はともに大敗に終わり、現在でも種牡馬として目が出ていません。ケンタッキーダービー馬 Nyquist もダービー以降は未勝利に終わりましたが
ヴィクトリアマイルは白毛馬ソダシが見事な復活でGI3勝目をあげました。秋華賞ではゲートにぶつけたこともあって大敗、その後はダートに使われるなど立て直しに苦慮していましたが、久々に同馬らしい強さが見られましたね。これで芝マイル戦は4戦無敗となりましたが、今後は
バローネターフ以来の中山大障害3連覇を成し遂げた名馬私的顕彰馬シリーズ第九十弾はポレール。グランドマーチスやバローネターフがターフを去った80年代以降、テンポイントの全弟キングスポイント、8.6秒の大差勝ちが伝説となったシンボリクリエンスなど、数々の名ハード
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第五弾は2017年。この年の英ダービー馬は Pour Moi 産駒の Wings of Eagles 、愛ダービー馬は Galileo 産駒の Capri ですが、Wings of Eagles は父が奇しくもこの年から障害用種牡馬となっており、また Capri も英セントレジ
平成初の三冠馬となったシャドーロールの怪物私的顕彰馬シリーズ第八十九弾はナリタブライアン。デビュー当時は臆病な性格もあって取りこぼしも多かったのですが、後に同馬の代名詞となるシャドーロールを装着してからは無敵ともいえる強さを発揮し、平成に入ってからは初
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第四弾は2018年。この年は何といっても無敗の米三冠馬 Justify でしょう。父が種牡馬として欧米問わず活躍馬を送り出しながらも早世した Scat Daddy 産駒と血統的価値も非常に高く、80億円超とも言われる大型トレードでクール
ダートで圧倒的な力を見せつけ最後はドバイに散った砂の女王私的顕彰馬シリーズ第八十八弾はホクトベガ。それまで中央のダート馬といえば数少ないJRA重賞に出走するほかは、中央招待競走であった帝王賞や全国交流重賞として創設されたブリーダーズGCに出る以外に活躍の場が
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第三弾は2019年。翌年の英ダービー馬 Serpentine は後に去勢されオーストラリアに移籍するというなかなか波乱万丈の馬生を送っていますが、この年の英ダービー馬 Anthony Van Dyck に至っては米国、香港、フランスの12ハロン
NHKマイルCはダノンスコーピオンが突き抜け、GI初勝利をあげました。ロードカナロア産駒の3歳世代としてもGI初勝利ですね。同日の新潟大賞典もレッドガランが制し、これで早くも重賞9勝目。これまでのキャリアハイは12勝ですから、この勢いだと記録更新は間違いないところで
競走馬としても繁殖馬としても一流の成績を残した一等星私的顕彰馬シリーズ第八十七弾はベガ。いきなり4頭のGIホースを送り出した*トニービンの初年度産駒の1頭で、桜花賞、オークスの二冠を達成しました。結局制した重賞はこの2勝だけでしたが、*トニービンの東京コース無
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第二弾は2020年。コントレイルが親子二代での無敗のクラシック三冠を達成したのは記憶に新しいところですが、この年は新型コロナウイルス感染症の影響が大きく競馬界にも及んだ年で、ダービーを含む多くのレースが中止や日程
タマモ、オグリ、メジロと続く芦毛伝説の正統継承者私的顕彰馬シリーズ第八十六弾はビワハヤヒデ。タマモクロスから始まり、オグリキャップ、メジロマックイーンと受け継がれてきた芦毛伝説の大トリを務める馬で、この4頭で88年から94年まで毎年、計GI14勝をあげました。ま
「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズ第一弾は2021年から。この年はそれまで欧州で絶対的な勢力を誇っていた Galileo が英愛リーディングの座から陥落し、その息子である Frankel が 3代父 Northern Dancer から続く4代連続でのリーディングに輝いた年でしたが、
