詠えない夢

悩みや想いは沢山あるのに取り出そうとすると指の隙間からさらさらと零れ落ちてゆく

キミに感謝

今年もまたキミと年を越せたずっと一緒に年月を重ねて生きていければいいねキミと出会えたことに感謝キミを産んでくれたお母さんに感謝キミのおかげで僕は幸せってこういうものなのかなってやっと理解できそうな気がしている来年も再来年も変わらず

悪意というもの

人の悪意というものが見えるとたとえ優しい気持ちになっていたとしても悲しい気持ちが広がって心を覆い隠してしまう近づくものすべてに対して棘を持っている人もいて不用意に触れてしまうと傷がついてしまう悪意を持っている人に対してそれをすべて

どうかあなたも・・・

すごく時間をかけてどこか期待しながら変わるかもしれないと続けていたけどから回りして取り残されていく感覚行動を起こす人々は僅かで僕が私がすることじゃないと傍観している人々終わりが近づいてきて最後まで努力する人諦める人信じない

キミといられるだけで

過去の想いや現在の想い 届かなかった想い すれ違った想い 離れてしまった想い 溢れ出した想い 切ない想い 悲しい想い この想いのことば達はいったいどこへ向かうのだろう

前進

前に進むために過ちを繰り返さないために振り返る必要があるものもある見たくない思い出をじっと見つめてもう繰り返さないと誓うなら未来は不安ばかりだけど描いた夢も叶うかもしれない前に進むために過ちを繰り返さないために忘れる必要があるも

津波

何もできないとふるふる泣いたら焦らないようにと言われた焦らないようにと言われても生活はどんどん押し寄せてくる追いかけられる毎日に焦って動き出そうとすると転んでしまう後ろを振り向いたら津波のように大きくなった色々なことが私を押しつぶそ

石ころでも

溢れていた感情は枯渇し何も心を震わすこともなく私は石に変わり果てた誰かに蹴り飛ばされてどこか知らないところへ飛ばされて昨日までの思いは置いてけぼりやあ 皆さんはじめましてそんな風にまたはじめることができるだろうか

雨のち晴れ

心がガサガサしていてあなたの想いが見えないすれ違ってしまった心パリンと割れた夏の変わりやすい天気キミのようだと言われた振り回したいわけじゃない冷たい心どしゃぶりの雨が視界を消している間に今の気持ちを伝える雨上がりに昨日よりも

夏の終わり

窓に当たる雨粒ゴロゴロと轟く雷足元に丸くなる猫することは沢山あるのにふと思い出すのはあの日のきみ捨てることができなくて何度も泣くなら新しい思い出で塗りつぶすだけ

トンボ

ひんやりとした部屋から出て人ごみの蒸し暑さにうんざり同じ方向に歩く人達のスピードについていけずに取り残される蝉の叫びが耳につくのもあと僅か背中と首筋を流れる汗も風に乗るトンボの行く先を夢見て何もかもから逃げ出してみようか

涙3粒

トゲトゲの言葉受け止めてしまって心が痛い返すことだってできたけどちょっと悲しくなりながら少し大人になったふりでなかったことにする隠れて泣いて涙3粒

幸せの先

忍び足の野良猫草を揺らす風波の音はいつも踏み切りの先の海松林の中を抜ける車の音風の音犬の散歩の人々S字の道緑の丘私達の白い車誰も来ないこの小さなお城手を繋いでくれる頭を撫でてくれるいつも触れていてくれる大きな彼の手

独りよがり

迷惑をかけているのは分かっているどうすれば誰にも迷惑をかけずに消えることができるか考えてる私の弱さが重荷になっているどうすればあなたに迷惑をかけずにいられるのかを考える私の弱さはあなたを失いたくないことであなたの裏切りは見ないふりで

嘘も本当も

嘘も本当も全部心に帰ってくる大きな時間のうねりで曲がったり折れたり振り回されて時間と共に細く長く千切れそうになりながら過去から伸びている心真っ黒な紐のような心をたぐりよせて私は自分を傷つけないような言葉を探さないといけないど