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  • 【イスラエル・ハマス戦闘を考えるとアメリカの弱さと日本のヤバさしか見当たらない説 】

    イスラエルとハマスの戦闘について、いつもの「勝手に考えてあげた」シリーズを書こうと思って試行錯誤したのですが、これがかなり複雑で出来ませんでした。 _ はい、そうなんです。ややこしいというか一言では説明しにくいんですよ。中東情勢という問題は。 _ それでも、私が無理やり簡略化して現状理解しているのは、こんな感じです。 _ 『イスラエル』:ユダヤ教・ユダヤ人(が多い)・アメリカ&欧州(自由と民主主義体制の国と仲が良い) _ 『パレスチナ』:イスラム教・アラブ人(が多い)・イラン他アラブ系諸国(どちらかと言えば専制主義の国と仲が良い) _ 「ハマス」:パレスチナの中にいる893的な組織・最近パレスチナとサウジアラビア&アメリカ&欧州が仲良くなっていくことにムカついていて暴力テロをする連中(まさに893!だけどシャバを仕切っているという側面もある。) _ かなり強引ですが..

  • 「クレイマー、クレイマー(Kramer vs. Kramer)」(1979年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    仕事一筋の夫テッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)は、家事と育児をやっていた妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)が働きたいと言っても取り合わなかった。 _ そんなある日、ジョアンナが突然家を出て行くと言いだし、その日から父テッドと息子ビリーだけの生活が始まるのだが・・・というストーリーです。 _ 当時、アメリカで社会問題化しつつあった離婚問題、親権・養育権の問題などを描いたヒューマン・ドラマです。 _ 夫は仕事で外に、妻は家事と育児で家にという価値観が、変化し出した社会の様子を描いていて興味深かったです。 _ 息子ビリーの養育権が妻側に決まった時に、テッドがビリーに公園で打ち明けるシーン。ビリーのセリフにもらい泣きです。 _ 親が別れるというのは、やっぱり子供が可哀想ですね。 _ 映画のラストは、二人がよりを戻すような終わり方だったのですが、原作の小説ではそうでは..

  • 「14階段ー検証新潟少女9年2ヶ月監禁事件」窪田順生:著

    引きこもり男(佐藤宣行)が、当時9歳だった少女を9年2ヶ月もの間監禁しつづけた「新潟少女監禁事件」(2000年1月発覚)の真相に迫ったルポルタージュ。 _ この著者は、同居していながら2階に少女が監禁されていた事に気づかなかったという母親を丁寧に追い続け、信頼関係を築きインタビューに成功。 _ 拉致監禁犯の家族から、この犯人の性格を探る内容だったのですが、やっぱり気持ちの良いものでは無かったです。 _ 一歩間違えたら誰でも間違いを犯す側になり得る・・・のですが、なんとも言えないモヤモヤした嫌な感じ。 _ 父親との関係がどうとか、母親との関係がどうとか、本人の性格がどうとか、まぁ色々ありますよ。この世の中。 _ どんなに不遇だと思われる人生でも、9歳の少女を拉致して自宅に9年以上も監禁しないですよ。 _ 真相に迫れば迫るほど、本当に理由に近づけば近づくほど、犯人(およ..

  • 「007/ダイ・アナザー・デイ(Die Another Day)」(2002年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    記念すべき「ジェームズ・ボンド」シリーズ第20作目で、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品。 _ 興行的には、前作「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」を超えるヒットだったとのこと。 _ 北朝鮮に潜入することに成功したボンドは、正体が暴かれ14ヶ月も監禁される。 _ 事の真相を突き止めるために、諜報員の資格を剥奪されながらも単身キューバに向かうのだが、キューバの病院で遺伝子治療を受けドイツ人に化けようとしていた北朝鮮の軍人ザオがいて・・・というストーリー。 _ ジェームズ・ボンドが敵に捕まり、14ヶ月に及ぶ監禁と拷問のシーンが冒頭から始まり、かなり007のイメージが変わりました。 _ 氷上のカーチェイスはなかなかの迫力でしたね。 _ 第20作目の記念ということで、過去の007作品のオマージュが盛り沢山仕込まれています。 _ なんか見たこ..