淀に散った悲運の名ステイヤー私的顕彰馬シリーズ第八十五弾はライスシャワー。天皇賞(春)の翌々日に同馬を紹介するというのも因縁めいたものを感じますね。初GI制覇となった菊花賞はミホノブルボンの無敗の三冠達成を阻止、さらに4歳時の天皇賞(春)ではメジロマックイーン
現在私的顕彰馬シリーズを連載中ですが、本ブログのメインテーマである父系の話題が少なくなってきたので、同時並行で「サイアーラインで辿る世界ダービー史」シリーズを進めていこうと思います。これは最新の2021年から、1年ごとに年代を遡りながら世界各国で行われたダービ
やはり菊花賞馬は強し。タイトルホルダーが後続に7馬身の差をつけて逃げ切り、2つ目のタイトルを獲得しました。7馬身差はイングランディーレなどと並んで春天史上2番目の着差ですね(最大は言わずと知れたヒカルタカイの2.8秒差)。無尽蔵のスタミナが最大の武器ですが、とにか
スパルタ調教により距離克服能力を身に着けた無敗の二冠馬私的顕彰馬シリーズ第八十四弾はミホノブルボン。父は未勝利馬*マグニテュード、母も地方1勝馬カツミエコーという地味な血統ながら飛び抜けたスピードを示してデビューから連戦連勝で名声を高めました。しかし父も
桜花賞などマイル以下のGIを3勝した快速娘私的顕彰馬シリーズ第八十三弾はニシノフラワー。阪神3歳牝馬S、桜花賞、そしてスプリンターズSとマイル以下のGIを3勝した快速娘ですが、もともと同馬は牝馬三冠路線に皆勤しており、スプリンターズSでは前走エリザベス女王杯から1
種牡馬としても大成した希世のスピードスター私的顕彰馬シリーズ第八十二弾はサクラバクシンオー。マイルチャンピオンシップで2着に入るなどマイル以上のレースでもそこそこ走りましたが、1400m以下のレースに関してはほぼ無敵で、初のGI出走でハイペースに飲まれた3歳時の
スプリント、マイル、中距離の3階級制覇に挑んだ快速馬私的顕彰馬シリーズ第八十一弾はヤマニンゼファー。名短距離馬ニホンピロウイナーの最高傑作で、安田記念を連覇したほか、やや距離が長いと思われた天皇賞(秋)も制した名馬でした。さらにスプリンターズSにも挑戦して
1年ぶりの有馬記念で奇跡の復活を遂げた帝王私的顕彰馬シリーズ第八十弾はトウカイテイオー。「皇帝」シンボリルドルフの初年度産駒にしていきなり無敗のクラシック二冠を達成した馬でしたが、骨折のために菊花賞は出走できず。古馬になってジャパンCを制したものの、続く
母父としても大成功を収めた歴史的名ステイヤー私的顕彰馬シリーズ第七十九弾はメジロマックイーン。繁殖能力が低く20頭未満の産駒しか残せなかったメジロアサマから続く父系3代連続天皇賞制覇、母系は日本でもっとも古い牝系の一つである*アストニシメント系出身、日本競
マイラーズCはルーラーシップ産駒のソウルラッシュがマイル戦4戦全勝で重賞初勝利となりました。まさにマイル界の新星といったところですが、快速馬というよりは渋った馬場向きのパワータイプといった印象で、安田記念ではどんな競馬を見せてくれるでしょうか。なお安田記念
怪我に泣かされつつも43戦39勝の戦績を残した岩手の魔王私的顕彰馬シリーズ第七十八弾はトウケイニセイ。脚元に爆弾を抱えており、常に状態を見ながらレースに使われていましたが、いきなり当時の日本記録となるデビュー18連勝を達成。6歳にしてようやく重賞初挑戦を果たす
母として複数のクラシックホースを送り出した名繁殖牝馬私的顕彰馬シリーズ第七十七弾はアグネスフローラ。デビューから無敗で桜花賞を制した活躍馬でしたが、さらに母としてはダービー馬アグネスフライト、無敗の皐月賞馬アグネスタキオンと2頭のクラシックホースを輩出、
史上唯一の牝馬による南関東三冠を達成私的顕彰馬シリーズ第七十六弾はロジータ。後に天皇賞や宝塚記念も制したヒカルタカイ、三冠に加え東京大賞典も制したハツシバオーにサンオーイ、無敗でジャパンダートダービーも含め四冠を達成したトーシンブリザードなど、なかなか
故障に泣いた史上最強ステイヤー私的顕彰馬シリーズ第七十五弾はスーパークリーク。父は3000m超級の障害戦で一定の結果を残した*ノーアテンション、母父は英セントレジャーの勝ち馬でグリーングラスの父*インターメゾという血統で、生まれながらにしてステイヤーとして期待
