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  • 第二十一話 動と静 第13回

    「サンタマリアの平穏の回復、延いては、多面性国家の支配によるアル・フォーラ全土の復興が、必ずや現実のもになると信じております」 フェンブレンは、ひとまず安堵し…

  • 第二十一話 動と静 第12回

    さて、パトリック・パウエルはほとんど口を開かない男である。魔術の詠唱の時でさえそうだ、などと言われているが、それは過大表現でそこまで器用ではない。 この時も…

  • 第二十一話 動と静 第11回

    「バルハムートが失墜し、リゾートの反抗勢力が急速に増大している今、我々サンタマリア軍は、ケンタニア軍フラメンカーンとの同盟を取り計らい、これに対処した。諸兄ら…

  • 第二十一話 動と静 第10回

    メラク、ダグラスに続き、ミュウラーが入室し席につく。次にキャプショーが姿を見せたのだが、席にはつかず扉のそばの壁に背をもたれて立っている。 そして最後に、パ…

  • 第二十一話 動と静 第9回

    ジョアンと入れ替えに、再びダグラスが現れた。呼びだした覚えなどないのだが。そしてダグラスは、またも抜け抜けと諌言した。「少々、早計ではなかったですかね。フラ…

  • 第二十一話 動と静 第8回

    それはそうと、フェンブレンにとって、この会談はかなりの影響力を持っていた。 おりしも、ダグラスとの談議がなされていた矢先のことである。さほど重要性を見いだせ…

  • 第二十一話 動と静 第7回

    それはノックの音によってなされた。ゲルハルト・メラクが客人の来訪を告げたためであった。「ジョアンと申す者が、ケンタニアより参っております」 客人は、ダグラス…

  • 第二十一話 動と静 第6回

    その他という欄もあった。そこにはルーダ・クライム、キスメルの名があった。双方とも階級は示されていない。 この二人は、現在は遊軍という類に属せられ、仕えるべき…

  • 第二十一話 動と静 第5回

    さて、ここサンタマリアを覗いてみよう。大神官アル=ミローズが名目上の最高権力者ではあるが、実権はないに等しい。そして、軍部は暗黙的に二つに分かれている。フェ…

  • 第二十一話 動と静 第4回

    今では無用となってしまったのは、リゾート地区の部分である。軍部代表指令バルハムート。軍部特別代表として、大陸より招かれたといわれるオリバー・ゲルポール少佐、…

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THE LONGEST WAR
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