  • 「ゆかいな浮世絵: 滑稽と諷刺の世界」狩野博幸:監修

    日本の近世(明治・江戸)以前の庶民がどんな絵を見て楽しんできたのか? _ 面白おかしい情景を描いた日本の絵をまとめた内容です。 _ どんな時代でも、どんな文化の人でも、ずっこけた姿や、屁をした姿って面白かったんだなぁ。 _ 思わず吹いてしまった作品がたくさんありました。 _ 漫画の源流だと感じる作品も多数。 _ 日本人のユーモラスな感性を楽しめる書です。 https://amzn.to/3qaZdCx

  • 「オブリビオン(Oblivion)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    異星人スカヴからの侵略を食い止めたが、核兵器によって荒廃してしまった地球で、人類のほとんどは土星の衛星タイタンへ移住していた。 _ そんな中、スカヴの残党を始末する為に地球に残り、「テット」という宇宙ステーションからの指示に従い任務を遂行するジャック(トム・クルーズ)とヴィクトリア。 _ ある日、ジャックはパトロールの途中で宇宙船が墜落してくるのを発見。その中からジュリアという女性を救い出すが、目覚めた彼女はジャックの名前を口にする・・・というストーリー。 _ 敵だと思っていたスカヴが実は人類の生き残りだったり、味方だと思っていた「テット」が人類の敵で、自分は再生されたクローン人間だったりと、どんでん返しプラス覚醒系の作品です。 _ シナリオはごちゃごちゃしてなくて初見でも内容は理解できたので、気持ちよく鑑賞できました。 _ けど、もしこれが現実だったら、めちゃくちゃ怖..

  • 北條神社(ほうじょうじんじゃ)in 大阪府大東市

    大阪府大東市の飯盛山(飯盛城跡)の麓に鎮座する北條神社。 _ めちゃくちゃ急角度の坂道を登っていった所にあり、ここは、大阪平野が海だった古代でも水害に遭わなかった場所だったのでしょう。 _ 御祭神は、誉田別命(品陀別命)と菅原道真公です。 _ 八幡宮でも天満宮でもないのが珍しいのですが、明治五年に八幡宮、天満宮の二柱が合祀され、北條神社となったとのことです。 _ ちょうど私が参拝した時は、秋祭りの時で、本殿の中まで入ることができました。 _ 戦さを描いた絵がたくさん奉納されており、ここで武運を祈った侍がいたのかと思うと感慨深いものがあります。

  • 「カールじいさんの空飛ぶ家(Up)」(2009年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    冒険好きの妻エリーとの思い出が詰まった家を守るため立ち退きを拒否し続けていたカールじいさんだったが、工事関係者がポストを壊してしまったことに怒り怪我をさせてしまう。 _ 裁判の結果、立ち退かさざるえなくなったカールじいさんは、亡き妻との約束を果たすため、風船を家につけパラダイスフォールに向けて飛び立つのだが、そこに“お年寄りのお手伝いバッジ”を手に入れようと訪れていた少年ラッセルがいて・・・というストーリー。 _ 頑固なおじいさんと少しおっとりしている少年が大冒険をしながら、互いに成長していくパターンの話です。 _ ファンタジーなので、色々無理ある子供騙し的な設定は良しとしましょう。(ディズニーっぽいってことで問題なし) _ けど、憧れていた冒険家チャールズ・マンツが、めちゃくちゃ悪役って、どうよ? _ 怪鳥ケヴィンのために、そんなに悪だくみをして、最後は飛行船から落下..

  • 【選挙制度がおかしいと気づいているけど、それを変えるには選挙制度に乗らないといけない矛盾 】

    令和5年10月15日に行われた東京都立川市選挙区の都議会議員補欠選挙の投票率が、27.39%だったというニュースがありました。 _ 私のトピックでも、過去に何回か選挙制度のことを書いてきましたが、結局何も変わらず・・・何の決定打も出せず・・・誰にも読まれず・・・誰にも愛されず・・・あぁ、グレてやる! _ けど、投票率が30%を下回るって、これはアカンと思って、再び、勝手に考えてあげることにしたんです。 _ 特に地方議員(市町村議会や県議会)というのは、結構権力を持っていて、我々の生活と密着していますからね。 _ よく選挙の投票率が低いと、メディアなどで「どうすれば良いのか?」と対談とかしているのですが、良く読んでみると、問題点をごちゃ混ぜにしていて、結局解決していないことが多いです。 _ 私が「なぜ、投票に行かないのか?」について、分析した結果は、この3つです。 ・投..