第二次競馬ブームの立役者となった芦毛の怪物私的顕彰馬シリーズ第七十四弾はオグリキャップ。日本の生産面で最も影響の大きい馬といえば*サンデーサイレンスやディープインパクトらの名前があがるところでしょうが、競馬のレジャー化や馬券売り上げなど、余興面や経済面で
破竹の8連勝を飾った「白い稲妻」私的顕彰馬シリーズ第七十三弾はタマモクロス。平成に入る前に引退したため「平成三強」には名を連ねていませんが、これらとともにバブル期の競馬を大いに盛り上げた存在で、一介の条件馬から天皇賞春秋制覇を成し遂げるまで破竹の8連勝を
皐月賞は昨年の新種牡馬*ドレフォン産駒のジオグリフが豪快に抜け出し、GI初勝利となりました。皐月賞は国内GIで最も父内国産馬が優勢なレース(14年連続父内国産馬が勝利)だったのですが、それをダートの短距離馬であった*ドレフォンで覆してしまうというところがノーザンフ
「平成三強」の一角として競馬を盛り上げた地方出身の雄私的顕彰馬シリーズ第七十二弾はイナリワン。大井でデビューし2600mの東京王冠賞や3000mの東京大賞典を制すなどスタミナに絶対の自信を持っていた馬で、中央移籍後は天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念とGIばかり3勝をあ
日本競馬史上初の牝馬三冠達成私的顕彰馬シリーズ第七十一弾はメジロラモーヌ。それまでは英国に倣って牝馬の三冠最終戦が菊花賞であったものを、1970年に牝馬限定の三冠目としてビクトリアCが創設されたのが1970年のこと。さらに1976年にエリザベス女王杯と名を変え、桜花
誰もが目を疑った驚異的な世界レコード"2:22.2"私的顕彰馬シリーズ第七十弾はホーリックス。世界との差をまざまざと見せつけたメアジードーツ、馬っけ全開ながら豪快に差し切った*ピルサドスキーなど、強い印象を残した外国馬は多数いると思いますが、その中でもやはりジャ
昭和末期に活躍した名マイラー私的顕彰馬シリーズ第六十九弾はニッポーテイオー。3歳時は皐月賞で大敗したことでダービー出走をあきらめましたが、マイル・中距離路線にシフトしたことでかえって安定した成績を残し、最終的には天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、安田
父に続く三冠達成の期待を持たせるも故障に泣いた名馬私的顕彰馬シリーズ第六十八弾はミホシンザン。日本の高度成長期を象徴する名馬であるシンザンの代表産駒で、皐月賞、菊花賞の二冠および天皇賞(春)を制しました。しかし重馬場馬が極端に下手で脚元や体調にも不安があ
現代にも通用するスピードを存分に伝えた快速馬私的顕彰馬シリーズ第六十七弾はサクラユタカオー。制したGIは天皇賞(秋)だけで、競走馬としては超一流とまではいきませんでしたが、種牡馬として成功し多数のGI馬を輩出することに成功しました。その中でも最高傑作と言える
いよいよ始まったクラシック第一弾・桜花賞は伏兵スターズオンアースが接戦を制しました。父は日本競馬の粋を集めたドゥラメンテ、祖母はドイツの流れを汲む*スタセリタ、おばに名牝ソウルスターリングという非常に洗練された血統で、引退後はぜひコントレイルあたりを種付け
史上初の無敗のクラシック三冠馬および七冠馬私的顕彰馬シリーズ第六十六弾はシンボリルドルフ。ミスターシービー三冠達成の余韻冷めやらぬ中で現れた名馬で、日本競馬史上初めて無敗でクラシック三冠を達成したほか、有馬記念2勝に天皇賞(春)、ジャパンCを制し、最終的に
史上初の父内国産馬によるクラシック三冠馬私的顕彰馬シリーズ第六十五弾はミスターシービー。シンザン以来19年ぶりに史上3頭目のクラシック三冠を達成した名馬で、その父は「天馬」トウショウボーイ。母は重賞3勝のシービークインで、父とは新馬戦で対戦しており、本来種
日本史上初の本格派短距離馬私的顕彰馬シリーズ第六十四弾はニホンピロウイナー。かつての日本競馬において特に格式の高いレースとされた八大競走ですが、特に牡馬が出られるレースはすべて2000m以上であり、マイル以下を得意とする馬にとっては不遇の時代が続いていました
