面白い/重要だけれど、売れなさそうな本や、献本いただいた友人の本などを紹介する
本など読まなくても生きていけますが、逆に、本の世界に没入することも、社会に対して「没関心」になることであるかもしれません。でも、個々人が古今東西を直接見ることができるわけではなく、一人一人の力は限られています。有限な人間の力を外に開き、多様性へと接続していくために、読書を重ねていこうと思います。
シオニズム研究の決定版! 臼杵陽監修、赤尾光春・早尾貴紀編『シオニズムの解剖』(人文書院)
臼杵陽監修、赤尾光春・早尾貴紀編『シオニズムの解剖ーー現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院、2011年)
原発導入の起点はどこか? 有馬哲夫『原発・正力・CIA』新潮新書
有馬哲夫『原発・正力・CIAーー機密文書で読む昭和裏面史』新潮新書
広瀬隆『福島原発メルトダウン』朝日新書、2011年
「核」をめぐる全体構図を理解するーー鈴木真奈美『核大国化する日本』平凡社新書
鈴木真奈美『核大国化する日本ーー平和利用と核武装論』平凡社新書、2006年
いまこそ読むべき必読書:肥田舜太郎/鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』、ちくま新書
肥田舜太郎/鎌仲ひとみ、『内部被曝の脅威――原爆から劣化ウラン弾まで』、ちくま新書、2005年
福島で内部被曝について講演決定ーー矢ヶ崎克馬『隠された被曝』
矢ヶ崎克馬、『隠された被曝』、新日本出版社、2010年
〈3.11〉原発大震災を考えるためにーー『現代思想』2011年5月号「東日本大震災」
『現代思想』2011年5月号「東日本大震災ーー危機を生きる思想」
昨年、このブログをいったん休止し、ちょっと異なるスタイルで、「早尾貴紀:本のために」として新しく出直すということにしました。 しかし、ある程度やったところで、忙しくなり、あまり更新しなくなっていたところに、〈3.11〉の東日本大震災。 原発爆発を受けて、緊急に仙台を脱出。その後、たいへんいろいろな展開があったために、そっちの「本のために」ブログを、取り急ぎ、
森岡正博、『生命学に何ができるか――脳死・フェミニズム・優生思想』、勁草書房、2001年 立岩真也、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』、青土社、2000年
この8月はこれを読もうーー高榮蘭『「戦後」というイデオロギー』(藤原書店)
高榮蘭『「戦後」というイデオロギーーー歴史/記憶/文化』(藤原書店、2010年)
グローバル・ディアスポラ叢書『ラテンアメリカン・ディアスポラ』明石書店
駒井洋[監修]『ラテンアメリカン・ディアスポラ』、明石書店、2010年
叢書グローバル・ディアスポラ3『中東・北アフリカのディアスポラ』(明石書店)
駒井洋[監修]、宮治美江子[編]、『中東・北アフリカのディアスポラ』、明石書店、2010年
丸川哲史『魯迅と毛沢東ーー中国革命とモダニティ』以文社、2010年
上山安敏『ブーバーとショーレム――ユダヤの思想とその運命』岩波書店
上山安敏『ブーバーとショーレム――ユダヤの思想とその運命』岩波書店、2009年
在日朝鮮人文学の起源をあらためて探る、ヂンダレ研究会『「在日」と50年代文化運動』(人文書院)
ヂンダレ研究会編、『「在日」と50年代文化運動ーー幻の雑誌『ヂンダレ』『カリオン』を読む』(人文書院、2010年)
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