  • 「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(The World Is Not Enough)」(1999年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第19作目にあたる作品。 _ 石油王ロバート・キング卿の大金を回収することに成功するボンドだったが、その紙幣に発火装置が仕掛けられておりキング卿は爆死、MI6の建物は破壊される。 _ テロリスト「レナード」たちの犯行と睨んだMI6は、キング卿の娘であるエレクトラ(ソフィー・マルソー)が次に狙われていると判断し、ボンドを彼女の元へ派遣するが、カジノでのエレクトラの負けっぷりに違和感を覚えたボンドは独自で行動して行くが・・・というストーリー。 _ 007シリーズは、KGBと核ミサイルがよく出て来ますね。今回もそのパターンでした。 _ 今回のボンドガールは、キング卿の娘のエレクトラかと思っていたけど、最後で結構あっさり殺され、途中から出て来た核物理学者のクリスマス・ジョーンズ(デニス・リチャーズ)だったんですね。 _ シナリオがちょっと奇を..

  • 「散歩するアンドロイド」SAORI:著

    東京ゲームショウでアンドロイド役を演じたことで有名になった「アンドロイドのお姉さん」ことYouTuber「SAORI」さんの旅エッセイ。 _ もっと”アンドロイド”っぽく異世界感があるのかと思っていたら、結構、いやかなり真面目な内容で驚きました。 _ 「アンドロイドのお姉さん」というよりは、「等身大で生きるお嬢さん」って感じでした。 _ 旅系のYouTubeを観ている時にオススメに上がってきたのが、SAORIさんのチャンネルと知ったきっかけです。 _ あと、大阪出身でたまに関西弁で喋るのも親近感を持った理由です。(ひらパーのプールにも来てましたし・・・。) _ やっぱり旅は良いものだ。そんな思いにさせてくれるエッセイでした。 https://amzn.to/3rq5kUh

  • 「ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)」(2011年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    「Facebook」を立ち上げ大成功したマーク・ザッカーバーグの半生を描いた作品。 _ こういう新しい事業を立ち上げて成功させるには、そりゃ色んなイザコザが起こるでしょう。 _ 訴訟が沢山、裏切りも沢山、かなりぶっ飛んだ性格じゃないと出来ない。 _ それらを分かった上で、映画作品としては、特に引っ掛かるところはナシ。 _ 特にドラマチックなストーリーでもなかったし・・・ということで、★1つです。 https://amzn.to/3XYwOLy

  • 「世界を支配する人々だけが知っている10の方程式 成功と権力を手にするための数学講座」デイヴィッド・サンプター:著、千葉敏生:訳

    この世の中は、10の数式を操る「秘密結社TEN」によって支配されている? _ 陰謀論ちっくな切り口で、この世の中の仕組みを解説していますが、内容は結構真面目。 _ 様々な事象を数学的アプローチで分析していて、面白かったです。 _ 決して、この数式を知っていれば、他人を出し抜いて、自分だけが成功するといった内容ではありません。 _ もし、そんなことをすれば「秘密結社TEN」が、あなたの行動を数式で分析し、アルゴリズムを変更することでしょう。 https://amzn.to/3kRXBL1

  • 「007/トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)」(1997年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第18作で、アメリカでは前作『ゴールデンアイ』の収益を上回ったヒット作。 _ 南シナ海の公海上を航行していたイギリス海軍の艦船と中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機が、謎のステルス艦によって攻撃を受ける。 _ イギリス海軍がGPS電波のハッキングを受け位置情報が狂っていたから発生した事件だが、それを取り仕切ったのが、巨大メディア王のカーヴァーで、世界大戦が勃発すれば自身のメディアの特ダネを狙った犯行だった。 _ イギリスの諜報員としてボンドが、中国の国外安保隊員としてウェイ・リン(ミシェル・ヨー)が互いに真相を突き止めるべくカーヴァーに接触するのだが・・・というストーリー。 _ ピアース・ブロスナンがボンドを演じて二作品目になる本作ですが、これまでの007シリーズとだいぶテイストが変わって来ました。 _ ボンドの元恋人が出てくるのですが、そ..