日本調教馬初のジャパンC勝ち馬私的顕彰馬シリーズ第六十三弾はカツラギエース。日本競馬の国際化への第一歩として設立されて以来、3度に渡って外国馬の後塵を拝していたジャパンC。ただこの年はシンボリルドルフ、ミスターシービーと2頭の三冠馬が参戦し、4回目にしていよ
桜花賞・エリザベス女王杯の二冠を達成した「華麗なる一族」私的顕彰馬シリーズ第六十二弾はハギノトップレディ。桜花賞やエリザベス女王杯を制した華々しい成績に加え、母は最優秀牝馬に2度選ばれた名牝イットー、さらに半弟に宝塚記念をレコードで逃げ切ったハギノカムイ
グレード制導入前の社台ファームの最高傑作私的顕彰馬シリーズ第六十一弾はアンバーシャダイ。父は日本競馬史上有数の名種牡馬*ノーザンテーストで、自身も有馬記念や天皇賞(春)など5勝をあげ、当時の最高賞金額である4億6000万円以上の賞金を稼ぐなど、まさにグレード制導
エフフォーリア、ジャックドール、レイパパレの上位3頭で堅いと思われた大阪杯ですが、終わってみれば重賞未勝利の伏兵ポタジェが差し切りました。金子オーナーとしても久々の牡馬GI馬誕生ですが、母が米GI6勝の*ジンジャーパンチという血統からも種牡馬としても期待が持てそ
記念すべき第1回ジャパンCで日本馬を蹴散らした米国馬私的顕彰馬シリーズ第六十弾はメアジードーツ。世界に通用する馬づくりを推進すべく1981年に創設されたのがジャパンCで、JRAも米国を中心に超一流馬を招待しましたが、第1回ジャパンCに参戦した国際GI馬はザベリワンた
八大競走不出走も世代最強を印象付けたスーパーカー私的顕彰馬シリーズ第五十九弾はマルゼンスキー。Nijinsky 産駒の持込馬として日本で走りましたが、当時持込馬にはクラシックをはじめ多くの大レースに出走権がなく、今でいうGI級競走勝ちは朝日杯3歳Sだけ。しかし後のク
競走馬としても種牡馬としても一流の成績を残した天馬私的顕彰馬シリーズ第五十八弾はトウショウボーイ。その飛ぶがごときスピードから「天馬」と呼ばれ、皐月賞や有馬記念をはじめ多数の重賞を制しました。長距離ではやや分が悪く、八大競走は2勝するにとどまりましたが、
競走馬として頂点を極めた直後にターフに散った流星の貴公子私的顕彰馬シリーズ第五十七弾はテンポイント。トキノミノルやキーストン、ライスシャワー、サイレンススズカなど、現役中に死亡し競走生活を全うできなかった名馬は多数いますが、その中でも競馬関係者のみなら
トウショウボーイやテンポイントと死闘を繰り広げた晩成ステイヤー私的顕彰馬シリーズ第五十六弾はグリーングラス。いよいよ日本競馬史上もっとも有名なライバル関係であると思われるTTGの登場です。その中でもトウショウボーイとテンポイントが別格のスター的存在だったの
3年連続で最優秀障害馬に選ばれた名ハードラー私的顕彰馬シリーズ第五十五弾はバローネターフ。グレード制導入前の障害馬としてはこれまでに紹介したフジノオーやグランドマーチスらと甲乙つけがたい成績を残した馬で、中山大障害5勝を含む障害重賞7勝をあげており、日本競
高松宮記念はナランフレグが接戦を制しました。ゴールドアリュール産駒の芝GIウイナーという変わり種ですが、母系にタマモクロスが含まれる血統が渋くていいですね。ぜひ種牡馬入りしてほしいところですが、この血統ならむしろ今後ダートでの実績を積み上げたほうが需要が高
桜花賞、オークスを圧倒的な強さで逃げ切った名牝私的顕彰馬シリーズ第五十四弾はテスコガビー。同期のカブラヤオーとセットで語られることの多い同馬ですが、驚異の心肺機能で後続を封じ込めたカブラヤオーと違い、こちらは純然たるスピードスターといったところで、桜花
クラシック二冠を含む9連勝を達成した狂気の逃げ馬私的顕彰馬シリーズ第五十三弾はカブラヤオー。サイレンススズカのように明らかに他馬とスピードの絶対値が違う馬、あるいはツインターボのように大逃げを打って展開が嵌れば逃げ粘る馬など、一口に逃げ馬と言っても色々な
史上初の単枠指定馬に指名されたテスコボーイの代表産駒私的顕彰馬シリーズ第五十二弾はキタノカチドキ。デビューから7連勝で皐月賞を制し、その後菊花賞も制してクラシック二冠に輝いた名馬でしたが、3着に敗れたダービーは厩務員ストにより3週間も繰り下げられた影響が体
