施術していると、しばらく忘れていた昔教わった方法を、ある瞬間にふと思い出す、ということがある。そしてそういう場合、ダメ元で使ってみると、意外なほど効果があることが多い(だから、いろいろ勉強しておくことはムダじゃない)。最近もそういうことがあった。そこでふと思い出して使ってみたのは、「エネルギーを通す」というもので、これは以前セミナーで教わった。やり方は、施術者が相手の体の任意の2箇所に指あるいは手掌で触れ、その間にエネルギーを通すようにイメージするのだ。エネルギーが通ると、それを受けた方の指や手掌に熱い感じやピリピリする感じが現れる(ただし、どう感じるかは個々人で違いがあるので、自分はどう感じるかを知ることが必要)。そうした感覚がないなら、途中にエネルギーの流れを障害するものがある。どの辺りで障害されてい...「エネルギーを通す」という方法