  • 【埼玉県の虐待禁止条例改正案から見えてきた「頭で考え心で判断する」政治家がいないことへの嘆き】

    埼玉県で「おかしな」条例の改正が成立しそうになりましたね。 _ 虐待禁止条例の一部を改正案が、自民党の埼玉県議団が県議会の提出し、本会議で採決寸前まで行きました。 _ この条例改正案では、罰則規定はないものの、保護者などに対して子どもを自宅や車に残したまま外出したり、放置したりすることを禁止、そういう子供を見つけたら通報しないといけないとしていました。 _ この条例改正案に対して、ネット上のみならず地上波でも反対の声が上がり、大炎上。「そんなんで生活できるか!」ってことです。 _ 住民のクレームが殺到したようで、10日になって埼玉県議会の自民党議員団はこの改正案を撤回することを発表しました。 _ 子供達への虐待。これを減らしたい。これは当然です。 _ なのに、なぜ子供を自宅に残したまま、保護者がその場合を離れることが「虐待」と捉えているのか? _ そもそも問題の..

  • 「シン・ゴジラ(Shin Godzilla)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    東京湾に巨大不明生物が現れ、街を破壊していくが、日本政府が対処法を決めかねているうちに、形態を進化させた巨大生物(ゴジラ)が再度上陸していくのだが・・・というストーリー。 _ 久しぶりに鑑賞しましたが、なぜか怪獣映画というより、政治ドラマ映画にしか見えなかった。(笑) _ 前回鑑賞した時も、役者のキャラが出てないなぁと思っていたのですが、これは庵野監督の演出なんですね。 _ 役者の味が出ないようにコマの切り方が短い、台詞一言で次のカメラに映るという演出。 _ まぁ、ゴジラはカッコよかったですが、日本政府と政治家のダメダメ感しか印象に残らなかったなぁ。 _ 今の日本の閉塞感は、ゴジラのような破壊神に一部ぶっ潰してもらわないと何ともならないという皮肉は伝わりました。 _ また何年後かに鑑賞したら、別の見方が出来るのでしょうか?少し期待しておきます。 https://a..

  • 「橋下徹の研究」百田尚樹:著

    元政治家でコメンテーターである橋下徹氏の言動から、彼の背景にある思想(?)を百田尚樹先生が分析した内容。 _ さすがは百田先生!面白いのですが、分析するに値する人物ですか?この人・・・。(笑) _ 一度政治屋をやったことのあるだけのただの目立ちたいだけの逆張りおっさんじゃない?この橋下徹って人は? _ 中国政府からの何かの見返りがあるのか?単に目先のお金に乗っかっただけのおバカさんなのか? _ どちらにせよ、深い思想はお持ちではない人ですね。 _ 橋下徹氏に漂う怪しさについては理解できましたが、彼が研究するほどの人物ではないということも分かりました。 https://amzn.to/3OEj3hB

  • 「ウォーターワールド(Waterworld)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    地球温暖化によって陸地が水没した未来の地球、海上で生活している人間はわずかな資源を奪い合う弱肉強食の世界で生きていた。 _ 「ドライランド」と呼ばれる陸地の場所が記されているとされる少女エノーラの刺青を巡って海賊集団「スモーカーズ」が、海上の村を襲撃し始めるのだが・・・というストーリー。 _ 世紀末(ディストピア)感溢れる「北斗の拳」や「マッドマックス」の海上版って感じでした。 _ けどSFの設定が微妙に甘いんですよね。 _ 水没した近未来の地球ってことなのに、旧世代のテクノロジー(飛行機や水上バイクなど)が一部残ってますし、SFとして整合性が取れていない印象を受けました。 _ ケビンコスナー演じるエラを持った人類が存在する意義も説明されていませんし・・・。 _ 既視感があるなぁと思ったら、そういえば「ユニバーサル・スタジオ」のアトラクションには採用されているんです..