ダート1200mで日本レコードもマークした「アラブの魔女」私的顕彰馬シリーズ第五十二弾はイナリトウザイ。セイユウやタマツバキなど、「最も強いアラブ」は誰かとなると色々名前があがってくると思いますが、「最も速いアラブ」となると真っ先に名前が出てくるのが同馬でし
ファルコンSでイスラボニータ産駒のプルパレイが、スプリングSで*アメリカンペイトリオット産駒のビーアストニッシドが、さらに若葉Sでは*ドレフォン産駒のデシエルトが勝利し、2021年デビューの新種牡馬から続々と活躍馬が誕生しています。すでに*ドレフォンやシルバーステ
日本競馬史上屈指のアイドルホース私的顕彰馬シリーズ第五十一弾はハイセイコー。いわゆる「第一競馬ブーム」の立役者で、競馬ファンのみならず一般人までも熱狂の渦に巻き込み、それまでもっぱらギャンブルとしての競馬をレジャーとして昇華させた存在でした。ライバル・
ここ一番で実力を発揮した名ステイヤー私的顕彰馬シリーズ第五十弾はタケホープ。日本競馬史上屈指のアイドルホース・ハイセイコーのライバルとして知られる同馬ですが、早くから脚光を浴びていたライバルに対してこちらはデビュー当初は勝ち上がりにも苦労していた馬で、
唯一障害馬として顕彰馬に選出された名ハードラー私的顕彰馬シリーズ第四十九弾はグランドマーチス。これまで多数の名障害馬が誕生してきましたが、その中で今のところ唯一顕彰馬に選ばれているのがこのグランドマーチスで、5歳から6歳にかけて中山大障害4連覇を達成してお
カントリー牧場のスパルタ調教に耐え大成した名馬私的顕彰馬シリーズ第四十八弾はタニノムーティエ。先日紹介したアローエクスプレスとはライバル関係で、東の2歳王者であったアローに対し、西の2歳王者としてクラシック戦線に臨んだのがこのタニノムーティエでした。アロ
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続いてはシーホーク系。*シーホークはサンクルー大賞やクリテリウムドサンクルーを制した活躍馬で、種牡馬としても英セントレジャーの Bruni やアスコットゴールドCの*エリモホークなど多数のGI馬を送り出しましたが、うまく成功種牡馬としての評価が固まる前に輸入すること
春の総決算・宝塚記念は昨年の覇者クロノジェネシスが危なげなく勝利し、現役最強を印象付けました。昨年6馬身差でこのレースを制した馬が2キロ軽いまま出走するのですからそりゃそうなるでしょうというところですが、これで春秋のグランプリはリスグラシュー・クロノジェネ
続いてはエルバジェ系。ステイヤー父系から生まれた Herbager は仏ダービーやサンクルー大賞を制すなどクラシックディスタンスを最も得意とした馬で、種牡馬としてフランス、のちにアメリカで供用され、2歳戦向きの早熟性とスピードを持った Grey Dawn 、ステイヤーに返り咲
続いてはダークロナルド系。Dark Ronald はロイヤルハントCなどの勝ち馬で、ドイツで種牡馬入りし、1918年から5年連続でリーディングに輝く大種牡馬となりました。そこから1950年までの間に計25回この系統からリーディングサイアーを輩出、さらに1980年代後半から2000年代前
ハイペリオン系がコンプリート出来ましたので、その親系統であるハンプトン系を紹介していきます。丸一年に渡って続けてきたこのシリーズですが、この系統でようやくラストになりますので、あと少しだけお付き合いください。Hampton は遅咲きのステイヤーで、種牡馬としても
続いてはチャイナロック系。*チャイナロックは競走馬としてはそこまでの名馬ではありませんでしたが、種牡馬としては大井6戦6勝で中央移籍し、そのまま皐月賞を含め10連勝を達成した世紀のアイドルホース・ハイセイコー、天皇賞(春)・スプリンターズS・ダートの毎日王冠など
続いてはロックフェラ系。Rockefella は競走馬としては平凡でしたが、母が二冠牝馬 Rockfel という良血から種牡馬入りすると、愛2000ギニーの Linacre などを出して成功しました。父系は海外ではあまり伸びませんでしたが、日本ではハイセイコーやタケシバオーなどを出してリ
マーメイドSは10番人気のシャムロックヒルがまんまと逃げ切り、重賞初勝利をあげました。初勝利は10戦目の札幌開催、前走は3勝クラスで14着に惨敗となかなか見どころを見つけるのが難しい馬ではありましたが、母が米GI馬*ララア、半姉にマーメイドS勝ち馬サラスという良血馬
