サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
新種牡馬辞典、第二十四弾はキャプテンキング。キャプテンキングは中央デビューから底を見せないままに南関東に移籍し、羽田盃など重賞6勝をあげた活躍馬でした。交流重賞では掲示板にすら載ることはできませんでしたが、1400mから2000mまで様々な距離で結果を残したオールマ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第二十二弾はナスルーラ系。いよいよここからメジャー父系に入っていきたいと思います。ただメジャー父系とは言うものの、ナスルーラ系で現在主流血統として君臨していると言えるのは米国のエーピーインディ系と、せいぜいアンクル
新種牡馬辞典、第二十三弾はサブノジュニア。サブノジュニアは*サウスヴィグラス産駒らしくダート短距離で活躍し、JRA勢を蹴散らしたGI・JBCスプリントなど重賞2勝をあげました。*サウスヴィグラスは言わずと知れた地方の大種牡馬ですが、大物産駒を出すというよりはとにかく
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第二十一弾はアイスカペイド系。いわゆるメジャー四大父系を除く系統としては最後のラインということになります。Icecapade 自身はGI勝ちのない競走馬でしたが、名種牡馬 Northern Dancer と同じ父・母父を持ち、ニューヨーク牝馬三
新種牡馬辞典、第二十二弾はエンパイアペガサス。エンパイアペガサスは*エンパイアメーカー産駒で、岩手・南関を中心に8歳まで50戦を走り抜き、北上川大賞典3連覇など重賞19勝をあげた地方の雄でした。*エンパイアメーカーと言えば輸入後に産駒の Pioneerof the Nile が名馬
今週は何と言ってもサウジカップデーの日本馬の大健闘でしょう。サウジCでは我らがフォーエバーヤングが勝利し、日本馬として2023年のドバイワールドC以来となる海外GI勝ちをあげました。米国の一線級が出ていなかったのは事実ですが、これまで何度も日本馬が後塵を拝し続け
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第二十弾はネアルコ系。Nearco は Ribot と並ぶイタリア史上最強馬で、種牡馬としても大成功を収めており、ナスルーラ系、ターントゥ系、そしてノーザンダンサー系と世界を牛耳る大父系の直属の祖となりました。それ以外にも英ダー
新種牡馬辞典、第二十一弾はゴルトマイスター。ゴルトマイスターはゴールドアリュール産駒で、OPアハルテケSで3着に入った馬でしたが、実績馬が勢揃いのゴールドアリュール後継としては重賞には出走すらできなかった身ではやはり厳しかったようで、今年は3年間供用されていた
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十九弾はトムフール系。Tom Fool はクラシックとは縁がなかったものの、30戦21勝の成績を残した大競走馬で、南北アメリカおよびオセアニアで父系を大きく発展させることに成功しました。ファラリス系において、現代競馬の直接的な
新種牡馬辞典、第二十弾はサンライズソア。サンライズソアは*シンボリクリスエス産駒で、平安S・名古屋大賞典とダート重賞を2勝したほか、ジャパンダートダービーで2着、チャンピオンズCやJBCクラシックで3着に入るなどGI戦線でも上位に健闘した活躍馬でした。2億円以上の賞
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十八弾はファラリス系。いよいよ現代サラブレッドの本流に入っていくわけですが、Phalaris 自身は短距離レースで好成績を残していた馬で、長距離レース偏重の当時においてはあまり種牡馬として重要視されなかったようですね。さら
新種牡馬辞典、第十九弾は*アスクピーターパン。競走馬としての知名度はほとんどない同馬ですが、それもそのはず、幾度となく入厩しては放牧を繰り返し、最終的に競走馬としてデビューすることなく終わった馬で、不出走のまま種牡馬入りを果たしました。父は欧州の誇る歴史的
京都記念はディープインパクト産駒の7歳馬ヨーホーレイクが制し、重賞3勝目をあげました。ここまでキャリア12戦とまだまだ使い込まれておらず、何とかGI勝利を手にして種牡馬入りをつかみたいところですが、脚元に爆弾を抱える馬。大阪杯、宝塚記念、天皇賞(秋)のどれかに照
ヒズマジェスティ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十七弾はヒズマジェスティ系。長距離偏重・晩熟性に富んだ性質から障害向きの傾向が強いリボー系において平地で結果を残している系統ということになりますが、これはおそらく平地向きのスピードを持っていたというよりは、主に米
新種牡馬辞典、第十八弾はリオンリオン。リオンリオンはルーラーシップ産駒で、青葉賞やセントライト記念を勝つなどクラシック路線で期待されましたが、故障もあって本番では結果を残すことはできませんでした。実績的には種牡馬入りには少々足りないというようなところでし