  • 【愛の反対の無関心の反対は勝手に考えてあげること?勝手に考えてあげることに愛はあるのか? 】

    「愛」の反対は?と聞かれたら何と答えますか? _ 嫌うこと?憎むこと?虐待? そんなことよりも辛いこと。 _ 「愛の反対は憎しみではない 無関心だ」 _ この言葉を聞いたことがあるかも知れません。 _ マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)の言葉として紹介していることが度々あるのですが、よくよく調べて見たら、ホロコースト生還者であるエリ・ヴィーゼル(Elie Wiesel)という方の言葉だそうです。 _ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ The opposite of love is not hate, it's indifference. - Elie Wiesel(エリ・ヴィーゼル) 愛の反対は憎しみではない 無関心だ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _ 愛の対極にある行為は、困っている者に関わりを持たずに傍観者であること、無関心で..

  • 「リオの男(L'Homme de Rio)」(1964年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    見習航空兵をしているアドリアン(ジャン=ポール・ベルモンド)が、1週間の休暇でフィアンセのアニェスのいるパリを訪ねるのだが、彼女の父親が所有していた古代文明の像を狙っている何者かにアニェスは誘拐される。 _ その彼女を必死で追いかけるアドリアンは、勢いでブラジルのリオまできてしまい、古代文明の像に隠された秘密を追いかけるアニェスの父の友人たちの思惑が事態を悪化させ・・・というストーリー。 _ ドタバタのアクションとコメディが入り混じった作品でした。 _ テンポも良く、アドリアン(ジャン=ポール・ベルモンド)のアクションもいい感じ。 _ ちなみに日本語の声優は初代ルパン三世の山田康雄さんで、ジャン=ポール・ベルモンドの印象にぴったり。 _ 1960年代前半のブラジルの様子も見れて、楽しい作品でした。 _ シナリオ的には、投げっぱなしで伏線回収されていないことも多く(最..

  • 「「日米関係」とは何だったのか―占領期から冷戦終結後まで」マイケル・シャラー:著、市川洋一:訳

    戦後から冷戦終了(1945年から90年代)までの日本とアメリカの政治・経済の歩みについて解説した書。 _ 日本はアメリカの属国には違いないのですが、それでも戦後すぐの日本の政治家は頑張ってますよね。 _ 軍隊を持たせてもらえない状況でどう生き残るのか? _ ギリギリの所の政治判断の裏側が色々描かれていて、興味深かったです。 _ むしろその後も属国根性が染み付いてしまった最近の政治家の方がダメなっているような感じがしますね。 https://amzn.to/3qAK3H5

  • 「007/ゴールデンアイ(GoldenEye)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第17作で、ピアース・ブロスナンが初めてボンド役(5代目)を演じた作品。 _ NATOの最新鋭戦闘ヘリコプター・タイガーを盗んだロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバー。 _ ロシアにある秘密宇宙基地に乗り込み高出力EMPを照射する秘密衛星兵器「ゴールデンアイ」を起動させ基地を爆破する。 _ ジェームズ・ボンドは、ヤヌスの手掛かりを求めサンクトペテルブルクへ向かうが、ヤヌスのトップは9年前にスパイ活動で殉職したはずだった仲間006ことアレックだった・・・というストーリーです。 _ 本作からボンド役も心機一転した上、作品の流れもかなりガチのスパイものになっております。 _ なので、誰が味方で誰が二重スパイなのか、神経を研ぎ澄まして見ないと話が繋がりにくい感じがしました。 _ ハンサムなピアース・ブロスナンが戦車で街中を破壊しながら走りま..

  • 「今年の漢字(2023年)」を予想をしてみた

    そろそろ「今年の漢字」を予想しないといけないですね。 _ ここ3年の予想はほぼ当たりました。(昨年は、ニアピン賞でしたが・・・。) _ 実は、今年の漢字の予想はかなり苦戦しております。 _ あんまり明確なイメージが無いんですよね。 _ それでも現時点で予想するとしたら、この二文字ですかね。 _ それは、「性」と「闇」です。 _ 「性」の方は、最近話題のジャニーズ問題と、LGBT法が可決された問題ですね。 _ けど、ちょっとタブー的な要素が強いから、選ばれないかなぁ。 _ もう一つの「闇」は、闇バイトの問題と、社会の様々な闇が露呈されたから。(ジャニーズ問題も闇と言えば闇ですけど) _ それでも、少し弱い感じがします。社会の闇って、今年だけでなくいつでもありますので。 _ ということで、とりあえず暫定的に「闇」という字を「今年の漢字」の予想として選んで..

