2022年5月
『メタ思考トレーニング』を読んだよ。応用範囲広し。細谷功氏の著作は2冊め。前回の『「無理」の構造』は世の中の理不尽を考えるものだったけど、視点としては「バカの壁」。だから、バカの壁を超えるには、発想の転換や視点を変える必要がある。その視点の変え方で有用なのが、「メタ思考」。本書はそのメタ思考について、その獲得の仕方を解説する。とは言っても、「バカの壁」を超えるのは土台無理なんだと思うけど。まずは、そのメタ思考について。要は、様々な物事を「一つ上の視点から」考えてみることが重要だ、というのが本書で伝えたいメッセージです。とあっさり解説。俯瞰的に物事を見渡すとかと同じこと。これはよく言われることな…
『わたし、定時で帰ります。』を読んだよ。タスクと品質の管理。これも、AmazonのPrime Readingから選書。気になっていた本が出ているのを見つけると得した気分になるよね。いや、それこそがAmazonの戦術なのかもしれないけど、今後も利用しない手はないよね。で、本書はいわゆる「お仕事小説」の部類。主人公は30代なかばの女子。会社はWeb制作会社っぽい。だから、ちょっとIT系が入っているので、基本的にはキツイ仕事のイメージ。 でも、この女子は定時退社を貫く。それは、定時で帰らないとハッピーアワーに間に合わなから。それはそれで正当な理由だよね。でも、周りがそれに付いていかない。休まないのが…
『神様のカルテ』を読んだよ。細君がいい。これも長らくの積ん読本。多分、シリーズの初巻だからセールをしていたのだと思う。映画も公開されていたので、それで知っていたということもあったし。物語の舞台は信州松本。そして、24時間365日体制を謳っている一般の病院。そこに勤務する医師、看護師の勤務は過酷だ。いや、そういうリアルな話ではなく、そのような環境下における人間ドラマがこの物語の本質。 主人公はその病院に勤務する医師。そして、その妻。当然ながら、その病院の同僚の多数を巻き込みながら、物語は進む。夫婦の住む下宿?の住人も事件を起こす。さらには、患者と医師のドラマ。なんとなく森見登美彦に近い感じもしな…
2022年5月
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