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  • 土着十二年

    自らの流してきた汗、泥に塗れて鍛えてきた土俵、 そして自分を育ててくれた、大きくしてくれた土俵、 大相撲に感謝する気持ちがそうさせた、...

  • 綱の意地

    わたしが見たかったのはこれだったのだと思います。 両雄は並び立たず風向きこそは一瞬で変わる、盛者必衰は世の理。 横綱の意地...

  • 秋を分かつ

    妙義龍 KO 大丈夫かしら? 這いまわってたぜ しばらーく なっ さてさて、佳境です、宴たけなわ、二点ぶっこかせて頂きます。...

  • 其々の秋

    何度も書こう書こうとしたのです、書けないのです、苦しい胸の内察してくださいませ。 秋場所、それぞれの力士の目にはどんな景色が見えているの...

  • 秋場所 初日

    それぞれの秋 結実の季節 意地と意地のぶつかり合う男の土俵。 横綱のそれ、その座を狙う者。そして とことん豊ノ島 男の意地。 ...

  • 秋場所

    ご無沙汰です、残暑お見舞い申し上げます。 季節は巡り秋、西前頭三枚目 豊ノ島大樹。 どんな相撲を見せてくれますか、 ...

  • 名古屋 西小結

    巻き返しの名古屋、一点の負け越しを受けて臨む大事な場所。 ここでも一勝の重みと一場所一場所の繋いでゆく、紡いでゆく気持ちを痛いほど...

  • 十一勝四敗

    今場所の流れ、 私は九日目、五勝四敗の時点で残り六日、 描いた画のありました。いや、何時の場所でも、 本気で祈り真剣に描...

  • 首投げ一閃

    五勝四敗 気持ちのこもった豊ノ島らしい相撲、大きく減量した動きの中から勝機を掴んだ、 いや、何よりも負けられない気持ちが土俵際の...

  • 泥のついた斧

    おまえが落とした斧は この金の斧かい、 それともこの銀の斧かい、 それともこの泥塗れの斧かい ほしいのは勝ち越しの八番かい、 ...

  • 十五分の一

    夏場所初日、対 大関 把瑠都。 豊ノ島、十五分一ではある、しかしながら 勝つことでしか扉は開かない、勝負の世界。 十五分の一乍、閉じ...

  • 初日 把瑠都

    さあ割の出ました、大事な大事な入りの相撲。 対大関把瑠都、どんな相撲を見せてくれますか、楽しみです。 この相撲...

  • 東関脇 豊ノ島

    この位置の意味するもの、 春場所を無事取り終えた時にわかってはいました。 再びの挑戦の五月は夏場所、 奥歯を噛み締め 眦...

  • 鶴竜の心の在りかた

    これからも稽古に精進し、お客様に喜んでもらえるような相撲がとれるよう、努力します。 晴れの席での口上にこの若者の心が、全てが表れて...

  • 十年の結実

    豊ノ島なりの美しい花はもう十分咲いたのではないかしら、 大関という大きな目標こそあれ、それに向かい頑張る姿よ、 ...

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