  • 「君たちはまだ長いトンネルの中」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    元財務省の父の影響をうけた女子高生の高橋アサミは、「まとも」な政治・経済の観念を持ち、財務省やマスコミの影響を受け「間違った」知識を持つ大人たちを論破する。 _ そんな彼女とクラスメイトの安倍と中谷たちが衰退する商店街を盛り上げようと、地元の新聞記者やタレント議員の武藤を巻き込んでいくこととなり・・・というストーリーです。 _ 主人公のアサミが「まとも」過ぎて、その理論の背景を知らない(つまりマスコミの情報でパッパラパーになっている庶民だ)と「何言っているの?」ということになるでしょうね。 _ 正しいけれど、多数には理解されない系の作品ということです。 _ エンターテイメント作品としては難しいですよね。 _ それでも頑張って仕上げている制作側の頑張りが伝わってきました。 _ この作品を観て、違和感が残るだけまだ少しは「まとも」ということです。 https://am..

  • 「知事の履歴書―横山ノック一代記」横山ノック:著

    人気芸人から参議院議員、その後大阪府知事までなった横山ノック師匠の波乱万丈の半生記を描いた自叙伝(?)。 _ 自叙伝となっていますが、実は作家の百田尚樹先生がゴーストライターとして書いたと「暴露」があったので読んでみました。 _ さすがは百田先生の文章で、スッキリ読みやすく、イメージが明確に湧いてきました。 _ ノック師匠の幼少期から大阪府知事になるまでの彼の絶頂期が描かれていて、昭和史としても楽しめました。 _ 私が物心ついた頃には、彼はすでに議員になっていたので、漫画トリオ時代は知らないのですが、結構苦労したようです。 _ 本当に絶頂期までが描かれています。この後、強制わいせつ事件を起こして転落してしまいますから。 _ 人生というのは一寸先は闇というか、自分の中に闇があることを常に心しておかないといけないということですね。 https://amzn.to/3P..

  • 「銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー」(1998年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    前作の劇場版「さよなら銀河鉄道999」から17年経過し、新シリーズ「エターナル」編をアニメ化した作品。 _ 一応、内容的には続編になっていますが、この「エターナル」編は最後まで完結されずに、この作品(第一弾)だけで打ち切り(?)。 _ 新シリーズの第一話として見れば見れなくもないですが、劇場で公開するには中途半端すぎる内容でした。 _ 鉄郎が機械化人間から救った地球は、結局新たな支配者によって人々は堕落した生活を送っていて、その「支配者」を退治する為に鉄郎たちは新しい旅に出る・・・みたいな導入でした。 _ やっぱり一度綺麗に完結した作品を、大人の事情かどうかは分からないですが、続けていくというのは無理があるのでしょう。 _ 続きが描かれずに、正解だったのかも知れません。 https://amzn.to/3IXyOyl

  • 【腐った公務員を作らない仕組みを勝手に考えてあげました】

    人間は群れて組織や団体を作ると、段々と腐ってくるのはどうしてなのだろうか? _ 例えば、会社でも団体でも、最初は崇高な目標があって出来た組織なのに、活動が進むとどうしても不祥事みたいな「人間的な」問題が発生してくる。 _ まだ民間の組織であれば、そこに市場原理が働いて淘汰されます。 _ 業績が悪かったらリストラや倒産されたりして、組織の新陳代謝が行われます。 _ しかし、公務員のような(国家が管理しているような)巨大な組織機構の場合、なかなか新陳代謝が行われない。 _ 公務員のサービスが悪かったり、行政などの改善が遅々として進まないのは、彼らがサービスを受ける人(市民)の方に目が向いているのではなくて、人事権を持っている人(上司)の方にのみ目が向いているからでしょう。 _ 人間は一人では生きていくことが出来ない。つまり組織を組んで生活せざる得ないのに、その組織が段々..

