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甲子大黒天本山のブログ https://onogawa-daikokuten.jp/

ブログで仏教的な生き方を模索しています。日々、大切にしていきたいことを書いています。

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米沢市
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米沢市
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2008/09/28

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  • 捨ててこそ

    高度成長期は持つことが推奨された時代でした。まず白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が。次はカラーテレビ、クーラー、車が三種の神器とされました。他にもブランドや旅行や外食など日本中が好景気に踊った時代ともいえます。消費が大きくなれば経済は成長し好循環が生まれます。政府も経済も国民もすべて順調だった時代です。その後のバブル崩壊による失われた30年と揶揄される時代を経てもいまだに物欲が社会の大きな原動力となっています。 仏教では持つことよりも捨てることを重視します。持てば持つほど欲しくなるのが欲というものであり、小欲知足の程々の生活を説いています。経済理論には逆行しますが、精神的には捨てることで豊かになれる…

  • お金では買えない日々

    もし1億円をもらう代わりに明日死んでしまうという条件を出されたら、1億円をもらう人はまずいないと思うのです。大金があっても使うことができなければ意味がありません。お金以上に命が大切なのです。表現を変えるならば私の明日には1億円以上の価値があるということです。それだけの価値を持つ命を持ちながら、その本来の価値を認識できないための苦悩があります。 今日という1日を過ごすだけでも素晴らしいはずなのに、楽しむことができずイライラして1日が終わってしまう。自己嫌悪で終わってしまう、険悪な関係のままで終わってしまう、後悔したまま終わってしまう。望まない形でせっかくの1日が終わってしまうのは残念なことなので…

  • 望まれる人

    人望は人に望まれると書き、徳望は人に望まれる徳と書きますが、自分本位ではなく、相手にとって、私という人間はどうなのかという視点が大切だと思うのです。そのように考えることで自らの欠点を補い、人としての深みを養うことができるのではないでしょうか。人の目を気にしすぎると、自分の思いを抑圧し迎合することでストレスになります。ですが、まったく気にしないと周囲の想いに気づくことができなくなります。 第三者の目線で自分を見つめることも必要だと思うのです。これは相手の立場に立って考えるということでもあります。自分のことばかりを考えていると周囲とのギャップが大きくなってしまいます。自分は正しいと思っていても、良…

  • 幸福の収穫

    実りの秋となりました。様々な食材が収穫を迎えるまさに食欲の秋です。一般消費者はあたりまえのように購入して食べる訳ですが、それを出荷する農家さんはじめ生産者の苦労は大変なものだと思います。近年の異常気象は世界中の一次産業に深刻な影響を与えています。お金があっても、食べたいものを食べられない時代は近いのかもしれません。今後ますます食に対する感謝と環境や生産者への配慮が求められる時代になります。 何事も種をまかなければ収穫はできません。人生も種まきと収穫の連続です。種をまかずして果実を求める人も多いものですが、それは道理に反しています。数学の方程式が絶対なのと同じように、人生における道理も絶対なので…

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