続いてはテューダーメロディ系。Tudor Melody は父ほど競走馬として大成したわけではありませんでしたが、種牡馬としては英2000ギニーの Kashmir など多数の活躍馬を輩出、英愛2歳リーディングに2度輝くなど父系の発展に大いに貢献しました。しかし2代、3代と経るごとに衰退
続いてはテューダーミンストレル系。Tudor Minstrel は英2000ギニーを8馬身差、セントジェームズパレスSを5馬身差で制すなどマイル以下で8戦無敗の成績を残しており、20世紀最高のマイラーとの呼び声が高い馬でした。種牡馬としても一定の成功を収めましたが、種牡馬の父とし
続いてはオーウェンテューダー系。Owen Tudor は第二次大戦中に英ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても歴史的名マイラーの Tudor Minstrel 、フランスの名馬 Right Royal ら多数の活躍馬を送り出すなど父系を大いに発展させました。しかしほとんどの系統は淘汰されてし
続いてはオリオール系。競走馬としてはクラシックには手が届きませんでしたが、古馬になってキングジョージなどを制した晩成タイプで、種牡馬として凱旋門賞の*セントクレスピン、英二冠馬 St. Paddy などを出して英リーディングにも輝きました。さらにその孫の Vaguely Nobl
続いてはアリストファネス系。Aristophanes はアルゼンチンで種牡馬入りして成功しましたが、同馬が世界的存在になったのはその息子で南米最強馬との呼び声高い Forli が北米で種牡馬入りし、3年連続米年度代表馬に選ばれた歴史的名馬 Forego を出すなど成功したためで、今で
続いてはカーレッド系。Khaled はセントジェームズパレスSなどの勝ち馬で、米国で種牡馬として歴史的快速馬 Swaps を出すなど成功しました。さらに Swaps も米二冠馬*シャトーゲイを出すなど父系を大きく発展させましたが、孫の代になるととたんに走らなくなり、今では父系は
エプソムCはトーセンラー産駒のザダルが、函館スプリントSはキズナ産駒のビアンフェが制し、いずれもディープインパクト孫による重賞勝利となりました。特に何の驚きもなくなってきましたが、よく考えたら内国産3代目競走馬が当たり前のように重賞を勝つ時代というのは、一昔
続いてはアリバイ系。Alibhai は不出走馬でしたが、米国で種牡馬として供用され、ケンタッキーダービー馬 Determine らを出すなど成功しました。父系もそれなりに発展しましたが、1970年代の活躍を最後に表舞台からは姿を消し、おそらく父系自体もすでに断絶してしまったもの
続いてはスターキングダム系。Star Kingdom はジムクラックSなどを制したスプリンターでしたが、種牡馬としてオーストラリアで供用され5度のリーディングに輝く大種牡馬となりました。さらに孫の Bletchingly や Marscay もオーストラリアでリーディングとなったほか、Nodoub
ストックウェル系がコンプリート出来ましたので、次はハイペリオン系に入っていきます。現在の主流血統であるファラリス系と別れたのは今から200年以上前のことで、共通祖先は1807年生まれの Whalebone まで遡ります。Hyperion は Sickle の半弟で、自身6度の英リーディング
続いてはダマスカス系。これにてストックウェル系は終了です。Damascus はテディ系の中でも極めてマイナーな父系の出身でしたが、米クラシック二冠を含む32戦21勝の大競走馬となりました。さらに種牡馬としても大成功を収め、1970年代から1990年代にかけて北米で主流血統と遜
テディ系の続き。Asterus は仏2000ギニーなどの勝ち馬で、種牡馬としても成功し、仏リーディングに輝きました。日本でもモルニ賞の*ダラノーアが牝馬二冠のニットウチドリを出すなど成功したほか、*エルシドがアラブの名種牡馬として数々の活躍馬を送り出しました。Bull Dog
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