  • 「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)」(2003年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第1作目。(実は初めて鑑賞しました。) _ 「アステカの金貨」の呪いにかけられ不死身の体(亡霊)になった海賊(バルボッサ一味)たちが、その呪いを解くために盗まれた金貨を取り戻そうと町を襲撃する。 _ 幼い頃にその金貨を持っていた鍛冶屋のウィル・ターナーと、その事実を隠していた総督の娘エリザベス、ならず者の海賊キャプテン・ジャック・スパロウが三つ巴になって、バルボッサ一味と対決するが・・・という話です。 _ 海賊たちが金貨を巡って、チャンバラしながら大暴れする・・・子供たちが喜びそうな作品ですね。 _ 美人のエリザベスと、鍛冶屋のウィル・ターナーが恋をして、ターナーが海賊の息子だったことを知り、海賊の血に目覚め・・・子供たちが喜びそうな展開です。 _ それ以上は、特に・・・まぁ、テーマ音楽がワクワクして良かった。 _ とい..

  • フォルトゥナの瞳」百田尚樹:著

    自動車塗装工の木山慎一郎は黙々と仕事だけをする日常を送っていたが、ある日突然、他人の死が視える力(フォルトゥナの瞳)を持っていることに気づく。 _ やがて他人の運命を変えることで自分の寿命も短くなることが分かるのだが、果たして自分の幸せを選ぶのか、多くの人を救うことを選ぶのか・・・という物語です。 _ 他人の死が見えて、その運命を変えることが出来るとしたら、自分ならどうするのか? _ そこから「幸せな人生」とは一体何なのか?というテーマを掘り下げて考えさせられる内容でした。 _ しかし、やっと恋人を得て自分の幸せが得られそうになった時、その恋人も「そうだった」とは・・・慎一郎が電車を止めたのは精神異常者ではないということを証明する為だったとはいえ、う~ん、もう一度結末を読み直したけど、ちょっと無理がありはしませんか? https://amzn.to/3pu7cdb

  • 「007/消されたライセンス(Licence to Kill)」(1989年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    「ジェームズ・ボンド」シリーズ第16作で、ティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品。 _ 麻薬王サンチェスを一度は捕らえたボンドとCIAのライターだったが、サンチェスは捜査官を買収し逃亡、その上ライターを虐待、彼の嫁を殺害する。 _ 復讐を誓ったボンドは、任務を逸脱しサンチェスを追う。 _ MI6にやめるように諭されたが、そのまま辞意を表明し逃亡。 _ サンチェスの組織に侵入し内部から撹乱するボンド。果たして、サンチェスとの決着はいかに・・・というストーリー。 _ 復讐心に燃え、スパイ組織から離れ、単独行動を取るボンド。全然スマートではありません。 _ そして色んな所で詰めが甘く、かなり危険な状態になるし、殺害シーンがかなり酷いですし・・・。 _ 何か007シリーズではない別の作品を観ているかのようでした。 _ ただ最後のタンクローリーを絡..

  • 【今年のハロウィーンは渋谷に来ないで!ってここは中国か?と思って勝手に考えてあげました】

    なんか、中国の国会にあたる全人代という会議で、中華民族の精神を損なう服装を着用した場合、違法とみなすとする法改正の審議を現在進めているそうです。 _ もうすでに、日本の浴衣やアニメなどのコスプレ衣装を公共の場所で着た場合も、警察(公安)が止めに入ったりしてトラブルが発生しているとのこと。 _ 服まで規制するんかい?と、少し気の毒に思えてきます。 _ と同時に、そこまで自由を制限しないと国の統制が取れなくなっているというのは、ある意味、末期的な症状なのかもと勘ぐりたくもなりますね。 _ お隣の中国は独裁国家で服装の自由までも制限されて可愛そう、とか思っていたら、日本の首都、東京からこんなニュースが・・・。 _ 東京都の渋谷区の長谷部区長が「今年のハロウィーンは渋谷駅の近くに来ることをやめてください」と呼びかけたとのこと。 _ まぁ、分かりますよ。 _ ハロウィーン..

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