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十六弾はリボー系。世界的に衰退傾向にあるセントサイモン系において、唯一今でもそれなりの勢力を保っている系統ということになります。ご存知 Ribot はイタリアの名伯楽、フェデリコ・テシオ氏が生産した最高傑作の1頭で、凱旋
新種牡馬辞典、第十七弾はセイウンコウセイ。セイウンコウセイはアドマイヤムーン産駒で、高松宮記念などスプリント重賞2勝をあげた快速馬でした。デビュー当初は中距離やダートを使われていたため全く目立たず、芝の短距離路線に転向してから連戦連勝でGIウイナーに上り詰め
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十五弾はセントサイモン系。St. Simon は競走馬としても種牡馬としても歴史的な大成功を収めた馬で、19世紀末から20世紀初頭にかけて世界中を席巻しましたが、あまりに直系が急激に増えすぎたため、俗にいう「セントサイモンの悲
娘の胃腸炎に感染し、床に臥せっておりました。ご心配をおかけしました。積雪の影響により、結果的に3日間開催となりましたが、東京新聞杯ではウォーターリヒトが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。しかし*ドレフォン産駒、ここまでJRAダートで250勝以上、芝では60
体調不良のため、週刊種牡馬ニュースは後日掲載します。
新種牡馬辞典、第十六弾はサトノジェネシス。サトノジェネシスは通算成績が4戦3勝、主な勝ち鞍は2勝クラスということで数字だけで見れば大したことはありませんでしたが、実に2年3か月もの長期休養を挟みつつ3連勝を達成した期待感と、何といっても全兄に名馬サトノダイヤモ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十四弾はモンズーン系。Monsun はオイロパ賞を連覇するなどいかにもドイツらしい2400m特化型の実績・血統の持ち主でしたが、種牡馬としてはドイツ国内のみならず、世界各国でGIウイナーを送り出す大種牡馬となりました。しかもク
新種牡馬辞典、第十五弾はワールドプレミア。ディープインパクト産駒のGI2勝馬、と言えば聞こえはいいですが、菊花賞と天皇賞(春)以外には重賞勝ちすらなく、一昔前ならともかく現在ではこの実績で牝馬を集めるのはなかなか難しかったようで、50万円と格安の種付け料ながら50
ブランドフォード系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十三弾はブランドフォード系。かつては欧州のクラシック戦線で多いに存在感を示した系統ですが、やはりスピード化の波に乗ることはできず、父系はかなり衰退傾向にあります。その中で唯一の例外が後述する Monsun の系統で、ドイ
新種牡馬辞典、第十四弾は*タニノフランケル。*タニノフランケルは父が欧州を代表する名馬 Frankel 、母が64年ぶりに牝馬によるダービー制覇を達成するなどGI7勝をあげたウオッカという日本競馬史上屈指の良血馬で、当然競走馬として大きな期待を寄せられましたが、重賞では
プライヴェートアカウント系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第十二弾はプライヴェートアカウント系。Private Account はワイドナーHなどGI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを輩出するなど Damascus の最も優秀な後継種牡馬となりましたが、その代表産駒がBCディスタフな
シルクロードSは人気薄エイシンフェンサーが目の覚めるような末脚を披露し、重賞初勝利をあげました。父のファインニードルはこれで産駒の重賞2勝目となりましたが、ビッグアーサーほどスプリント特化型ではなく、また違ったタイプの種牡馬ですね。果たしてどちらが先にGI勝
新種牡馬辞典、第十三弾は*ポエティックフレア。*ポエティックフレアは英2000ギニーやセントジェームズパレスSを制した一流マイラーで、これだけの馬がいきなり日本で種牡馬になるということで注目されましたが、何と受胎率が3割程度しかないという状況で、即刻シンジケート
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はフライングスパー系およびロックオブジブラルタル系をまとめて紹介します。Flying Spur は*デインヒル初期の活躍馬で、ゴールデンスリッパーSなどGI3勝をあげました。さらに種牡馬としても多数のGI馬を送り出して豪リー
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十五弾はプリンスリーギフト系の続き。最初に輸入された*テスコボーイが大当たりしたのが大量輸入のきっかけになったのは間違いないでしょうが、それ以外にも年度代表馬カネミノブを出した*バーバー、仕上がりの早さが持ち